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カテゴリ：本＆心系の話と人物像コラム

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人と壁、物思いに耽る・・・NEW！自分探しのお部屋＿No.1

意味深なウォールステッカー＆趣追求

No.1＿壁と人：（現在頁） ＜作品ゾロゾロはNo.2以後

部屋が狭い！壁が威圧だ！逃れたい！＝それが人
そこで、こーゆー作品が登場！！人の夢！

お～っ！あらぬ所に「異次元の扉」が開いた！壁の中！

文章読みたくない！ =ソク、お洒落なウォールステッカー探したい！の時＝No.2へGO！

【古今東西、壁と人間の習性】

昔々、達磨さんは、9年間壁の前に座り込み。やがて悟りを啓いたという。
しかし、これはあくまで、人物＆思想を伝播するための比喩。長い間座り込んだのは事実でも、9年間じゃない。

しかしながら、達磨さんの怖さは、ふと思えば、誰しも知っているあの幼少時代の童歌。

転～ろんだ、転～ろんだ、だ～るまさんが、転～ろんだ。

童歌、どころか、こりゃ、真剣に考えると、背筋に悪寒が走る！とんでもない呪文だ。
転ばぬはずの男、達磨が転ぶ時・・・ぞっとする。

だいたい童歌は皆恐ろしい。
「ずいずいずっころばし」「とうりゃんせ」も、「かごめかごめ」も皆怖い。

童謡も怖けりゃ、玩具も怖い。起き上がり小法士、達磨、「こけし人形」。 こけしは、「子消し」と書く。
昔、一般階級の人々は飢餓極貧。悲しい実態がそこに潜んでいた。
姥捨て山実態は周知だが、子消しの闇部分は比較的浸透していない。
極度の飢餓、人々は、人としての禁を犯して・・・「子消し」があった。
それは、発掘された子供の骨で立証されている。不自然な形で切断された骨。これは、命を奪っただけじゃない。
これは、日本に限らず、全世界、史上の飢餓のクライマックスの時。真下バナーseriesにも、多少触れています。

しかし、ここでグロテスクな話を言いたいから書いたのではなくて、
思わず見入ってしまいそうな可憐な表情のこけし達。
この上なく可愛く、愛らしく作らずにはいられなかった古人の心。その悲哀を思う。可憐の訳は罪滅ぼし。

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壁の話に戻ります。

かつての史上有名人の多くは、皆、壁と向き合った。
画家も作家も一杯。だから、そこに芸術が生まれ、文学が・・・なのだけど。

人は皆、壁が必要だから自分で壁を作る。心理的な心の壁もそうだし、
建造物など、物理的な分野も同じ。 見られたくないからプライベートという名の壁が必要なのだ。
それでいて、意思と裏腹に存在する壁は、重圧で、人は皆、そこで考え込む。

大人に限ったことでない。 子供時代に、壁に落書き経験のある人多いと思う。
子供だから、落書きだけど、根本は、あんまり変わらない。ソレをどうにかしたいから、そうする本能。
威圧の壁と戦う本能！！

1869年、独房の壁に、あるフランス人が描いた血の滲んだ落書き

幕末,箱館戦争関係ミニコラム

コラッシュ。（コラーシュとか、コラジュとか、古書ならもっといろんな呼び方有）
彼は宮古海戦の時、座礁した船、高雄に乗っており、盛岡藩に降った。

彼、著書に曰く。
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「やがて、監獄の職員が来て、いきなり、鋭く片手を斜に喉モトに当てて、
それを私に見せつけ、斬首を意味するポーズをやってみせた。
余計なお世話だ。ポーズなど不要だというのに。私が日本語を話せる事を知らぬ無知な男なのだろう！」
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結果からすると、この人物は釈放された。死んでない。外国人だから。斬首というわけにいかない。
引き渡された。しかし、その時、彼本人は、それを予想できない。

観念した彼は、思わず、独房の壁に落書きをした。
絵の具など無い。己の血潮を絵の具にした。
1869年3月、己の最期、正義の英雄達の最期。この無念が血潮の落書きとなった。

絵が上手な彼（※）、その彼にとって、大好きだった誇り高き侍の国＝JAPANの実質的な崩壊。
万事、血潮が語った。