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「雪山で寝るな」は知ってるけど…まさかの軽い登山でも遭難多発。遭難時にどう生き残る?

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■山が呼んでいる


かれんな高山植物の花が咲き乱れる夏山の登山や、尾根を自分の足で歩く爽快感は、一度体験すると忘れられない。非日常感を味わえ、生きていることを改めて実感できるなど、登山はとても魅力的だ。

しかし、登山を楽しい体験にするためには、やはり知識や準備が大切だ。山の危険については、きちんと調べて知っておこう。

■遭難は雪山だけか?


遭難というと、「雪山で寝ると死ぬ」「天気の激変でふぶいて歩けなくなる」など、冬山のイメージがある。しかし、遭難は冬山だけではなく、気候のいい春や夏、そして秋にも起こる。

雷や大雨など天気の急変、道に迷ったり、高山病などでの体調不良や急斜面での滑落などで動けなくなると命に関わることもあり、遭難は季節を問わない。

山岳遭難で件数が多いのは、実は「道迷い」だ。道迷いは初心者向けの山でも起こるため、遭難は誰にでも起こり得ると思って備えたほうがいいだろう。

■山に行く前に遭難?!


山での遭難事故の原因は、計画不足、体力不足、そして経験不足だ。

「残念ながら遭難者の中には、登る前から遭難していると思われる方も多い」と話すのは、長野県山岳遭難防止対策協会会長の阿部守一氏だ。長野県の遭難者の8割以上は山岳会に属さない未組織登山者で、軽装備で山について学ぼうとしないまま登山して遭難するのだという。

そんな事例を減らそうと、長野県では登山の心構えを「山登り10訓」の標語にして全国に発信している。「山登り10訓」によると、登山計画書を出すことは、いざというときに素早い捜索の手掛かりになり、ヘルメットをかぶることは、致命的な頭部のけがを防ぐのに欠かせない。

山を知り、己を知り、油断をしない…山登りは観光ではなくスポーツなのだ。

■天気を読み、地図を読む


登山家の朝は早い。山では、朝は天気が安定し、午後は天候が崩れることが多い。このため、朝早く行動するだけでも何割かの危険を回避できる。そして天気予報から天気を読み、危険を予測することも必要だ。

夕方から雨になる予報だというのに、午後から子ども連れで登り始める家族連れもいるという。雨が降り始める時間は早まることもあり、山の雨は雷を伴うことが多い。「山は怖かった」という思い出にならないよう気をつけてあげたい。

コンパスを使い、正確に地図を読むのも重要だ。「勘」に頼るのはもってのほか。歩いている道が正しい道かを、常に確認しながら進もう。最近は人工衛星を使う携帯のGPSも販売されており、大変便利になった。

■生き延びるノウハウ


もし、道に迷ったら、とにかく元の場所に引き返す。それも難しい場合はその場でビバーク(木の下や岩陰で野営)して体力を温存しつつ助けを呼ぶことを考えよう。

「寝るな!死ぬぞ」というフレーズが印象的すぎて、雪山でも寝ずに頑張って起きていれば凍死しないと勘違いしがちだが、実は、起きていても低体温になると凍死する。気温15度程度でも「低温死」するため、体温維持は最重要項目だ。

体温維持には、冷たい風にさらされたり、体がぬれたりするのを防ぐのが鉄則だ。風や雨、雪を避けられる場所を探して避難したい。また、水分をこまめに補給し、食料を取る事で体力の低下を防ぎ、体温維持を心掛けたい。

登山に行かなければいいと言う人もいるかもしれないが、自然を体感できる登山は、やはり魅力的なスポーツだ。山と自分の体力を十分に把握してから、大地の魅力を味わいに出掛けよう。





タグ: ニュース

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