2015年05月11日
口内炎の原因ってビタミン不足以外にもある
口内炎っていうと、栄養不足、特にビタミン不足ということが考えられるのが一般的。
だけど、それだけが原因じゃない
通常の生活をしていて口内炎になりやすいのは、口の中を怪我した後ね。
ご飯を食べているときについ歯で口の中を噛んじゃって、その後口内炎になってしまったことがある人、多い。
噛んだところが傷になって、炎症を起こしてしまう。
そもそも口内炎というのは字の通り、口の中の炎症の総称。
歯茎にできれば歯肉炎、舌なら舌炎と呼んでいるけれど、免疫もからんでいるし本当の原因ははっきりわかってはいない。
口内炎になる原因を紹介。
・1 免疫力低下
噛んだことによって起こる炎症以外にも、疲れが溜まった時や身体の免疫力が低くなったときに口内炎は起こりやすい。
はっきりとした原因が分かっていないけれど、疲労やストレスなどでビタミン不足になっているということが考えられる。
1〜2週間くらいで自然に治ることが多い。
・2 ウイルス感染
口の中にウイルスや細菌が増殖してしまうと口内炎になるわ。この場合は発熱することもある。
・3 物理的刺激
矯正器具や口腔内のやけど、薬の刺激などで口内炎が起こることがあるし、食べ物や金属などがアレルギーとなって起こる場合もある。
・4 ニコチン性口内炎
たばこが原因で起こる口内炎は「ニコチン性口内炎」とも呼ばれて、舌や口腔粘膜に白斑のようなものができて、それがガンを引き起こす可能性がある。
このように、口内炎にも色々な原因がある。
口内炎が長期間治らないときや、広範囲にできたとき、治ってもまたすぐに再発するときは、別の病気の可能性もある。
たかが口内炎と思わずに、心配なときは口腔外科を受診してね。