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(06・5・10から連載中)◆恵さんが、◇史君からの着信をチェックしていると●岡さんが不機嫌な声を出しました。●岡「おいおい、俺とのベッドの後であて付けかよ」◆恵「あんたには、もうそんな気は無いわ。奥さんと、別れる力も無い癖に」※azareaは、◆恵さん達の様な恋愛行動を“オドモ”恋愛の中でも“自爆テロ恋愛”と呼んでいます。客観性が無く、成人の理論武装と実行力を子供並みの幼稚な動機から攻撃的に発揮する特徴は☆子さんと同じです。ただ、☆子さんの様な既婚者達が配偶者と言う“安心”がある為か一貫性と持続性が無いのに対して“自爆テロ恋愛”は、独身者が多いです。ターゲットも、(他の男性とも絶え間無く肉体関係を拡大しながら)「愛しているのは、アノヒトだけ」等と1人に絞っているつもりだと主張され数年以上追い回されます。彼女達は、自分とSEXを重ねる男性達に対しては貶しながら憎みその反面で自らを抱こうとしない男性に執着する傾向が見られます。●岡「□守の奴は、いきなり“IT営業課”等と訳の判らんもんを立ち上げやがって!!お前の憧れの君だった□村(←■君)なんか課長に据えたしな。全く、両足の無い営業マンとは片腹痛いよ!!で、そこにお前がご執心だった◇史も、一緒か。能無しの吹き溜まり、島流しだよ」そう言う●岡さんは、万年人事課長です。有能な後輩が入ってからは、社内を暇そうに歩き回っているだけで殆ど仕事していません。人事部長の権限を最大限に行使して、何人も新人の女の子と不倫を重ねて来ました。◆恵「ねぇ。私と結婚出来ないんなら、◇史と結婚させてよ。あそこの親、息子の上司の言う事だったら聞くわ」●岡「そんな事させるんだったら、結婚後も俺と逢ってくれるよなー」※ただ、“ストーカー”と違い彼女達は“周囲の同意”を圧力として相手男性を“屈服”させようと公的な行動を取ります。友人達に相談する事に始まり、時には親・上司や先輩果ては警察や法律に訴えるものさえ出て来ています。たとえ、法律が彼を無理矢理自分と結婚させてくれたとしてもそれは“愛と相互理解に基いた”通常の結婚とは異質な拘束に過ぎません。◆恵「そうねぇ。◇史が“良い”って言ったら付き合ってあげるわ」※“オドモ”達は、自らの浮気を伴侶や恋人に必ず“報告”するのです。その頃、◇史君は退社後に□村課長を訪問していました。◇史「これが、今日のマーケティングの大まかな動きです。やっぱり、電話やファックスじゃ伝わらないものがある気がして」■「ありがとう!!通販の世界って、本当に多岐にわたっているなー」◇史君は、これまで退社時間を待ち兼ねてその後は麻雀荘かコンパ三昧でした。○美「◇史君、何だかオーラが変わったわ。あなたの周囲が、輝いて見えるみたい」◇史「ええ!!こっちに、たまたまライトが当たっているんでしょー!!気のせいですよ」慌ててそう叫びながら、彼は噛み締める様な表情で■君と○美さんを見つめ返していました。※オトコは、“怠惰モード・やる気モード”があります。所謂“さげまん”“あげまん”の鍵は、女性であるあなたがこの正反対の作用をどう操縦するかにかかっているのです。彼は、勢いが溢れて確認事項が気になってもう一度会社へ行きました(爆)◇史「あ、あれ。○世ちゃん・・・」そこには、新人として入った女の子の1人が手書きで黙々とデータを写していました。○世「ごめんなさい!!あの・・・お得意様を知って置きたいと・・・」◇史「そう。頑張ろうな」彼は彼、彼女は彼女で仕事は22:00近くまで続きました。◇史君は、数台のパソコンを見比べながら発注と備蓄のバランスを一刻も早く読み込もうと思索しています。一方、新人の○世ちゃんは彼とは比較にならない低次元の初歩的な補習をこなしています。○世「ギュルルルー」(←お腹が、鳴っている)◇史「・・・」○世「ギュルルルルー」(←さらに、お腹が鳴っている)◇史「あっははは!!腹が、減ったのか」○世「ご、ごめんなさい。私と○太君(←「IT営業課」にスカウトされた新人の男の子)は午前中は各部署の挨拶回りとお勉強で、お夕食も食べられなかったんですぅ」◇史君が、大笑いしながら背伸びをすると足元の紙袋が当たりました。それを持ち上げてみると、あの◆恵さんの“手作りチョコレート”でした。◇史君は、ラッピングを開きました。◇史「そうだ!!これでも、食おうか。君も、あげるよ」○世「でもぉ、明らかに“聖バレンタインディ・チョコレート”ですが」◇史「え!!だから、食うんで無ぇのぉ」○世「あ、じゃ。お茶を入れます」これが、嵐の予兆でした。
2007年01月31日
(06・5・10から連載中)※この◆恵さんの“オドモ・聖バレンタインディ”も毎年この時期には多くなります。始まったばかりの「IT営業課」の中で、入社数年を経ているのは◇史君だけでした。大量のデータ整理と打ち込みをようやく終えた彼が、お昼休みに携帯を開くと◆恵さんの催促メールが溜まっていました。◇史「くそ!!何だって言うんだ!!」◇史君は、舌打ちしながら仕方なく電話しました。本当は、彼女から「別れたい」と言われた夜に番号を抹消してありました。思い出すのも面倒でしたが、会う時間が持てそうにありません。◇史「もしもし」◆恵「お部屋から出て来ないみたいだけど、新人のドブスと食べるご飯は美味しい?」◇史君は、無言で切りました。すると、すぐ電話が鳴ります。◇史「お前と、無駄口訊いてる暇が無いんだよ!!」すると、◆恵さんの嗚咽が始まり電話が彼女の友人●織さんに代わりました。●織「ちょっと!!泣かせるなんて、酷くない!!◆恵、あんたのバレンタインチョコレートを4時間もかかって作ったのよ!!」泣きたいのは◇史君の方でしたが、再スタートを切ったばかりの部署で面倒は起こせません。彼は、感情を抑えて「そう。チョコは、お礼を言っておいて」と伝えました。●織「あんたって、最低!!オンナからして貰うばっかりで!!◆恵に、謝りなさいよ」そう怒鳴ると、電話は終りました。※昔から、オンナは“分からず屋”でした。しかし、現代の様な機器が無かった為に長い手紙を認めたり夜行列車に乗っているうちにその“時間”が彼女達に“考える”余裕を齎したのかも知れません。azareaは、今日も「もう、電話するな」と言われた元クラスメートの男性を飛行機に乗って問い詰めに行った“オドモ”既婚女性のお話を聞いていました。彼女も、逢おうとさえしなかった彼に“手作りチョコレート”を贈りたいと願っています。冷静に、状況を見極めましょう。チョコレートは、男性から見たらそんなに好きでもないただのお菓子です。一口食べたら、たちまち自分を愛して言いなりになってくれるものではありません。(株)☆泉衣料本社に出社した△崎君は、◆堂課長から●幼稚園園長夫妻の状況を聞かされました。△崎「そうですか」◆堂「◎宮氏が、新年度の制服を我が社の主導で全面リニューアルしてくれると決定したよ」先輩「良かったぁ!!これでまた、“営業第二課”の名が轟きますよぉ」同僚・後輩「さすがですね!!やっぱり、◆堂課長&△崎のゴールデンコンビは最強ですよ!!」皆がはしゃぐ声も、△崎君には遠く聞こえる様子です。◆堂「どうした」△崎「いいえ。おめでとうございます」◆堂「・・・」△崎君は、この事態を姉夫婦にも報告しました。姉「嬉しい!!お家に帰ったら、◎樹君の大好きなボルシチを作ってあげるわ!!」こうして、今まで通りの暮らしが何の障害も無く戻って来ました。△崎君は、休暇を終えた○田店長達と雑事をこなしました。その後で、個人的に◎宮氏やあの事務員さん達が立ち働いている●幼稚園を訪問しました。彼が入室すると、誰もが目を輝かせて喜んでくれました。事務員A「いらっしゃい、☆泉衣料さん!!ねぇ!!現在の、私達を見て」△崎「本当だ!!事務机に、お菓子も漫画もゲームもありませんねぇ」事務員B「嫌だわー!!遅かったけど、私達最近お仕事にとっても充実してるのー!!」2人は、あのスカーフをお守りの様にそれぞれのバックに飾っています。その様子を見て、△崎君は改めて“ヒトにものと心を手渡す”仕事でありたいと願いました。◎宮「●幼稚園は、もう一度児童を愛する原点に戻れる様に模索中だ。それも、君のお陰だ」△崎君は、室内のスタッフ達一人一人に深々とお辞儀をしました。△崎君は、応接間に案内しようとする◎宮氏に声をかけました。△崎「あのぅ・・・○野元園長のご自宅はご存知でしょうか」◎宮氏は、すぐに彼の思いを察して首を振りました。◎宮「き、君が責任とか感じる必要はありません!!○野夫妻に関しては、私自身深く反省しています。あんなに長期の外遊を許し、あのオンナの傍若無人を放置してしまいました」△崎「どうか、一度ご挨拶に伺わせて下さい」 ☆君は、少しづつ食事が摂取出来始め遂に点滴が外されました。医師「退院の心積もりを、して置いて下さい」☆「はい」☆君の長い流浪が、ようやく終わりを告げようとしていました。☆君は、社長から届いた何通かの手紙や葉書をもう一度読み直しました。☆婆「わしの用事も、まぁ無しだな」☆「うん。婆ちゃん、長い間ありがとう。俺、寮に帰るよ」☆婆「☆哉。もう、30歳を過ぎたんだでええお嫁様がござる様に気を張らなかんよ」☆「うん」
2007年01月30日
先日、老人医療の特集を視聴しました。azareaが幼い頃、初めて“アルツハイマー型痴呆症”の病名が世に知られ始めました。数々のルポルタージュや、映画やドラマにもなりました。私自身、亡き祖母が晩年左半身不随となり寝たきりになりました。母や看護婦さん達、また知人としても何度か“介護するヒトビト”を目にしました。人間が老いた時、条件付の愛や見返りを期待する愛は死に果てるのだと思います。azareaも、もう祖母が“治らない”と感じてもただ毎日祖母と暮らせた事が出逢えた事がありがたいばかりでした。祖母は、尿管を通され動けない状態なのですが時折「おしっこに行く」と起き上がったり「家に帰る」素振りを見せました。その時の辛さ・・・どんなに家に帰りたいか戻したいか・・・。アルツハイマーを患われた夫人が、施設から家に帰ってしまう場面がありました。ご主人が「おう!!帰って来たか帰って来たか」と言いながら、妻を抱きしめました。痴呆症の奥様が、何かを一生懸命話しながら自分がいない間に汚れたテーブルを片付けようとします。ご主人が、涙を指で拭って拭ってその姿を見下ろしていました。痴呆症の治療は、かつては看護婦さん達に危害が及ぶ事態を怖れて拘束する方向でした。しかし、最近は大勢の頼もしい若者達や男女が集まってその全員でサポートして下さる模様です。この奥様も、最初は暴力を振るっていましたが介護のヒトビトと心が通い何と炊事をされるまで回復されていました。ゲストの片岡鶴太郎さんが思わず漏らされた様に、ただただその誠意に頭が下がり言葉もありません。
2007年01月29日
(06・5・10から連載中)※azareaは、占い師さんとして“オドモ”女性達とは接します。でも、その後ろ側にいるご家族とは接点がありません。ただ、これまで私自身が夫や父親である多くの男性達からお聞きした数々の言葉や“オドモ”女性達が垣間見せる実際の背景を総合的に複合し推理しながら“夫”像である□敏さんを描いてみます。◆堂課長が目にしたのは、憔悴し切った●幼稚園&●学園園長の座を追われた○野□敏氏の姿でした。○野「妻がゴミ箱に捨てたメモ類に☆泉衣料の関係者さん達の住所もありましてね」◆堂「はい。それで、嫌がらせを受けた社員が何人もおります」○野「突然、お邪魔した無礼をお許し下さい。あれから、帰国して◎宮さんや●幼稚園の女の子達にまで酷く叱られましたよ」◆堂「奥様は、ご病気かと存じます」○野「あなたには、勝てませんな。実は、入院が決まってもうお宅様にご迷惑がかからないとお知らせに伺いました」◆堂「足をお運び頂き、痛み入ります」それまで冷静だった○野氏が突然泣き伏しました。○野「妻が浮気したのは、私と結婚した2日後です!!キャディ時代、いやそのずぅっと前からオトコからオトコへ渡り歩いて遊びで借金塗れで・・・」◆堂「○野さん・・・あなたのお気持ちは感じていました。あなたは、誰よりも夫人を愛しておられるんですね」○野「あのオンナは、私の母にそっくりなのです。忘れ難い、あの母に・・・」止め処ない嗚咽と嘆きを、ティー・セットを抱えた◆堂の妻◇琴さんが聞いていました。◆堂「ブランデーでも、飲みましょう」◆堂課長は、特別な来客の為に置いてある上等のお酒をさりげなくグラスに注ぎました。その気配を察した◇琴さんは、部屋の扉は開けずにそのまま静かにキッチンへ下がりました。○野「私の母も、教育者の娘でありまた妻でありながら“盗癖”がありました。長男の私には強欲で高圧的で、優しい記憶なんかありません。父が、連日対応に苦慮する姿を見ながら母を憎んでいました」◆堂「・・・」○野「また、その一方では私が平気で仲間や友人を裏切って出世したのは母に喜んで貰いたい一心でした。その母が亡くなり、ようやく重石が取れたと思った時☆子と出逢ったんです」※男性は、その恋の殆どが理屈抜きの一目惚れです。○野「結婚当初は、私も☆子を真人間にしたいと心を砕きました。定期的にカウンセリングを受けさせたり、専門医も付けました。しかし、☆子は女性のカウンセラー達を次々に追い出し男性の助手とはホテルに行きました。しかも、あはははは。それを、逐一私に“報告”するのです」※夫や幼い子供達にまで自らの浮気を実況中継するのも“オドモ”独特の行動パターンです。※家庭教師と浮気を重ねては夫や思春期のお子様達がその姿を見る様に仕組んでいた、ある“オドモ”女性はこう話していました。「夫や子供達は、私の不安定な精神を安定させる“義務”があるでしょ。私、すぐにイライラしちゃうの。だったら、解消して貰わなきゃー」○野「気が付いたら、☆子を滅茶苦茶に殴っていました。父親そっくりの顔で」◆堂「・・・」○野「私は、母がお茶道の先生だけはこなしていた事を思い出しました。それで、副園長を任せて外国に向かったのです」◆堂「・・・」○野「それは、単なる言い訳です。実際の私は、ただ疲れ果てていたのかも知れません。☆子と結ばれてから兄弟親戚や親友達は勿論、金目当ての取り巻き連中すらも私の側から消え去りました。あははははは。だから、1人であんなに長くニューヨークにいたんです」※どれ程夫やお子様から愛されても、あなたにそれを受け取る“心”が無ければ苦しみが残るだけです。★雄さんと△崎君が○田家に帰ると、★ちゃんはとっくに寝ていました。滅多に引っ張り出さない来客用の布団を敷いてくれる★子さんに、△崎君が質問しました。△崎「お父さんみたいなヒトって、浮気しないんですかねー」★子「板前の世界でしょ、時々ウチに女の声で電話があったわー。“今、ご主人とホテルにいます”とか“新しく入った○子は、あなたの夫と浮気しています”とか」△崎「え、ええ!!それで、大喧嘩ですか」★子「ううん。私、女子高だったの。充たされないオンナ達が、毎日嘘ばーっか吐いてるのは見て来たもの。もしも、本当にあのヒトの愛人がいたら匿名の電話なんかかけやしないわー。★雄のクチから、“好きな女性がいる”って聞いたら悩もうかなと思って」△崎「人生の達人ですねー」★子「私は、無学な女だけど浮気しない男性と結婚する位の眼力はあったわー」△崎「あ、じゃあ当てて下さい!!俺は、浮気しますか」★子「しないしない」△崎「何でですか、俺はモテますよー」★子「自分に自信が無いオトコが、浮気するのよ。色んなオンナに煽てて貰いたいだけなの」即答でした(爆)
2007年01月29日
(06・5・10から連載中)☆子さんは、毎日日常的に何十回も携帯電話をチェックしています。“聖バレンタインディ”を見越してアタックした(つもりの)◆堂課長や△崎君を始めとした●幼稚園出入りの営業マン達や、彼女が目を付けている他の父兄や関係者からも一向に返信がありませんでした。※この“☆子”さんは、azareaが見聞した何人かの“オドモ”女性の複合体です。残念ですが、彼女達の大半は実年齢より何倍も老化しています。ある方はピルの常用の結果ある方は精神疾患の治療投薬、ある方は慢性内臓疾患等に漬かっています。それでも、“SEXで若々しく”との謳い文句を信じ続け入院中の病院を抜け出してまで耽る姿はまるで酒色の奴隷そのものです。10年近く見守って来た方々もいらっしゃいますが、何故か加齢と共により不摂生・不健康に拍車がかかり誰のアドバイスも耳に入りません。※azareaの感想としては、所謂“ストーカー”と“オドモ”恋愛はやや違いがあります。“ストーカー”は、主にターゲットを1人に絞り身勝手な“仮想恋愛”に執念を燃やす事例が多い模様です。正常に相手と向き合う過程で生じる人間的な摩擦を恐れ自らの身勝手な“幻想”で塗り固めて閉じ篭る傾向の“ストーカー”に比べて、“オドモ”達は時に医師や法律さえも駆使して“幻想”を現実化しようとする一方自らが不利と見るやあっさりと環境や相手を放り投げます。“オドモ”達は、ターゲット自体も手当たり次第で言動に一貫性も持続性もありません。言語も呂律が回らず、恐らく長年の薬品・嗜好品・SEXの乱用が様々な思考の分断や障害を齎すのだと推察できます。☆子さんは、今年も◆堂課長や△崎君に送り付けたのと同様の自己流“聖バレンタインディ”チョコレートを何十個も発送しました。電話が鳴ったので、飛び付いて出ると◎宮父兄会長でした。☆子「あらぁ。あんたって、ロマンスグレーの◎宮ちゃんじゃない!!この番号は、何処で聞いたのー!!」◎宮「事務員の、女の子達からですよ。実は、○野夫人に大切なお知らせがございましてね。ちっともお目にかかれませんので、痺れを切らして私からお電話をさせて頂きました」☆子「ずぅっと、●ホテルよ!!ねぇ、◎宮ちゃんが最後に奥さんとSEXしたのっていつ?」◎宮「あなた様には、来月付けで●幼稚園の副園長の任を解いて頂きます」☆子「あらそう。で、●ホテルへの道順判ってる?」◎宮「私は、そちらへはお伺いいたしませんよ!!新しい体制を組むのに、忙しいのです」会話は、それで終りました。☆子「あのヒト、私の事が好きだったんだー!!確か、皺くちゃの婆女房だったわよねー」彼女は、このホテルに連泊していました。ベッドには、下着や衣服が散乱して汚物や糞尿が点々と染みています。☆子「私のお部屋、臭うわー!!あんた達、ちゃんと掃除してるのー」☆子さんは、セーターの上に後ろ前逆のスカートを穿いてフロントまでクレームを付けに行きました。フロント「・・・」贔屓の客とは言え、この事態を目の当たりにしたホテル関係者は彼女の保護者と見られる夫に連絡を入れる決断をしました。☆子さんは、虚ろな眼で歪んだ景色を眺め回しながら不思議な光景を目にしました。☆子「あれぇ。☆和って、死んだんじゃなかったっけ。また、お金くれるのー」 ★ちゃんがバス停に立っていると、とぼとぼと△崎君が歩いて来ました。★「あら。ご自慢のお車は、どうなさったの」※女の子の方から男性に対して一歩踏み込みたい場合は、“声のトーンを僅かに上げて舌足らずにする”“小首を傾げる”等の“幼女っぽいあどけなさ”を交えると男性側が片意地を張る事も無くスムーズに進めます。△崎「ああー。ちょっと、訳があって姉貴が義兄の実家に乗って行っちゃいましてね」△崎君は、◆堂課長が管轄している2つの動きである(株)☆泉衣料の「営業第二課」主任と営業出店“カフェオレ”の店長補佐を兼任中です。★ちゃんは、“カフェオレ”の店長ですが◆堂課長や彼の本社での営業業務とは無関係です。△崎「姉貴がいないと、とにかく腹が減って」そこへ、★ちゃんのお父さんが運転する車が停まりました。(←最近、娘の送迎が癖になっている)★「・・・」車は、一旦発車しましたが△崎君の見ている前でロータリーを一周すると彼の目前まで戻って来ました。△崎「?」★父「乗れ!!」△崎「???」彼は、訳も判らないまま後部座席に入りました。★「★ね、ちょっとお家に電話したの。△崎主任には、ご迷惑やご面倒ばかりおかけしていますし」※★ちゃんは、常に公私をきちんと弁えて行動します。この場合、「退社後のプライベート時間である事」「△崎君自身にも、まずリラックスして貰う必要性がある」為“○田店長”としてでは無く“★”として話しかけています。△崎「仕事ですから」★ちゃんのお父さんが、2人の会話を遮りました。★父「オトコが、腹を減らしたらいかん!!ウチで、満腹になれ!!」△崎「ええ!!ご馳走して頂けるんならそりゃもう遠慮なんかしませんよー」★父「あはは!!気持ちが良いオトコだなー。度胸が、座っとる」△崎「急で、ご迷惑じゃないですか」★雄さんは、誇らしげに胸をはりました。★父「あー!!ウチの奴(←★子さん)に、飯はいつも多目に炊く様に言ってある!!」△崎「わぁお!!そりゃあ食い甲斐が、ありそうだー」△崎「おかわりぃ!!」★母「くすっ!!もう、炊飯器にお米が残っていたかしら」★父「あー、煩い煩い!!それじゃあ、俺が後で“鍋焼きうどん”を作ってやる!!」※★雄さんの一言で、△崎君はご飯を少し控えた為★子さんの分は確保されました(爆)調理師だった★雄さんは、妻が一旦台所を片付けた後でまた作業させられる大変さを知っています。昔から、夜食や晩酌のあては前もって妻と相談するか自分が作って洗いものもしています。△崎「ほんろーれふか!!」(←“本当ですか”と訊いている)★父「お前、唐揚げが好きなのか」△崎「はげほほは、ふきれすへー!!」(←“揚げ物は、好きですね”と答えている)★父「ウマかったら、こっちのベーコンのアスパラ揚げも食え!!」△崎「ふぁい」※ご家庭に恵まれなかった子供達を“アダルトチルドレン”等と名付けて、マイナス面ばかり強調する風潮があります。でも、azareaの実感では意外にも多くの“オドモ”は裕福なご家庭だったりまたはご家族から目いっぱい愛された方々が多いみたいです。一方、幼い頃から親御さんから愛されず苦労した方々はその分社会への感受性に優れており“大人から可愛がられる”個性を発揮する方々も多いのです。△崎「おとーさんの唐揚げ、いらないんなら貰ひまふぅー」★父「馬鹿野郎!!これは、俺のだ!!そっちの、かぼちゃサラダでも食っとけ!!」△崎「ふぁい」※“イヌ型ピラミッド”を形成するオトコ社会では、その嫉妬も女性の比ではありません。ところが、△崎君は(社内では剃刀の“信長”と怖れられる)◆堂課長からは可愛がられ他の上司や同僚からも全く憎まれない不思議な個性を持っています。△崎「後で、うどん作ってくれるって言いましたよねー。って事は、俺泊まっちゃって良いんですか」※△崎君の“愛される理由”が、お判りでしょうか。彼は、相手の要望を6割素直に真っ直ぐ聞き入れ4割自らの希望をストレートに提示します。そうする事によって、相手は立てて貰った気持ちの良い感覚を残しながらさらに程好く必要とされる関係が形成されます。こうして、△崎君と親しくなったヒトビトは誰もが「また、逢いたい」と願うのでした。★父「お前には、敵わんなー」相好を崩す★雄さんを眺めながら、★子さんも★ちゃんも△崎君が確実に気難しいオトコ心を掴んだ瞬間を感じ取っていました。★母「はいはい。パジャマを、用意して置きますよ」※相手が強大な場合、この△崎君の様に思いっ切り懐に飛び込んでしまうのは上策です。★父「飯が終ったら、健康ランドに行って来る!!」★雄さんは、△崎君が★ちゃんの前で裸になる事態を避けさせました。自宅のお風呂は無視して、彼を温泉施設に送迎しました。その間、妻と娘は一息吐けます。★雄さんと△崎君が戻るまでに、ようやくゆっくり食事を摂り入浴しました。※1人暮らしや自炊の経験が無い男性の中には、女性が家事労働や突然の来客時に対応する際費やす労力に鈍感になってしまう方々もいます。女性は、そんな時心の何処かで緊張したり気を張っています。良い例「あ、後は俺がやるよ」「もう、寝ちゃって良いよ」この一言が、嬉しいですね。★母「あー、おかずも殆ど残っていないわぁ。20代の食欲って、凄いわねぇ」★「はぁぁー!!あれじゃ、まるで△崎君が此処の息子さんで★が遊びに来たみたいだったー」オンナは、こんな風に愚痴を言い合ってとりあえず精神のバランスを取ったりします(爆)その頃、帰宅した◆堂課長は驚愕していました。☆子さんの夫、○野□敏氏が◆堂家の応接間で彼を待ち構えていたのです。
