2015年11月12日
飲んだ後「締めのラーメンが食べたくなる理由」
1日中忙しく働いた日は特に、夕食とともに楽しむお酒が格別。好きなお酒は何か、と聞けば「ビール」「チューハイ」「ワイン」「カクテル」などと、十人十色の答えが返ってくると思います。
ただ、お酒を毎日飲んでいると、「なんか最近、太ってきたかも……」と思うことも多いと思います。「アルコールはカロリーや糖分が高いっていうし、そのせいかしら」と、それも一理あるかもしれません。
しかし研究によると、お酒好きなあなたが太る理由は、他にもあるかも! そこで今日は、海外の健康情報サイト『Prevention』の記事を参考に、その理由をお伝えします!
■お酒を飲むと太る理由とは……!?
たまに友達と飲みに行くと、お酒も料理もとっても美味しく感じます。お酒を飲んでご飯をもりもり食べ、そのうえ夜中にも「お酒飲んだ後はやっぱりラーメンよね!」なんて、お店をはしごしたくなることもありますよね。
「お酒と一緒にごはんを食べると、何で美味しく感じるんだろ」なんてバクバク食べていると、気づかぬうちにお腹周りにもお肉がどんどん付いていってしまいます!
しかし、実はなんと、お酒とともに食べるごはんが美味しく感じて食べ過ぎてしまうのには、科学的な理由があるようなのです……!
■アルコール摂取時に食べ過ぎるメカニズム!?
肥満研究誌に掲載された、女性の飲酒と食物の摂取に関する研究結果によると、お酒2〜2.5杯相当量と同じアルコールを血液中に入れた後、被験者たちはなんとアルコールが血中にないグループと比べ、約30%も多くの食事を摂る傾向が判明したそうです!
食事の量が30%増しだとしたら、食事の内容は考えずに単純計算でカロリーも30%増になっていると仮定してみましょう。普段の1日のカロリー摂取量が1,800kcalだとすると、30%増で540kcal増の2,340kcalに!
なんと、これではほぼ1食分余計に食べていることになってしまいます……!
研究では被験者の脳波がスキャンされ、血中アルコール濃度が上がることで、食品の匂いに脳が敏感になったそうです。お酒を飲んでいるとき食事が美味しいのは、友達と一緒にワイワイ食べているから……というわけではなく、これが理由だったのかもしれませんね!
たまには美味しいお酒と食事をいただきたいものですが、どんなお酒でも、ポイントは“1日1杯”に抑えることと覚えておきましょう!
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