2015年11月21日
睡眠時間は足りているのに!?消えない目の下【クマ】の原因とは?
目の下にクマがあると、疲れたような、老けたような印象になって嫌なものですよね。
誰かから朝、「あら、寝不足なの?」「疲れてるみたいね!」などと指摘されたりするとその日一日、テンションが下がってしまいますよね。
徹夜明けや、飲み会の翌日ならまだしも、まったく身に覚えがないのにいつも目の周りがクマっぽい……。そんな悩みを抱えている方へ、医師がその原因を教えてくれました!
目の周囲のヒフは、薄くてデリケート
目の周囲や瞼の皮膚に触れてもらうとわかると思いますが、そのあたりの皮膚はとても薄い、デリケートなものです。
特に目の下の皮膚はとてもとても薄くて、なんと0.6ミリの厚さしかありません。イメージとしてはゆで卵の内側についている薄皮、あのくらいの厚さです。この部分は、注意してみると普段でも毛細血管が浮き出して見えます。 この部分にクマができてしまうのは、この薄さに秘密があります。
つまり、この毛細血管の血液が何らかの理由で滞ってしまうと、それが透けて見え、黒ずんだクマとなるわけです。
寝不足の他、血流の滞りがクマの原因だった!
寝不足やストレスはもちろん、この目の周りの血流のうっ滞の大きな原因になりますが、それ以外にも生理不順、冷え性や肩こりのある方は全身の血の巡りが悪くなりやすく、寝不足でなくてもクマが出やすい傾向があるようです。
すぐに改善!クマに効く簡単ケア
1. マッサージ
血流低下によるクマを改善に即効性を期待できます。方法は、目の周囲を指の腹を使って優しくさする。すると、血流がよくなり比較的短時間でクマが軽減。
2. 蒸しタオル
適温にした蒸しタオルを目の周囲にあてることも有効。しかも簡単なので取り入れやすい!
3. 体をできるだけ冷やさない
普段の生活での注意点としては、体をできるだけ冷やさず、生活に多少運動なども取り入れて、全身の血流を良くするように心がけるとよいでしょう。
加齢による目の下のたるみやメラニン色素の沈着によっても、クマが現れます。目の下のたるみに対しては化粧水や専用のアイクリームなどによるケアや、良質なたんぱく質を食事に取り入れるなどが有効です。メラニン色素の沈着対策は、やはり日頃の紫外線ケアに勝るものはありません。
疲れた印象を与えないようにするために、日頃から目の下のクマ対策を、しっかり行っておきたいですね。