2007年01月28日
(06・5・10から連載中)◆堂課長は、ヒルトン・ホテルのロビーで●幼稚園&●学園長である○野□敏氏と面会していました。○野「帰国の予定は、3ヵ月後ですが、いったい何だってこんな所まで来られたんですか」◆堂「私は、(株)☆泉衣料の人間としてだけではなく1人の男としてもお話に参りました」○野「それは、どう言う意味ですか」●幼稚園と☆泉衣料は、これまでにも何度か関わりがありました。○野園長とは初対面ですが、先代や先々代との繋がりがある為わざわざ飛行機に乗って訪れた◆堂課長を無視は出来ません。彼は、●幼稚園の制服リニューアルに伴う商取引で○野夫人と接触した営業マン達が続々と“被害”を蒙っている実情を説明しました。○野「あなたは、私の妻を冒涜して脅迫するつもりですか」◆堂課長は、彼女の携帯電話から◇西さんの自宅に無言電話が大量にかかった明細や△崎君が女子事務員に贈って灰塗れに汚されたスカーフや、自分達に送付された○野夫人手書きの小荷物・手紙類を提示しました。◆堂「我々の方が、名誉毀損で訴える事も可能な位です。でも、それが本意ではありません。勿論、今度の制服の件で優先しろ等とも考えておりません」○野「そ、それでは何がおっしゃりたいのですか」◆堂「あの女性が、周囲に多大な迷惑を及ぼしている事はこれでご理解頂けたかと存じます。どうか、ご主人様としてあの女性を保護して下さい」○野「・・・」◆堂課長が席を立とうとした時、○野氏の携帯電話が鳴りました。○野「な、何だと!!私を園長から☆子を副園長から、解任するだって!!」それは、定例会議の報告でした。●幼稚園&●学園の理事会と父兄会が、満場一致で○野夫妻を放逐した知らせでした。◆堂「・・・」彼は、言葉も無く帰途に着きました。(←とんぼ返り) ※今回から、もう一つのパターンの“オドモ”バレンタインを綴ります。◇史君が出社すると、机の上に紙袋が置かれていました。中には、ラッピングされたチョコレートと手紙が入っていました。◆恵「手作りのチョコレートです。“聖バレンタインディ”に愛を込めて」◇史「・・・」つい3~4日前、彼は彼女から呼び出されました。◆恵「最近、私への態度間違ってない?」◇史「それ、どう言う意味だよ」◆恵「はぁ!!そんな簡単な事も判らないなんて、信じらんない!!だったら、もう別れようよ。電話もメールも、いらないから」◇史「判った」◇史君は、何も言い返しませんでしたが内心では自分の前でわざと人事部の●岡部長にべたべたする彼女に不快感がありました。同僚「あの2人、まだ終ってないんだー。お前、●岡部長の“お下がり”を貰ってまで出世したいのかー」※オンナは「私に、何でも話してよ!!」と、詰め寄ります。でも、オトコ達が本当に全てを口に出したら世の中はどうなるでしょう。その晩、◆恵さんから何度も電話がかかりました。その翌日から、「話があるの。メール返して」とのメールが1日に何通も溜まっていました。でも、彼は応答しませんでした。※男性は基本的に「信じられない」女性とは、お付き合いしません。また(自ら言い出す場合)“別離”は悩み考えた末の“結果”であって、簡単には翻さないのです。女性が「さよなら!!」と叫んだ30分後に、電話やメールをしてもその意味が飲み込めません。手紙には、さらにこんな続きが綴られていました。◆恵「◇史君は、人間的に度量が小さいと思います。もっと、周囲を見渡して成長して下さい。私が電話をかけたのに、半日以上も経ってから返事したりメールの返事が来るなんて信用出来ません。最近は、私を無視していますね」※この文章は、男性にとっては難解過ぎます。1家族でもない◆恵さんから、人間性を指摘されるのはおかしい。2◆恵さん自身が「別れる」と宣言したのに、電話やメールが来たりその遅れを咎められる筋合いが無い。3会社では、挨拶をしているのに何故“無視した”と言われるのか判らない、のです。◇史「何なんだ、いったい」◇史君は、最後まで手紙を読む気になれませんでした。新しい課に移ったばかりで覚えなければならない事が山済みなのです。彼は、この手紙を紙袋に突っ込むとそのまま忘れてしまいました。その頃、◆恵さんは同僚の●織さんに“恋愛相談”をしていました。◆恵「◇史、もうプレゼントを見たはずなのにまだメールが来ないわー」●織「新しい部署に、おととい行っちゃったんでしょ。確か、新人の子が2人いたじゃない」※オトコとオンナが同室に居たらすぐ浮気を勘ぐるのは、あまりに幼稚な発想です。◆恵「えー、あんなドブスに盗られるなんて嫌だー」●織「心配なら、電話しなさいよー」※このアドバイスは、最悪です。新しい部署に移ったばかりの就業時間に、平気で(大した用事でもない)私的な電話をかけるのは公私のスィッチを押し分けて暮らしている男性の神経を逆撫でしてしまいます。◇史君の携帯電話が鳴ったので、出てみると◆恵さんがいきなり怒鳴りました。◇史「はい」◆恵「◇史、オンナの趣味悪過ぎ!!若ければ、イイの!!」※これは、“携帯電話”に頼り過ぎた方々に良く現れる“症状”です。電話を常に握っている為に、話の脈絡を飛ばして唐突に相手に突き付けてしまうのでしょう。まず「どんな用件で・何を聞きたくて(考えて)」電話したか位は説明しないと、会話自体が成立しません。◇史「はぁ!!な、何を言ってるんだ」◆恵「私に、恥をかかせたら許さないから!!」ガチャ!!※これでは、あなたが何を言いたいのかさえ相手には伝わりません。
2007年01月27日
(06・5・10から連載中)また、☆子さんはお気に入りのホテルのベッドでパンティを片足の親指に引っ掛けた状態で我に返りました。☆子「ぁぁぁぁぁあー!!」彼女は、誰もいない部屋で慌ててポーチからあの“薬”を掴み取ると数も確認せず飲み込みました。当初は、週3~4回のSEXの前に使用していたのが程無く毎晩になり1日3回になり此処最近は数十分間隔にまで狭まっています。☆子「あんだけ、買ったのにねー。どんどん、効き目が鈍くなってんじゃーん」“薬”は、もう100錠を切っていました。☆子「で、いつになったら私にぴったり“合う”カラダのオトコって出逢えるのー?」☆子さんは、年老いてから生まれた娘として両親から大切に育てられました。思春期になると、父親が他界し兼業農家を継いだ母親が泥塗れになって働く姿に嫌悪感を覚えました。彼女は、美人だと誉めそやされ言い寄られる機会が増えました。最初のオトコは、高校の教諭でした。高校の中でも、最も“仕事が出来ない”と評判でしたが毎日☆子さんをちやほやした挙句他のあまり美人でも無い女の子とも話しているのを見て慌てて身体を許したのでした。教諭「君は、この世の天使だ!!あんな、古女房とは比べ物にならん!!」そう言っていた彼は妻にバレるとあっさりと逃げ帰り彼女だけが“不良”と囁かれ退学になりました。その頃“似非フェミニズム”が世の中に出始めました。☆和君の父親も☆哉君の父親も、“本気”で彼女に恋をしました。それぞれに彼女にプロポーズをしましたが、彼女は聞く耳を持ちませんでした。☆子「オトコなんて、どうせオンナを家政婦扱いにして自分は浮気する癖に!!私は、騙されないわよ!!」※最初の恋愛相手が「自分だけを愛するか」平気で周囲を裏切る人間かは、あなたのその後の“恋愛観”を決定する重要な基盤なのです。azareaが十代もそこそこから“大量に恋愛する”思想に反対なのも、その為です。彼女は、故郷で“堕胎も面倒臭い”ので出産しました。そして、生まれた子供達を養育する母親を内心ますます軽蔑しました。そうやって歳月が経つうちに、☆子さんはヒトらしい暮らしさえ維持出来なくなって行ったのです。けなげな☆和君に、“母親の真似事”もしてみましたが炊事・洗濯・掃除もまた何処かで働く事もすぐに嫌気が差しました。☆和君の死で大金が入った時、彼女はそれを次男の☆哉君に取られまいと失踪しました。☆子「どっかに、私と最高のSEXが出来るオトコがいるのよ。その彼と出逢う為には、結婚生活なんか馬鹿らしくってしてられないわ」※“似非フェミニズム”は、「オトコは得だ=オンナは損だ」との嫉妬と憎しみで成り立っています。この「カラダが合う」との言葉も、元々はオンナを玩具扱いする一部のオトコ達が生み出した“言い訳”でした。それをオトコに負けまいと僻んだ一部のオンナが、そのまま追随したのです。あなたご自身や大切なお嬢様が、“追い駆ける価値”が本当にあるかどうかもう一度お考えになってみて下さい。 ★ちゃんのお父さんは、夕方に病院の前で再び娘を乗せると帰路に着きました。★「サンドウィッチも海苔巻きも、1つづつ食べて頂けたの」★父「気分は、良さそうだったのか」★「はい。ご自分のこれまでを振り返って感謝されているとお話されました」★父「そうか」★「お重、軽くなったわー。本当は、私の方がいっぱい食べちゃったー」※オトコは、初めっから諦める様な決断はしません。★ちゃんのお父さんにとっては、あの菓子折りを持って☆君が「娘と交際する」ご挨拶に来た際に○田家に彼を入れた瞬間から答えは決まっているのです。★父「☆子とか言うオンナがどうであれ、俺や★子や★には関係無い」☆君の悲痛な遺書から、彼は☆子さんを“外敵”と判断しています。☆君は、恵まれない生い立ちに打ち克って“信頼”を勝ち取りました。★子さんは、☆子さんを怖れるあまりつい彼まで排除しようとしました。群れのサブ・リーダーである妻の迷いを、彼は重々尊重しています。夫として、大切にも思い有難くも受け止めながら★ちゃんがお見舞いに行く選択をした時彼は改めて娘の“決断”を支持しました。それは“トモダチ親子”が我が子の行動を無制限に放置するのとは“似て非なるもの”です。★ちゃんのお父さんは「☆君=誠実な婿として○田家(群れ)に加える」「☆子=他人であり無関係」と明確に切り離して捉えているのです。大切な子供達に「いっぱい恋愛して、傷付け」なんて、親の言う言葉ではありません。彼は、我が娘を「オトコと見れば追い回し恋愛に一喜一憂するオンナ」には育てていません。☆君は、その慎重な★ちゃんの数々の振り落しにも負けずに“残った”黄金の一粒なのです。★父「犬猫だって、“育てたもん”が親だ。息子を死なせる様なオンナは勝手にそこらで野垂れ死にすりゃ本望だろう」■君の自宅には、本社に常時管理されたパソコン機器類や電話・ファックス等が設置されました。彼は、毎日一定の時間内はその前で仕事をこなす事になります。彼は(株)エレベートに新しく立ち上がった「IT営業課」課長に昇進しました。そして、彼自身が選んだスタッフの中にあの彼を嘲笑した◇史君もいたのです。◇史君は、それまでいた営業課から一室へ移動となり他の3人のスタッフと共に■君の手足となって動く事になりました。◇史「てっきりクビになるとしか思えなかった、俺ってちっちぇー奴」彼は、そう思い直しました。※オトコは、私情より現実を把握する傾向があります。彼は、会社が■君を信頼して“一個小隊”を与える姿を目の当たりにして気持ちも新たにスタ-ト地点に立ちました。◇史「足の無い課長になんか、負けてられっか!!俺だって、精一杯やったるぜい!!」○美さんは、専業主婦の役割をこなしながらその全てを見守る事になりました。△崎「ただいま・・・って、誰もいねぇか」△崎君の姉夫婦は、とりあえずやや離れた義兄の実家に身を寄せました。親子・兄弟の多い大家族なので、お姉さんが1人で行動する機会は激減しました。姉「赤ちゃんも、代わる代わるだっこして貰っちゃった」その明るい響きに、彼は救われました。△崎君は、笑顔で電話を切るとがらんとした部屋を見回しました。△崎「寂しー!!」(←仕方無く、冷凍チャーハンをレンジでチン!!)△崎「はぁぁー。こんなメシじゃ、俺の活力にならねぇよぉぉー」その頃、◆堂課長はニューヨーク行きの飛行機に乗っていました。
2007年01月26日
(06・5・10から連載中)★ちゃんは、冬の柔らかな日差しを浴びながら初めて☆君の病室に入りました。★「思ったより、広めのお部屋ですね」※女性に対して「顔色が悪いわ」「大丈夫」と労わるのは、あなたの優しさがそのまま伝って有効です。ところが男性に同じ言葉を言うと「俺は、弱っちく見えるんだ」と落ち込みの原因になる事が多いのです。悪い例「へぇぇ。随分、痩せちゃったわねー。寝巻きから、肋骨が見えてるわよ」良い例「思ったより、元気そうみたい」☆「馬鹿な真似をして、計り知れないご迷惑をかけました」★ちゃんは、微笑するとそれには返事をせずに物珍しげな表情でそっとベッドに近寄るとこう問いかけました。★「あの、このテーブルをお出しして良いですか」※この場合、☆君の“謝罪”は★ちゃんがどう受け止めても2人の為になりません。否定しても肯定しても、☆君の将来に“制限”を設けてしまうのです。だから彼女は、受け取りませんでした。※女の子は、ちょっぴり“仔猫っぽく”振舞うとSEXYです。起き上がった☆君の鼻先に、使った事が無かったスライド式の台が伸びて来ました。★「★ね。今日は、☆哉さんに召し上がって頂きたくて頑張ってお料理しちゃったの」☆「うわぁー」(←すでに、泣いている・・・)★「えっとぉ。此方のサンドウィッチは、★が作ったの。此方の海苔巻きは、母がこしらえました。なぁんて、言わなくても判っちゃうね」☆「あははー・・・あははは」確かに、★ちゃんのサンドウィッチは切り口も不揃いでバランスが悪く倒れています(爆)一方、★子さんの海苔巻きはラップで丁寧に捲かれて主婦暦の実力を物語っていました。☆「さぁてー。★ちゃんは、俺にどれを食わせたいんですか」★ちゃんは、指先を華麗にくるくるくるくると回すと自分のを指しました(爆)★「じゃじゃじゃーん」☆「あははははー」※ここ最近の本来の☆君だったら、さっき口にしたお水を戻す為にお手洗いに走る時分です。でも、彼は言い聞かせました。☆「愛するヒトが、俺の為に現在ここにいてくれている。俺は、この愛を受け取る・・・」★「はい。あーん」★ちゃんは、にっこりと彼を覗き込みながら一際不恰好な一切れを摘み上げると彼の口に運びました。☆「あーん」後は、お2人でどうぞご勝手に(爆)その頃、(株)☆泉衣料の会議室で○部長・△崎主任の両名が同席して☆子さんから◆堂課長に宛てられた荷物の開封が行われました。※“カフェオレ”の新店長に決定して以来、本社での会議には必ず★ちゃんも出ていました。でも、☆君の入院が思いの外長引いた為に彼女は休暇を取り出社していなかったのです。△崎「品物は、俺のと同じですね」◆堂「手紙も、読み上げます」○部長「うむ」◆堂「あなたは、あの夜☆子を目で犯したの。☆子は、たちまちにして夫を裏切ってしまったわ。この罪は、必ず償って下さい・・・」△崎「馬鹿馬鹿しい!!こんなものを、奥様が目にされていたらと思うと背筋が凍ります!!」○部長「営業第一課の◇西君は、1人で抱え込んで奥さんがあんな事になってしまったが君等は我々が付いているから安心しなさい」△崎・◆堂「はい」○部長「一応、弁護士の○市先生にも報告済みだ。いざとなったら、何処も動く」△崎「◇西さんのご家族は、大丈夫ですか」○部長「ああ。夫の浮気が濡れ衣だと判り落ち着かれたよ。営業第一課から、ウチで預かる事にしたし携帯電話も変えたそうだ」3人のオトコ達は、やっかいな荷物を一応“証拠保全”して置きました。 その日の午後、△崎君の社用パソコンは1通のメールを受け取りました。「この前は、素敵なスカーフをありがとうございました。お返しに、私達からの“聖バレンタインディ”の贈りものを受け取って下さい。●幼稚園事務員一同」そこには、時刻と最寄のファミレスの予約席が記載されています。彼が出かけてみると、女の子達はおらず初老の上品な男性が座っていました。父兄会長「初めまして、(株)☆泉衣料の△崎◎樹君ですね」△崎「はい・・・」父兄会長「●幼稚園及び●学園の父兄会を管理監督している、◎宮と申します」彼は、席を立つとまず深々と頭を下げました。父兄会長「実は、○野夫人が園長補佐に納まる前とても優秀な秘書がいました。彼女が先代を助けていた頃からこつこつと書き溜めた重要なメモがあったのです。その中には、お宅様との取引状況も入っておりました。◆堂さんが、直接園にまで営業に来られていた頃の細かい情報も残されていたのです」△崎「そ、そのメモが○野夫人の手元に渡ってしまったんですね!!」(株)☆泉衣料が“セキリュティ・レベル”を強化しても、盲点があったのです。父兄会長「はい!!申し訳ありませんでした。制服の件で、☆泉衣料さんの資料が欲しいと言い出されて・・・。私が、迂闊だったんです」△崎「○野夫人は、それを使って僕や◆堂課長に嫌がらせを続けています!!」父兄会長「はい。事務員の女の子達から、○野夫人の日々の挙動がおかしいと秘密裏に相談を受けました」その頃、赤ちゃんを連れてお買いものから戻った△崎君のお姉さんは異様な悲鳴をあげていました。姉「き、きゃあああ」ドア・ノブには、缶ミルクやおしめが詰まった紙袋が数個も置かれていました。さらに、窓の向こうには室内にファックスが散乱している光景が映っていたのです。姉「い、いったい何なの」ファックスには、こんな文面が踊っていました。☆子「◎樹、元気!!“隠し子と妻”のお世話も大変ね。☆泉の給料じゃ満足なものも買えないんでしょ。援助が欲しいなら、もっと私に頭を下げなさい」姉「・・・」意味も判らない文面に、お姉さんはただ赤ちゃんを抱きしめて立ち尽くしていました。※これも、ほぼ実話です。ある“オドモ”女性が、自分が勝手に片想いした男性を「妻子持ち」と勘違いして嫌がらせをした事例がありました。どんなに携帯電話・パソコン・ファックスを駆使しても、自分自身のエゴばかり肥大させ視野狭窄を起こしていたら単なる迷惑行動に終始するのみなのです。◎宮父兄会長と懇談中の△崎君に、姉から“写メール”が発信されたと思ったら続けて電話が入りました。仕事中には、みだりにかけないはずなので、嫌な予感が走ります。△崎「!!」姉「怖いわ!!私・・・外からよく見えるお部屋の真ん中で赤ちゃんを抱いて震えているのよ」△崎「判りました!!すぐ、帰ります」彼は、正面の父兄会長にその画像を提示しました。父兄会長は、抑えていた感情が迸りました。父兄会長「く、くそ!!あのオンナは、●幼稚園を殺す死神だ!!我々は、○野園長から頼まれて辛抱して来たがもう黙っとれん!!園の児童数は、38%も落ちたんです!!△崎君、心配しないで下さい」彼は、紙袋を手渡しました。その中には、△崎君や◆堂課長に贈った小荷物の領収書や書き損じの手紙が入っていました。△崎「これは?」父兄会長「あの娘達が、機転を利かせてゴミ箱から選り分けてくれています。あのオンナは、オトコへの下着を園の費用で買い漁る破廉恥ぶりですよ。絶対に、定例会議に上げます」△崎「ありがとうございました!!俺は、姉の所へ行きます」父兄会長「何かあったら、何でも申し付けて下さい。私は、子供達の将来を守る為に捧げた生命ですから」△崎君は、「営業第二課」に報告の電話を入れました。◆堂課長は留守でしたが、同僚が出ました。先輩「お前の家、○町◎ヶ丘だったな!!」△崎「はい。実は、義兄の実家が△市の中央にあります。あのオンナは、義兄の存在には気付かなかったみたいなので姉を匿って貰うつもりですが」先輩「判った!!お前の車より、早く着くから俺がこっそりガードして送ってやるよ」△崎「ありがとうございます!!」
2007年01月25日
