2018年01月19日
オレンジと緑色 かぼちゃの違いは?
オレンジ色のかぼちゃは食べられるの!?
ハロウィンといえばかぼちゃですが、日本でも冬至にはかぼちゃを食べるという風習があります。しかし、ハロウィンで見るオレンジ色のかぼちゃと日本で慣れ親しんだ緑色のかぼちゃは、見た目にも大きな違いがありますね。
どちらも同じかぼちゃなのですが、ハロウィンで使われるかぼちゃは「ペポかぼちゃ」「西洋かぼちゃ」「ハロウィンかぼちゃ」と呼ばれる品種になります。
観賞用かぼちゃがある!?
「ペポかぼちゃ」は5〜10センチほどの小さなかぼちゃで、観賞用に使われ食べられることはありません。「西洋かぼちゃ」は「プッチーニ」とも呼ばれ、独特の強い甘味があり、電子レンジで加熱するだけで食べることができます。「ハロウィンかぼちゃ」は「ペポかぼちゃ」の一種です。ハロウィンのジャック・オー・ランタンに使われる大きなオレンジ色のかぼちゃは、ほとんどがこれ。主に観賞用で食べられることはありません。
おなじみ緑色のかぼちゃは美容効果バツグン!
一方、日本で私たちがよく食べている緑色の皮のかぼちゃは「西洋かぼちゃ」や「日本かぼちゃ」と呼ばれるもの。それぞれいくつも種類がありますが、「冬至に食べると病気にならない」という言い伝えがあるように、基本的に食用で栄養価の高い野菜です。
特に豊富なのが免疫力を高めるカロテン、アンチエイジング効果が高いβカロテンやビタミンC、ビタミンEなどが多く含まれています。また食物繊維も豊富で便秘の予防や改善に効果があり、美容にもいい野菜です。ほとんどの野菜は新鮮なほど栄養価が高いですが、かぼちゃは熟したほうがカロテンが増えて甘味も強くなります。
これからがかぼちゃの季節。さまざまなレシピで美味しくて健康にいいかぼちゃをいっぱい食べましょう。