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6月1日午前5時巨大な小惑星が地球に最接近! その様子をNASAがライブ中継



2013年2月、ロシアのチェリャビンスク州に隕石が落下しました。その影響で1000人以上が負傷し、被害総額は約30億円にもなりました。これは、隕石が原因と確定している、初めての大規模災害と言われています。

・直径2.7キロメートルの小惑星
このときに飛来した隕石は、直径17メートルでした。それをはるかに上回る大きさの小惑星が6月1日午前5時59分、地球に最接近します。その大きさはなんと直径2.7キロメートル。もし仮に、これが地球に衝突するようなことがあれば、全地球的な被害が災害が起こるというのです。

・地球と小惑星との距離
この小惑星「1998 QE2」がどの程度地球に近づくか、気になるところですが、その距離は推定で約580万キロメートル。地球と月の距離の約15倍なのだとか。したがって、衝突するような距離ではないと天文学者は話しています。とりあえず、安心して良いのではないでしょうか。

・小惑星誕生の秘密に迫る
小惑星の接近は天文学者たちを興奮させているようです。というのも、小惑星のサイズや形、軌道や表面の特徴などを調べることにより、小惑星誕生に秘密に迫ることができると考えているからです。また、今後地球に接近する小惑星や隕石を調べるうえでも、有用な手がかりが得られるはずです。

・8月までに10個の小惑星が接近
ちなみに「Space Weather」の発表によると、この先8月までの間に、比較的大きいサイズの小惑星が接近するようです。「1998 QE2」よりは小さなものですが、三カ月間で10個の小惑星が接近するとの予測が出されています。

・NASAがライブ中継
なお、NASA(米航空宇宙局)のジェット推進研究所は、「1998 QE2」の様子をUstreamでライブ中継する予定です。次回の最接近は100年後になると言われています。一生に一度の機会かもしれません。みなさんもライブ中継を見てみてはいかがでしょうか。




Video streaming by Ustream









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