ブラッディ・マリーとメアリー一世とイングランド王朝,ハートで酔わせて！簡単カクテルSERIES＿No.4C（＝その3,

カテゴリ：歴史上の「噂の女」

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ブラッディマリー編＿その3【No.4C】

トマトジュース＆ウォッカの簡単カクテル

技術不要！ハートで酔わせて！簡単カクテルSERIES＿No.4

メアリー一世とイングランド王朝

No.4A＝「ブラッディ・マリー」編(その1）＆その2＝レシピ＆談話他お気軽編
＜（現在頁 =メアリー一世とイングランド王朝

ブラッディ・マリーは真っ赤なカクテル。名のごとく、そのまんま！血も滴るブラッディー！
名の由来は、イングランド女王メアリー1世（1516～ 1558）。

彼女は、カトリック信者。プロテスタントを徹底弾圧。処刑は300余人。被害者は女子供込みである。
そこで、人々は、叫んだ！なんちゅう女。そして、裏で渾名が！ 「血まみれ女王！恐怖のメアリー！」

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但し、上記だけ読むと悪女だが、毎度ながら、王位継承問題のドロドロの中。
暗殺、毒殺、幽閉、テンテンテンは、毎度、皆さん同様。これについて。

女子供の果てまで殺しまくって、とんでもない悪女！・・のイメージで定着しており、
おかげさんで、人気のカクテル「ブラッディ・マリー」は、大層有名。

彼女の肖像画がついた本を探したくても、人気がないから、なかなか見つからない。
同じく悪女伝説に仕立て上げられてる「マリーアントワネット（フランス）」の絵は、多く楽天から探せるのは、
なぜか？・・・悪女と言われつつ、華麗なるイメージもあるから。彼女のイメージ挽回系の本もある。

その一方、メアリー1世は、どうも、お気の毒。
「血まみれ女王！恐怖のメアリー！」・・・悪名パワーが浸透したまんま。

マリー・アントワネットの肖像画
マリーアントワネットと「ショコラ発言」＆令嬢と貴公子：昔堅気のケーキ

宗教と政治と、お国柄（親族の出身国）と、王位継承争いの嵐！

プロテスタントを山盛り殺したからといって、彼女は、カトリック盲信者・・・といった単純型ではない。
宗教には、政治が、聖職者とは、必ず、絡み絡む。鬼になって強行する以外に手段がなかったか？
解りやすい例として、日本の大有名人「織田信長」をここに添付。時代も、案外近いし。

■イングランド女王のメアリー1世 （1516～1558年）
＜比較＞
■織田信長（1534～1582年）＿天文3/5/12日（1534）～天正10/6/2（1582）

信長さんといえば、大量虐殺の帝王！バーベキュー大好き。大量だから、焼き殺す。
彼の所業「何万人殺害」の実績を思えば、メアリー1世の300余人は、全然桁違い！！

とはいえ、犠牲者の数が、信長に比べて少ないから、あんまり悪くない！などと申しているのでは
ありません。人数の大小に関わらず、罪は罪。
されど、そのあたり、昔の話にて、スカッ！と割り切って、なんでかな？にスポット。

信長が本願寺を抹殺したように、メアリー1世にとっても、プロテスタントは徹底抹殺しかなかった。
敵勢力抹殺には、もれなくコレだった。敵派が結びついて擁護して操るから。

お国柄（親族の出身国）と、王位継承争い

■イングランドと、スペイン、■プロテスタントと、カトリック

■イングランド女王のメアリー1世

メアリー1世（チューダー王朝）
メアリー1世（生：1516～死：1558年）＿（1516/2/18 - 1558/11/17）
彼女は、熱心なカトリック信者。
父「ヘンリー8世（ 1491～ 1547 ）」の実績「宗教改革」を覆し、カトリックに復帰。
（※スペインはカトリック）
母「キャサリン（ 1487～ 1536 ）」は、スペイン王家出身。
■その為、メアリー1世自身も、従兄のカルロス一世（スペイン国王）を慕い、尊敬。
■自分の亭主には婿殿として、上記カルロス一世の倅「フェリペ王子」を迎える。
（後に夫は、スペインの王となり、帰国してしまう！）

■メアリー1世＿在位5年に至る迄

父「ヘンリー8世」の意向は、次なる王は、断固メアリーを女王に！・・・であった。
ところが、母が離婚され、次に父の妻となった人物が「アン・ブーリン」
後のエリザベス1世（ 1533～ 1603 ）を産む。 そこで、メアリーの地位は諸子に落とされる。
が！1536年、アンは処刑されて死ぬ。
父「ヘンリー8世」の三番目の妻は、ジェーン・シーモア【 1509～ 1537 】。
彼女は男児出産。これが、後のエドワード6世（1537～1553）。
・・但し、ジェーンは、産後肥立悪く？出産引き替えに死亡。
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【・・・途中略（下項「ヘンリー8世6回結婚」）見比べてながら考察どうぞ・・・】
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こうして、エドワード6世が王位継承。ところが、この人物は、1553年哀れ早世。
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同年1553年、故に、メアリー1世自身が、女王になる。
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その途端、大弾圧、大改革。
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そのわりには、短命に終わった在位。在位＝1553～1558（死亡の年）の5年間。
1553年（メアリー1世は37歳）、1558年（〃42歳）
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メアリー1世死亡後、次なる女王が「エリザベス1世（ 1533～ 1603 ）」

メアリー1世にとって、最愛の母を離婚に追い込んだ女性「アン・ブーリン」の娘が、次期女王。
これまた、運命。所詮、本人は天の人！！

ヘンリー8世（1491～ 1547）は6回結婚

キャサリン（ 1487～ 1536 ）メアリー1世【今回の主人公（1516～1558）】の母
アン・ブーリン（1507～ 1536＝処刑されて死ぬ）＝後のエリザベス1世（ 1533～ 1603 ）の母
ジェーン・シーモア【 1509～ 1537 】＝エドワード6世（1537～1553）の母）
・・産後肥立悪く？出産引き替えに死亡
アン・オブ・クレーヴズ（1515～1557 ）：結婚後すぐ離婚。王「ヘンリー8世」の意志。
王の妹の地位を得て、形式平和な離婚。
キャサリン・ハワード（1521～1542 ＝アン・ブーリンの従妹＝処刑されて死ぬ）
キャサリン・パー（1512～1548 ）：31歳でヘンリー8世に見初められ、三度目の結婚＝異色。
夫ヘンリー8世死亡は1547年1月。同年5月、トマス・シーモアと再婚。翌1548年、女児出産
するが、本人死亡。

詳しくは本が一番。現在頁上側にあります。
されど、 「血まみれ女王！恐怖のメアリー！」 と呼ばれる彼女だが、僅か5年弱の在位。
耐え忍んで堪えた38年間。38歳で初に女王の座。しかし、42歳で死亡の宿命。
肖像画を見るに、とっても三十代後半から四十代前半の女性には見えない。老けている。
頬ががっくりと殺げて、立派な衣装着てなきゃ、えっ？ホントに女王様？！ってかんじ。
なんだか、苦労ばっかりの女ってかんじ。真意は何処に？

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【ブラッディ・マリー編】
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