2014年01月14日
体重を「すぐ戻せる」方法
先月の忘年会シーズンから始まり、お正月、新年会と飲み食べする機会が続き、顔周りや二の腕、お腹についたお肉を見て見ぬふりをしていませんか? 無理な食事制限や無理な運動をしないで、一日でも早く元に戻したいところですよね。
そこで、ダイエット指導に詳しいボディワーカーの森拓郎先生に、“短期間で増えた体重をすぐに戻す方法”を伺ってきました。
■“体重の増加=体脂肪の増加”という考えは間違っている!
よく皆さんは、“体重が増える=体脂肪が増えた”と考えてしまいがちですが、実はそうではありません。
体脂肪1kg分になるエネルギー量は、7,200kcalと言われています。普段の基礎代謝を含めた消費カロリーで、消費しきれなかった分が体脂肪になるわけですが、いくら食べすぎたからといって、その全てが体脂肪になるわけではありません。
では増えた体重は一体何なのでしょうか? それは、“むくみを含めた水分”で体重が増えているのです。お正月の時期は、お餅やおせち料理など、どうしても炭水化物(糖質)や濃い味の食べ物(塩分)を食べがちですよね。糖質と塩分は、体内に水分を溜めやすくする性質があり、それがむくみの原因にもなります。
増えた体重が脂肪ではないからと言っても、油断は禁物! むくみも見た目は脂肪がついたように太って見えますし、体重も増えています。そのまま放置していれば、体重が元に戻らず、知らないうちに体脂肪が本当について定着してしまいます。
■難なく体重を取り戻す方法
年末年始の2週間程度の体重の増加であれば、3?sくらいが限度でしょう。もし体脂肪を純粋に3?s減らすのであれば、それなりに時間もかかりますし大変ですが、急激に増えた体重3?sであれば、やろうと思えば数日間で戻すことが可能です。
その体重がむくみであるうちに、今すぐに取りかかるべきことをまとめました。
(1)糖質を必要以上に摂らない
カラダの中に溜まっている糖質を使い切るため、炭水化物、甘い飲み物やお菓子の糖質摂取をなるべく避けるようにしましょう。
(2)新鮮なお水を飲む
余分な塩分や溜まってきている老廃物を排出させるために、お水をしっかり飲みましょう。お水の代わりに、お酒や甘い飲み物、カフェインの多いコーヒーなどで水分を摂っても効果がないので要注意です。
(3)軽い運動をする
寒い時期に動かしていなかったカラダは代謝がよくありません。消費するような運動を軽くして、代謝を上げましょう。
いかがでしたでしょうか。痩せやすいチャンス期間である今であれば、上記のような当たり前のことを心掛けるだけで、結果が表れやすくなるのです。脂肪になる前に今のうちに元の体重に戻して、気分よく新年をスタートさせましょう。
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