(06・5・10から連載中)※この連載には、azareaが占い師さんになる以前に多くの職場を回って得た体験も散りばめてあります。私は、基本的に“専業主婦”の味方でありたいと心掛けております。でも、悲しいですが“専業主婦”の皆様の中にも○河さんや●紀さん達の様に知らないうちに“似非フェミニズム”に汚染されて生き方が変ったりご家庭にいらっしゃりながら疑心暗鬼に駆られて“オドモ”化する方々がいます。azareaのお客様の中にも、ご主人が「行って来ます」とお家を出られた瞬間から「ただいま」とお戻りになられるまでまるで1日中浮気三昧をしているかの様な妄想に取り憑かれている方々もいらっしゃいます。あなたのご主人は、下げたくない頭を下げ飲みたくないお酒を飲んでいるのかも知れません。(あなたご自身、仕事の打ち合わせで取引先や上司と飲むお酒で心から笑っていられますか)それは、誰の為ですか。伴侶のあなたが信じないで、いったい誰が信じられますか。△崎君は、●幼稚園から程近いファミレスの駐車場に車を止め事務員さん達が通りかかるのを待機しました。そして、彼女達がやって来ると深々と一礼して紙袋を一つづつ手渡したのです。事務員A「☆泉衣料さん・・・」事務員B「ごめんなさい。私達は、あの後○野園長夫人にあなたから頂いたスカーフを持って行かれてしまったんです!!」△崎「はい。それは、○野夫人から伺っております。私の不覚でした、どうか改めてこの品をお受け取り下さい」女の子達は、プレゼントを抱きしめ何度もお辞儀を繰り返しました。事務員A「嬉しい!!私、絶対にあのスカーフを探して買いたいと思っていたの」事務員B「私達の事を、此処まで考えて下さるなんて!!明日から、心を入れ替えて働きます」△崎「僕は、皆様の心にこれを飾って頂いて少しでも豊かになって頂ければと願っています」事務員A「○野園長が、あの後妻を迎えてから園はすっかり変ってしまいました。仕事が出来る女性が全員追い出されて私達・・・つい自己保身に走ってしまったの」事務員B「雇用主のワルクチは、言いたくなかったけど明日から勇気を出してみます」△崎「皆さんの懐の中に、大勢の子供達が抱かれている事を忘れないで下さい」女の子達「はい。このスカーフ、大切にします」もう一度頭を下げ去って行く△崎君の背中に、彼女達は「働くとは、どう言う事なのか」を教えられた思いでした。事務員A「ねぇ。制服の件だけど、こうなったら私達で考えてみない?」事務員B「そうだわ、父兄会長に相談しましょうよ。あんなオンナ(←☆子さん)園や児童の事なんか、これっぽちも考えてやしないわ!!」△崎君が帰宅すると、お姉さんが小包を持って来ました。姉「あ、これあなた宛だったわよ。○野☆子さんですって」△崎「!!」彼が開けてみると「高級チョコレート・(ブランド品)カラー下着・性的なサプリメント」が入っています。姉「◎樹君・・・あなた、ちゃんとお仕事してるんでしょうね」ふと荷物を覗き込んだお姉さんは、暗い曖昧な微笑を浮かべています。△崎「こ、これは違うから!!」姉「ねぇ。あなたって“聖バレンタインディ”に“下着”だの“精力剤”なんか贈られた経験ある?」話が“飛び火”した義兄は、椅子から転がり落ちました。義兄「あ、ある訳無いだろ!!◎樹君は、俺と違って若いしハンサムだから“遊び”位は多目にみてやれや」△崎「お姉さん、義兄さん!!これは、誤解です!!」姉「女の子の気持ちを、弄んじゃ駄目よ」いつもは弟と和やかにリビングで談笑する夫婦が、赤ちゃんを抱いてそそくさと自室へ去ってしまいました。※オトコの側からお話しすると、家庭内で“浮気”を疑われた場合に“潔白”を証明するのは極めて難しいのです。1オンナは、検証抜きで“噂”を信じ易い。2オンナは、一旦疑うと事実よりも自分の疑心暗鬼を“立証”しようとする。たとえば、あなたのご主人が上司に頼まれて彼の愛人用のプレゼントを購入しその領収書をうっかり持っていたとします。※オトコ社会では、狡賢い一部の上司が何人もいる愛人のお守りを信頼出来る部下に任せる事もあります。有り得ない話ですが、上司・愛人と2人が雁首を揃えて「あなたのご主人は、無実です。実はあれは、私達の分です」と打ち明けてもあなたは恐らく夫の方を疑い続けるでしょう。※実際のこーゆー上司達は「ゴメンなー」とにやにやするだけです。男性は、1度は完全に否定しますが女性が信じないとどうせ100回申し開きしても無駄だと考えそのまま放置する事が多い模様です。これを「詰め腹を、切らされる」と言います。△崎「く、くそ!!あの女は、俺を何処まで苦しめるんだ!!」中には、香水をたっぷり染み込ませた手紙が入っていました。☆子「◎樹!!お仕事、お疲れ様!!このサプリ、あっちにとっても効果があるの。この前の夜の続きをしましょうね!!ところで、◆堂課長の“☆子を見る目”が絶対に普通ではありません」※この文面も、ほぼ“実話”です。ある“オドモ”女性(バツイチ・48歳)は職場にたまに訪れるハンサムな上司に肉体関係等は微塵も無いにも関わらずこの様な文章を書き殴ったカードと“ハート・チョコレート”を彼の自宅に郵送しました。※テレクラや有害な出会い系サイト等で遊び過ぎた結果、“他者との正常な距離感”を失ってしまうヒトビトがいます。※「出会い系サイト」や「掲示板」「チャット」の中には、実際にホテルには行かないがHな会話を交わすのを売りものにしたサクラ・サイトも多いのです。△崎「!!」彼は、最後まで読まずに手紙をびりびりに引き裂くと◆堂課長に電話をかけました。△崎「課長!!あの女が、俺に小荷物を送り付けて来ました!!課長も、気を付けて下さい」◆堂「!!」◆堂家には、専業主婦の妻と病弱な一人娘がいるのです。数十分後、△崎家を◆堂課長が訪れました。義兄・姉「まぁ!!弟が、いつもお世話になっております」◆堂「非常識なお時間に、申し訳ございません。◎樹君と、お話させて下さい」義兄・姉「どうぞ」◆堂課長は、あえて△崎家のリビングに腰を落ち着けました。△崎「これです」△崎君は、迷惑な“贈りもの”をテーブルの上に置きました。義兄・姉「あの・・・。弟の女性関係が会社にご迷惑をおかけしているのでしょうか」◆堂「いいえ!!これは、全くその逆です。実は、☆泉衣料開業以来の「不良客」が彼方此方で問題を起こしていましてね!!この“○野☆子”名義の小包は、その一種なのです」義兄・姉「はぁ・・・。では、これが“嫌がらせ”なんですか」◆堂「はい。弟さんは、我が社にとって有益で必要な人材です。外郭は我々がバック・アップしますからどうか、お家では寛がせてあげて下さい!!」元々、△崎君が◆堂課長に早急に電話をかけたのは自宅にいる彼の無防備な妻子を守りたいと願ったからでした。ところが、◆堂課長は帰路を迂回して△崎君の窮地を救うべくやって来ました。△崎「◆堂課長、ありがとうございます!!」△崎君は、感激の涙を拭う暇も無く立ち上がりました。△崎「俺も、すぐに着替えます!!今から、ご自宅に連れ出して下さい!!」2人は、◆堂家に向かいました。◆堂家の妻、◇琴さんは見慣れない小包を前に困惑していました。◇琴「あのヒトに、私も知らない女性からのお届けものなんて」その時、玄関のチャイムが鳴りました。◇琴「はぁい。あら、あなた。此方は」いつもは礼儀を弁えた△崎君が、ぺこりと一礼するとさっさと玄関から居間まで上がり込みました。◇琴「あっ!!な、何をなさるの!!」△崎「あー、これですこれです!!課長!!どうも、お騒がせしました!!」そう、彼はこれからの◆堂家の安全の為に“一芝居”打とうとしています。△崎「あ、これは奥様ですか。僕は、営業第二課主任になったばかりの△崎◎樹と申します。この、○野☆子さんは僕の顧客だったのですが悪質なトラブルがありまして」◇琴「はい?でも、この宛先は間違い無く当家になっておりますが」△崎「すみません!!僕の“送信”ミスです!!会社のパソコンが、ごっちゃになっちゃって」彼は、そう言うと荷物を抱えてさっさと◆堂家を後にしました。◆堂「△崎君、ありがとう」(←心の声)◆堂課長は、妻に詳細は告げないまま“不良客”による障害が発生した事と「○野☆子」名義には注意する様に伝えました。下半身を切断され解雇を覚悟した■君に会社は“昇進”を言い渡しました。驚きを隠せない■君と婚約者の○美さんに、部長は続けました。部長「君は、出社の必要は無い」■・○美「ええ!!」部長「当座は、ご自宅でリハビリ・治療を続けながら我が社の通販部門の監督と新規・顧客の管理を要請します。君の専任として、新たに“IT営業課”を新設しました」■「ありがとうございます!!何だか、ファイトが沸いて来ました」この瞬間、危篤の時も両足を切断した時もその過酷な現実を知らされた時も絶対に誰にも涙を見せなかったあの■君から大粒の涙が後から後から溢れ流れました。○美「■・・・。良かったわね」■「#$%&∞∴#¥℃・・・」(←号泣の為、何を言っているか判らない)○美さんは、その激しい思いを自らの心の奥底にある透明な湖にいつまでも留めるのでした。○美「私は、■の妻。だから、どんな悲しみも喜びもただ“共にある”のね」
2007年01月24日
ほんの少し前まで、我が国は“縄付き”(犯罪者)を出した家は社会に対して身を慎み沈黙していました。それもあるからこそ、「絶対に、犯罪を犯してはならない」との緊張感が一戸一戸の家庭全体を覆っていたのだと思います。ところが、最近立て続けにTVで「加害者側の家族」のインタビューが放映されました。彼等は、例外無く自らの顔をぼかし音声を変えています。被害者側の家族は、大抵は全部が公開されています。加害者親A「あの子は、居場所が無く“犯罪を犯すしかなかった”んだと思う」加害者親B「被害者が、“感情的”になったのでウチの子も激高したんだと思う」加害者親双方「私達の、あの子への“躾”の失敗でした。これからは、反省します」そこには、“被害者家族からの視点”が欠けていました。と言うか、現在の犯罪者擁護を持続する限り元々成立出来ないのです。「犯罪者の責任は、社会が負う」それは、随分と耳障りの良い響きです。でも、その“正体”は理不尽な犯罪に巻き込まれた被害者を“死に損”にしているだけです。ぶっちゃけ、どっかのご家庭の“躾”が、どーだったろーがこーだったろーが被害者側に何の関係があるのでしょう。こんな“尻馬”にいつまでも漫然と乗っていては、真実の贖罪もあり得ません。
2007年01月24日
(06・5・10から連載中)その日、■君は○美さんの車で送迎して貰い1ヶ月ぶりに出社しました。会社側から■君に会いに来る提案もありましたが、それを断っての行動でした。彼は、自宅のソファやベッドで“車内から車椅子へ移る”練習を重ねました。 膝が擦れてしまったので、布地を捲いて当座の痛みを堪えています。○美さんも、尿瓶を使える様になりました。エントランスでは、受付嬢や顔見知りの社員達が“見てはいけないもの”を見てしまったかの様に目線を外します。■「俺だって、友達が急にこうなったらああなるよ。あれは、驚いてるだけさ。そのうちに、見慣れるさ」彼は、車椅子を押す○美さんにそう告げて微笑しました。○美「ええ」部内に入ると、◆恵さんを始めかつて■君をクドいていた女性達が一斉に下を向きました。賑やかだった、室内が重苦しい沈黙に包まれました。■君と○美さんが、部長室に入って扉を閉めると口々に話す声が聞こえます。女子社員達「み、見たぁ。あれが、■君の姿だなんて信じられなーい」◇史「□村さん、もう終ったなー。最後の出社かぁ」◆恵「本当。あー目の当たりにしたら、私○美さんが可哀相になっちゃった。自分より親友を選んだ挙句に、お世話までしなきゃならない義理は無いじゃない」※◆恵さんは、恋人の◇史さんの言葉に乗じて彼に同意を示そうとそう叫びました。ところが、彼は彼女と目が合うと透かす様な暗い表情になりました。そして、そのまますぅっとその場から消えてしまったのです。◆恵さんは、◇史さんを探しましたがそれから2人はぎくしゃくし始めやがて別れました。男性は、生体的には弱い生きものなのです。女性の心があまりにも冷淡だと、一気に恋心が冷める事があります。事例「俺、あれからインフルエンザが悪化してさ」と彼から電話があった際には言葉だけでも慰めるか出来ればお見舞いに出かけましょう。「はぁ!!私に、感染さないでよ!!」ガチャ!!これでは、妻にはなれません。板一つ隔てた部屋の中で、○美さんは■君を覗き込みにっこりしました。○美「ねぇ。私達って、変わりもの夫婦になれそうね」部長が来る前に、2人は甘いKissを交わしました。部長「やぁ!!もう、すっかり似合いの夫婦だなー!!結婚式が、楽しみだよ」やや遅れ気味に現れた部長は、■君に意外な決定を申し渡しました。部長「□村■広を、(株)エレベート通商部第十三代営業室長に任ずる」■・○美「ええ!!」“オドモ”恋愛の☆子さんは、その日の夜“◎膳”(←高級料亭)に現れた△崎君を見て仰天の表情を浮かべました。☆子「あんた!!何よぉ」彼の背後には、“守護霊”の様に◆堂課長が立っていたのです。◆堂「この度は、私共の話をお聞き頂けるそうですね!!(株)☆泉衣料営業第二課としては、恐悦至極でございます」☆子「へぇぇ!!随分、びっくりさせてくれるわねー」△崎「・・・」実は、この時△崎君は☆子さんの何十倍も驚いていたのです。△崎「お、俺が初日に事務員さん達にお贈りしたはずのスカーフが!!そんな、馬鹿な!!」☆子さんは、あの後△崎君が●幼稚園へのご挨拶に置いて行ったスカーフを女の子達から残らず取り上げました。そして、“自己流のお洒落”として全部をねじねじに捩って胸元に巻き付けていたのです。※“オドモ”の特徴の付録としてこの様な“異様なファッション”が現れる事があります。azareaのお客様の中にも、他人のものやセンスを故意に盗ったりまた周囲(異性)に対する「目立ちたい」欲求が異常な形で表現された事が多々ありました。事例1 ある60代女性はW不倫中の男性に自分自身の“SEXYさ”を強調したいからと“バドワイザー”ミニ・ワンピを1年中着通しました。彼女は、その姿で真冬の官庁街に朝9:00に立って手を振りながら「○さーん!!」と叫び続けました。事例2 他の女性が褒められると、「私を真似ただけ」と嫉妬していきなり解雇。△崎「課長!!あのオンナは、やっぱりまともじゃありませんよ!!」△崎君は、●幼稚園の女性達に自信を持って勧めた新製品を無残な皺だらけにされ怒りに震えていました。△崎「あの女の子達は、皆スカーフをきらきらした嬉しそうな眼差しで見つめていたのに!!」◆堂「うむ、判った」☆子さんは、呆然と自分を睨み付ける2人のオトコ達を目前にしてこう考えていました。☆子「あれが、“☆泉の信長と蘭丸”なのね!!うふふ。きっと、若造の蘭丸なんかに私を盗られまいとして渋い信長が略奪に来たんだわー!!」そして、やって来た女将にやおら怒鳴り散らしました。☆子「けっ!!ここは、何て狭苦しい部屋なの!!」女将「は、はぁ!!奥様が、“若い男を閉じ込めてやりたいから、一番狭い部屋にして”と所望なさって先約だったあのカップルのお客様を追い出されたんでしょう!!」☆子「そう。じゃ、キャンセルで良かったわねー!!」◆堂「ま、まぁまぁ。別に、私共は長居をいたしませんから」△崎「ええ。此処で、十分です」(←拳を握り締めて、感情を抑えている・・・)☆子「あらぁ。あんた達って、案外と欲求不満だったのねー!!」◆堂・△崎「・・・」(←それぞれ、このオンナとは会話が成立しない事に気付き始めた)△崎「○野夫人。そのスカーフは、私が受付の女の子達にお渡しした品々ですよ」☆子さんは、△崎君の“目線”に気付きました。☆子「あー、これね。あんたの安月給じゃ仕方が無いけど本当に☆子の心を動かしたいなら、今度から30万円位は使いなさい!!こんな、販促品を私になんて失礼よ!!」そう言いながら、彼女は火鉢の上にスカーフを投げ捨てました。△崎「あ!!」スカーフは、△崎君の足元で無残な灰塗れになりました。△崎「・・・くそ・・・何をしやがる・・・」女将は勿論、騒ぎを覗き込んだ料亭の人々が痛ましい表情で若い営業マンを見上げています。☆子「◆堂さん、お互いに若いコを使うって難しいわねー。こーゆー世間知らずが多くって」彼女は、怒りに耐えている△崎君を無視して今度は◆堂課長に擦り寄りました。☆子「うふ!!これで、今晩△崎◎樹の脳内は私の事ばっかり思い出して眠れないわー。でも、こっちの◆堂には、もっと大人の魅力を見せ付けてあげないと」※ある“オドモ”女性(セレブ妻)は、azareaに「私ね、好意を抱いた男性にはわざと大恥をかかせてやるのよ!!だって、私の事が忘れられなくなるでしょう」と真顔で言っていました。私は、「人間は、嫌な事は忘れるように作られています。あなたは、そんなにも自分を馬鹿にした異性達を覚えていられるんですか」と問いかけました。◆堂「○野夫人。残念ですが、私共の心血を注いだ商品を大切にされない方はお客様とは申し上げられません。短いご縁でしたが、これで失礼させて頂きます」☆子「そう。今度は、電話番号とメアドを教えて!!付き合ってあげるからー」と笑いました。ところが、その直後☆子さんが両手で頭を抱えて獣の様な唸り声を上げたのです。☆子「ぁぁあぁぁぁあー・・・あぁぁぁあー」女将・◆堂・△崎「!?」☆子さんは、急いでポーチからあの“薬”を出すと目の前にあったビールでラッパ飲みにしています。女将「だ、大丈夫ですか!!何処か、ご気分がお悪いんですか!!」☆子「ううん!!☆子、最高!!あはははー」呆気に取られた◆堂課長は、固く強張っている△崎君の肩を背負う様にしてお店を出ました。女将は、☆子さんが出て行くと仲居達に塩を捲かせました。女将「●幼稚園の予約だけは、今後絶対に入れないでね!!」全員「はい!!」◆堂「あの女は、もう長くない。あれは、間違い無く“死相”だった」△崎「ええ。俺も、同じ予感がしました」※毎日、大勢の人間に接していると一定の法則性を発見したりその先が見える事があります。△崎「これでは、俺は引き下がれません」◆堂「そうか。まぁ、お前が気が済むまでやれよ」3日後、2人宛てに☆子さんから“バレンタインディ・チョコレート”が贈り付けられました。それぞれの、自宅に。
2007年01月23日
(06・5・10から連載中)◆堂課長が営業第二課に出社するとテーブル上のメモの束の中に、こんな1枚がありました。「△崎◎樹の個人携帯電話番号希望 ●幼稚園 ○野☆子」◆堂「やーれやれ!!」営業部員達「第一課で、噂になってます。あそこの後妻は、やっぱり“ストーカー”ですね」※勿論、正常な顧客が99・9%ですが0.01%こんな“不良客”が混じる事があります。彼女達は、恋愛と“顧客サービス”の区別が付きません。営業マンやサービス業者との商取引にかこつけつけて彼等の“個人情報”を入手しようと計ります。☆子さんも、(他社も含めて)男性社員と見るや手当たり次第に彼等の“個人携帯番号・個人メルアド”を欲していました。☆子「私も、忙しいの。連絡先を教えて」と言い出したりさらには、今回の様に会社を辿って社員達に直接“教えさせる”のも常套手段です。“オドモ”女性達は「この世の全ての男性は、100%自分に恋する」と、決め付けています。会社代表名だけの名刺ですら、「私へのラブ・アタック」と解釈している事例が多いのです。(株)☆泉衣料では、この様な不測の事態にも対応済みでした。◆堂「全く、予想以上に下らんオンナだったな!!あ、△崎君ちょっと」△崎「はぁーい。あーあー。もう終りですかねー、●幼稚園は!!」△崎君も、メモを摘み上げて辟易した表情を浮かべました。◆堂「止めたいか」△崎「でもまだ、3週間の期限までは時間がありますからねぇ。まぁ、ゲーム・オーバーまで勝負をかけてみましょう」△崎君は、皆の目の前で会社のプッシュホンから●幼稚園に電話をかけました。△崎「あ、どうも(株)☆泉衣料の△崎でございます。お電話を頂戴したそうで制服の件、お考え下さったんですね」案の定、●幼稚園の事務員達は一斉に慌てた様子でした。※“オドモ”を上司に持つと、公私の区別が付かない彼女・彼等の手足としてその気まぐれのままにこき使われる状態に陥ります。また“オドモ”は気分次第で行動性に一貫性が無い為、“連絡事項”も追い付きません。※この様な会社や組織は従業員が矢鱈入れ替わり、居残ったヒトビトの勤務態度も乱れます。事務員A「は?ち、ちょっと、お待ち下さい!!」△崎君を始めとした営業マン達の脳裏には、彼女達がばたばたと動き回る姿が目に浮かぶ程でした。そしてやはり、電話が突如○野夫人(←☆子さん)に繋がりました。☆子「あー、◎樹君ね!!私に、メモまでさせるつもり?携帯から、かけ直しなさいよ!!」※◆衣さん編で、■君が激怒した“オドモ”の特徴をお浚いします。1会社・組織を通さず、いきなり“個人的な付き合い”に持って行こうとする。2彼女の様に“苗字”ではなく馴れ馴れしく“名前”で呼ぶタイプは注意しましょう。“オドモ”の悪質な“幼児性”は(男女問わず)、相手を遠回しに脅迫するこの様な言い方に現れています。△崎君は、彼女の要求を忌避しました。△崎「携帯電話番号は、私の個人的な持ち物です。●幼稚園様には、関係ありません」☆子「あんた、今夜は“◎膳”(←高級料亭の名前)に来るわね!!」ガチャ!!営業部員達「第一課の◇西さん、うっかり個人の携帯電話番号を教えたら真夜中に無言電話が毎晩かかったんだぞ」営業部員達「そーそー。“非通知”で掛け捲りやがって、奥さんがノイローゼらしい」※azareaのお客様のある女性(既婚・子供数人)は、リフォームに来たハンサムな業者に関心を抱きました。彼に、何度もアプローチしましたが応じません。やんわりと、「妻が、子供を産んだばかりで早く帰っています」と話したそうです。こんな“お断り”にすら、彼女達は「(自分と恋愛したいが)妻が、邪魔だと言いたいのね」等と誰も考え得ない自分勝手な解釈をします。彼女は、彼等が撤収してから数週間も“思い続けた”挙句同業者と親しくなり彼の携帯番号を入手しました。そして、携帯電話を肌身離さず持ち続けて毎晩未明の2:00~3:00に“非通知・無言電話”を掛け捲りました。この様な女性は平然と(自分と逢えなくなった)「彼が寂しがっているから、私からの“愛の電波”を飛ばしてあげたの」等と話します。彼の妻は、浮気を疑って口論が絶えなくなりました。その話を伝え聞いた彼女は、占い師達にわくわくしながら「彼は、妻よりも私を愛していますよねー!!何時、離婚しますか!!」と質問して来ます。※彼女曰く「私は、夫とは離婚しないけどねー。彼に、夫と自分のラブラブを見せ付けたい」居並ぶ占い師さん達全員から「あなたがしている行為は、“自分の正体を隠した嫌がらせ”であり恋愛ではない」と諭されても、聞く耳も無ければ会話も成り立ちません。「私の前で、妻が産んだ子供達の話をするなんて失礼過ぎるでしょう」「私に、恋しない訳無いわ。あの表情は、絶対に私だけを愛してるのよ」※この男性は上司に相談して、弁護士を紹介されこの女性は彼から“勧告”を受けました。携帯番号も変えて、移動された様子です。同業者達も、知人や友人に安易に個人情報を渡さない様に申し合わせました。それでも、この女性は今度は公衆電話から彼の会社(本人は、いない)に無言電話をかけ続けています。そして、自分の携帯電話に無言電話や“非通知着信”が入っていると「絶対に、彼からよ」と言い張っています。彼等・彼女達の多くは不倫・W不倫の常習者です。自分自身は、「自由に誰にでも、恋する資格がある」と主張しながら相手には「私を、好きにならないはずは無い!!私の好意を断るなんて、罰してやる」と暴走します。これが、“オドモ”恋愛なのです。◆堂「ったく!!皆、社員情報のセキリュティレベルを“5”にしとけ!!」課内全員「はぁーい!!」 ★ちゃんは、もう見慣れた山間の光景を見つめながらお父さんの車を降りました。★父「じゃ、後でな。携帯電話が、繋がり難い場合は直接図書館に電話しろ」★「はい」★ちゃんのお父さんは、“料理人”として一言言い添えました。★父「★。もし、お前の料理を◎山さんが全て吐いて戻してしまったとしても落ち込むな!!」★「はい。それを、此処に来るまでに覚悟しました」★父「そうか。お前が、“判っている”ならそれで良い」★ちゃんは、もう一度“初めて作った手料理”を抱きしめました。☆婆「まーまー。○田さん、こんなとこに何べんも来てまってすみません」☆婆ちゃんは、小さな身体を折り曲げています。★「★は、こんな事でも無かったらいっつもお家でごろごろしてしまうんです。今日は、母のお手伝いをしてお弁当をこしらえました。どうぞ、◎山さんとご一緒に召し上がって下さい」☆婆「あれぇ。今日は、院長先生と看護婦さんとお約束してまったるでぇ」※これは、お婆ちゃんの“孫の恋人”への配慮です。別に断れる先約ですが(爆)、彼女なりに☆君と★ちゃんの貴重な時間をそっとしてあげたいと願いました。☆婆ちゃんは、★ちゃんを廊下に待たせて先に病室に入りました。☆婆「☆哉!!○田さんがござったで、しゃんとしいや」☆「はい!!」※そうそう。恋人と会う場合、どーんな時でも“一定の緊張感”は不可欠です。昨今、“デート下手”な若い男性が急増してしまったのも“似非フェミニズム”の影響です。日本から“マザコン”と言う素晴らしい伝統が失われつつあります。この☆君の様に、女性を大切に考え姿勢を正す心は“正統派マザコン”の働きなのです。
2007年01月22日
