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帯状疱疹の原因は、幼少時代の水ぼうそう?

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帯状疱疹の原因

体の片側に起こる強い痛み、その部分にできる帯状の赤み、ブツブツ、水ぶくれが特徴の病気です。子どものころに水ぼうそうにかかったことのある人は、誰もがかかる可能性があります。それは、症状が治癒してもそのウイルスが体内の神経節に潜んでいるから。

これが、過労、加齢、病気などで免疫力が低下すると再び活動を始め、神経やヒフを攻撃し、帯状疱疹を発症させるのです。


放置すると、痛みが長引いてしまうことも……
症状が出たら、できるだけ早く治療を開始する、ということです。水ぼうそうのウイルスは、活発に活動し始めると、神経とヒフを攻撃し、それが長引くと、当然ダメージも大きくなります。さらに、神経に傷が残ると長期間にわたり、痛みが消えなくなってしまうことも……。

対処が遅くなってしまうと、このように患部の症状は消えても痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」に進行してしまう場合があるのです。早期治療は、この帯状疱疹後神経痛予防にも役立ちます。



発症後72時間以内の治療が、最大のポイント
治療のベースは、抗ヘルペスウイルス薬の内服です。理想は、ブツブツした水ぶくれの発症後、72時間以内に十分な量の薬を服用すること。重症になると、入院による点滴治療が必要なケースもあります。


痛みや炎症が酷い場合には、消炎鎮痛薬やステロイドを併せて服用したり、激しい痛みには、神経周辺を直接局所的に麻酔する、神経ブロックを行うこともあります。
帯状疱疹の治療は、早めに行うことが大切です。痛みや、違和感があればすぐに皮膚科を受診しましょう。




40歳以降は要注意!失明原因の第1位「緑内障」の基礎知識

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40歳以上の20人に1人は緑内障を発症していると言われています。しかも、緑内障の患者のうちおよそ90%は、自分では緑内障だと気付いていないのだとか。緑内障は失明原因の第1位であり、早期発見と早期治療が重要なのです。

そこで今回は“緑内障の基礎知識”についてご紹介します。


■緑内障とは?
房水という目の中を循環する液体があります。この循環により、眼内の圧力や眼球の形状が一定に保たれています。この圧力を眼圧といいますが、眼圧が高くなると、視神経が障害され、緑内障になるのです。また、眼圧が正常なのに緑内障になる人もおり、そのような緑内障は正常眼圧緑内障と呼ばれています。


■緑内障の症状は?
一般的な自覚症状は、視界の中に見えない場所が出現したり、視野が狭くなったりする症状です。実際は両目で見えない場所をカバーしたり、目を動かしたりしているために、症状がかなり進行しないと気付かない場合が多いです。

視神経の障害が進行すると視力低下や失明の危険性があります。しかも、一度障害を受けた視神経は回復しないため、下がった視力や失った視野を取り戻すことができないという恐ろしさがあります。



■治療法は?
病気の進行を止めるためには、眼圧を低く保つことが有効だとされています。一般的には薬物治療、レーザー治療、手術の3つの治療法があります。

眼圧を下げる点眼薬や、内服薬を使うのが薬物治療。房水の流れを変えたり、房水の排出を促進したりするためにレーザーを用いるのがレーザー治療。この2つで治らなかった場合は、房水が目の外に流れ出るようにするなどの手術を行います。

医療の進歩は目覚ましく、現在では早期治療をすれば失明の危険を免れることができるそうです。40歳を過ぎたら、目の検査に行ってみることをオススメします。





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