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ホルモンや神経に影響!? 「BPA」って何?

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普段何気なく食べている缶詰食品が、体に害をもたらす恐れがあることをご存じですか? 缶の内側に塗られている素材から、ホルモンや神経を乱す危ない物質・BPAが溶け出ることがわかっているのです。

厚生労働省も、BPAの摂取はできるだけ減らすことが適当としており、とくに、妊娠中や乳幼児を育てている方は理解を深めるべきとしています。

今回は、BPAとは何なのか、BPAを避けるためのポイントをご紹介したいと思います。

■BPAの危険性

BPAとは、ビスフェノールAという物質。ポリカーボネートやエボキシ樹脂というプラスチックの原料です。一部の食器や哺乳瓶、食品缶詰や飲料缶の内側のコーティング、食品トレーや食品用ラップなどに含まれています。これらは食品に接するものなので、BPAが溶け出すと体に取り込んでしまうことになります。

BPAの安全性に関する試験は、各国で色々と行われていますが、ヒトへの影響は、まだはっきりわかっていないのが現状。しかし、安全だとされてきた基準量を大きく下回る量のBPAでも、動物の胎児や子供による実験では、ホルモンや神経の異常、乳腺や前立腺などへの影響が認められています。

体ができあがっている成人には、BPAの影響はないと考えられている一方、不妊や発がん性の危険も指摘されています。BPAを多量に摂取しないよう、できるだけ気をつけた方がよいといえそうです。

■BPAを避ける方法 

フランスでは、2015年から食品に直接触れるものへのBPAの使用が禁止になるようです。日本では現状、禁止の法的措置はないため、できるだけ避けるように工夫するとよいかもしれません。

(1) トマト缶は買わない

すべての缶詰を絶つのは難しいかもしれません。しかし、トマト缶は避けた方がよいでしょう。トマトに含まれる酸が、BPAを溶かし出してしまうと考えられているのです。一般的なスーパーでも缶ではないパックタイプのものが売られているので、チェンジしてみて。

(2)便利な保存用容器をBPAフリーに

余った料理や食材を、冷蔵庫で保存するときに便利なプラスチック容器。これにもBPAが含まれている恐れが。しかも、BPAは熱を加えることで溶け出しやすくなることがわかっているので、プラスチック容器を電子レンジて温めるのは危険。BPAフリーの容器や、ガラス容器を使うようにしましょう。

(3)飲料はBPAフリーのボトルで持ち運ぶ

飲み物を空いたペットボトルやプラスチックボトルで持ち歩く方もいるでしょう。しかし、酸や熱に触れたり、何度も繰り返し使ううちにBPAが溶け出す心配があります。『Nalgene』や『Klean Kanteen』のボトルをチェックしてみて。

(4)哺乳瓶はBPAフリーかガラス製に

熱いお湯を入れる哺乳瓶は、BPAフリーのものがたくさん売られています。乳児への影響は成人よりも心配なので、気を付けましょう。

まだ日本では禁止になっていないものの、避けるべきだとされているBPA。ぜひ、今日から意識してみてくださいね。






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おしっこの色で分かる健康状態

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毎日何気なくしているおしっこ。実はその色であなたの健康状態がわかるって知っていましたか?

今回は透明なおしっこから緑のおしっこまで、計11色をご紹介。体調を知るためのバロメーターとして覚えておきましょう。

無色透明:しっかり水分補給をしています。ただ、飲み過ぎの可能性もあるので若干控えめにしてみると良いでしょう。

淡い黄色:水分補給もバッチリの健康優良児です。

透き通った黄色:健康優良児です。

濃い黄色:健康状態は良いですが、お水をもう少し積極的にとりましょう。

琥珀・はちみつ色:水分補給がたりません。今すぐ水分補給をしましょう。

薄茶色:肝臓に問題がある、または極度の脱水症状の可能性があります。今すぐたっぷり水分補給を行い、色に変化が見られない場合は、医者に相談しましょう。

ピンクから赤色:ブルーベリーやビーツを食べましたか?そうでなければオシッコに血が混ざっている可能性があります。なんの問題もない場合もありますが、腎臓障害、腫瘍、尿路感染、前立腺障害をふくむなんらかの病気だったり、鉛や水銀中毒にかかっている可能性もあります。

すぐに医者に相談しましょう。

オレンジ色:水分不足や食べ物に含まれている食紅のせいかもしれませんが、肝臓や胆管に障害が出ている可能性もあります。すぐに医者に相談しましょう。

緑から青色:食べたものや服用薬の影響の可能性の方が高いですが、レアな遺伝的疾患や尿路にバイキンが入ってしまったことも考えられます。もし緑から青色のおしっこが続くようだったら医師に相談しましょう。

紫色:これは基本的にありえません。

泡立っている:時々なら問題はありませんが、続くようならばたんぱく質のとりすぎや腎臓に問題が起きている可能があります。ひんぱんに起こる場合は医師に相談しましょう。

以上11種類。色のガイドはこちらのリンクからどうぞ。
http://health.clevelandclinic.org/2013/10/what-the-color-of-your-urine-says-about-you-infographic/

参考:
What The Color of Your Urine Says About Your Health
http://www.iflscience.com/health-and-medicine/what-color-your-urine-says-about-your-health





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