(06・5・10から連載中)※今回から、“聖バレンタインディ”であるこの時期に毎年被害が急増する“オドモ”恋愛の典型とその対処法を描きます。※“オドモ”恋愛の詳細は、これまでの“ウマく行く”恋愛術をご参考にお読み下さい。彼等の“正体”は「自らのエゴイズムを満足させる為に、恋愛の仮面を被ってワガママをゴネ通すハラスメント」と、お考え下さい。基本的な対処法は、これです。1魔ものは、自ら招き入れない限り絶対に近付けない2客観性に欠ける“オドモ”(男女問わず)は衆目等の公的な場に晒す」です。「(株)☆泉衣料」の自称天才(?)営業マン△崎◎樹君は、若干23歳です。ご両親は早くに亡くなり、親代わりだったお姉さん(←無事に、出産)夫婦と同居中です。専門高卒と言う低学歴をものともせず、自らの才知で先輩を牛蒡抜きにして「営業第二課」の主任に抜擢されました。◆堂課長の懐刀として、“☆泉の森蘭丸”と呼ばれています。現在は、○田★店長のサポーターとして“店長代理”も兼ねつつ複雑に並行する業務をこなしています。そんな彼に、古巣の「営業第一課」から緊急要請が入りました。先輩「△崎。あの、●幼稚園の話だがなー」(←ん?何処かで聞いた様な)△崎「あー。あそこですか。先輩達、まだてこずっているんですかー」先輩「そりゃ、ライバル店が手薬煉引いてるしさぁ!!あそこの制服をモノにすりゃ、かなりの収益UPなんだけどなー」△崎「そりゃ、疼くなー」先輩「だろ!!◆堂課長も、“カフェオレ”が無かったら本当はお前に頼みたかったんだよ。で、お前に3週間やるからトライしてみないか」・・・と、言う訳で、△崎君は「●幼稚園」の入り口に立ちました。そう。そこには、あの悪質な“オドモ”母である☆子さんがいたのです。△崎「こんにちわー!!お世話になっております、(株)☆泉衣料でございますー!!」事務員A「ああ。制服の話でしょ。ウチは(株)スムーズさんに頼んであるから結構よ」△崎「はぁい!!それは、良かったです。(株)スムーズさんは単価が凄くお安いですが、品質もそれに見合っていますからねー」事務員A「それは、どう言う意味よ!!」△崎「ところで、今日は皆様にちょっとしたプレゼントをお持ちしております」事務員A「私達、お菓子なんかいらないわ!!太っちゃうから」△崎「いいえー。お美しいお嬢様方にお似合いのこのスカーフですが」事務員B「あらぁ。こ、これからに似合う軽やかな風合いね」事務員A「確かに、色柄もこんなに鮮やかで素敵ぃ」△崎さんは、事務員さん一人一人にふわりとそのスカーフを被せました。事務員達「うわぁー!!」(←イリュージョン気分)△崎「この生地は、よろしければ園児様の制服のアクセントに使わせて頂きます」事務員A「こ、これが園児用制服のデザインですって!!可愛いぃ」事務員B「これなら、タイより柔らかで安全性が高いかも」△崎「是非、ご検討をお願いします」△崎君は、事務室に一礼して廊下に出ました。この時、☆子さんとすれ違ったのです。☆子「(株)☆泉衣料ったら、私をオトそうと今度はあんな若い子を提供して来たのねー!!」※あーあ。こんな風に“オドモ”は世の中の出来事を100%自分中心に考えています。まさに狂気なまでに、「世界は、私に回っている」と信じ切り他に思考が及びません。◆堂「おおぅ!!△崎。お前が●幼稚園に手を出したって?」△崎「はい。あんなとこが、我が国の一流幼稚園なんでしょうか」◆堂「おいおい。お前にかかっちゃ、何処も形無しだな。何故、そう感じた」△崎「開園中なのに、校門はフリーパスで警備員は居眠り中です。事務員達は、豪勢なお菓子を並べてだべっていました」◆堂「お言葉だが、●幼稚園は先代までは堅実な教育方針で支持が高かったんだよ。それが、やり手の経営者に交代してから堕落したらしい」△崎「好い加減午後も近いあんな時間に、これ見よがしに着飾った園長夫人(←☆子さん)が外車から下りて来たんで驚いてシカトしちゃいました」◆堂「あー。○野夫人については、俺も散々悪評を聞かされているよ」△崎「ただ、妻だと言う立場だけであんなオンナに留守を任せて外遊するのが切れ者のする事とは思えませんが」◆堂「わーっはっは。全く、お前のお眼鏡に適って私や○田君や■坂さんや◎峰君や□滝君は幸運だったよ」※「ハラスメント」にまず有効なのは、“強力な味方・客観的な相談相手”です。azareaも、危険な“オドモ”達と仕事上とは言え取り組めるのも周囲が整っていればこそだと日々深く感謝しております。あなたも、妻(夫)としてご家族として、誰よりも身近な存在でいて下さい。 ☆君は、思い切ってお水を口にしてみました。★ちゃんが新店舗の店長に就任したあの日、○浪さんからずっと行方不明だった母親☆子さんの行状を聞かされて以来彼は飲食物を受け付けなくなりました。飲食物を摂取した数十分後には、強烈な悪寒に襲われ全部戻してしまいます。でも、この日の彼は敢えてベッドに横たわると自分の胸に手を置いて瞑想に入りました。※これは、自己流の“内観”です。ヒトの心は、ヒトの辿って来た“旅路”の影響を受けます。その道をもう一度歩いて、自らを振り返るのです。去って行く■君が告げた“何故、食べるのか・何故、生きるのか”との問いかけは、自分自身の人生をもう一度照らし合わせて考えさせる手段になったのです。☆「俺の子供の頃は、お婆ちゃんが飯を作ってた」育児放棄と家出を繰り返す☆子さんに代わり、実の祖母である☆婆ちゃんが父親の違う兄弟の親代わりとなっていました。☆婆「☆和や☆哉や!!お隣から、お菓子を貰ったよ」☆哉「いっただきまぁーす!!」☆和「お婆ちゃんは?」☆婆「わしは、お腹が膨れておるからええ」☆哉「うまぁい!!」☆和「じゃ、僕もいらない。あっちで、絵を描いてるから☆哉にあげて」☆婆「こら!!お前は、いっつもそう言って自分は何も食わんと」☆和「お菓子、3つしかないもん。僕は、良いよ」☆哉「お兄ちゃん、またくれるの!!わぁい」☆「俺は、あの貧しい家で甘やかされて育ったんだ。本当は☆和兄さんの分だったご飯やお菓子を、平気で横から盗って大きくなったんだ」その生命を自ら絶とうとした罪の重さが、今更ながら身に染みました。■「ほれ!!」☆「な、何これ」■「あー!!“ハンバーガー”だってさー。そこの大通りで、開店してたから買って来た!!」☆「知ってるけど、1個450円もするんだろ!!いらないよ、俺のお小遣いじゃ食えない」■「馬鹿野郎!!俺が、勝手に買い過ぎたんだから黙って食っとけって!!」☆「あはは。■とは、初めて食うもんばかりだった。いっつも、あいつのおごりで。俺、遠慮した振りをしてたけど本当は凄く美味しかった」※azareaには、持論があります。親やご家庭の愛に恵まれなかったら、必ずその“分”が誰かを通じて返って来ると思います。☆「社長のお家でご馳走になったおせち料理・・・会社のオバちゃんに貰った手作りのケーキ・・・○美さんの作ったすき焼き・・・」一つ一つ数えているうちに、自然に涙が零れて来ました。☆「俺は、独りぼっちじゃない。この身体もこの血も、俺だけのものじゃない」
2007年01月21日
(06・5・10から連載中)●紀さんは、最近帰宅時間が早くなりました。家に入って来た仔猫を“みぃ”と名付けて一緒に暮らし始めた為に心境や立場の変化から毎晩遊び回っていた“不良主婦仲間”達とのお付き合いが遠のいたのです。●紀「ただいまー!!」みぃ「にゃーにゃー」(←力いっぱい、鳴いている)●紀「全く、あんたがいると思うと家を留守に出来ないわ!!」※何故、人間は「子供・ペット・老人」を大切な存在として来たのでしょう。それは、“その存在から必要とされ=その存在を必要とする”からです。azareaが、最もヒトを愛したのは亡き祖母が倒れて寝たきりになった時でした。●紀「あーあー。あんたのせいで、考える事が増えちゃったわ!!」※「子供・ペット・老人」は、面倒を“看る”存在です。その視点が、ヒトの目を近視眼から広く高いものへまた深く低いものへ自在に変えさせるのです。●紀さんは、“みぃ”の安全や飼育を通じてその基点を学びました。不平不満を言いながら、彼女は“みぃ”と話す習慣に拠り知らないうちに“精神的なケア”を得ていました。買い込んだペット用品を整理していると、携帯電話が鳴りました。出てみると、☆子さんでした。☆子「下りてくれば!!」相変わらず、“オドモ”の☆子さんは自分の要求だけ告げて一方的に切りました。●紀「・・・」彼女が、団地群の外に出るとタクシーが停車しています。☆子さんは、近所の買いものにもタクシーを呼ぶ生活を誇示していました。☆子「あははー。やっぱ、◎屋さんに逃げられたってぇ。あの美容院に、いないじゃない!!」※“似非フェミニズム”に染まり切っていた以前の●紀さんなら、悔しさからすぐに反論したでしょう。そして、彼女に“勝つ”為に焦燥感に駆られて強迫観念的に“次の恋”を探していました。でも、もう●紀さんは疲れ果てていたのです。●紀「そうよ。私、夫とは離婚したし◎屋さんとも別れたから」※実は、この様に“事実をありのままに認め、受け入れる”姿勢は論理のすり替えの繰り返しで成り立っている“似非理論”を自然に透過してしまうのです。☆子「これ、あげるー」彼女は、半開きにしたタクシードアの隙間から何やら投げ捨てました。それは、☆子さんに中毒症状を起こさせているあの“薬”でした。☆子「1錠飲めば、別人みたいに元気になるわよぉ。高いんだから、私に感謝しなさいねー」タクシーは、排気ガスを吹かして去りました。●紀さんは、箱にも入っておらず説明書も無い“薬”に戸惑いながらテーブルに置きました。●紀「そう言えば、私・・・元気は無いけど・・・」彼女が、コップにお水を汲もうとした時今度は部屋の扉がノックされました。●紀「はぁい。あ!!」●紀さんの夫が、立っていました。たった数日間逢わなかっただけなのに、もう100年も経った気がしました。●紀の夫「まだ、引っ越して無かったんだな。荷物を、取りに来たよ」●紀「そう。ゴルフ・バック?カメラ?」●紀さんの夫は、無言で彼女をすり抜けるとつかつかと奥の箪笥部屋に向かいました。そして、彼が抱えようとしたのはあの“おもちゃのお家”だったのです。●紀「そ、それは駄目ぇぇぇぇぇ!!」●紀さんの夫「!!」●紀さんは、夫の腕にしがみ付くと声にならない声を発しました。●紀「それは・・・それは・・・あなたの思い出に・・・」●紀さんの夫「●紀!!ど、どうしたって言うんだ」彼女は、へなへなと畳の上に崩れ落ちました。“似非フェミニズム”に動かされていた頃なら、夫と向き合えば“言い返したり言い負かす”ばかりに集中していた彼女が言葉も無く泣き声よりも小さな呻き声をしゃくりあげています。●紀さんの夫「・・・」●紀さんの夫は、困惑しながらふとキッチンの周辺に気配を感じて目線を動かしました。みぃ「にゃーにゃー」(←力いっぱい、鳴いている)●紀さんの夫「あれ、猫だ」●紀「ひっく・・・ひっく・・・そうなの。“みぃ”って呼んで、最近飼ってるのよ・・・」元々、動物が大好きな彼は喜んで飛び付きました。と、思ったら飛び退きました(爆)●紀さんの夫「大変だ!!こいつ、吐いてるぞ!!お前の“薬”の上が、ぐちゃぐちゃだー」●紀「ええ!!」●紀さんの夫「うわぁ!!き、汚ったないぃ!!」(←ちっこい仔猫は、自分の身体よりでっかい大ゲロを吐く事がある)●紀さんの夫は、無言でせかせかと汚物がかかっていた“薬”も一緒に棄ててしまいました。そして、勝手知ったる元自宅の引き出しから除菌クリーナーを出すとテーブルを拭きました。●紀さんも、その慌しい背中を静かに見つめていました。●紀さんの夫「この団地って、こんな動物なんか絶対に絶対にご法度だったろー!!」みぃ「にゃーにゃー」(←周囲とは無関係に、めいっぱい鳴いている)●紀「そうなの。でも、1回えさをあげたらもう出て行けって言えなくなっちゃった」みぃ「にゃーにゃー」(←何等かの主張)●紀さんとその(元)夫は、久しぶりにお互いの心が通い合う“会話”を感じました。※azareaが“似非フェミニズム”に反対するのは、その何処にも愛が無いからです。愛は、相手を“打ち負かす”ものではありません。●紀さんの夫「とにかく、動物病院に連れて行くよ。君も、来るか」●紀「ええ」みぃ「にゃーにゃー」(←続・何等かの主張)●紀さんの夫「・・・俺、動物OKな借家を探そうかな。倉庫から、もっと近い場所で」みぃ「にゃーにゃー」(←やっぱり、力いっぱい鳴き続ける)●紀「うふふ・・・それは、きっと・・・とっても・・・住み易そうね」●紀さんは、夫の微笑を夢の様な気持で眺めていました。彼が、“みぃ”と彼女を労わりで包んだ時どんな男性とのSEXでも得られなかった軽やかな風が彼女を抱き上げました。多くの鎧に囚われ、あれだけ重かった彼女の心は天使の羽の様に軽くなりました。この日から、☆子さんが幾ら電話をかけても●紀さんとは不通になりました。やがて、手作りのリボンで飾って貰った仔猫の“みぃ”と●紀さんは愛する男性に迎えられて団地から出て行きました。■君が、退院の挨拶に☆君の病室を訪れました。■「好い加減、飯位食えよ!!お前は、馬鹿みたいに一生此処で入院してるつもりかよ!!」☆「判ってるよ!!こうなったら、食って食ってお前なんか車椅子ごと持ち上げてやるよ!!」それが、2人の選別の言葉でした(爆)○美「私達の結婚式には、絶対に会社の寮からいらして下さいね」☆「す、すみません」○美「もう、謝らないで。☆君は、★ちゃんの事を考えてあげて」☆「は、はい」○美「★ちゃんから、この病院にいらっしゃるってメールを頂いたけれど■の退院が午前中になったの」☆「はい。○田★さんに、俺からお伝えします」街に帰った■君が、これからいかに過酷かは想像に難くありません。でも、遂に彼はただの一言も☆君に“弱み”を見せませんでした。☆「■。お前は、日本いや世界一の“ええ格好しぃ”だよ。俺も、追い着いてみせるからな」○美さんも、☆君を殴ったあの日から何か揺るぎ無い空気が漂っていました。☆「■の妻は、あのヒトしかいない。あいつが言った“赤い糸”ってこれだったんだ」
2007年01月20日
毎年、バレンタインディのこの時期には“オドモ恋愛”が暴走し易くなる様です。その典型的な事例を挙げてみます。客観性に欠け攻撃的な“オドモ”恋愛と、普通の恋愛の違いを皆様も感じてみて下さい。ある40歳の女性(ご主人と小学生数人のご家族有り)がパートとして男性社員中心のある会社に入りました。1そこで、「自分が席を立っていた時に、(たまたま)お菓子が配られていた」と大泣きされました。さらに、ご自身が勝手に片想いしている上司が先に先輩女性にお菓子を手渡したからと職場でその女性に対してわざとボイコットする等の嫌がらせを行いました。※“オドモ”は、「周囲に嫌がらせをする=意中の男性が自分に意識を集中する」と発想する模様です。でも、普通に考えてみましょう。あなたは、職場や仲間内で非常識な態度を取るイジワルなヒトを愛せますか。2その上司ともう1人若い既婚男性にバレンタインディ・チョコを渡し、(妻がいてお子様はいない)上司と肉体関係を結ぶ。返事が無かった、若い既婚男性の妻や同僚女性を邪推して嫌がらせを行う。※若い既婚男性がご家庭の模様を話したのは、この女性への牽制です。彼はその女性を非難も中傷もせず「妻とは、仲良しですから。他の女性とも、打ち解けていますし」と平均的な姿勢を示したに過ぎません。それを“曲げて受け取る”限り、余計な嫉妬心に苦しめられるのは彼ではなくこの女性です。3その上司が他の同僚女性達に先に朝の挨拶したからといきなり退社。しかも、1週間で復職。驚いた周囲に嫌がらせ。※この女性は、周囲からは「(突然、辞職してまた戻って)何処か、体調でもお悪かったんですか」と寛容に扱われました。しかし、上司の気を惹くつもりだった彼女自身はその優しささえも味わえなくなっています。4この女性が、仕事中にその上司との浮気を重ねながらまた別の男性とも浮気したいと言い出されました。azarea(占いの結果)「この方は、お身体がお丈夫ではありません。大変緊張されながら、ご家族の為に働かれていますよ」お客様「そーそー。よく、薬を飲んでるわー」azarea「この状態では、この男性は不倫に精神的に耐えられません」お客様「へぇぇ。病気が酷くなるのぉ?そんなの、私には関係無いわ。それより、妻より私を愛する?」azarea「この方が、あなたに愛想良いのは日常的な挨拶です。誰に対してもです」お客様「それが、腹立たしいの。私の他に、◎子ちゃんや○美ちゃんとも話すのよ。だって、私にだけは特別な気がするのよ!!」azarea「会社員が、同僚に笑顔で挨拶するのは礼儀です。お客様は、昨年も何度か同じ理由で同じ皆様に嫌がらせされましたね」お客様「さっきの話だけど、どう病気が悪化するのぉ?私のせいで彼が苦しむんなら、その姿が見たいわー!!」※この様な“オドモ”は、相手の病気さえ「自分への愛情度」と自分勝手な解釈をしてその苦しみが理解出来ない様子です。azarea「・・・」(←切れた)(彼女は、昨年も不倫男性とは別の独身男性の友情を勘違いして迫り“キモチワルイ”と言われました)azarea「通常、職場に“恋愛・恋愛”とがつがつ拾いに行く方はおりません。あなたの行動を一度、客観的にお考えになって下さい」※たとえば、前述の“ウマく行く恋愛術”に取り上げた●紀さんは不倫中はその不倫の成就を願いまたそれに破れれば夫との復縁を願っています。また、他の男性を求めて最後にはホームレス同然に堕ちる危険さえ出始めています。自分ではご馳走だと思い込んで、毒を貪ってしまう間違いが人間には往々にしてあります。此処からは、この様な“オドモ”女性達に対する対処法を綴ってみます。ご参考に06・6・17の“ウマく行く恋愛術”ご参照下さい。彼女達の中には、「自分には関心が無さそうな愛妻家の夫」に殊更執心するタイプがいます。彼等が自らのアプローチを軽くスルーしただけで、“女性としての自信”が揺らぐそうです。そこで「インパクトが足りないのかも」等と“試行錯誤”を始めた結果、過度に思わせぶりな文章を添えたバレンタイン・チョコレートやプレゼントを送り付ける傾向が顕著にあります。事例 肉体関係を断った既婚男性に性的なサプリメントに厭らしいメッセージオンナは、すぐにセクハラで訴えられますがまだまだ一般の既婚男性達はたかだかその位ではオンナを逆セクハラで訴えようとは考えません。ご家庭の奥様方は、まず“証拠を掴んだ”かの様な安易なヒステリーやパニックに陥らない事です。慌てずに、まずご主人様の職場での現状を把握しましょう。(例 ご主人の職場に女性が多くいたり中間管理職等の場合、現実には女性の勘違いアプローチもユーモアでかわさなければならない事が多々あります)相手の出方とご主人様の“場”を客観的に判断出来るのは、最も身近な存在である妻であるあなただけです。現在は、(恋愛の仮面を被った)セクハラ問題も男女共認識が進みその対処法も多岐に渡っています。冷静な対処をされるお心をお持ちになってみて下さい。
2007年01月20日
(06・5・10から連載中)離婚の経緯と決意を語り尽した“長文メール”を送って以来、●紀さんのメールにも電話にも◎屋さんからの返事はありませんでした。数日後、●紀さんは美容院を訪ねました。同僚「あいつ、辞めましたよ」●紀「ええ!!」それからも、狂った様にメールや電話を発信しましたが数日後全てが“Error”になりました。そんな●紀さんに、元義姉(元夫の実姉)から電話がありました。元義姉は、何気無い世間話を続けた後で、さらりと弟から離婚を知らされたと言いました。元義姉「あの子は、ウチの長男坊だからまだ若いしこれからお見合いでもさせてそのお嫁さんに早く子供でも生んで貰わないとねぇ。まぁ、●紀ちゃんも頑張って」●紀「・・・」元夫は、彼女と毎晩手を繋いで眠る様な男性でした。●紀さんは「この手が、不倫相手だったら」「この手が、●聖(←○浪さんの架空名)だったら」「この手が、◎屋さんだったら」と恨めしく思いながら渋々浮気が露見しない工作として“付き合ってあげて”いたのです。ところが、その夫が新しい妻とその子供を抱く姿が散ら付いた途端言い様の無い懊悩が沸き起こりました。それは、紛れも無い嫉妬心・・・。※azareaが、「オンナは、不倫・W不倫には向いていない」と確信する事になったのはこの●紀さんの様な女性が後を絶たないからです。“似非フェミニズム”を受け売りした勇ましい理論と“新しいカレ”との結婚を夢見て無理矢理離婚に持ち込んだ挙句、元夫のストーカーになる例が多いのです。その日、★ちゃんは休日でした。本来なら、残業を持ち帰ったり調べものをする程度でお家でごろごろ過ごしています(爆)でも、珍しく早く起きて“料理本”を片手に何やらこしらえ始めました。★母「あら。あなたが、お料理だなんてお珍しいわねぇ!!」そう、声をかけた後で★ちゃんのお母さんは娘が恋人の☆君を見舞うのだと直感しました。★母「あーあー。あなた、そんなとこにレタス挟んだらびっちゃんこよぉ」★ちゃんの慣れない手付きに、理屈では無い“母としての条件反射”が起こりました。★「うへぇ。これ、失敗作」★母「うふふ。私は、“幼な妻”だったから嫁いだ当初はそりゃあ酷いご飯ばかりだったわ。あのヒトからは、叱られてばっかりで」娘と2人、肩を並べていると“幸福感”が沸いて来ました。そのじんわりした思いが“これで、間違ってはいないのだ”と言う確信を生みました。★母「これを、◎山さんに召し上がって頂きたいのね」★ちゃんは、作業の手を止めて母親と向き合いました。★「はい。お水も戻してしまうとお医者様から伺って、今日までは何も持たずに出かけていました。でも、点滴の姿が痛ましいし何かして差し上げたいんです」★母「そうねぇ。じゃ、さっぱりしたものか消化の良いものを・・・」※azareaも、9歳からお米を研ぎ10歳で包丁を持ちました。持病と高熱で唸りながら、「家族のご飯だけは、作らないと」と踏ん張りました。武田鉄矢さんは「涙流して“いただきます”と飯を食った事が無い奴に何が出来る!!」と、言われました。azareaも、「泣きながら、独りぼっちのお台所でじゃが芋の皮を剥いた事の無いオンナに何が判る!!」と思います。苦しまなければ、見えて来ない何か。毎日の積み重ねが無ければ、判らない何か。“児童虐待”と“躾け”の区分けさえ出来ない冷酷な美辞麗句の“人権派弁護士”さんや心理学者なんかにあなたの未来であるお子様を渡さないで下さい。あなたが親じゃなくて、誰が親ですか。★父「何だ、朝っぱらから旨いもんでも食わせてくれるのか」カフェオレとの散歩から戻った★雄さんも、娘が30ウン歳にして初めて“手料理”を男性に振舞う事を察知していました。※★雄さんは、誇り高い“料理人”です。しかし、娘の★ちゃんにはこれまで殊更「料理しろ」とは言いませんでした。★父「オトコは、自分の嫁位は自分で“無条件”に決めとるわ!!」容姿がどうの家柄がどうの学歴や資産や育ちがどうのとかは勿論、“家事能力”さえもオトコにとっては“結婚の条件”ではありません。★父「条件でする様な結婚は、土台から壊れとる!!そんなもんで、一生愛せるか!!」★父「もし、★が“本当に愛するオトコ”と出逢ったらその時心の底から“旨いもんを食べさせたい”と思うはずだ。少しでも滋養になり喜ばれる料理を作りたいと努力を続けるはずだ」彼は、★ちゃんに理屈や技能ではなく“素直さ”だけを与えて来ました。★父「愛するオンナに、その“真心”があればオトコは不器用なら不器用なりに相手の心尽くしを美味しいと受け入れるだろう」★父「★子。◎山さんの事、良いんだな」★母「ええ。2対1で、私の負けですわ」出来上がったお弁当箱を大事に抱えて、★ちゃんは父親が運転する車に乗りました。★母「☆子さん。あなたが、この○田家に仇を為すなら私が許さない。妻として★の母としての歳月を懸けて闘うわ」仕事から帰っても、●紀さんは何も作る気になれず出前を取りました。●紀「お寿司を1人・・・2人前お願いします」彼女は、どうしても1人分を頼めませんでした。これからも、頼む自信がもてませんでした。配達人「あれ?奥さん、どうしたのー」●紀「え、何?」配達人「いやー、何か人相が変ったねー。その白髪、染めたら」彼女は、ぐったりとソファに座りました。●紀「以前、TVで言ってたわぁ。離婚したら、時間を気にせず1人でお風呂に入れて1人で好きなものを食べて1人で朝までお酒が飲めて・・・」●紀「あはぁ。あのヒト(←●紀さんの夫)私のイクラをいっつも盗っちゃって代わりに玉子焼きを寄越すのよねー。今日は、イクラを2個も・・・2個も・・・」彼女は、それを壁に叩き付けました。●紀「あ・・・」それは、おもちゃのお家に当たりました。●紀さんが、まだ“似非フェミニズム”に毒される以前の専業主婦の頃に凝ったものです。彼女が駄菓子の景品から少しづつ家具を集め始めうさぎやクマのお人形にお粗末な洋服を縫い始めると夫も気が向いた時にお土産として買ってきてくれました。●紀「うふふ。あの頃は、夫のお給料を何とかやりくりして本当に楽しかった。いつか、本もののお家が建てられるって考えて」●紀の夫「そこにベッドを置いたら、このクマが出られないだろ」●紀「だってぇ、こっちに置いたら狭いしぃ」●紀「あ・・・」どんなに記憶を手繰っても不倫相手の男性達とはその様な会話をした事はありませんでした。●紀さんが、気を紛らわそうとTVを付けると着飾った有識者女性が話していました。有識者女性「専業主婦は、SEXレスにより老化が早まり・・・」●紀「私を!!私を、見てよぉ!!お仕事にも行ったしSEXし捲くって離婚して、もうこんなにお婆ちゃ・・・あははははははははは」彼女は、お腹を抱えて笑い転げました。●紀「誰か・・・誰か教えて!!どうして、私は夫と別れたの・・・」猫「にゃーにゃー」ふとベランダに出ると、どこから攀じ登ったのか仔猫が震えています。●紀「わ!!汚い仔猫ねぇ!!しっし!!」猫「にゃーにゃー」●紀さんは、苦笑いをして仔猫をお部屋に入れました。仔猫は、がつがつと散らばったイクラのお寿司を頬張りました。
