2014年09月26日
ぐったりの原因はコレかも? 「たんぱく質不足」で起こる不調のサイン
「最近、どうも体の調子がおかしい……」という方はいませんか? 湿度が高く、蒸し暑い日々が続くと、誰でも体調に影響が出てきますよね。でも、それが何日も続くと、さすがに「何か他のことが原因」と疑いを持ちたくなるものです。
もしかしたら、その微妙な体調不良は“たんぱく質不足”から来ているものかもしれません! 英語の女性向け健康雑誌『Women’s Health』の記事を参考に、たんぱく質不足から起こる体調不良の症状をご紹介します。
■1:やたら甘いものが食べたくなる
最近、以前に比べて小腹が空き、ついついケーキやクッキーなど甘いものに手が伸びていませんか?
たんぱく質が不足しているサインとしてまず最初に表れるのは、“食べてもなかなか空腹感がなくならず、やたらと甘いものが欲しくなる”ことだそうです。
理由としては、たんぱく質は、体内の血糖値を一定に保つ大事な機能があるからで、これが失われると、血糖値が上下し、甘いものが欲しくなるそうなんです。
■2:頭がもやもやする
きちんと睡眠はとっているはずなのに、「なんか最近、頭がボーっとする……」なんてことはありませんか?
上記の通り、血糖値のバランスが崩れると、集中力が失われ、頭がもやもやするようになるそうです。仕事中に数字がいつものように頭に入ってこなかったり、部長の言ってることが宇宙語に聞こえたりしたら、たんぱく質不足を疑うべきかも。
■3:髪の毛がよく抜ける
お風呂で髪を洗う際、「最近、いつもより多く髪が抜ける」ということはないでしょうか。これももしかしたら、たんぱく質が不足しているせいかもしれません!
たんぱく質は、細胞を作る役割を果たす栄養素なので、足りなくなると頭皮の細胞が弱くなり、抜け毛が多くなる場合もあるとか。おまけに、皮膚が弱くなることから、手足のささくれが多くなることもあるそうですよ。
髪の毛が抜ける量が多くなるのは、ほかの原因がある場合もあるので、医師に相談しましょう。
■4:やたら風邪気味でぐったり
「いつもに比べて風邪を引きやすいし、体調もよくないみたい」と感じませんか?
たんぱく質は、免疫を健康に保つ役割も果たします。栄養が偏って不足すると、普段は健康に思えても、風邪やほかの伝染病にかかりやすくなったりすることがあるそうです。
以上、たんぱく質不足で起こる体調不良の症状をご紹介しましたが、いかがでしたか? たんぱく質を多く含む食品には、肉や魚、卵、ヨーグルト、チーズなどがあります。
体に不調をきたしたら、体内で何かが狂っているサイン。自分の生活習慣や食生活を見直し、きちんと補って健康を取り戻しましょう。