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軽く見ると危険! こむら返りは動脈硬化の兆候だった

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夜中に突然のこむら返り。のたうち回って治るわけもなく、ひたすら痛みが引くのを待つしかない。こむら返りは、ふくらはぎの筋肉が収縮してそのまま戻らなくなった状態のことで、運動などで足が疲れているところに、脱水症状と冷房などによる冷えが加わると起こるのだそうだ。

寝ている時に起きやすいのは、寝ている間は足が動いていないため。ふくらはぎの収縮を起こす信号が出ても、足が動いていないとそれを止める信号が出ない。そのために過度な収縮が起きてこむら返りになるのだ。


こむら返りの原因は、こうした筋肉のケア不足だけではない。閉塞性動脈硬化症という病気もこむら返りを起こす。上半身から足につながる太い血管が動脈硬化を起こし、下半身への血流が不足する。血液の流れが悪くなるため、足が常時冷えた状態になり、すぐにつってしまう。ひどくなると100メートルほどを歩くだけでも、こむら返りを起こしてしまう。


血管の病気は一カ所で起きるというものではなく、全身の血管が同様に劣化していると考えた方がいい。たかがこむら返りとなめてかかると、心臓麻痺や脳梗塞など動脈硬化が原因の生活習慣が連鎖する。それに閉塞性動脈硬化症自体、悪化すると足を切断することもある怖い病気なのだ。


血管の病気は加齢に加え、運動不足と食生活が引き金を引く。閉塞性動脈硬化症は長期間の軽い歩行運動で新たな血管がバイパスを作るため、自然治癒が可能だ。いくつになっても適度な運動は大切なのだ。




いつ、どこで起こるか分からない?パニック障害の症状とは?

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■ パニック障害の症状ってどんなもの?
「私、パニック障害なの」

「あの時、パニック障害みたいになった」

周りで、こんな言葉を聞いたことはありませんか?パニック障害って何だろう、「パニック」とはどう違うの?といった疑問にお答えします。

パニック障害では、パニック発作が出ることが特徴です。パニック発作では、突然何の理由もなく
・胸の苦しさや動悸
・めまい
・発汗
・手足の震え
などの症状が出ます。

通常10分以内に辛さはピークに達し,30分以内に収まります。この発作は繰り返しますが、毎回自分がこのまま死んでしまうのではないかと思うほど強く、自分ではコントロール出来ません。

そのため、救急車を呼んだり病院を受診するけれど、身体には異常がない、という場合にパニック障害と診断されます。この身体には異常がないことが診断上とても大切ですので、自分で「パニック障害かな?」と思っても一度は血液検査や心電図などの身体の検査をして専門医の診断を受けましょう。

関連:パニック障害、セルフチェックリスト

■ 「自分で予測できない」というのがポイントです
同じような症状や恐怖感を伴うもの、例えば閉所恐怖症、高所恐怖症などでは特定の状況下で起こるので、多くの場合患者さんはその状況を予測して避けることが出来ます。

しかし、パニック発作はいつどこで起こるかわからないため、患者さんは常に「今にも発作が起きるのではないか」という強い不安を抱えて生活することになります。これを「予期不安」と呼びます。この予期不安のため、逃げたり、助けを求めにくい状況(人ごみや、飛行機、電車など)を避けたり、時には外出そのものを恐れるようになり、仕事や学業を継続出来なくなることもあります。

パニック障害の理解で大切なのは、内科的な検査で何の異常もなくても、本人は心筋梗塞や、狭心症の発作と同じようなとても辛い発作を体験しているということです。







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