2013年06月29日
20〜40代の約8割が該当する「かくれ不眠」対策法
夏至が過ぎ、いよいよ夏本番! 夏は暑さで寝付けず、寝不足に陥る人が増える傾向にあります。さらには、今年1月に発表された「NASA」のデータによると、2013年の夏は過去最高の暑さになると予測されているのだとか。史上最高に暑い夏は、それだけで寝不足、不眠率が高まりそうですよね......。
私は大丈夫、と思う人もあなどるなかれ。エスエス製薬の調査によると、20〜40代の約8割が「かくれ不眠」に該当すると言われています。「かくれ不眠」とは「睡眠改善委員会」が命名した、寝不足と不眠症の中間の状態のこと。なんでも、夏は日照時間の変化からくる生活リズムの変化によって、自覚のないまま「かくれ不眠」となる人が増える可能性があるとのこと。
では夏の「かくれ不眠」を解消するにはどうしたらいいのでしょうか? 「睡眠改善委員会」が提案する3つの方法をご紹介します。
■ビール
からだの深部温度を下げ、表面温度は温かいという状態が睡眠に入る理想的な体温の状態です。睡眠前にアルコールを摂取すると代謝が上がってしまい、代謝が上がると深部温度の上昇に繋がり、眠りの妨げとなります。
■シャワー
上述と同様に、冷たいシャワーは表面温度を下げ、深部温度を上げてしまうので、心地良い眠りの妨げとなります。遅くとも睡眠に入る2時間前までにはシャワーを済ませましょう。
■エアコン
環境省が推奨する「クールビズ」によると、夏のエアコンの温度設定は28度と提唱されています。しかし、心地良い眠りには 26度位が最適とされています。理想は自分の部屋ではなく、隣の部屋のエアコンをつけ、間接的に26度に保つことが最も理想的な温度による睡眠環境と言えますが、例えば一人暮らしの方であれば、自身の部屋のエアコンを26度に設定の上、タイマーをかけて眠るなどでも良いでしょう。