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「髪を濡らして即シャンプー」がNGな理由

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髪を洗うとき、お湯で濡らして、すぐにシャンプーをつけていませんか?

誰もがやっているこのやり方、実はNGなんです。毎日“なんとなく”髪を洗い続けていると、頭皮や髪に大きな弊害をもたらすことに……。

そこで今回は、あらためて“正しい洗髪方法”をご紹介します。



■まずはお湯で3分! 今日から見直したいシャンプーの手順

髪の総合情報サイト『頭美人』運営担当の中川ゆかりさんによると、頭皮は皮脂分泌が多く、きちんと洗い流せていないと細菌や微生物が繁殖し、ニオイやかゆみ、フケの原因になるそう。また、毛穴に皮脂がつまり、抜け毛や頭皮ニキビをも引き起こしてしまいます。

髪と頭皮を傷めずに汚れをしっかり落とすには、以下の手順で洗髪するのがおすすめです。

(1)お湯の温度は38〜40度

熱すぎると必要な皮脂やうるおいまで洗い流してしまい、頭皮や髪の乾燥を招きます。また、温度が低すぎても汚れを十分に落とせません。38〜40度が最適です。

(2)“お湯のみ”で3分程度洗う

髪を濡らしてすぐにシャンプーをつけるのはNG! 実は髪表面についたヘアワックスやスプレーは、丁寧に洗えばお湯だけでも十分に落とすことができます。お湯である程度の汚れを落としておくことで、その後使用するシャンプーの量も減り、ガシガシ洗わなくてもスッキリ汚れを落とすことができます。爪を立てるのは厳禁です!

ショート〜ミディアムヘアの場合は2〜3分を目安に、ロングヘアは3〜5分を目安に指の腹を使って頭皮をマッサージするように優しく洗ってくださいね。

(3)シャンプーは“泡立てネット”でモコモコに泡立てる

シャンプー剤は刺激が強いものが多く、そのまま地肌にのせるとかぶれの原因になることも。シャンプーは必ずモコモコに泡立てて泡で洗うようにします。とはいえ、慣れていないと上手に泡立てることができなかったり、時間がかかってしまったりしますよね。

そこで、おすすめなのが泡立てネット。最近は専用の泡立てネットが100均でも販売されているので、是非使ってみてください。

(4)泡立てたシャンプーを頭にのせ、指の腹で洗う

お湯で洗ったときのように、爪を立てずに指の腹でマッサージするように洗います。「気持ちいい」と感じる力加減で、優しく頭皮を動かすように行うのがポイント。

(5)すすぎは「よし、流せた!」からあと3分!

シャンプーの泡をしっかり流し、「ぬるつきがないからもう大丈夫」と思っても、まだ頭皮に残っていることがあります。その洗い残しが蓄積され、頭皮や髪の毛の様々なトラブルを引き起こすのです。洗い流せたと思ってから、さらに3〜5分程度すすぐようにしてくださいね。

これで洗髪はOKです。このあと、トリートメントで栄養補給と保湿をし、コンディショナーで表面をコーティングすれば完璧!



抜け毛や薄毛、頭皮の乾燥やかゆみが気になる女性は特に、今日からこれらの洗髪方法を実践してくださいね。







その3分が危険!子どもの「カップラーメン」やけど事故に注意

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災害対策などで、自宅に“カップラーメン”を多めに保管している方も多いのではないでしょうか。定期的にランチや夜食として食べているママもいるかもしれません。赤ちゃんが寝ている間などに、短時間でさっと食べることもできますしね。

ところが、カップラーメンの熱湯によって、小さな子どもがやけどを負う事故が多数発生していることをご存じでしょうか。小さな子どもがいるご家庭では、ぜひご注意ください。



■2歳児が太ももをやけどして、2週間入院に!

消費者庁が配信する『子ども安全メール from 消費者庁』では、次のような事例をあげて注意を呼びかけています。

< 医療機関より、カップ麺の熱湯で子どもがやけどをしたという事故情報が寄せられています。

「机の上に置いていたカップ麺を、子どもが手を伸ばしてひっくり返してしまい胸をやけどした。」(2歳)

「熱湯を入れて、5分くらい置いていた。子どもがこぼしてしまい、腕と脇腹にやけどを負った。」(3歳)

「カップ麺のお湯をこぼし、太ももをやけどした。治療のため約2週間入院。」(2歳)>

カップラーメンには、コップ1杯どころではない、結構な量の熱湯を入れることになります。万一、子どもがカップを倒して熱湯が体にかかると、やけどを負ってしまう可能性が大なのです。



■できあがりまでの3〜5分間、十分気を付けて!

カップラーメンは、熱湯を入れてからできあがるまで、3〜5分程度待つことになります。その間、ちょっと目を離してしまいがちなので要注意な時間帯です。テーブルに置いたままトイレや洗面所などに行く間に、「ママが何かしていたな……」と、子どもが興味津々で手を伸ばしてしまうかもしれません。

テーブルの真ん中に置いたら大丈夫だと思っていても、子どもは椅子の上に乗り、さらにテーブルによじ登り……という動きをするもの。決して油断しないようにしましょう。

台所など、子どもの手の届かないところ、目につかないところに置いて、子どもの動きにも注意するようにしたいですね。



以上、カップラーメンの熱湯による、子どもの思わぬやけどについてお伝えしましたが、いかがでしたか? 

たった3〜5分間のことですが、子どもにとっては、ひどいやけどを負う危険性があります。ぜひ、保護者の方が気を付けてあげてくださいね。





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