2013年06月20日
リアル金八先生が生徒に『贈る言葉』があまりに感動すると話題に
定年退職を迎えた先生が生徒に最後に残した宿題が「カッコイイ!」「泣ける」と話題になっている。タイトルは「幸せになりなさい」と言う内容。それ自体が宿題と言う事となっており提出期限は無い。
つまり幸せでいてほしいと言う先生の生徒への願望で、教師と言う立場をうまく利用した粋な計らいなのだ。ただし宿題を出す頃には天国に居ると言う意味深な言葉を残している。
黒板の内容を書き起こしてみると以下のようになる。
最後の宿題:提出期限なし
「幸せになりなさい」
君たちが宿題を出す頃におそらく僕は天国にいるでしょう。
急いで報告に来るな。
ゆっくりでええから。
いつか面とむかって「幸せになったで」と
きかせてください。
待ってるで。
この教師は定年退職を迎え生徒が黒板を見た頃には既に先生はいない。文脈から察するに、かなりお年を召されておりもしかしたら自分の死期が近いことを悟っているのかもしれない。その為生徒たちが宿題を出す頃つまり「幸せになった頃」には既に先生はいないと言う事だ。
また後半の文脈で、幸せになってほしいが急がずゆっくりと報告してほしいという内容からは、あまり急いで無理やり幸せを見つけず、本当の幸せをじっくり探してほしいという生徒たちへのご指導とも思える内容も見受けられる。幸せが意味するものは「結婚」なのか「事業の成功」なのか人それぞれによるが、先生としては死ぬ前に「幸せになった」と聞かせてほしいと言う。
ただし解釈の仕方にもよるが、最後のくだりは「天国に来い」という恐ろしい内容と考えることもできるので注意が必要だが、それも含め生徒一人一人の解釈があっても良いのかもしれない。
ネットでは「これは泣ける」「いい先生だ」「かっこいい」と評判のようだ。
—Twitterの反応
・素敵過ぎる宿題だ
・めっちゃかっこいい…!
・これは泣く
・Twitterで涙出てしもうた。 あの先生が、言いそうだな
・ええ先生や。
・泣ける
・いい先生だ。
・何とも思わない私の心は汚れているのかwww
・素敵。中学卒業するとき学年主任にも同じこと言われた。
・さっき回ってきたツイートと説明がちがう。
・50歳になりなさい?
・やばい、ホンマにジーンてくる。 こんな先生いーなー!
・こんな言葉言ってくれる先生ウチの学校にはいない
リアルな金八先生ともいえる「贈る言葉」。幸せの定義の奥深さを改めて考えさせられる内容だ。