2007年01月19日
(06・5・10から連載中)入院中の☆君の元に、彼の職場から社長が訪れました。社長「身体の具合は、どうかね」☆「ご迷惑をおかけして、申し訳ありません。僕の事は、“自主退社”扱いにして下さい」社長「・・・」社長は、警察から☆君について聴取された事や工場中に流れた“自殺未遂を図った”との噂に一切触れませんでした。ただ、枕元には皆からの励ましの言葉が綴られた手紙類と自主的に集められたお金で彼自身が選んで購入した心尽くしの見舞い品をそっと置きました。そして、暫くは窓から見え隠れする穏やかな午後の日差しを浴びていました。社長「今度の事で、僕も改めて自分の経営方針を振り返ってみたんだ。今までは、絶対に手を出さなかった大手自動車会社の“下請け”仕事があってね。いやー、背に腹は変えられんから思い切ってやってみようと思ったんだー。思えば、工場を閉鎖だなんて勿体無いからね」☆「そうですか」社長「◎山君も、もう1回僕の元に来てくれないか。口煩いとこだから、今までよりも厳しくなるが」☆「は、はい!!」社長「また、一緒に頑張ろう!!皆、待ってるぞ」こうして、☆君を閉じ込めていた大きな岩の一つが消え去りました。●紀さんの夫は、この日だけは残業を切り上げて自宅に戻りました。彼の携帯電話に妻からの「話し合いがしたいので、待っています」と伝言が残されていたからです。彼は、河の端で一度車を停めこれまでの出来事に対する自らの気持ちを整理しました。●紀さんの夫「●紀・・・俺が、悪かった。これは、俺の“判断”ミスだった」※男性は、自らを中心とした“群れ”として家族を捉えています。今から10年前、妻が突然「働きたい」と言い出した時彼は反対しました。オトコにとって、“保護を必要とする”妻が危険な外界に出るのは一大事だからです。しかし、彼は“似非フェミニズム”に汚染された妻から「私は、“人間扱い”されていない」と訴えられたのです。●紀さんの夫「俺は、●紀の“同意を得て”相互の愛と理解の下に結ばれたはずだ。それなのに、“人間扱いされていない”とはいったいどう言う意味なのだろう」彼は、“雇われ倉庫長”として遅番・早番をこなしながら“働き者”と評価されていました。●紀さんの夫「上を見たら限が無いだろうが、妻の衣食住は守って来たはずだ」彼は戸惑いながら「仕事を持てば、“人間扱い”した事になるのだろうか」と承諾しました。その後、妻が楽しそうに働く姿を見て「良かった」と判断しました。働き始めた●紀さんが「友達が増えた」と嬉しそうに話すのを聞いた彼は、それを妻の正確な“現状報告”だと受け取っていました。その後は、妻の帰宅が徐々に遅くなったり果ては“外泊”を始めても“安全”と看做していたのです。●紀さんの夫「今なら、まだ妻を支えられる。彼女だって、きっと“反省”しただろう」ところが、テーブルの正面に置かれた離婚届はすでに押印されていました。●紀さんの夫「ええ!!」●紀さんは、能面の様な無表情さですらすらと答えました。●紀「“協議離婚”と言う事で、私が届けますから」●紀さんの夫「お前は、それで良いのか。他に、言う事は無いのか」●紀「勿論よ」99%離婚は無いと信じていた彼でしたが、苦渋の表情で万が一の事態になったら最後に言おうと胸に仕舞っていた一言を口にしました。●紀さんの夫「君は、多額の借金があるだろう。俺の貯金も、知らないうちに使った様子だが何なら俺が実家に頼んで・・・」その時、「感謝してくれる」と信じていた妻が反抗の怒鳴り声を上げました。●紀「馬鹿にしないでよ!!私が、あなたなんかにお金を恵んで貰う“筋合い”は無いわ!!」※彼が、本当に自分達の結婚・夫婦生活が粉微塵に崩れ去るのを実感したのはこの時でした。この瞬間、●紀さんは彼の“群れ”を自ら脱退したのです。●紀「逆に、私の20年を返して欲しい位だわ!!独身だったら、私の“した事”なんか誰からも責められないでしょ!!」●紀さんの夫「・・・」●紀さんは、沈黙した夫を見下ろしてこう思いました。●紀「オトコって、やっぱり馬鹿なんだわ。私の気持ちなんかこれっぽちも判らないみたいだし自分の気持さえ説明出来ないのね」※この様なお客様に、azareaは逆に問いかけます。「そうおっしゃって他人を責めるあなたは、ご自分自身の気持や他人の心がそんなにもお判りになるのでしょうか」●紀さんの夫「そうか。この用紙は、俺が出すよ。お互い、この団地から出て行こう」彼は立ち上がりながら、質問しました。●紀さんの夫「教えてくれ。どうして、俺達は離婚するんだろう」●紀さんは、優越感に浸りながら答えました。●紀「あなたが、夫だからよ」彼の車が視界から消えると、●紀さんは震える手で携帯電話をチェックしました。昨夜、近況を網羅した“長文メール”を不倫相手の独身男性◎屋さんに送信して以来もう5分置きに見ています。●紀「こんな時に!!どうしてどうして、お返事が来ないのよ!!」◎屋さんは、多忙な勤務の間に携帯電話を開けてゾっとしました。◎屋「な、何だ!!これは」●紀さんから、数え切れないメール送信と数十分単位での着信が入っていたからです。◎屋「まずいよ、顧客との個人的な交際なんて本当は厳禁なのに・・・」※客観性を持たない“オドモ”恋愛は、常に自分の“気分”に雁字搦めになってしまいます。◎屋さんは、●紀さんからアプローチを受けた時「他に彼女もいないし、いっか」と軽い気分で付き合い始めました。◎屋さんの美容院は、昼夜から深夜まで営業しています。これまで、女の子と付き合っても「側にいてくれなぁい!!」と泣き喚かれて振られました。◎屋さんにとって、“夫のいる”●紀さんはそれ程しつっこく無いのが魅力でした。それが、鮫の様に牙を剥いてこっちに襲い掛かって来る恐怖を感じました。●紀「私と、結婚するのしないの?教えて、◎屋さん!!」●紀「●紀、離婚おめでとーう!!」●紀さんは、気分を盛り上げようと本当なら◎屋さんの部屋で乾杯するつもりだった800円の激安ハウスワインを独りぼっちの室内でがぶ飲みしました。携帯電話が鳴ったので、飛び付くと☆子さんでした。☆子「あははー。ウチの父兄でね、夫を追い出して若いオトコに金ふんだくられて浮気されてオンナへの当て付けに自殺したのがいたわー。あんたも45歳にもなって、馬鹿みたーい」●紀「☆子さん・・・。き、昨日は“離婚しろ”って言ったじゃないの」☆子「あれは、一般論よぉ。私なら、しないなー。◎屋さんも、オンナがいるしねー」●紀「彼は、私が離婚するのを待っているのよ」☆子「あははー。変った趣味ねぇ。自分の母親位のお嫁さんが、イイんだー」彼女は、嘲笑うだけ嘲笑うと突然切りました。●紀「・・・」そうなのです。“結婚”を本当に望むなら、彼女は◎屋さんの40代の両親を避けて通れません。
2007年01月18日
(06・5・10から連載中)※今回は、●紀さんをモデルとして“不倫・W不倫妻”の典型的な経過の一例を綴ってみます。●紀「どうよ?最近の“収穫高”は」“不良主婦仲間”である☆子さんと●紀さんは、お気に入りのカフェでティー・タイムを過ごしていました。※彼女達は、“似非フェミニズム”の一種である“分割恋愛”の信奉者です。「オンナが、生涯1人のオトコに縛られるのは隷属であり損だ=オンナも、恋愛を大量にすべき」との考えです。☆子「それがね!!昨夜は、もう天にそのまま昇っちゃうかと思ったのよ!!」※これは、言わば彼女の自己を肯定する為の“決まり文句”です。●紀「へぇ!!今度は、いったいどんなコなの?私にも、お味見させてよぉ」☆子さんは、言葉に詰まりました。本当は、“薬物依存”の為昨夜の相手の男性がどんな顔をしていたかさえ覚えていないのです。☆子「あー。学生だったから、お小遣いをあげて別れてあげたわー」●紀「ふぅん。随分、お優しいのねー。前は、飼い殺しにしてたのに。何か変ったわねー」●紀さんの一言に、苛立ちを覚えた☆子さんは突然衆目の中で怒鳴り散らしました。☆子「煩いわね!!あんた、私を馬鹿に出来る立場なの!!私に頼らなきゃ、お客も掴め無い癖に!!」●紀さんは、そのあまりの剣幕にただ呆然としていました。●紀「・・・そうよ。あんたが、上客を紹介するって言うからこっちはどんだけ我慢しているか」彼女は、俯いて自らの怒りを隠しました。●紀「まぁ、私も☆子の恋もいつまで観察していられるか判らないわ。夫の目が、厳しくなって」その時、背後から突然聞き慣れた声が飛んできました。●紀の夫「●紀、もう帰ろう」●紀さんは、ぎょっとして振り向きました。帰宅が早かったとしても、普段は職場と自宅の往復しかしない彼がこんな場所に立っている事が信じられません。●紀「あなた、どうして此処にいるの!!」●紀さんの夫は、無言でぐいと妻の腕を掴み引き摺って行こうとします。それは、普段の温厚でやや鈍い位の彼とは“別人”でした。●紀「ち、ちょっと痛い!!第一、☆子さんに失礼じゃないの」通常は、妻の友人に丁寧な挨拶をする彼が白目を剥きました。●紀の夫「この女とは、今後絶対に付き合うな!!君の為にならん!!」●紀「・・・」彼女は、薄ら笑いを浮かべながら黙ってスコーンを突付いている☆子さんを残して夫の車に押し込まれました。車内で、夫を質問攻めにしても彼は何も答えません。ミラーに移った、その青白い顔を見て彼女は“死人”を連想しました。団地の部屋に入ると、彼は静かに用意してあったものをテーブルの上に置きました。●紀「これは、離婚届じゃない!!」●紀の夫「そうだよ。お前は、これが望みだったんだな」●紀さんは、縁取りのある紙切れを見つめながら「夫は、何処まで私の“して来たこと”を知っているんだろう」と自問していました。加齢や馴れ合いと共に、不倫・W不倫目当ての一部不良客からちやほやされなくなった彼女はお客の一人だった☆子さんと知り合いました。有名な幼稚園経営者の後妻である☆子さんは、コースを回りながらいきなり初対面の●紀さんを捉まえて「ねぇねぇ!!私も、あんたと同じキャディをしながら夫を捕まえたのよ!!」と自慢話を始めました。生活に疲れかかった彼女の目には、☆子さんが憧れの“セレブ妻”として華やかに映りました。しかも、親しくなってみると彼女が“不倫・W不倫目的の出会い系サイト”で派手に遊んでいたのです。彼女も、すぐに真似をしました。ところが、逢うオトコ逢うオトコオタクっぽくて泥臭い“使えないオトコ”ばかりだったのです。●紀「私、何をやっているのかしら」彼女は、ラブホのベッドでろくすっぽ満足なエスコートさえ出来ない無表情・無感動なオトコ達を見下ろしながら空しさを感じました。その時、颯爽とした若い実業家の●聖さん(←○浪さんの架空名)と“回り逢った”のです。彼とのデートは、毎回細やかな心遣いに充ちたものでした。しかも、久しぶりに男性から“愛の囁き”を何度も受けた彼女は有頂天になりました。●聖「君の様な美しいヒトと逢えるなんて、仕事も忘れてしまう」彼とのSEXは、1度だけでしたが「大切にするよ」「君は、何て奇麗なんだ」「今までのどんなオンナよりも身体が合うね」と溜息を浴び続けて夢見心地でした。ところが、彼は「俺、心因性のインポになっちゃったんだー」と“友人達”を紹介しました。彼女は、この事態にショックを受け“オンナとしての自信”を失いかけました。“友人達”は、口々に●聖さんの世界を股に懸けた仕事ぶりを褒めこう言いました。友人達「●聖が、●紀さんにだけは“本物の恋をした”って言ってたなー。でも、●紀さんは“人妻”だから身を引かなきゃって悲しそうだった」●紀さんは、家に帰ると遅くまで残業をこなしている夫の背中に唾を吐き掛けたい気分でした。●紀「あんたのせいよ!!あんたのせいで、私は●聖さんから“誤解”されて・・・」彼女は、離婚を熱望しました。彼女は、●聖さんの“友人達”に毎日相談に乗って貰いながら彼等ともベッドを共にしました。※彼女も、若い頃はSEXをさほど重要視していませんでした。しかし、彼女はマスコミが垂れ流し続ける“似非フェミニズム”のこんな情報に感化されました。「SEXでは、オトコ達ばっかりが“良い気持ち”になっているんだわ」「私は、本ものの快感を味わっていない。夫しか、知らなかったからよ」「何処かに、私に合うオトコがいるらしい。彼とは、最高のSEXが出来るものなのね」彼女は「これは、●聖さんに抱いて貰うまでの繋ぎよ」「SEXがウマくなったら、●聖さんからよりいっそう愛される」等と考えたのです。“友人達”から代わる代わるアプローチされると誰とでもホテルに行きました。そして、一方では「●聖さんから、“浮気オンナ”なんてレッテルを貼られたらマズイわ」と心に弱みを抱きました。彼等から強請られるままに、口止め料を兼ねたお小遣いを渡し続けました。かなりあった彼女の貯金は、いつしか底を尽きました。●紀「これは、夫の貯金だから・・・」ところが、“友人達”は「離婚専門の、素晴らしい弁護士がいるから」と教えてくれたのです。その“相談料”は、1回の“メール相談”だけでも数万円単位でした。しかし、“相場”が判らない(調べようともしない)彼女はその真偽すら確認しないまま遂に夫のお金を引き出したのです。その頃の●紀さんは、夫と別れて実業家の●聖さんの妻になれると本気で考えていました。しかし、ローンが組まれるといつの間にか●聖さんやその友人達とは連絡が取れなくなりました。自称“離婚弁護士”の携帯電話も、繋がりません。●紀「失恋なんか、誰だってするわー。ドンマイドンマイ!!私は、“恋多き”オンナなのよー」彼女は、現在は独身美容師の◎屋さんに猛アタックをして不倫中です。椅子にだらりと腰掛けた●紀さんに、夫は言いました。●紀さんの夫「いつか、子供が欲しいからって産婦人科に2人で受診して検査しただろ」●紀「・・・」(←耳に、入っていない)●紀さんの夫「あの時、医師に言われたんだ。君の身体では、無闇にSEXしたりもしかしたら妊娠・出産すら母子共に“危険性が高い”って」※●紀さんは、不倫男性の子供を何回か中絶していました。●紀「俺は、子供は好きだ。でも、結婚した以上生まれるかどうか判らん子供より君に対する“責任”の方が大事だったんだ」※“似非フェミニズム”が、「オンナをオトコ化」「オトコをオンナ化」させた後で最終的に破壊しようとしているのは★ちゃんのお父さんや■君やこの夫が抱いている“妻(家庭)への責任感”なのです。●紀「・・・」夫は、その頃から妻とは「疲れているから」と“手を繋いで”寝ていました。●紀さんの夫「さっきは、済まなかった。ただ、俺に電話をかけて来たのは間違い無くあの声だ!!あの女の声を、俺は忘れない」●紀「う・・・う・・・うふぇーん」彼女は、小さな子供の様に手足をばたばたさせながら号泣しました。●紀の夫「俺は、今日から暫くはカプセル・ホテルに泊まるよ。君も、落ち着いて自分自身の“これから”を深く考えてほしい。俺は、お前の答え次第だ」彼は、そう告げると簡単な荷物を持ってとぼとぼと出て行きました。暫くすると、携帯電話が鳴りました。●紀さんが出ると、☆子さんのさも楽しそうな笑い声が耳朶を打ちました。☆子「あーあ!!あはははー。あんた達夫婦漫才が面白くって、あれからお腹が痛くなっちゃった!!●紀、大丈夫だったー?」●紀「うん。ちょっとした、夫婦喧嘩よ。☆ちゃんに、みっともないとこ見られちゃったわね」☆子「さっさと、離婚しちゃえば!!大体さぁ、オンナが“生涯、一人の夫に仕える”だなんてオカシイと思うわー。あんたには、若くってピチピチの◎屋さんがいるじゃなぁい!!」団地の小部屋を見渡した●紀さんは、思いました。建物に散らばる無数の窓の向こうには、薄給の夫を支えながら生活費や養育費を稼ぐ為に時給数百円単位のパートや内職に勤しむ妻達が大勢います。●紀「そうよね!!私だって、ここまで来て面白くも無い“社宅妻”なんかやってられないわ。これから、◎屋さんにメールしてみようっと」☆子「あははー。借金を背負ったまんまバツイチだなんて◎屋さんのあんたへの愛が見ものだわ」※azareaは、オンナの方がオトコより余程“後に引けない・意地っ張り”だと思います。●紀さんの様に、オンナ同士の“見栄”に縋って堕ちて行くオンナも大勢います。ある40~60代の“不良主婦仲間”達は、ヤクザまがいのDVオトコから「いかに多く殴られるか」を競争していました。傷口が多いオンナが、“より愛されている”と思い込んだからです。●紀さんは、◎屋さんに14頁分もの長々したメールを送りました。自分の事・夫の事・これまでの“恋愛遍歴”・☆子さんの暴言に傷付いた愚痴・これからの事・・・。◎屋「何だよ、これは。面倒臭いオンナだなー」忙しい彼は、その甘ったるい文章を速攻で“ゴミ箱”に削除しました。
2007年01月17日
これまでのazareaの数々の経験から、遊びで作成してみました。“オドモ”=大人の実行力を行使して、幼児的な欲求を押し通すヒトビトの事を数々のお客様方に振り回されたかなり痛ーい経験から(爆)azareaが総称して名付けてみました。この“オドモ”恋愛度が高くなるに連れて、ご自分自身や相手・周囲に対してのリスクが高くなります。あなたと、気になる相手(伴侶・恋人)との日常を思い浮かべながらお答え下さい。1携帯電話等では、大抵挨拶抜きで自分の方から話し始める。2デートの約束は、主に自分が“決める”事が多い。3恋人の前で、号泣する(または、怒る)事がよくある。4恋人が、会社や学校等でいつ浮気するか判らないと考えているので必ず毎日行動を確認する。5路上で、Kissされたい。(愛情表現に、人目は関係無い)6仕事や友人や他の用事を全て差し置いてでも、恋愛を優先させるべきだ。7自分の方が相手に何回かアプローチしたのに、相手が無視すると腹が立つ。8日常的に、ほぼ途切れる事無く親友等に“恋愛相談”をしている。9恋愛に行き詰まったら、自分の子供(または、親・兄弟)にでも“悩み”を打ち明ける。10自分は、美人だと思う。11同性は、誰であれいつでも恋人を奪われる可能性のある“ライバル”だと思う。12「あれ、今日約束したよね」と言われても、自分にはその覚えが無い事がままある。13自分の周囲のものが、原因が判らないままよく壊れている。14不倫・W不倫の経験がある。15異性は、自分にとって傲慢で失礼な存在だと思う。結果1~5 あなたは、恋愛スイッチの“ON・OFF”の切り替えが割とウマくこれと思った相手との恋愛の成功率も高いでしょう。6~8あなたは、“オドモ”の10歩位手前にいます。この位で、感情の揺れ動きを制御する様に心掛けるとバランスの取れた恋愛が出来ます。8~10あなたは、すでに“オドモ”化しつつあります。一度、周りを振り返ってみましょう。11以上あなたは、恋愛に向いていないか恋愛を勘違いして捉えています。このままでは、恋をしても自分や周囲にストレスをかける事が多くなってしまいます。“客観性”を身に付けましょう。※特に、1・4・6・8・9・12・13・15が3つ以上当て嵌まる方は要注意です。今後の恋愛をよりスムーズにされたい場合は、手始めに日記でも付けながら「(自分の感情は抜きにして)自らの言動が、周囲にはどう映りどんな影響があるか」観察する視点を養いましょう。
2007年01月16日
(06・5・10から連載中)■君は、医師から2週間後の退院を促されました。医師「日常生活に戻ると、様々な違和感があると思います。どうか、早く慣れて下さい。お近くのセンターで、引き続き体力を調えて下さい」■「はい」食事が満足に摂取出来ない☆君の方が、入院が長引いてしまいそうでした。■「お前だって、もう立ち直れるよ。お前の身体には、もう★ちゃんの血が流れているんだ」☆「ええ!!」■「○美から、聞いたんだ。お前、知らなかったのか」☆「婆ちゃんも★ちゃんも、俺には何も言ってくれなかった」■「お前は、もう一度“何故、食うのか”“何故、生きるのか”じっくりと考えてみろ」☆「う、うん」☆君も、最近は何度かお水を口にしてみました。それでも、時間を置かず吐いてしまいますます失意のどん底に突き落とされていたのです。☆「軽症の俺よりも、■が先に退院するなんて俺は何処まで情け無いオトコなんだー」彼に沸き起こる煩悶は、終わりがありません。 ★ちゃんは、“カフェオレ”の店長業務を営業課主任の△崎君と兼任しながら週2日位のペースで※県※町への“お見舞い”も続けています。△崎「それでは、□村様の再起の見込みは・・・」★「父と私とご婚約者の○美様が病院に到着した時は、□村様の背部の傷口から菌が入ったらしく何度も生命の危機に陥られる程の重篤だったの」■坂「ご婚約者の○美様のお気持ちを思うと、お慰めの言葉も浮かびませんねぇ」(会社には、☆君と■君はアウトドアサークル中に“事故に遭遇した”とだけ伝わっています)○峰「もう、ウェディングドレスの仮縫いも終っているのに可哀相。早く、元気になって欲しい」□滝「下肢切断か・・・」感傷的な言葉が飛び交う部屋の中で、彼だけは心密かに何かに思いを巡らせていました。○美さんは、■君とは同僚の間柄でした。しかし、彼との婚約が決まると同時に彼女独りが退社しました。この様な思いがけない事態となり、○美さんは細かい報告の為久しぶりに会社へ向かいました。◆恵「あらぁ、これはこれは■君のご婚約者様じゃないの!!お久しぶりー」◆恵さんは、営業課でも人気が高かった■君を何回も“クドき”ました。でも、美貌を謳われる彼女を■君は、やんわりとはぐらかし続けたのです。彼女は、自分よりも何もかも貧弱で平凡な○美さんを選んだ■君を恨んでいました。○美「◆恵さん、お久しぶりです。課の皆様に、ご迷惑をおかけしています。」◆恵「結婚は、やっぱ“破談”だったら、早めに言ってよね。無駄なドレスとか、頼まなくて済むもの」※彼女の“喋り方”にも、相手(○美さん)への配慮が欠けており悪意が感じられます。この様な相手とは、距離を置きましょう。○美「挙式は、予定通りに行われます。是非、皆様といらして下さい」◆恵「あらぁ。新婦のお体裁が悪いからって、お式の後に別れるの?あなた、これと言った能力も無いしお母様と妹さんだけのご実家じゃあ支援も望めないでしょー」○美「いいえ。私は、□村の妻になります」◆恵さんは、突然椅子から立ち上がると大声で叫びました。◆恵「■君ったら、親友を助けに走って死にかけたんですってよ!!本当に恋人を思うなら、そんな事が出来るものかしらー」※“イジメ”や“ファシズム”は、必ず“世論の後ろ盾”を欲します。彼女も、■君の行動を自分と共に咎め○美さんに圧力をかける“同意者”を求めているのです。その声に呼応して、横で作業をしていた青年が言いました。◇史「俺なら、到底そんなおっちょこちょいな真似は出来ないよなー。だって、親友と婚約者じゃあ比べようにも話にならないだろー。地元のヒトや警察だっているんだし、いったい何を思ってわざわざ助けに行ったんだろー」◆恵「あははー。あ、○美さん!!私、今度はこの◇史君と付き合ってるんだー」○美「そう。良かったわね」※自分のみならず大切な■君の意思まで愚弄する2人の嘲笑に○美さんは耐えました。彼女は、“ヒトには、それぞれの価値観がある”と冷静に考えました。◇史「俺は、他には目もくれず◆恵だけを守り抜くよー」◆恵「嬉しい!!ねぇ、○美さん。やっぱり、“オトコを見る目”ってオンナの幸・不幸を左右するみたいね!!」○美「ええ。私は、□村の妻になれて幸福です」※この時、○美さんは皮肉でも嫌味でも負け惜しみでも無く素直な衝動から微笑しました。自分自身と◆恵さんが、各々の伴侶を見つけて幸せになる事を喜べたからです。彼女は、そう静かに答えると営業課の部屋から出ました。○美「以前の私なら、きっと◆恵さんの言葉に“傷付いていた”と思うわ。でも、今はそれよりも“■の妻”になれる自分が嬉しい。伴侶になる“自信”が沸いて来る気さえする・・・」○美さんは、いつか☆君が自分に向かって叫んだ言葉を噛み締めていました。営業課長は、○美さんの話を丁寧に聞き取った後に彼とも近々直接に懇談したいと申し出ました。
