2013年05月25日
カラコンユーザー3割は眼科受診せず 目のトラブル増加を受けて緊急調査
今やオシャレにはかかせないアイテムとなったカラーコンタクトレンズ。
カラコンユーザーの増加にともない、カラコンによる目のトラブルも急増しているという。
こうした背景をうけて、目の健康を考えた使い捨てコンタクトレンズを提供しているジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーでは緊急調査を実施。
カラコンユーザーの安全性への意識の低さが浮き彫りとなる結果となった。
対象はサークルレンズをふくむカラーコンタクトレンズを使用している全国の12〜39歳の女性500名。
調査の結果、カラーコンタクトレンズを購入する際、眼科を受診しない人の割合は全体の3割以上であることがわかった。特に中高生では6割近くを占め、若年層を中心に眼科の処方なしにカラーコンタクトレンズを購入することが一般化しつつある実態が明らかとなった。
2人に1人はインターネット通販で購入しており、中高生は4人に1人が大型ディスカウントショップで購入しているという。
レンズの安全性を気にして購入する人は6割弱で、決して高いとはいえない数字。
しかも7割近くが使用中、痛みや違和感、充血などの異常を感じても使い続ける、と回答している。
2009年には厚生労働省の承認を受けたカラーコンタクトレンズは10品目以下に過ぎなかったが、2013年1月には258品目まで増えており、利用者は急激に増加している。
ファッションアイテムとはいえ、カラーコンタクトレンズは医療機器。
粗悪品の場合、着色剤が溶け出して炎症を起こしたり、失明するリスクさえあるという。
最悪の事態を避け、安心してカラコンを楽しむためにも、医療機器として眼科医の処方を受け、正しく安全に使うことを心がけたい。
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