2014年12月20日
ストレスで乾燥をする症状
冬になると気になるのが乾燥。加湿してもクリームをしっかり塗ってもカサカサが治らないということありませんか? 実は乾燥の原因は、湿度だけではないんです。
乾燥の一因はストレスだった 「ウーマンウェルネス研究会」が全国の女性1万人を対象におこなった調査によると、半数以上の人が目・口・肌すべての乾燥が気になるドライシンドロームに当てはまるという結果に。とくに顔や体に乾燥を感じる人は、76.6%にものぼりました。
しっかりケアをしているのに、どうして乾燥し続けるのでしょう。ドライマウス、ドライアイ、ドライスキンの各専門医の見解を総括すると、ずばり要因はストレス。このようにストレスが要因と考えられる乾燥が「新型ドライシンドローム」と呼ばれるものなのです。
SNSが原因になることも ストレスにより自律神経が乱れると、唾液や涙の量が減ったり、肌のバリア機能が低下。その結果、目や口、肌が乾燥することに。
また、SNSをストレス要因に挙げている人は、半分以上の人がドライシンドロームに当てはまると答えています。この結果からわかるように、SNS上の人間関係による精神的なストレスに加えて、話す(口を動かす)機会が少ないことによる唾液の減少や、SNS利用による長時間の目の酷使(=ドライアイ)といった負担もあるためではないか、とも考えられています。
確かに、SNS上には知らなくてもいい情報や人間関係がいっぱい。通勤時間や家に帰ってまでイライラするなんてナンセンスです。
脱SNS疲れ 体をしっかり保湿、ドライアイは目元を温める、ドライマウスは唾液腺のマッサージをしてよく噛んで食べる、などの乾燥対策がありますが、なにより大事なのが、ストレスをためないこと。
リラックスしたり、食事や睡眠など規則正しい生活を送ることはもちろん、スマホを手にSNSのチェックを少しでもやめれば、カサカサに別れを告げることができるかもしれません。SNSに費やしていた時間を、違ったことに使えるのですから一石二鳥です。