2007年01月15日
(06・5・10から連載中)☆子さんの“不良主婦仲間”である●紀さんは、不倫中の◎屋さんを彼のマンションの前でイライラしながら待っていました。◎屋さんはお洒落な独身のイケメン美容師で、客あしらいも上手く美容院の中で人気NO1です。●紀さんは、バブル期にのんびり屋の男性と結婚して子供には恵まれませんでしたが幸せに暮らしていました。しかし、彼女もTVバラエティをきっかけに“似非フェミニズム”に汚染されたのです。「オトコは得だ=オンナは損だ」「専業主婦は、夫の奴隷」「妻は、夫の専売売春婦」日常に溢れ返るこれ等のスローガンに、不安に駆られた彼女はいつしかこう考えました。●紀「私は、夫より偏差値の高い大学を出たはずなのに!!そこら辺のパートで時給700円ぽっちで働いたところで、あの夫から“馬鹿にされる”だけだわ!!」そして、ご主人の反対を押し切って面接を突破しゴルフ場専属のキャディになりました。しかし、それでも正規の賃金やチップ位では夫やオトコ社会から“下等に見られる”との強迫観念から抜け切れませんでした。ゴルフ客の中には、●紀さんを“クドく”一部の不良客がいました。不良客「君の様な美人が、夫だけの“持ちもの”だなんて勿体無いよなぁー」彼女は、やがて彼等と寝て指名を取ったり“秘密のお小遣い”を貰う様になりました。彼等は、“飽きたら夫に返却出来る安上がりな”SEXを目当てに●紀さんに群がりました。●紀さんは、免税品レベルのペンダントや焼肉チェーン店でのデートでも「夫より、上に立った」優越感に浸りました。彼等は、数回目のSEXまでは●紀さんをちやほやしますがそのうち面倒臭がります。●紀「私の事、奇麗だって言ったじゃない!!妻の事、デブだって言ったじゃない!!」不良客「あー、あの交差点で降りろよ。人目が、あるからなー」(←聞いていない・・・)それでも、彼女は“嘘の無い、夫婦になろう”そう誓い合って結婚したはずの誠実な夫を蔑む様になりました。そしてまた、一方では怯えてもいるのです。◎屋「あれ。来たんだ」●紀「あら、来ちゃあ悪かったのかしら」※オンナは、オトコとは違いゴシップや噂を検証しません。“丸ごと、鵜呑み”にします。駐車場は、空っぽでしたが●紀さんは☆子さんの言葉を信じ込み最初から彼の“浮気”を問い詰め攻め立てるつもりで来ています。だから、すでに徹頭徹尾が“けんか腰”です。◎屋「え、別にぃ」●紀「何よ!!その言い方は!!」◎屋「は、はぁ!!“ようこそ、お出でなさいませ”とでも言わなきゃイケナイってかよ!!」●紀さんと◎屋さんの醜い罵り合いが、静かな中庭に響いていました。 ★雄「ごめんな。★子」★雄さん(★父)は、最近妻である★子さん(★母)に“隠し事”を続けています。彼は、口を半開きにして齧りかけのお煎餅を持ったまんまTVの歌番組に見入っている★子さんの背中に詫びていました。妻には「文化センターに行く」と言いながら、ほぼ毎日娘の★ちゃんを☆君・■君達が入院している※県※町の病院に下ろすと暇を潰す為に院内の図書室でぼんやりしています。“高倉健・菅原文太”に憧れた世代の★雄さんは、元来“お喋りなオトコ”が嫌いでした(爆) 彼は、中学・高校と剣道で鳴らしました。ところが、部長に選ばれたのは腕の立つ彼では無く爽やかで人気のあった同輩だったのです。それでも、彼は体育館の片隅で黙々と研鑽に励みました。彼の両親は「お前の様な、不器用もんは手に職を付けろ」と勧め、職人になりました。厨房では、口では無く手が飛びます。それさえ、★雄さんは“性分に合っている”と努力を重ねました。★雄さんが、21歳になった時18歳だった★子さんとの“縁談”が持ち上がりました。★雄「じゃ、結婚します!!」先輩「はぁ!!その返事は、会ってから・・・いや、せめて相手の写真位は見ろよ」★雄「結構です。俺は、容姿や条件なんか関係無いです。向こうさんがOKなら、進めて下さい」そう言い張って、結婚と同時にホテルの寮を出ました。結婚してみると、彼にとって“オンナとの暮らし”は驚きの連続でした。★雄「あっちに庭を掃き懸けた痕跡があると思ったら、こっちで料理が煮えてて本人は近所のヒトと玄関先で喋ってるし」※男性は、“一つの作業”を積み上げる方式が多いのです。★雄さんは、妻の行動が“何もかもが中途半端”に思えて毎日毎日厳しく注意して回りました。それが、“妻への教育=夫の責任”だと信じたからです。★雄「初めの頃は、きぃきぃ囀っていたかと思ったらそのうちベッドで倒れてた」帰宅した彼は、薄暗い台所を見て“家庭が、成り立つのか”との強烈な不安感に襲われました。それで、寝込んだ★子さんに向かってまずこう叫んだのです。★雄「お前が寝てるんじゃ、俺の飯はどうなるんだ!!」それでも黙りこくって布団を被っている★子さんは、彼の目には“緊急を要する事態”として捉えられました。★雄「とにかく、何か食わせないと!!」焦った彼は、料理長と取引があった八百屋に下駄履きで走りました。そして、店主を叩き起こしてメロンを買い時間が経っても崩れない様にシロップに着けました。妻には、食べろと言う意味で「冷蔵庫」とだけ伝えたのです。★雄「食ってあって、あん時は本当にほーっとしたなー」★ちゃんが生まれてからも、彼は変りませんでした。時々、★子さんは「娘の事で、相談があるの」と持ちかけて来ました。ところが、★雄さんは「子育ては、お前に任せたはずだろ!!」と突っぱね続けたのです。※オトコ同士は、一旦相手に何かを預けたらいちいち干渉し合いません。「妻=信頼した伴侶=家事・子育てを任せる」時折、「“リーダーの長”としてチェックする=お前、ちゃんと○○してるか」の繰り返しです。たまの休日は、★ちゃんとは合わない平日なので専らごろごろしていました。そんな★ちゃんが、無事に成人した当日は彼にとって「妻が、子育てと言う大仕事をやり遂げた」晴れがましい“特別な日”でもあったのです。彼は、前の晩から用意したご馳走を★子さんの為に作りながら「娘を産んでくれて育ててくれて、ありがとう」と初めて言葉にしました。※男性にとって、妻を愛しているのは当たり明治のビスケットなのです。元々愛しているから、結婚して同居して生活費を全額預けるのですから(爆)それを他人行儀な“御礼”や“形”にするのは、生涯で数回で良いと考えています。オトコにとって、友情や愛情の度合いを毎日毎日何回も尋ねたり宣言するのは相手に対してのしつっこい“確認”をする行為であり、相手を信じていない証拠となるからです。★母「ふぁーぁ・・・はっくしょん!!」(←眠いらしい)★父「馬鹿野郎!!風呂上りに、夜更かしするな!!」★母「はぁい。あなた、次は八代亜紀さんが歌うのよ。あなた、ファンでしょ」★父「馬鹿野郎!!俺は、お前の顔を見てりゃ十分だ!!」★母「ふぁいふぁーい」(←あくびしながら、スィッチを切る)彼は、自分なりの“理想の夫婦”をそうやって維持して来たのでした。その夜、●紀さんに☆子さんから“確認”の電話が入りました。☆子「◎屋さん、どうだった?」(←オトコもオンナも、人類100%がお互い浮気し合い嘘を付き合うと信じきっているので余裕たっぷり)●紀「あー。あの話ね。私、◎屋さんをちっとも疑っていないもの。とーっても、順調よ。今も、秘密のラブ日記を書いてたとこ」☆子「へぇぇ。彼の浮気を、疑わないの。偉いわー」●紀「今日も、彼と逢ったのよ。私、夫がいるでしょ。彼を、苦しめて泣かしちゃったー。反省」☆子「ふぅん!!」ガチャ!!☆子さんは、突然通話を終えました。※“オドモ”は、挨拶をしません。☆子さんは、不安定な精神を立て直そうと今度は○浪さんに電話をしました。彼女が“薬物依存症”と察知した○浪さんは、他のオトコ達は撤退させましたが自分まで逃げると彼女が何をしでかすか判らないので留まっていました。☆子「●豹(←○浪さんの架空名)どっかに、可愛いコいないのぉ」○浪「あー。☆子ちゃん。実は、●虎はアメリカに“音楽修行”に行っちゃったんだ」(←嘘)☆子「私、奇麗?私に、逢いたい?」○浪「困るなー。☆子の声はSEXYだから、あの夜を思い出しちゃうよ」☆子「☆子の魅力で、早くインポが治るとイイねー。治ったら、SEXしてもイイよ」○浪「実は、俺もドイツの会議に出なきゃならなくなって。この電話も、もう使えなくなるから」☆子「う、嘘ー!!」(←本当に、嘘)彼は、彼女が動揺している間に「キャッチだ」と言いながら電話を切りました。○浪「ばいばーい。エロ婆ぁ」彼は、高い橋の上からその携帯電話を棄てました。
2007年01月14日
(06・5・10から連載中)☆子さんは、下着姿で半分乳房を出した格好で首を傾げていました。☆子「おっかしいわねー」●虎君に会って、彼に指示されそれぞれが別々に入室した以降から目が覚めるまでの彼女の記憶が完全に消えていました。☆子「!!」彼女は、ポ-チからあの“薬”の束を掴み取りました。☆子「“薬”の馬鹿!!こんなんじゃあ、どんなに“気持ち良かった”かが肝心の私に判らないじゃない!!」これまで、かなりの大酒を飲んでもこんな経験はしていません。☆子「こ、こんなもん!!」彼女が、怒りに任せて“薬”をゴミ箱に投げようとした時異常な感覚が襲いかかりました。☆子「い、嫌ぁぁぁ!!」まるで、大火災か何かが発生して自分が今すぐ何処かに避難しなければ生命が危機に曝される様な強烈な不安感・切迫感・恐怖感・焦燥感です。彼女は意識では(使い慣れた)この“ホテルの室内”は全くの安全だと知りながら、ブラジャーをぶらぶらさせた状態のまま鏡台の下に蹲りました。☆子「あぁぁぁぁーあぁぁぁぁー」彼女は、それでも収まらず床を転げ回りました。☆子「く、“薬”!!“薬”!!」シートを剥がすのももどかしい思いで、1粒を飲み込みました。☆子さんは、それまでは快楽を楽しむ目的でSEX前に●鷹君が置いていったあの“薬”を飲んでいました。ここ数日間で、4錠分を1粒づつ間隔を置いては飲んでいたのです。それが、ここから“禁断症状を抑える為に”飲む形に変っていました。もはや、自分の意思は消え去り“薬”が彼女の行動を乗っ取りました。あの女の子から買った“薬”は、よく見ると●鷹君が持っていたものとは色も形も違っています。しかし、彼女にはそれを区別したり警戒する様な余裕も知恵はありませんでした。暫くすると、☆子さんに“不良主婦仲間”の●紀さんから電話がかかって来ました。●紀「あんた、何処にいるのよ!!いつものあの、ホテル?」☆子「うん!!☆ちゃん、またまた浮気更新中!!昨夜の●虎が、本当に凄くって蕩けちゃった!!」●紀「あれ?あんたの彼氏って、●鷹じゃなかったの」☆子「●鷹?誰、それ」●紀「だ、だから元ホストの●鷹よ!!私に、出身とかあれこれ訊いたでしょ!!」☆子「ふうーん。☆子、BFがいっぱいいるからいちいち覚えていられないわー。今は、●虎!!」●紀「実は、私はもう☆ちゃんとは遊べなくなるかもー。夫が、突然私を疑い出したのよ!!」☆子「へぇぇ。読めたわー!!きっと、◎屋さんのオンナが攻撃電話をかけて来たのね」●紀「そう!!さっすがは、☆ちゃんね!!この前、私の留守に女性の声で電話があったそうなのよ!!ただ、夫は“若い女性”だとは言ってなかったけど・・・」※この様な“オドモ”の言動は、azareaには解説出来ません。彼女は、自分が●紀さんの自宅にかけた匿名のイタズラ電話を棚に上げ彼女に“アドバイス”しています。☆子「きっと、◎屋さんがオンナにあんたのワルクチでも吹き込んだのよー」●紀「あの、優しい◎屋さんが。うふぇーん」☆子「ねぇねぇ、●紀ちゃん。お友達だから、☆子が忠告してあげるけどあんたって元々誰からも恨まれ易いみたいだから気を付けてねー!!」☆子さんは、優越感に浸りながら電話を切りました。☆子「ハゲ爺ぃ(←面識は無い、●紀さんの夫)に飼われている癖に、あたら浮気なんかするからよ!!バーカ!!」 ☆婆ちゃんは、病院の急階段を洗濯物を抱えて屋上まで一歩一歩上っていました。すると、背後からゆっくりと人影が回り込んで重かった半分を持ってくれました。☆婆「あ!!」★「始めまして、◎山☆哉さんのお祖母様ですね!!○田★でございます」★ちゃんは、歩きながらぴょこりと上半身だけお辞儀をしました。☆婆「まぁ。あなたさんがぁ」☆婆ちゃんは、事故の知らせを受けてから※県※町に来るまで1日かかりました。その前の晩に来て、午前中に帰った○田父娘とは入れ違いになっていたのです。☆婆「あなたさん、☆哉に血を分けて下さったそうで。お陰さんで、☆哉の体力が持ちましたです」★「★の血なんか、いっつも余っていますし。少しでも、お役に立てて嬉しいです」※普段は、“他者との距離感”を少しづつ縮めて行く慎重な★ちゃんですが“孫の思わぬ事故に憔悴しているであろう”☆君の祖母には会ってからすぐに“自己開示”をしました。2人が手分けして衣類を干している頃、偶然に通りかかったリハビリ・センターで☆君は親友■君の背中を発見しました。☆「!!」■君は、意識が安定すると医師も驚くスピードで体力を回復させました。そして、早くも“上腕筋を鍛える”基礎体力作りを開始していたのです。☆「もし、俺があいつだったら」彼は、改めて■君の意志の強さに驚嘆しました。☆「・・・」☆君は、ジムの片隅でまず自らの気持ちを落ち着かせました。■君を生涯、車椅子生活に追い遣った自らの罪を思えばこれまでと同じ“対等な関係”は到底望んではならないと自分の心に言い聞かせました。☆「あ、あのぅ」■「おぉ!!あのさー。俺、あの程度の高さのバーが全然掴め無ぇんだよ!!」☆「え」それは、よく☆君の寮の近くで偶然出くわした時と同じ気さくで当たり前な口調だったのです。☆「あのぅ・・・俺は・・・お前に・・・」※男性は、自分の深い感情を中々言葉に出来ません。■「あー。この、足の事か。あははー。俺、あの晩神様にこうお願いしたんだ。“☆の生命が助かるんなら、俺はどうなっても構いません”って!!目が覚めて、“こう来たかー”って感心したよ」☆「す、すみません!!今後は、俺をどうにでもして下さい!!」■君は、車椅子ごとゆっくりと☆君の正面に近付きました。■「そうか。じゃ、二度と馬鹿なまねはするな」☆「はい」■「それから、っと。喉が渇いたから、あそこの自動販売機でミネラルウォーターを買って来い」彼は、そう言うと慌てて駆け出した☆君に向かって笑い出しました。■「あはは。お前なんか子分にしてこき使ったって、俺様の“格”が落ちるだけだなー!!」
2007年01月13日
(06・5・10から連載中)☆君は、■君の意識が戻った日に医師から言われました。医師「□村さんは、これから過酷な現実と闘わなければなりません。彼の気持ちの衝撃と整理を鑑みて暫くは入室をご遠慮下さい」☆「は、はい・・・」☆君は、屋上に行きました。そして、肩を震わせながら思いっ切り泣きました。日差しが傾く頃、彼は涙を払って立ち上がりました。☆「今日で、あいつに頼ってばかりいたこの俺を“殺す”んだ。俺は、この先泣かない。あいつや○美さんや将来生まれて来るあいつのご家族から、どんなに憎まれても蔑まれても俺は倒れない。この一生を懸けて、償うんだ。これが、俺の本当の“自殺”だったんだ」※自らの魂に強く誓う事を、“アファメーション”と言います。あなたが最も打ちのめされた時、あなたの本当の心が目覚めるのです。あなたの人生はその喜びも苦しみも、全てはあなたご自身が計画したものなのです。あなたは、その自分自身の“試み”に勝てるでしょうか。山里を落ちて行く日差しを浴びて、☆君は全身の血が浄化されるのを実感しました。そして、不思議な位に力が漲って来たのです。■君は、眠りと覚醒を繰り返しながら少しづつ意識がはっきりして行きました。酸素吸入器も外されましたが、未だベッドからは起き上がれませんでした。■「あ、○美ぃ。ちょっと、足が痛いみたいなんだ!!出来たら、マッサージしてくれよ」その瞬間、○美さんや彼のお母さんの全身が硬直しました。○美・■母「う・・・うぅ・・・」■「!!」彼は、暫く天井を見つめていました。■「○美・・・鏡を、持って来てくれないか」○美さんは、しゃくりあげながら部屋にあった大きめの鏡を彼の下半身が映る様にかざしました。■「・・・」彼は、何かを確認する様な不思議そうな表情で変わり果てた自らを見据えています。そして、まず泣いている母親にこう告げました。■「お母さん。五体満足に産んで貰いながら、俺の不注意でこんな事になりすみません」■母「う、うんうん」そして、○美さんを見上げました。■「○美、僕達はまだ結婚前だ。君が、自由になれるなら婚姻届を・・・」○美「私は、自由はいりません!!」最後まで言わせず、彼女が叫びました。○美「私も、この数日間色々色々眠れない位考えました。これから、あなたとの毎日がどんなに大変かあなたの仕事がどうなるのかお友達は誰が離れて行くのかお金は赤ちゃんは・・・。いっそ、逃げたいと言えばあなたもお義母さんも絶対に賛成するって」■母「○美さん。甘えてしまって、ごめんなさい。私は、あなたの様な素晴らしいお嬢さんをこの何日かお嫁さんだと思えただけでどんなに幸せだったか・・・。でも、もう良いのよ」※■君のお母さんは、○美さんを「息子の嫁」としては誰よりも■君の一番上に置いています。でも、それが彼女の人生にとって“制約”になるなら外すと提示しているのです。“似非フェミニズム”は、妻として母として生きる時間を“束縛・隷従”として攻撃します。それならば、あなたの記憶から家族の記憶が消失しなければ“自由”は得られないとでも言うのでしょうか。彼等の“論理の摩り替え”に、陥れられてはなりません。あなたは、家族の中におり家族はあなたのものなのです。○美「でも・・・駄目なんです。■と別れて独身で通しても誰か他のヒトを愛しても、私は・・・やっぱり■が・・・」■「ってな事を、普通の男なら言うんだろうな!!」○美・母「え、ええ!!」■「俺は、自分勝手で傲慢で上からものを考える偉そうな□村■広だ!!その俺様が決めた以上は、絶対にお前を放さない!!」○美「えへ・・・えへへ」■「○美様、どうか僕を夫にして下さい。もし、断られてしまったら俺はもう一回閻魔様のとこに向かいます!!」○美「はい。○美は、あなたを夫とします。だから、もう私を置いて何処にも行かないで下さい」■母「本当に、言い出したら引かないワガママな子ねぇ」■「もう一つ、お願いがあるんだ。☆を、恨まないでやってくれ。俺が、嫌がるあいつを説得して無理に入れたアウトドア・サークルだから」■君の瞳の奥に、蝋燭の様な炎が揺れています。※女性の中には、恋人男性の女性関係のみならず交友関係や家族関係さえ“管理・支配”しようとするヒトビトがいます。彼女達は、口を揃えて「彼にとって、“自分が一番”じゃなきゃ嫌!!」と叫ばれます。愛する彼が、友人達から嫌われ家族に棄てられて“自分しかいない”状況になったとしてあなたはそれが嬉しいですか。○美「はい」○美さんは、生命まで賭して☆君を救った■君の“領域”には暫く踏み込まないでおこうと考えました。○浪さんは、工場でこんな噂を耳にしました。社員「◎山が、自殺を図ったらしいぞ!!」社員「社長室に呼ばれてから、無断欠勤して電話も通じなかったからな」女子社員「社長が、悪いのよ!!☆君、可哀相よ」(←泣いている)老社員「わ、わし等さえ辞職すれば若い奴は残れるはずだ。それなら・・・」社員「待って下さい!!あなたは、奥様がリウマチでしょう。あなたは、息子さんが入院中だし」社長も、社員と共に無言で頭を抱えていました。社長「僕の話し方が、悪かったのかも知れない。何か、何かしないと」※男性は、何事も“観て”判断します。○浪さんは、この工場で☆君が“必要とされている”事実を眺め実感しました。○浪「あのぅ。俺が、辞めます。給料とか何も、いりません。あいつに、見舞ってやって下さい」彼は、ぶっきら棒にそう言い棄てると身の回りの荷物を纏めて会社からさっさと出て行きました。○浪さんが、ターゲットから借りている自慢の外車を飛ばしていると携帯電話が鳴りました。彼は、道の端に車を停止させました。昨日、詐欺デート用に割り振った男性の1人がどうした訳か緊急連絡を入れていたのです。○浪「何だ!!」●虎「俺、もう沢山だよ!!こ、こんな婆ぁ」○浪「あー、○野☆子か!!だから、金を引き出すまでは少々我慢しろって言ったろ。馬鹿だったら馬鹿なりに、SEXしてやればイイんだよ!!」●虎「あ、あんなもんSEXじゃ無いよぉ・・・俺の腕にしがみ付いてけたけた笑ったりいきなり大声で歌ったり。散々大騒ぎして、勝手にぐったりして寝てるよぉ」○浪「何だって」○浪さんは、急激に顔面が蒼白になりながらも即断しました。○浪「●虎!!お前は、規定通りに行動してるだろうな」●虎「うん。本名も正体も明かしてやしないし、2人はバラバラに階上に来たよ」○浪「そうか。まぁ、上出来だ。それなら、お前は今すぐにそのホテルから出ろ!!」●虎「え?」○浪「お前がそこにいた痕跡は、絶対に残すな。服を着て、人目に付かない非常口から出ろ!!」●虎「わ、判った」○浪「けっ!!仮にも、教育関係者の夫人の癖に“ヤク中”かよ!!この、疫病神が!!」彼は、今後☆子さんを自分の“営業計画”から完全に抹消する事を決定しました。
2007年01月12日
