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温暖化で砂漠のトカゲに突然異変が起きているって本当?

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年々進んでいると言われる地球温暖化。気温の変化が起こると人間も大きなダメージを受けますが、それに負けず劣らずトカゲにも大きな影響が出ているといいます。

実は、強烈な暑さによってオーストラリアに住むヒガシアゴヒゲトカゲという「トカゲ」のオスがメスになってしまっているのです。キャンベラの大学の研究者が、極端な気候のせいで、このトカゲのオスがメスになってしまう現象を確認しました。

実際にトカゲはより多くの子孫を残すために、高い気温のもとでは生まれると本能的な遺伝子操作によりメスになってしまうのです。言いかえると男性染色体は温度に敏感で、ある一定の温度のなかでしかオスが孵化しないようになっています。

だからといって、メスばかりが生まれてくる状況が正常とはいえません。これはあくまでも絶滅をふせぐための緊急処置。いいことではありません。メキシコでも同じような現象が起きているとの報国もあります。さらに実はトカゲのほかにも、海では深海にすむ小さな魚の性別が変わってしまったという例が報告されています。

異変した数は数兆匹にのぼるのだとか。もしこのまま地球温暖化や異常気象がつづけば、ほかにも同じような変異が現れることは確実。だれもが住みよい環境を守っていきたいところですね。






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