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「個人の太陽」を手に入れて体内時計調整? 最新テクノロジー

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人は光の影響を強く受けながら暮らしている。眠くなったり目が覚めたりする体内時計も、光の影響を受けている。しかし現代は真夜中でも明るい街やコンピューターの光が、体内時計を乱れさせ、不眠に悩む人が増えてしまった。

もしも、自分のサーカディアンリズム(体内時計)を調節してくれる自分用の「太陽」があったなら、どんなにか便利だろう。そんな思いを、実現させてしまった照明がある。イギリスの大学院生が考案した学習する個人向けLED照明システム「LYS」だ。

□いつもそばにある、小さな太陽のようなLEDライト
「個人の太陽」のようなLEDシステム「LYS」は、携帯できる個人用の照明機器だ。見た目は、頭の30センチほど上にボールのような丸いLEDライトが、まるで浮いているように細い金具で固定されている。額やこめかみには、脳波を図る小さなセンサーを付ける。

離れたところからパッと見ると、まるで頭の上に小さな太陽を従えているようにも見える。この照明は個人用なので、使用者が歩いたり移動したりすればLEDライトもそのまま付いて来る。いつも離れずにそばにあり、照らしてくれるようになっている。

□「LYS」は使用者と環境をセンサーで測定
「LYS」のLED照明球は、使用者と環境の状態を測定するセンサーとつながっている。

センサーと照明は、光を個人に合わせて調整するシステムにもつながっており、使用者に最適な光を常に自動的に学習し判断する、睡眠を改善するためのシステムを備えている(※1)。

□最適の光で、体内時計を整える
本来ならば、人間には地球の自転の24時間周期にほぼ合わせ、朝起床して、昼活動し、夜に眠るというサーカディアンリズムが備わっている。夜暗くなり眠る時間になると眠くなるというのが、自然な生活だ。

このサーカディアンリズムは、光の影響を強く受ける。毎朝、起きてすぐに光を浴びると体が目覚めて夜も早く眠れる。逆に夜遅くまで照明やコンピューターなどの強い光を浴びると、寝つきが悪くなる。

ところが現代は、遅い時間までコンピューターを使いながら仕事をし、昼間も窓のない部屋で過ごす。夜勤やシフト勤務なども珍しくない。そのため、サーカディアンリズムが乱れて不眠などに悩まされる人が増えているのだ。

この「LYS」はそんな現代人の悩みを、光を持ち運び、個人に照明を合わせることで解決しようとする画期的な照明システムなのだ。

□KI賞受賞の実験的プロジェクト
「LYS」を考案したのは、英ロイヤル美術工芸大学インペリアル・カレッジ・ロンドンの革新設計工学部大学院の学生である、クリスティーナ・ペーターゼンだ。クリスティーナは、「LYS」によって、2016年6月にロンドンで若手の家具製作者に与えられるKI賞を受賞した。

KI賞のKIとは、世界最大の独立家具を製造しているグループの1つであるクルーガー・インターナショナル社のことだ。世界的家具メーカーは、「LYS」に照明家具としての発展性を認めたのだろう。

将来的には、個人向けの「LYS」をオフィスや家庭などの照明へ応用できる可能性もあるようだ。オフィスや家庭の固定照明に、個人の光センサーを同期することや、移動式の拡張式照明などが考えられる。

センサーやシステム、照明が一つになることで、新しい世界が開けていきそうだ。数年後や数十年後の照明や不眠治療は、全く新しいものになっているのかもしれない。




タグ: 健康

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