2013年07月10日
「税金はどこへ行った?」あなたの支払った税金が、何に使われているのか?ご存知ですか
3度目の増税が予定されている消費税。他にも所得税や住民税など、私たちの生活に重くのしかかる税金。せめて「何に使われているのか」を分かりやすく伝えて欲しい、そんな要求に応えてくれる「Where Does My Money Go?〜税金はどこへ行った?〜」が脚光を浴びている。
Where Does My Money Go?とは、年収のうちいくらが市税や町税で、それらが何の目的に使われているのか、1日当たりの金額で可視化するWEBサービス。目的は「納税者である国民一人ひとりが、支払っている税金の使われ方を具体的に理解し、税金の使われ方を決める当事者として責任ある意見を述べることを手助けすること」である。
当プロジェクトは、市民の手で開発・運営されており、ソースコードはOSS(オープンソースソフトウェア:利用・改変・再配布が可能)となっている。2012年6月に横浜市版から始まったムーブメントは、千葉市・仙台市・福岡市など有志の手により現在19市区町へ広がっている。
各自治体を見てみると「健康福祉」に多くの税金を投入しており、震災地では「復興費」が必要とされているなど、全国および地域の問題点を読み取ることができる。今後は多くの市区町村に広がり、運営を自治体自らが行い、都道府県・国税での対応も希望したい。その先には「国民自らが支払う税金の内訳を選択できる仕組み」が実現するかもしれない。
「Where Does My Money Go?〜税金はどこへ行った?〜」
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