2013年05月10日
週に2回以上ピーマンを食べている人はパーキンソン病になるリスクが30%低いと判明
ピーマンやパプリカ、ししとうなどナス科の野菜を食べると、パーキンソン病になるリスクを下げられることがわかった。
米ワシントン大学のSusan Searles氏が率いた調査によると、上記に挙げたような野菜やトマト、じゃがいも、ナスなど、“食用のニコチン”を含む食物を摂取すると、パーキンソン病を予防できることが明らかになったそう。同調査では、パーキンソン病と診断された490人の患者と、健康な644人の食生活を分析。
その結果、ピーマンなどナス科の野菜を少なくとも週に2回食べていた人がパーキンソン病を発症する確率は、そうでない人よりも30%低いことがわかったという。
ニコチンといえばタバコに含まれる化学物質で、体に悪いモノの代名詞でもある。そんなニコチンがパーキンソン病の予防になるとはにわかに信じがたいが、過去の調査でも、喫煙者や受動喫煙者のパーキンソン病発症率が低いことはわかっていたとか。
ただし専門家らは、ナス科の野菜やタバコに含まれるほかの成分が効果をもたらしている可能性もあるので、だからといって喫煙を始めるのはあまりにも危険だと忠告している。
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