(06・5・10から連載中)☆子さんは、以前●鷹君が勤めていたホスト・クラブで男達に囲まれサービスされていました。☆子「実はねぇ。私、●鷹から此処を聞いたのよ」ホスト達「そうですか!!それは、ありがとうございます」☆子「でもさー。こーゆーお店って、ブスばかり来て疲れるでしょ。何かで、発散してるの?」ホスト達「さぁ。俺等は、それぞれが好きでやってるシゴトですしねー」☆子「ねぇ。あれとか、持ってない?気持ち良くなる“薬”」ホスト「嫌だなー。俺等、まだ現役ですよ!!バイアグラなんか、飲まないっす」☆子「違うわよー。そこら辺じゃ、売ってない奴よ!!」ホスト達は、曖昧な微笑を浮かべて顔を見合わせると全員ぱらぱらと席を立ちました。暫くすると、かなり体格が大柄な店のオーナーが来ました。オーナー「えっとぉ。此処は、ウチの奴等と皆さんで楽しく飲んで貰う店でしてねー」☆子「はぁ!!どうせ、小便臭いオンナどものケツを舐めて金をせびっている癖に今更奇麗事なんか言ってるんじゃ無いわよ!!私は、●鷹から聞いたの!!早く、あの“薬”をお出しなさいなー」彼女は、相手を威嚇する為にソファを足で蹴りました。※“オドモ”の特徴の一つは、気分次第で突然“粗暴さ”が牙を剥く所です。azareaは、マスコミが大々的に広め続けている"心の闇"なんて無意味な言葉だと考えています。オーナー「俺も、長い事この商売をして来ました。でも、お宅様の様な方は初めてですよ。まぁ、言い掛かりを付ける様な方はお客ではありませんねー」☆子さんは、お店から摘み出されました。オーナー「何のドラマを見てか知りませんが、ウチの奴等は全員身体が資本ですよ!!健康には、人一倍気を使っていますよ。皆、プロですからね」店外にまで出ると、彼はふいに語調を変えました。オーナー「それと、“●鷹、●鷹”って気安く呼ぶんじゃ無ぇ!!あのヒトは、俺の先輩だよ。確かに薬物依存症だったが、死に物狂いでやっと攀じ登ったんだ!!」そう言うと、☆子さんの胸倉を片手で掴みました。彼女は、ホスト・クラブの裏口から排水溝へ突き落とされました。☆子「・・・こんなとこ、触るなんてあなた私に気があるんでしょー」※“オドモ”の思考回路は、常軌を逸しています。“会話”自体が成り立たないのも、しばしばなのです。ご参考に、azareaの06・9・13の日記をご参照下さい。扉は、頑丈に閉められました。本来は怠惰でものぐさな彼女が“薬”が欲しい一心で、目ばかりぎらぎらさせながら当て所無しに繁華街の裏通りや公園を徘徊しました。気が付くと、とっくに翌日の未明を回っていました。☆子「今までの私なら、さっきのホスト・クラブでオトコ達から持て囃されていたのにー。ああ、それもこれもあの“薬”が無いと始まらないわー」その時、とんとんと彼女の肩を叩く女の子がいました。☆子「何よ!!お金なんか、持っていないからね!!」女の子「私、売人やってるけど」☆子「あら、そぉ。ありがとう!!じゃ、とりあえず、500錠位は頂戴!!」お金が無いと言ったはずなのに、☆子さんはにこやかに万札が詰まったお財布を出しました。女の子は、苦笑いしながらブランドのトートバックを開けて“取り引き”が成立しました。☆子「ねぇ。あなた、このバッグって幾らすると思ってんの?私も持ってるけど、あなたみたいな薄汚い売人風情が持ってるなんて品位が下がって本当に迷惑だわー」女の子は、☆子さんの暴言には無反応に連絡用に携帯番号だけが書かれた名刺をくれました。☆子さんは、ホテルのロビーで“薬”を飲むと早速○浪さんへメールしました。※短絡的な“オドモ”の彼女は、“薬”の何一つ把握もせず体内に服用しました。すると、その折り返しに“非通知着信”で電話がかかって来ました。☆子「あ、●豹(←○浪さんの架空名)私よぉ。☆子」○浪「あー。どうしたの?●鷹に、また逢いたい?」☆子「彼は、もう結構よぉ。あんなに、何回も何回もせがまれちゃちょっとしつっこいわー。まぁ●鷹は若いから、私に燃えちゃっても仕方が無いけどぉ」○浪「そう。残念だけど、俺はまだインポが治らないんだー」※○浪さん本人は、「呼び水」役なので当初しかSEXはしません。☆子「世界を股に駆ける実業家(←○浪さんの詐称)じゃあ、ストレスも溜まるわよねー。でも、外人のオンナはやっぱりイイんでしょー」※“オドモ”は、何故か他人の性生活を神経質なまでに気にし続けます。○浪「☆ちゃんの身体を知ったオトコは、他のオンナなんか満足出来ませんよー」(←嘘)☆子「ごめんね。私って、皆からそう言われちゃう。さっきも、ホスト・クラブで大勢の若いコにクドかれてたら嫉妬したそこのオーナーが私に色目を使っ来てこの胸を鷲掴みにしたのよ!!☆子のカラダって、本当に罪作りなの。痛かった・・・痛かった・・・」彼女は、嗚咽を漏らし始めました。※◆衣さん編で、前述しましたが★ちゃんの様な「正統派ぶりっ子」と“オドモ”独特の幼稚な話し言葉は全くの“別物”なのです。「正統派ぶりっ子=ソフトに、相手を守る」「“オドモ”=幼児性を隠れ蓑に、自らの攻撃的なエゴイズムを押し通す」一部のお笑い芸人さんやマスコミは、この違いが判らないのでしょう。○浪「へ、へぇぇー!!」(←相槌も、面倒臭くなって来た)☆子「でも、☆子はいつも恋愛がしたい。●豹は、今度ちゃんと抱いてあげるから誰か紹介して」○浪「イイよ。悔しいけど、俺はまた毎晩☆ちゃんが抱かれてるとこでも思い浮かべているから」○浪さんは、☆子さんの馬鹿さ加減に呆れ果てながら“次のBF”役を紹介しました。勿論、名前も経歴も嘘八百です。○浪「そうだなー。●虎はアーティストでちょっとお金に困っているんだ。優しくしてやって」☆子「じゃあ、●ホテルの5階ね!!きゃっきゃっ!!」 ☆君は、それから時間が許す限り■君の部屋に座っていました。医師は、打撲や擦り傷の他は大した怪我は無い代わり相変わらず食事を受け付けず不眠の☆君を制限を設けて見守りました。※■君の家族は、婚約者の○美さんに■君に対する“全権”を譲渡していました。何故なら、■君が選んだ○美さんは彼に最も近しい唯一の存在である“妻”となる女性です。その彼女が、本人と医師の懇願を聞き入れ息子をこの様な状態にした“加害者”とも言える☆君を病室に入れる事を許したのです。■母「まぁ、お茶でも飲んでみなさいな」※“似非フェミニズム”に染まっていない■君のお母さんは、○美さんを■君の看病の中心に置き普段は控えています。☆「すみません。ある日から、ずっと戻してしまうんです」■母「いつか、飲める日が来るわ。そうじゃなきゃ、あなたは助からなかったはずだもの」☆「はい」■君のお母さんは、ふと厳しい表情に鳴りました。■母「☆君。もう、泣かないでよ。あなたは、泣いてばかりいる権利は無いの」☆「判りました」その時、弱々しいけれど、喜ばしい声が響いたのです。○美「お、お義母さん!!■の目が・・・」室内にいた看護婦さん・☆君・■君のお母さんが同時に、ベッドに張り付きました。○美・■母・看護婦「■!!■!!」「判る!!」「□村さん!!判りますかー」酸素吸入器を付けたまま、■君はゆっくりと瞳を開けました。その顔の側に、☆君の無言の涙がぽたぽたと落ちています。■「・・・」■君は、何かにやっとした表情で皆の方にごく微かに指先を動かしました。医師「良かったですね!!やっぱり、意識が戻られると希望が持てます!!」朝日の中で、小さな一歩が大きな幸福を生み出しました。
2007年01月11日
(06・5・10から連載中)★ちゃんの母、★子さんはがらんとした家の中で掃除の途中で作業を放り出し思わず娘のベッドに寝転がりました。すると、いつもは階下で遊んでいるカフェオレがちょこんと顔を出しました。★母「あら、どうしたのぉ」カフェオレ「くぅーん」彼女は、高校卒業を待つ様にして父親の知人の息子だった★雄さんとお見合い結婚しました。結婚してみると、当時はホテルの料理人だった★雄さんはまさに“職人気質”でした。※“似非フェミニズム”の定義が日本中を席巻する前までは、彼の様に「飯は?」「風呂は?」「寝る」の三言しか話さない夫達も大勢いました。★子さんが、インフルエンザで高熱を出した時もそれは変わりませんでした。帰宅した★雄さんの第一声は、「お前が寝てるんじゃ、俺の飯はどうなるんだ!!」だったのです。★母「私ね、あの時は“結婚”の何もかもが嫌になってしまったの」カフェオレ「くぅーん」新妻の★子さんは、黙って布団を被り泣きました。★母「私は、あのヒト(←★雄さん)の奴隷じゃない!!って、悔しくて悲しくて・・・」当時は、離婚した女性達に勤め口さえも無い時代でした。★子さんは、夫には反論せず「健康になったら、絶対にこの家を出る!!」と固く決心しました。★母「朝起きたら、枕元に小さな紙切れが落ちていたの。そこには、鉛筆の殴り書きで“冷蔵庫”とだけ書いてあったのよ」★子さんは、訳が判らないまま冷蔵庫を開けてみました。真ん中には、せり出す形で当時高価だったメロンが食べ易い小口切りにされシロップに漬けられて入っていました。★母「それがね!!断然、美味しかったのよぉ!!うふふ」その晩、★子さんが耳を済ませていると帰宅した★雄さんが家に入るなり“確認”の為に冷蔵庫を開けた音が聞こえました。そして、またも「まだ、寝てるのか!!お前が寝てちゃ、俺の飯はどうなるんだ!!」と怒鳴ったのです。★母「でね、お父さんは私に今度は持ち帰っていた白い袋を突き出したの」そこには、さらに高価な“うな重”が1人前だけ入っていました。★雄「俺は、さっき社員食堂で食って来た!!」そう怒鳴ると、彼は扉を閉めてせかせかと出て行きました。※azareaの2006・4・5~4・10までの日記をご参照下さい。★母「きっと、オトコって何かがオンナとは違うのよ。私ねぇ、実はとーってもお腹が空いていたの。結局は、全部食べちゃった!!」カフェオレ「くぅーん」★母「そのまんま、家出も離婚もしないでいつの間にか★が当時の私より成長していたの」カフェオレ「あぉーん」★母「あの通りの“馬鹿野郎”亭主だけど、私は一つだけ心に引っ掛かっていた事があったの。あのヒトは本当は、男の子が欲しかったんじゃないかなって」カフェオレ「・・・」(←尻尾を振っている)★母「でもね。★が成人した日、あのヒトったら私に背中を向けたまんま“お前に似た娘を産んでくれて、ありがとう”って言ったのよ。あのヒトが、優しい言葉を言ったのは後にも先にもその時だけだけど」カフェオレ「あふー」★母「あのヒトが◎山さんとの縁談を、いきなり決めちゃったはしゃぎっぷりったら。きっと、◎山さんの様な息子が欲しかったんだわ。ずぅっと」その同じ頃、☆君の母☆子さんはラブ・ホテルのベッドで長い溜息を吐いていました。☆子「あーあ。あの"薬"が無きゃ、オトコとオンナのする事なんかツマんないもんだったのねぇ」あれから、彼女は呼び出した出張ホストとSEXする前に●鷹君が置いて行った“薬”を飲みました。そして、ご多分に漏れずその習慣性に取り憑かれたのです。“薬”は4錠分位が残されていましたが、彼女はたちまち使い果たしました。“薬”が切れると、彼女はどんなオトコを呼び出してももう“気持ち良く”なれなかったのです。※多くの麻薬の快感の“メカニズム”は、セロトニンを脳内に大量放出させる事に拠って起こす“共有感”なのです。その人工的な無理が祟って、脳内の自然な調節機能を乱しやがては重篤な副作用(正反対の焦燥感や圧迫感等)に苦しめられ時を待たずして「麻薬を手に入れる以外は、何も考えられない」中毒症状にがんじがらめに縛られます。そして、最終的には生命を維持する根幹さえも寝食され死に至ります。つまり、☆子さんが“薬”で得る以上のエクスタシーは人間が元々誰もが持っているのです。あなたが本当に誰かを何かを愛する時、それは自然に放出されあなたを包みます。その恵みは、あなたを健康にし生涯色褪せる事はありません。※azareaは、(空想の)藤木直人王子様から毎晩の乳液タイムにたーっぷり頂いております(爆)私は、“彼氏いない暦=年齢”ですが皺も染みも無くうんと若く見られています。一説には、azareaの様なド単純な大アホはセロトニンが多いそうです(爆)お花・お野菜・ハーブ類・スポーツ・旅行との豊かな暮らしや、ヨーガ等の瞑想でも得られます。☆子「あんた!!まだ、いたの!!ロクに役にも立たたないカラダの癖に、さっさと帰りなさいよ!!」そう叫んで相手の男性を追い返した彼女は、いつもの"不良主婦仲間"達にメールを送りました。☆子「私、やっぱり●鷹が忘れられないのかも。彼の事、誰か知らない?」すると、(自分自身も○浪さんのグループ詐欺に騙されているのだが、本人はそう思いたくない)ある既婚女性が返信をくれました。●紀「へぇ。☆子って、意外に●鷹から何も聞かされていないみたいねー!!彼は、ホスト・クラブ出身なのよ」このメール文章に苛立った☆子さんは、いきなり電話をかけて相手の女性に捲くし立てました。☆子「そんな事位、私には一番にベッドで言ったわ。他に、何か知らないの?」●紀「その前は、●通り(←土地の名前)のヘッドで少年院あがりだったんでしょー」☆子さんは、この情報を基に彼の足跡を辿れば必ず“薬”が手に入るものと考えました。☆子「●紀ちゃん、いつもありがとー!!今日は、美容院?また、◎屋さん目当てでしょー」●紀さんは、ご贔屓のイケメン美容師がいます。彼女は、上機嫌で喜々として彼のカッコ良さを並べたてました。☆子「あら、そーう!!でもぉ、ちょっと◎屋さんのマンションに行ってみたらイイわ。彼のオンナが、この前の水曜日から車を止めっ放しにしていてよぉ!!」☆子さんは、電話を切ると今度はわざわざ自らの携帯電話を"発信者非通知"に設定し直しました。そして、●紀さんの自宅へかけました。●紀の夫「はーい!!」☆子さんは、若い娘っぽく声の調子を変えました。☆子「あのー。奥様は、ご在宅ですか」(←さっき電話したばかりなので、不在だと知っている)●紀の夫「あー。今日は、美容院に行ったみたいですよ。お宅さん、●紀の・・・」☆子さんは、突然そののんびりした応対を打ち砕きました。☆子「あらぁ!!また、美容師の◎屋さん目当てかしらぁ!!●紀さんって、他の奥さんの家庭教師ともラブホから出て来たしぃモテモテの発展家さんだからぁ!!」●紀の夫「は!!あの、お宅さんは、いったい・・・」彼女は、乱暴に通話を切断しました。☆子「あはははー!!」※“オドモ”は、自分の気分が悪い事を他者を陥れて晴らす傾向があります。azareaのお客様で、親友にイタ電を掛け捲り彼女が入院すると“ノイローゼによる自殺”だと言い触らし“彼女が死んだ”話題で同情を買って自分の恋した男性に近付こうとした女性もいました。その男性からは、気味悪がられて絶縁されましたが・・・。★父・★ちゃん「ただいま」2人は、☆君との結婚を反対した★子さんに“お見舞いに、行って来た”とは話しませんでした。★子さんは、文化センター仲間達との歓談が増えている夫や新規オープンで残業は当たり前の娘がたまたま一緒に帰宅したとても“気にしない”事にしました。★母「ごめんなさい。お母さん、今日は何も用意しなかったの」★父「はぁ!!俺の飯は、どうなるんだ!!」彼は、そう喚いた後で付け加えました。★父「ったく、仕方が無いオンナだ!!今日は、ピザでも取りなさい!!丁度、食いたかったとこだ」★母「はぁい」★「くすっ!!じゃあ、注文するね」
2007年01月10日
azareaは、占い師さんとしてほぼ毎日“不倫・W不倫”と接しています。その言わば“複合体”を、☆子さんに投影したいとは思いますが実際には困難みたいです。その実像は、通常のドラマで描かれる様なロマンティックさからは程遠く駆け出しの頃は驚天動地の連続でした。ご主人やお子様達を騙して愛人さんに逢われるまでは普通だったとして、「私って、彼とラブラブ!!」とはしゃぎながら相手男性の追跡・盗聴・脅し、果ては他のBFを使っての暴力さらには恐喝またまたその挙句「彼が、一番愛しているのは私ですよね!!」と質問されます。クリスマスともなれば、ご自分のお子様がノロ・ウィルスで嘔吐していようが放ったらかしで彼の自宅に頼まれもしない高額ケーキを持参して押しかけます。azareaが意見すると「だって!!元カノとの仲が戻っていないか知りたいの!!」と、逆切れです。最近は、男性に金品を押し付け(男性は、断るのが面倒なので不機嫌に受け取ります)彼が思い通りにならないといきなり「彼に、騙されてお金を盗られた!!」と主張する手紙(最悪の事例で“内容証明”)を彼のご家庭に送り付けます。彼女達は、これで愛人さんと別れる訳ではありません。相手側の妻子に、法律を道具に使った嫌がらせを行っているのです。勿論、この様な恋愛は決して成就はしません。逆に訴えられ、“ストーカー”として通告された女性や警察沙汰になった女性もいます。ドラマとは違い、彼女達はその事態を悲しむ感受性すら持ち合わせていません。10年1日の如く、口から出るのは「彼は、妻と週何回SEXしているの?」です。ただ、そんな彼女達の周辺で双方の家族の心だけが音も立てないまま破壊されるのです。私は、常軌を逸したまでに短絡的な行動を繰り返す彼女達を“オドモ(大人の行動力・実行力を社会に対して感情的・攻撃的に駆使する子供)”と名付けました。女性は、社会の母です。私は、実際には彼女達個人個人の鑑定しか行いません。しかし、その言葉の裏側に彼女達の本当の"犠牲者(☆君)"達がいます。彼女達は、若い頃は育児放棄をし中年を過ぎた現在ではご自分自身も精神病院に通いながら平然と子供達に援助交際させたり堕胎させたり引き籠りや自殺未遂や麻薬を”放置”しています。彼女達の関心は、いつも「新しい彼の数・彼等から提供されるメールの数・電話の数・SEXしてくれる回数」しか無いからです。そして、その“価値観”を構築し“オドモ”女性を量産し続けているのが自分達の勢力を拡大する為に専業主婦を狙い撃ちしご家族の“無償の愛”を奴隷呼ばわりした“似非フェミニズム”です。また、“バレンタイン・デー”と呼ばれる日本だけの奇習が行われる憂鬱な季節が来ます。毎年毎年、近場の男性達に彼等が好きでもないお菓子を一方的に送り付け「私からの贈りものを無視して、彼が何の返事も寄越さない!!」等と大泣きされる30~70代の"オドモ"母親達が職場や余所様のご家庭で数々の問題を引き起こします。その身勝手で傍迷惑な振る舞いを、“恋愛”と名付けながら。
2007年01月09日
(06・5.10から連載中)☆君を壁に突き飛ばした○美さんは、強張った表情のままでくるりと踵を返すと“集中治療室”と張り紙された病室に入って行きました。☆君は、そのまま力無くずるずると汚泥の様に床にへたり込みました。看護婦「あっ!!◎山さん!!」扉が開かれた☆君の目前には、信じられない光景が広がっていました。広めの病室に集まった、医師や看護婦、家族達。各種の点滴と輸血の管。生命維持装置。そして、中心に酸素吸入器を被せられたまま横たわっている■君・・・。あろうことか、彼の両足が膝の辺りから切断されていました。☆君は、全身を凍り付く様な恐怖感で締め付けられ「ひぃぃ」と短い悲鳴を上げました。☆「し、■の足が!!・・・足が!!・・・う、うぁぁぁぁぁん!!」☆君は、自責の念をどう表現したら良いか判らず何度も壁に自分の頭をぶつけています。○美さんのみならず、駆け付けて来ていた■君の親族も無言で号泣する☆君を見つめています。その時、パニック状態の☆君の背後から静かですが明瞭な声が響きました。★「・・・☆君。私も、あなたを殴りたい気持ちだわ・・・」※自らが計った自殺により、親友である■君を取り返しの付かない状況に陥れてしまった☆君。★ちゃんは、自分自身の気持ちを率直に語る事で彼に向けられた疑問と憎悪を“感情移入”させ"引き取って"います。☆「うぅぅ・・・」★「☆君。あなたは、私を突然棄てたのと同じなの。あんな遺書を1通だけ残して、独りぼっちでボートに乗ってしまうなんて」そう話しながら、どんな時も決して感情を表に現わさない★ちゃんから大粒の涙が堰を切った様に溢れ出しました。★「ううぅぅ・・・」背後から、★ちゃんのお父さんが泣き伏す彼女を抱き止めました。★父「★。落ち着きなさい」※この場合、今度は★ちゃんのお父さんが彼女を“諌めて見せる”事で☆君に集中していた怒りを彼女の涙をフィルターにして濾過しているのです。☆「ごめんなさいぃ・・・ごめんなさいぃ・・・」※本来は“第三者”である○田家父娘が☆君の立場と状況を“代弁する”事によって、○美さんは冷静さを取り戻しました。○美「☆君。あなたは、自分のした事をこの■に悪かったと謝って下さるのね。心の底から、お詫びをされるのね」☆「はぃぃ・・・ごめんなさいぃ・・・ごめんなさいぃ・・・」☆君は、床に土下座をしたまま震えています。■父「◎山君、■はあの男子校に通っていた頃から君を本当の友達だと言って喜んでいたよ」■母「まぁ、側に来て顔でも見てやって下さい」※■君のご両親も、旧知であり不憫な☆君をその上詰る気持ちにはなれませんでした。○美「○田さん、何回もお電話を頂戴したのにお返事しなくてごめんなさい。実は、■の病状がやっと安定したばかりで・・・」※普段穏便な★ちゃんが、先に泣き出した事で○美さんはこの光景を客観的に捉えました。そして、逆に★ちゃんを“慰める”役割に代わったのです。
2007年01月09日
(06・5・10から連載中)★ちゃんが任された「(株)☆泉衣料」の出店「カフェオレ」は、順調に売り上げていました。営業時間は9:30~19:00なのですが、★ちゃんは◆堂課長に☆君との事情を説明して頭を下げていました。★「店長でありながら、早退をお願いして申し訳ありません」◆堂「我々は、ロボットじゃない。それぞれに、感情があり生きている人間だ。□村様やご婚約者の○美様も君の友人の◎山様もそれぞれ君が担当したお客様だ。その方々に突然この様な“変事”が起こり、君がお見舞いにお伺いするのも立派な仕事のうちなんだよ」★「はい」△崎「僕が、暫くは“店長代理”の役割をいたしますから。よろしかったですね」★「勿論です。どうか、お店をよろしくお願いします。また、私の至らないところをこれからも見守って下さい」彼女は、深々と一礼し事務室を出ました。レジ中の■坂さんは、★ちゃんに目線で「大変だけど、頑張って!!」と言ってくれています。店内整理をしていた□滝君と○峰さんも、彼女を労うように手を振りました。★ちゃんも「ありがとうございます。よろしくおねがいします」とお辞儀を繰り返しながらお店を後にしました。★「お、お父さん!!」駅の方角まで歩いていると、文化センターに行ったはずの彼女の父親が車を止めたのです。★父「乗れ!!」あれから、★ちゃん父娘と○美さんの3人は未明に※県※町の病院に到着しました。しかし、事情聴取や治療にてんてこ舞いになっている病院内では何の対応も出来無いまま「ただ、行っただけ」で帰らざるを得なかったのです。ただ、★ちゃんは沈痛な面持ちのチビ君から☆君が書いた“遺書”を渡されました。★ちゃんは、帰宅後ご両親の前で静かにその封を開けました。★父「・・・」★母「・・・」そこには、彼が長い間勤めた工場を近々解雇される事・かつて、彼のお兄さんが自殺の巻き添えとなった事故死・さらには母親☆子さんの生き方とそれに対する☆君の深い絶望感が綴られていたのです。★ちゃんのお母さんは、すぐに“結論”を出しました。★母「私は、この結婚に反対よ!!ご長男を死なせておいて、そのお金を持ち逃げして若い男と駆け落ちですって!!その上、50代で如何わしい遊びだなんて!!そんな女が、私達の親戚になるだなんて全くの論外だわ!!」普段は、おっとりして何事にも寛容なお母さんが激情を露にしました。★父「・・・」お父さんは、無言でした。★「・・・」※“似非フェミニズム”に染まっていない○田家の流れは、本来ならリーダーである父親がサブ・リーダーの妻に“決定事項を伝達”する→サブ・リーダーの判断が、重んじられる→その総合的な結果が娘である★ちゃんに及ぶ、でした。それが、今回はいきなり妻が叫んでいます。これは、妻(★母)が常日頃夫に対する補佐を誠実にこなし伴侶として絶大な信頼を勝ち得ていればこその“進言”であり夫にとっては通常以上に大事としなければならない危急の警告として伝わります。その為、この場合★父は妻に反論しません。その様な状況の中で、★ちゃんは独り電車を乗り継いで病院に向かおうとしていたのです。★父「○美さんは、あれ以来・・・」★「はい。お電話をかけても、電源が切られています」★ちゃんのお父さんは、やはり無言でした。☆君は、ベッドの上で必死に目を閉じていました。☆「そうだ!!きっと、これは夢だ!!全部、夢だ!!目が覚めたら、まだ高校生の■がいて☆和兄さんが生きていて・・・きっと・・・きっと・・・」でも、どんなに眠ろうとしても知ってしまった現実の重さが彼の脳裏を押し潰すのでした。☆「・・・」起き上がってみると、☆婆ちゃんはいなくなっていました。☆「・・・」彼は、いけない事だと思いながらもまた点滴を外して病室の外へ出ました。さっきとは反対の方向を見ると、水場で俯いている○美さんのやつれ切った横顔が浮かびました。☆「あっ!!」☆君は、よろめきながらもその廊下に走りました。☆「○美さん!!」彼女は、蝋人形の様に無表情でした。あのいつも明るい笑顔で☆君を歓待してくれた○美さんが、仁王立ちしています。☆「あ、あの!!僕のせいで、■が・・・」そう言いかけると、○美さんは彼を力いっぱい殴りました。それは、30代の彼が壁に打ち付けられる程の凄まじい威力がありました。
