2015年05月25日
トイレの後に必ず手を洗う人は84.9%!手を洗わず菌を運ぶ15.1%の危険性
皆さんはトイレに行った際、必ず手を洗いますか?
調査の結果、全体としては84.9%の方が必ず洗うというデータがでました。男性は78.9%、女性は90.8%と男女比ではやはり女性のほうが多いです。
この数字、決して安心できるものではありません。逆を言いますと15.1%の人は手を洗わずにウイルスや菌を飛散させている可能性があるのです。
手は必ず洗いましょう! 必ず、です! 手についた目に見える汚れがあれば、洗う人も多いでしょう。しかしながらトイレで手につく汚れは目に見えないものが多いのです。
尿を養分にして繁殖する、食中毒の原因にもなる可能性がある「黄色ブドウ球菌」。そして「大腸菌」や「ノロウイルス」、「ロタウイルス」などのウイルス群。僕はトイレのことが大好きでトイレに住みたいとすら思っておりますが、トイレには菌やウイルスが繁殖しやすい環境にあるのは確かです。
菌やウイルスはトイレの便器自体に付着しているだけではありません。ドアノブ、壁、蛇口、空気中、とどこに何がついているかはわかりません。そんな中、手を洗わずにトイレを出て、手に上記のようなウイルスがついたまま生活し、食事を通して体内に入る可能性が出てくるわけです。
汚染物が飛沫したものを吸いこんで感染する可能性もあるのです。自身の体内に入るだけではなく、その菌のついた手で電車のつり革を持ち、コンビニの雑誌を立ち読みし、会議室のドアノブを触り、共有のPCで仕事をするとなると・・・
15.1%の手を洗わない人が、菌の運び屋になっていると考えると、非常に恐ろしいことです。
手を洗う以外にも今すぐできるポイントとしては、用をたした後、水を流す時は便蓋を閉めてから流すというのもあります。データによると蓋をしないまま水を流し、ウイルスが飛び、そのまま1時間も空気中に滞留していることがあるのだそうです。
そして、手をなるべく石鹸でしっかり洗うこと。準備があればアルコールで除菌もしましょう。トイレは居心地のいい空間です。だからこそ清潔にそしてマナーとして手をしっかり洗うことを習慣にしていきましょう。