2013年06月25日
通勤時間が長いと心配事が増え、毎日が楽しくなくなる!?:調査結果
貴重な時間を通勤に割くため、睡眠不足や運動不足に陥り、心臓発作や肥満の危険性が高まってしまうのが原因だ。しかし長時間の通勤が人間に与えるダメージはこれだけではない。なんと長距離通勤は、知らず知らずのうちに心まで蝕み、多大なるストレスの元となっていることがわかったのだ。
米ギャラップ・ヘルスウェイズ幸福指数の算出のためおこなわれたアンケートによると、1日の合計通勤時間が3時間以上というツワモノの40%は、朝起きてから帰宅して就寝するまでの間中なんらかの悩み事に苦しめられているとか。一方で、通勤時間が10分以下という人で、こういった心配事を抱えている人はたった28%しかいなかったという。
また、同調査では、通勤時間が長い人は、そうでない人に比べて疲れやすく、日中も楽しさをあまり感じていないことも判明。さらに、通勤時間は、日々の生活の中で最も楽しくないこと第1位にも輝いてしまったという。
ほかにも、長距離の通勤は事故に巻き込まれる確率がアップしたり、家族や友人との触れ合いの時間が減少したりと悪いことだらけ。今回の調査をおこなった研究者らは、「心配事なしの幸せな毎日を暮らしたいのならば、勤務先の近くに引っ越すべし!」とアドバイスしている。
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