2014年11月13日
チョコの「ちょい食べ習慣」で驚くべき健康効果が
心疾患、脳血管疾患などの“生活習慣病”と聞いても、アラフォーのみなさんは「若いから自分とはまだまだ関係ない!」なんて思ってはいませんか?
でも、近年若い女性の生活習慣病、特に循環器系の病気のリスクが高くなっているというのです。しかも、女性は男性に比べて発症するまでの前触れがわかりにくく、発症してしまうと男性よりも死亡率が高いとか。
今回は、アラフォー世代の女性における生活習慣病の実態と、今からはじめたい健康習慣についてお伝えします。
■男性よりも女性のほうが循環器病で亡くなる率が高い
東京医科歯科大学病院の循環器を専門とする山科章医師と椎名一紀医師によると、女性の心臓病発症の大半は閉経後で、男性より約10歳遅く起きやすい点や女性の心筋梗塞は男性より死亡率が高い上に予後が悪く、さらに症状がわかりにくい特徴があるそうです。
心臓病が女性に多いとはいえ、発症年齢は男性より遅く、女性では60代以降に発症するケースが多いようです。アラフォー女子からすれば、「30年も先の心臓病を気にするなんて……まだまだ先のこと」と思ってしまうかもしれませんね。
しかし、前述の医師らによると、「確かに男性とは異なり、女性が心臓病を発症し始めるのは主に50〜60代からです。しかし、心臓病の危険因子は30代〜40代から変化し始めます」とのこと! つまり、今の生活習慣が60代での心臓病発症に大きく関係しているということなのです。
では、こういった病気を防ぐために、アラフォーの私たちは今からどんなことに気をつけていけばいいのでしょうか。
■毎日の“チョコちょい食べ習慣”がポイント
その答えは、“生活習慣の見直し”にあります。
まずは、「健康的な食生活、適度な運動習慣、良好な睡眠」の三原則をきっちりと意識しましょう。健康的な食生活を送るポイントとしては、減塩・低脂肪を心がけ、野菜やオメガ3脂肪酸、ポリフェノールなどを意識して摂取するといいでしょう。
同医師らによると、ポリフェノールはチョコレート、ココア、赤ワインなどに多く含まれているとのことですが、なんと、毎日の“チョコレートちょい食べ習慣”で心臓病リスクが3分の1になるそうですよ!
さらに、血圧を改善し血管を丈夫にしなやかにするなどカカオポリフェノールは血圧を低下させ、血管をしなやかにする効果が認められているようです。
大好きなチョコレートを食べることで健康維持が期待できるなら、試さない手はないですよね!
“ちょい食べ”するなら、研究で効果が実証されているカカオ成分が70%以上のダークチョコを、1日200kcalを目安に食べ続けるとよいそうです。なかでもこの夏新発売された『カカオのちから』は、74%というカカオ分の高さと苦すぎず食べやすい味を兼ね備えているのでオススメです。
未来の健康にはアラフォーからの生活習慣が大きく影響します。チョコでOKなら、今からはじめられますよね。ぜひ試してみてください!