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冬に多いノロウイルス 感染メカニズムの一部を発見!

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国立感染症研究所はノロウイルスが感染するメカニズムの一端を解明した。ネズミに感染するノロウイルスの一種であるマウスノロウイルスが、細胞内に入り込むために必要な細胞表面上のタンパク質を見つけ出したのだ。現在、ノロウイルスに対するワクチンや抗ウイルス剤はないが、この発見はノロウイルスの感染メカニズムの解明に大きく貢献し、今後のワクチン開発・治療薬開発を加速することだろう。


□これからの季節はノロウイルスによる食中毒に注意!
食中毒というと、ジメジメした梅雨の季節などに多いというイメージを持っている方も多いだろうが、実はそうではない。食中毒の発生は、意外なことに冬場に多いのだ。

さまざまな細菌やウイルスが食中毒の原因菌となるが、ウイルスで食中毒の原因となるもので圧倒的に多いのはノロウイルスで、毎年1万人以上の人がノロウイルスによる食中毒を発症している(※1)。貝類やフグなどの魚介類が主な原因食材で、ノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎は口から感染するため、手洗いや調理器具の消毒、食材にしっかりと熱を通すなどの対策が必要である。

現在、このウイルスに対するワクチンや抗ウイルス剤はなく、対症療法が行われている。体力の弱い乳幼児や高齢者は特に注意が必要で、早めの病院受診が勧められる。


□ウイルスの驚くべき細胞乗っ取り方法
ウイルスは私たちの体の細胞内に入り込むことによって感染する。そして、細胞内のシステムを利用して、次々に増殖していく。まさに、細胞の「乗っ取り」とでも言うべき恐ろしく精巧なメカニズムを持っているのだ。また、ウイルスは細胞内に入り込むために、細胞表面のタンパク質(受容体)を利用する。

そもそも、この受容体はウイルスのためにあるのではなく、細胞がさまざまな物質を細胞内に取り込むためのシステムである。しかし、ウイルスはこの輸送システムを巧みに使って私たちの細胞内に入り込み、細胞を利用し、最後には細胞自体を破壊し、次なる細胞へと移り住んでいくのである。


□ノロウイルスの感染メカニズムが解明された
国立感染症研究所の研究グループは、マウスノロウイルスが細胞内に入り込むために必要な受容体を特定した。これまで不明だった受容体は、細胞表面上のタンパク質「CD300lf」と「CD300ld」であることを明らかにし、マウスノロウイルスの感染メカニズムの一端を解明したのだ。

マウスノロウイルスは人には感染しないが、同様の受容体がヒトノロウイルスの感染に重要な働きをしている可能性もあり、ヒトにおいても、受容体をターゲットにしたノロウイルス感染の治療薬やワクチンの開発に役立つ可能性がある。

これからの季節、カニやカキなど海の幸を使った鍋のおいしい季節である。しかし、くれぐれもノロウイルスにはご注意いただきたい。手をしっかり洗い、調理器具の消毒、食材の過熱を確実に行うことが、ノロウイルス対策に最も有効なのである。





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