2013年07月25日
睡眠不足は肌の老化を早め、ダメージからの回復を遅らせる:米大学調査
たっぷり寝た翌朝はいつもより肌の調子が良いと実感している方は多いのでは?!事実お肌を健康に若々しく保つには睡眠が不可欠で、逆に言えば寝不足だと肌の老化が進み、早々に老けこんでしまうそう。化粧品ブランド・エスティローダーが行った調査で、睡眠不足の人は皮膚の老化が早く進み、化粧品や紫外線などの環境的ストレスからの回復が遅いことがわかった。
更に寝不足がちな人は、たっぷり寝ている人に比べ、自身の肌や顔の表情についての自己評価も低かったそうだ。「慢性的な寝不足が肥満や糖尿病、免疫力低下、癌の引き金になることは指摘されてきたが、肌の老化を促し、紫外線のダメージなどからの回復を遅らせるのが明らかになったのは初めて」と話すのは、UH Case Medical Center主任兼米ケースウエスタンリザーブ大学医学部准教授のエルマ・バロン医師。
同医師は閉経前の30歳〜49歳の女性60名を対象に、被験者を睡眠の質をはかるテストPittsburgh Sleep Quality Index(PSQI)をもとに寝不足とそうでないグループに分け、肌の評価テストを実施した。すると寝不足気味の人は顔や首、胸に小じわやしみが多く、肌の弾力と水分量が少ないとの結果に。同時に良質な睡眠をとっている人は肌のダメージからの回復が早いことも判明した。尚今回の調査結果は今春、英エジンバラで開催された国際皮膚科調査学会で発表されたものである。
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