2007年01月08日
(06・5・10から連載中)●鷹君は、くるりと振り返ると魅力的な笑顔を見せました。●鷹「それは、ありがとうございます!!そうまでおっしゃって頂けるなんて、男冥利に尽きます!!ただ、俺はちょっと気分を変えてみたいんですよ」そう言って、彼はおどけた仕草でバス・ルームを指差しました。※「オトコから、その場ちやほやされる事=恋愛」と思い込んでいる、幼稚で単純な“オドモ”の☆子さんは一変して有頂天になりました。☆子「本当ぉ!!☆子、嬉しい!!じゃあ、バス・ルームでイイ子にして待ってるわぁ!!」※☆子さんは、●鷹君の瞳の奥でナイフの様に燃え上がった冷たく白い光にも苦々しく噛み潰した表情にも全く気付きません。それは、“感受性”の問題です。“オドモ”達は、自らの短絡的な欲求のみを即席に充たそうとして他者を“道具扱い”します。☆子「ねぇ!!●鷹ぁ!!初めっから、素直にそう頼めば良かったのよ!!私といるのに、あんたの女が棄てていった子供の話なんかどーしたこーしたって聞かせるなんて凄く失礼じゃない!!」●鷹「・・・」彼は、この女性の中に母性の欠片も無い事を感じ取りました。☆子「私を喜ばせれば、お小遣いを上げてもイイのよ!!そのお金で、私にプレゼントしなさい!!」暴言を言い放った彼女が、鼻歌交じりにシャワーを浴び始めました。●鷹君は、彼女が背中を向けるタイミングまで微笑を残したまま黙って見守っていました。●鷹「エロ婆ぁ!!それなら、俺がお前の望む“気持ち良さ”を与えてやろう。その快楽で、好きなだけのた打ち回れ!!」この“薬”は、長い間彼の奥深くで仕舞われていました。中学時代、彼は非行に走りました。そして、好奇心から薬物に手を出し無間地獄を這い回ったのです。結果は、お定まりの少年院・精神病院のコースでした。ところが、せっかく出所した後もすぐに全く同じ転落を繰り返しては若くして死んで行った多くの“仲間”達を彼は見ました。そして、自分は同じ轍を踏まない様に厳しい戒めとしてこの“薬”を持ち続けていたのです。一方、上機嫌の☆子さんは52歳の肉体を磨き上げました。☆子「うふふ。NO1ホストと言われた●鷹も、この私には勝てないのね!!」“似非フェミニズム”に漬かった彼女は、“オトコを言い負かす”優越感に酔い痴れました。☆子「うふふ。オトコが、私に言い返したくても出来なかった時のあの悔しそうな顔!!あー、胸がすっきりしたわ!!やっぱり、SEXをけなして凹ましてやるのが一番だわー!!」☆子さんは、彼の“従順さ”とこってりしたSEXサービスを待ち切れない気持ちで裸のまま飛び出しました。ところが、お部屋はとっくに蛻の殻になっていたのです。☆子「こ、これはどう言う事よ!!」地団太を踏みながら見渡すと、テーブルの端に小さな白い包みが置かれていました。その側には「マダムへ。あなたの目くるめくエクスタシーの入り口・・・」と書かれたメモがありました。☆子「こ、こんなもん!!」さすがに、それが一般に売られているものでは無いと彼女も察知しました。一旦は、本能的にゴミ箱に棄てようとしましたが結局それをまたポーチに収めたのです。☆子「目くるめく、エクスタシーかぁ。●鷹みたいな、そこら辺のガキだって持ってるんだもの。私だって、1回位味わわせて貰ったってバチは当たらないかもねぇ!!」ホテルから出た●鷹君は、○浪さんに“報告”の電話をかけていました。●鷹「俺、この役は降りるわ」○浪「そっか。んじゃ、今日の“取り分”はお前が持っとけや」●鷹「Thank You!!」一匹狼でもあり、組織の元締めである○浪さんはこんな時は決して"深追い"をしませんでした。●鷹君も、それが永久の“手切れ金”だと暗黙のうちに了解しています。●鷹「さぁてと。この金で、子供にウマいもんかおもちゃでも買って帰るとするかぁ!!」彼は、繁華街を棄ててかつて世話になった先輩のいる街に娘を連れて戻ろうと決心しました。そうすれば、逃げた女とも再会出来るかも知れません。だから、あの“薬”はもういらなくなったのです。その頃、☆子さんは電話帳の中から適当に決めたインチキ臭い“男性出張サービス”に新しい依頼を入れていました。☆子「顔さえ良けりゃ、イイってもんじゃないの!!本当に誠実なコを、寄越して頂戴!!」彼女は、延々と自分の“好み”を顔から身体から性器の形状まで“注文”してぐったりしました。☆子「ったくぅ、世の中ってどうしてこんなに馬鹿なオトコばーっかりなのかしら。私を、デート一つ満足させられないなんて!!」そして、殆ど日課になっている“不良主婦仲間”に“オトコ自慢”のメールを送信しました。☆子「●鷹君は、彼の至らないところをはっきり指摘してあげた私の優しさに感動したと思うわ。☆子って、他の無自覚なオンナ達と違って自主性があるんだもん。ねぇねぇ、あいつったら私に“もう1回抱きたい”って頼んだのよ!!おまけに、他のオンナには絶対に見せられない様な秘密の“素敵な贈りもの”まで残してくたんだー。それで、またまた次のイケメンと浮気しちゃう魔性のオンナ☆子ちゃーん!!」“快楽”に歯止めを持たない彼女は、すぐに“薬”を試したかったのです。
2007年01月07日
(06・5・10から連載中)息が続かずにへたり込んだ☆君は、看護婦さんに発見され病室に引き戻されました。ベッドの上で、彼は☆婆ちゃんから1通の封筒を手渡されました。★「このお手紙を、お読みになられているという事は意識が戻られたのですね。本当に、良かったです。★も、○美さんからお知らせを受けて父と3人で参りましたが肉親の方以外は面会謝絶との事で一旦帰ります。また、○日にはたとえ会わせて頂けなくてもお見舞いに伺います」☆婆「○日って、今日だよ」知らせを受けた医師が、入室しました。医師「意識が戻った途端、無理しちゃ駄目じゃないか」☆「あの!!入院しているのは、僕だけですよね!!同じサークルで、□村■広が来ています!!皆は、もう帰りましたよね!!」身体を捩って、唾を飛ばす勢いで必死に話す☆君を担当医は困惑の表情で見つめました。その時、大きな怒鳴り声が響いたのです。ボス「帰って無ぇよ!!お前は、とんでもない事をしでかしたんだ!!」☆「・・・」ボス「お前と同室だったチビは、仕事があるから帰らせた。だが、あいつから俺が聞かされた話を教えてやろう!!お前の遺書を見るなり、あのタコ(←■君)は駆け出したそうだ。しかも、河川の管理人の忠告も聞かないままあの闇夜にお前を追いかけて行ってしまった」警官「◎山さん、あなたのボートは随分と下流まで下っていました。□村さんはまずあなたを自分が乗ってきた作業船に移して、その後体力を消耗されボートごと転覆した模様です」☆「うぅぅ・・・」医師「そこが浅瀬になっていた事もあり、彼の身体が君の乗った作業船を“止めて”くれていたんだよ」☆「か、身体が!!」ボス「お前の乗ったボートがあいつに乗り上げてお前は滝になっている川下にまで落ちずに済んだんだよ!!」☆君は、両手で頭を抱えて突っ伏しました。☆「う、うわぁぁぁぁん」医師「もう、これ以上は・・・。皆さん、ご退室になって下さい」医師が去ろうとすると、☆君はベッドから転がり落ちてその足に縋って土下座しました。☆「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・どうか、■を助けて下さい!!」ところが、ボスさんはベッドまで駆け寄ると☆君の胸倉を掴みました。ボス「もし、お前が死んでいたら■がお前の気持ちにさせられていたんだ!!どうだよ!!現在のご気分は!!お前は、自分のせいで親友が死んで良い気分か?」☆「俺の生命は・・・もう、どうなっても構いません。どうか、どうか・・・■を、あいつを」医師「僕は、3ヶ月前まで都心の病院にいました。そこで、嬰児の遺体を扱った事があります。その子は、臍の緒もそのまま産湯も漬からず一滴の水もミルクも与えられてはいませんでした」☆婆「それは、酷い・・・」医師「でも、その子にもやがて逮捕された母親と相手だった父親がいたのです。僕自身も他の事件関係者も、亡くなった赤ちゃんを手厚く送りました。本当に“独りぼっち”の人間なんかこの世にはいないと僕は思います」☆「・・・」皆がいなくなると、☆婆ちゃんは興奮状態の☆君にそっと胸元まで布団を被せました。☆婆「○田さん達と会わせて貰えるか判らんけんど、お医者様に頼んでみるでな」その頃、☆婆ちゃんの娘であり☆君の母親である☆子さんはラブ・ホテルで元ホストの●鷹君とSEXしていました。☆子「ねぇ!!あんたって、若いんでしょ!!もっと、馬力は無いの!!」そう叫んで、彼の身体から下りると彼女は薄ら笑いを浮かべながら言いました。☆子「さっき、あんたが風呂入ってる時にあんたの携帯を見ちゃったんだけどさー。あんたって“浪曲子守唄”だったんだねー」●鷹「何だ、それ」☆子「♪逃げた女房に未練は無いが~お乳欲しがるこの子が可愛い~」●鷹「ちぃ!!そうだよ!!付き合ってた女が、子供を押し付けて消えやがった!!知っているんなら、話が早いや。実は今日は、その子の誕生日なんだ。もう、一仕事してやったんだしさっさと帰らせてくれよ」彼は、壁に掛けてあった衣服を早々に取り上げました。☆子「そんな!!ご冗談でしょう」※“似非フェミニズム”に染まった☆子さんは、彼に“勝たなければ”気が済まなかったのです。☆子「こっちは、あんたなんかに幾ら払ったと思ってるのよ!!そんな子供が、飢えようが死のうが私とは無関係だわ!!それより、私をもっともっと“イイ気持ち”にさせなさい!!」※悲しいですが、この“☆子”さんにも現実のモデルがいます。この遣り取りも、ほぼ実話です。“似非フェミニズム”に踊らされ、「1回でも多くSEXしたものの勝ち」と言う無意味なスローガンにひたすら生涯追い立てられその為なら親子の愛も友情も夫との愛も全てを犠牲にする人生があります。●鷹「・・・・何だと・・・何を言いやがる・・・この、糞女・・・」帰り支度を仕掛けていた●鷹君は、☆子さんを鏡越しに見据えながら低い声で呟きました。ホスト界さえ放逐された“負け組・底辺”の彼でしたが、自らと幼い娘への侮辱は許し難い怒りを巻き起こしたのです。そして、胸元のポケットに隠していたある"薬"にそっと手をやりました。
2007年01月06日
(06・5・10から連載中)☆君は、真っ暗な闇の奥を手探り状態で進んでいました。☆「■!!■!!」すると、目の前に19歳で亡くなったはずの一つ上の兄が現れました。☆「あっ!!☆和兄さん!!」すると、☆君のお兄さんは悲しそうに彼を眺めると“あっちへ、行け”とのしぐさをしました。よく見ると、向こうのグラウンドに■君の背中が見えます。☆「あっ!!■!!」☆和「☆哉。お前は、死にたかったんじゃなかったのか」☆「うん」☆和「■君とは、もう会えないよ。彼は、死んだのだから」☆「し、死んだのは僕だよ!!自殺したんだ!!■じゃない!!変な事を、言わないで!!」☆和「何故、自殺した」☆「僕は、結婚の夢を何もかも失ったんだ。あの醜いお母さんの血が、この身体に流れているなんてどうしても許せない」☆和「☆哉。お前は、死んではいない。死ぬって言うのは・・・こう言う事だよ」光輝く位美しかった兄の顔と身体が、突然歪み膨張すると破裂しました。☆「う、うわぁぁぁー!!」しかも、その闇の中に散らばった☆和さんの肉片が“泣き”始めたのです。☆和「・・・死にたくない・・・死にたくない・・・死にたくなかった・・・」☆「う、うわぁぁぁー!!」☆君は、グラウンドをゆっくり歩いて行く■君を何が何でも引き戻そうと闇雲に走りました。☆君の意識が戻ったのは、彼が自殺を図った3日後でした。彼の重い瞼が、ようやく開かれると黴臭い天井と☆婆ちゃんが見えました。☆「・・・☆和兄さんが、僕におかしな言い方をするんだ。■が、死んだって・・・」☆婆「うぅぅぅ」☆「!!」☆君は、俄かに“正気”に戻りました。彼は、身体に捲き付いていた点滴の管を引き剥がすとお婆ちゃんの静止を振り切り狂った様に病院の廊下を駆け出しました。☆「■!!■!!嘘だ!!■は、温泉で俺を待っているはずだ!!■!!」その声は、空しく人気の無い病院内を木霊するのでした。
2007年01月05日
(06・5・10から連載中)★ちゃんは、携帯電話をかけながら○美さんのマンションの階上に上って行きました。すると、その背中を見送った★ちゃんのお父さんも自らの携帯電話を取り出しました。★父「・・・」(←呼び出し中)★父「あ!!こんな非常識なお時間に、大変申し訳ございません!!○田★雄と申します!!あの、もうお寝み中かと存じますがご主人様をお願いいたします!!」★父「あ!!どうも、叩き起こしてごめんなさい!!えぇ!!そぉなんです、ちょっと急用でございましてぇ!!実は、娘の婚約者がですねー!!えぇ!!ちょっと、お付き合いしてるもんが※県の※町で事故に遭遇して娘共々慌てて向かっている所でして!!はぁ、お宅様は確か釣りがご趣味で・・・」★ちゃんのお父さんは、”代行運転手”として同行しています。彼は、文化センターの友人から☆君・■君達が搬送された病院の正確な住所と安全で最短の道順を聞き出そうとしていました。※オトコは、女性と違い環境や状況を全く超越した独自のピラミッド社会を形成しています。この電話の相手は、★父にとっては"顔見知り程度の知人"でした。しかし、この様に腰を低くする姿勢を示す事で“教えを請い”その友人の保有するネット・ワークの内側に入ろうとしているのです。※もし、○美さんや★ちゃんが”似非フェミニズム”に染まった女性ならお互いにバラバラに行動してしまったでしょう。それぞれが孤立し、親世代のまして父親達からこの様な“連携プレー”の強力なバック・アップに守られる機会も持ちえません。★ちゃんが○美さんと乗車すると、お父さんは張り切って出発しました。※男性は、いちいちこーしたあーしたと女性に”説明”はしません。彼等にとって、オンナ・コドモは元来"説明する必要が無い"存在なのです。★「・・・」(←内心では、自分がガイドブックから想定した道とは違うと思ったが黙っている)★父「・・・」(←“娘=格下のもの”なので、説明しない)○美「あの、この小道は?」★父「あー!!はぁい!!ちょっと、さっき知り合いに聞きましてねー。近道を、通りますからぁ!!」(←“○美=★ちゃんのお客様=格上に当たる”ので、説明する。しかも、かなり自慢げ)★ちゃん「・・・」(←父親の実行力を心の底から誇らしく思いながら、○美さんに微笑)○美さんは、★ちゃんの静かな自信に満ちた表情を見てこう確信しました。○美「★ちゃんにお知らせ出来て、本当に良かったんだわ。電車も、もうとっくに無くなっているし私独りだったら今頃どうなっていたかしら」曲がりくねった山道を、★ちゃんの車はぐんぐん進んで行きました。
2007年01月04日
(06・5・10から連載中)★ちゃんの携帯電話が、けたたましく鳴り響きました。★「・・・」反射的に時計を確認すると、1:10です。★「はい」電話口には、女性の嗚咽の様な息遣いが響いています。★「もしもし・・・もしもし!!○田★です。どなたでしょうか」○美「うっ・・・うっ・・・ごめんなさい・・・○美です・・・こんな、遅くに・・・。実は、アウトドア・サークルで事故があったみたいで☆君と■が・・・うぅぅ」★「お知らせ下さって、ありがとうございます!!今、何処にいらっしゃいますか」○美「サークルの合宿所が、※県の※町なんです。今、電話が来て・・・でも、私・・・」★ちゃんは、片手で衣服を取り出しながら叫びました。★「私がこれから運転して、そちらにお迎えに参ります!!ご一緒に、※県に行きましょう!!」※相手が動揺している時は、あなたは冷静になりましょう。○美「はい。お待ちしています」※ヒトとヒトの心は、“連動”しています。この様に、あなたが具体案を出すと相手も心が落ち着き次の行動へ移るきっかけになります。★ちゃんが、灯りを灯して支度していると異変を察知したご両親が夫婦揃ってどやどやとお部屋にやって来ました。※最近は、お子様が夜中に何をしていようと“われ関せず”の親もいます。また、親(大人世代)に闇雲に食って掛かる子供達も増えています。そんな幼稚でスカスカな関係を“成長”だ等と勘違いしている“個人主義”推奨の教育者もいます。親がおせっかいじゃなくて、誰がお子様に“踏み込め”ますか。※☆ちゃんは、30代ですが常日頃ご両親に対して従順な分コミニュケーションは万全なのです。事情を話すと★ちゃんのお父さんが、大声で怒鳴りました。★「気が動転したオンナ2人で運転してちゃ、道中が危ないじゃないか!!俺が、代わってやる!!」★母「◎山さんのご実家は、どちらなの?」★ちゃんは、交際開始時からメールや会話から☆君の重要な情報は纏めてあります。彼女は、丁寧に抜書きして置いたファイルを読み直しました。★「お祖母様が、いらっしゃったわ!!」彼女は、再び○美さんへ電話をかけまだ自宅にいた彼女に■君のパソコンを開いて貰いました。○美「はい。☆お婆さんには、私がお話しておきます」★ちゃんは、父親が運転する車でまず○美さんのマンションへ向かいました。
2007年01月03日
(06・5・10から連載中)■君は、暗闇の中で捉えた焦点に全力で近付きました。■「☆!!」■君は、モーター・ボートを一旦減速させてゆっくり対岸の近くに寄せました。そこで、限られた時間内に何とか☆君を運ぼうとしました。ところが、正体を失っている成人男性の体重の重さは想像を超えていたのです。■「とにかく、こいつをモーター・ボートに移さないと・・・いつ河川の形状が変るか判らん!!」彼は、渾身の力を振り絞って☆君を担ぎ上げ彼だけを船上に放り投げました。続いて、■君が舟に足をかけた時です。■「あっ!!」☆君が乗っていたボートが、廃棄物に引っ掛かって転覆したのです。さらに、暫く前の台風で倒れていたらしい枯れ木の束が■君の頭部を容赦無く直撃しました。身体を引き裂かれた■君は、水面へ叩き落されました。■「☆!!」☆「・・・」意識を失っているはずの☆君の耳に、■君の呼び声が届いた様な気がしました。気が付くと、☆君は高校時代の廊下を歩いていました。☆「ったく!!幾ら学祭の準備だからって入学早々、どれかクラブに入れだなんて面倒臭いよなー」その時、扉の前にふらりと凭れ掛かっていた少年がふいに鋭い声を発しました。■「お前、◎山☆哉だろ。俺は、同じクラスの□村■広だ」☆「いきなり、呼び捨てにされる筋合いは無いけど何か用?」■「お前さぁ、カッコ良くなりたいか?」無視しようとする☆君の側を、他校の上級生らしい女子達が数人通りかかりました。女の子「あ、あれが◎原中から入った■君よ!!」女の子「ほ、本当!!きゃー、間近で見られるなんてラッキーじゃない!!」女の子「◇代ちゃん達に、自慢しよっと」そして、■君に手を振って「私達、◎華女子高の2年5組なのー。よろしくね!!」と言いながら通り過ぎました。☆「・・・」(←呆然としている)■「お前、こんな風にモテたいんならヒトと同じ事やってちゃ駄目なんだよー」☆「そ、そうなのかなー」(←ちょっと、“弟子”になろうかと思いかけている・・・)■「今日は、先生にも秘密の例のビデオを特別に見せてやる。オンナを落とすには、まずアレだからなー」☆「ええ!!そんな事しちゃって・・・」(←あーんな映像や、こーんな映像を空想中)■「とにかく、見たいならこれにサインしろ。俺が、部長だから」☆「ちぇ!!偉そうな奴!!大体、一年生でいきなり部長だなんて生意気だよ」■「はぁい!!お一人様、ごあんなーい!!」そう両肩を掴まれて、無理矢理部室に連れ込まれたのでした。☆「痛いよ!!■!!」・・・あれ・・・☆「■!!■!!」振り返った暗闇は懐かしい学校の風景では無く、その中にはもう誰もいませんでした。☆「■・・・」彼は、寂寥感に包まれました。
2007年01月02日
(06・5・10から連載中)全く泳げない☆君は深夜の広々した河川にボートで漕ぎ出してオールを棄てました。それだけでも、彼はもう“遭難”の危機に瀕しています。渓流の所々には、深い部分も段差もあります。☆「これに乗っていれば、そのうちどっかに消えてしまえるのかな」○浪さんに会った日以来、彼は何も食べていませんでした。お水を口にしても、戻してしまうのです。☆君は、薬局で買った“睡眠導入剤”を何回かに分けて無理に飲み込みました。※ご参考にazareaの06’4・12、13の「何故、オンナの浮気は許されないの」をご覧下さい。元来、☆君は兄の☆和さんと☆婆ちゃんから大切にされた“末っ子”です。☆子さんは、幼稚な“オドモ”のまま身勝手な恋愛を重ね母になりました。当時、まだ還暦前だった実母である☆婆ちゃんに家事・育児・生活費も任せ切りにやりたい放題でした。思い付いた様に、不倫・W不倫を伴った“プチ家出”も繰り返し何度目かの失恋と借金騒ぎのほとぼりを冷ます為に帰って来たのは彼が7歳位の頃でした。彼女の関心は、常に賢く美形だった一つ上兄の☆和さんだけに注がれました。(実際には、☆和さんも彼女からからかわれ構われるだけで決して“愛され”はしませんでした)ただ、その分☆君にとって☆子さんは“遠い存在”でもあったのです。☆和さんが成人を目前に急死してからは、単に高校卒業後働き続ける彼にお金を無心に来るだけの存在でした。☆「☆和兄さんが死んだ直後から、あのヒトはお金の話しかしなかった。僕等兄弟は、“生まれて来ちゃいけない”人間だったんだ」☆「俺が死んで、何がしか見舞金でも入れば☆婆ちゃんももうあのヒトの事で苦しまなくて済む」全身が、冷たくなって来ました。☆「否応無しに、俺の身体には“あのヒト”の血が流れているんだ。汚らわしい・・・もう、沢山だよ・・・」■君は、管理事務所を何とか捜し当てて貸しボートが一艘無くなっていると確認すると通報しました。管理人は、自分達の対応や警察を静観して欲しいと懇願しましたが待っていられなかったのです。■「30代の男性ですが、入水自殺の可能性があるんです!!」そう叫びながらも、心のどこかに“ボートさえ、発見すれば”との一縷の望みを掴んでいました。■「本当に死ぬ気なら、この真っ黒い大水の中に飛び込んでいるはずだ!!まだ、チャンスがある!!それに、海と違い川は流れが一定だ。俺にも、追い付く可能性が残されている!!」■君は、小屋にあった古錆びたカンテラを船に積み自分独り乗りました。そして、点火して上の方に掲げては大声で叫びました。■「☆!!☆!!」彼は、20分くらいして目前に揺れ動く何かの影を発見しました。
2007年01月01日
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