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蚊から身を守るアロマスプレーの自作法

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夏の風物詩、蚊。晩夏の今もなお生息しており、美肌を赤らめるやっかいな昆虫です。蚊の産卵は、夏から秋にかけて盛んに行われるため、蚊対策はまだまだ必要。しかし、市販の虫よけスプレーは臭いがきつい上、小さなお子さんに使用するのは、気が引ける方も少なくないのでは?

そこで、植物から抽出した天然のアロマを使用して、蚊よけスプレーを作りませんか? アロマテラピーインストラクターでもある筆者が、昆虫忌避作用のあるアロマと活用方法をご紹介します。

■昆虫忌避作用のある成分とアロマ

(1)シトラール(成分)・・・レモングラス、シトロネラ

アルデヒド類の成分で非常に酸化しやすく皮膚刺激があるので、濃度には気を付ける必要があります。忌避作用の他に、抗菌作用や鎮静作用があります。

(2)シトロネラール(成分)・・・レモンユーカリ、メリッサ

同じくアルデヒド類の成分です。抗ウイルス作用や抗炎症作用もあります。

(3)カンファー(成分)・・・ローズマリー

ケトン類の成分です。筋肉弛緩作用に優れるため、運動後の肌にも良いでしょう。集中力を増す作用もあるため、試験や仕事中に用いることもおすすめします。

(4)シトロネロール(成分)・・・ローズオットー、ローズアブソリュート、ゼラニウム

モノテルペンアルコール類の成分です。皮膚刺激がなく比較的穏やかな作用のため、他の忌避効果のある精油と混ぜて使用することをおすすめします。

それでは、さっそく蚊よけアロマスプレーを作ってみましょう。

■蚊よけアロマスプレーの作り方

【材料】

・お好きな精油・・・6滴

(例)レモングラス3滴、レモンユーカリ2滴、ゼラニウム1滴

・無水エタノール・・・10ml

・精製水・・・20ml(市販の軟水で代用可)

・ビーカー、マドラー、スプレータイプの遮光瓶

【作り方】

ビーカーに無水エタノールと精油を入れ、マドラーで混ぜます。精製水を加えてさらに混ぜましょう。瓶に入れ替えて完成です。

【使用方法と注意点】

目や口に入らないよう気を付けながら、全身に吹きかけます。汗で流されることもあるため、こまめに使用しましょう。お子様へは上記濃度の半分で作ってください。長袖長ズボンを着用するなど、スプレー以外の対策も怠らないようにしてください。

直射日光、高温多湿を避け、冷暗所で保管しましょう。使用前にはパッチテストを行い、使用中肌に炎症が生じたときはすぐに流水で洗い流してください。

蚊対策になるだけでなく、心がすっと心地良くなる香りばかりなので、香水代わりに使用するのも良いでしょう。ぜひ作ってみてくださいね。



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シャンプーやハンドソープの詰め替えで、雑菌が大繁殖? 

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環境面に配慮し、今ではさまざまな洗剤に「詰め替え用」商品があるのは当たり前。詰め替えながら使用している人も多いのでは? また、おシャレな水回りを演出しようとして、シャンプーやリンス、ハンドソープなどは、別の容器に詰め替えるという人もいるでしょう。でも、詰め替えるときに注意しないと、雑菌が大繁殖!ということになりかねません。

■詰め替えで雑菌が繁殖!?

シャンプーがなくなりかけたとき、ボトルに水をいれてシャンプーを薄めて使ったり、また最後に水で洗って、新しいシャンプーを入れるのはNG。水が入ると、雑菌が繁殖してしまいます。

通常、詰め替えサイズは、詰め替えやすいように少し量が少なく設定してあります。このとき、基本的には「使いきってから」洗い、乾燥させたうえで詰めること。洗剤メーカーでは、「容器は洗わず、そのまま継ぎ足すこと」などとしていますが、延々継ぎ足しを繰り返すのもよくありません。容器に水分が入り込み、化膿症の原因となる緑膿菌やセラチア菌などの温床になり、感染源になり得るといわれています。

健康な人であれば、細菌汚染されたシャンプーやハンドソープなどを使用しても、その後洗い流すため、害はありません。しかし免疫力の低下した人や、健康な人でも血液に入ったりすると肺炎などの感染症を発症するリスクが増加すると考えられています。

■ボトルの詰め替え方法

1.全部使いきる
2.容器の内部・ポンプを綺麗に洗う
3.よく乾燥させる
4.詰め替え用の液を入れる

「そうはいっても、乾燥させるには時間がかかりそう…」という人は、空の容器をもう一本予備にもっておき、交互に使うようにすると良いでしょう。いくら害がないとはいえ、菌だらけのシャンプーやハンドソープで洗っていると思うと、気持ちがよくないですよね。詰め替え時には、水分が入らないように要注意です。


そのまま継ぎ足している人は要注意ですね。
たまにはしっかり洗って乾燥させましょう



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