ウルトラQ dark fantasy 第20話「密やかな終幕」 面白いんだか、面白くないんだか。今回剛一は芸能人のおっかけ取材のため、涼との電話でのやり取り意外ほとんど登場せず。車の中でハンバーガーをもぐもぐ食べてるシーンばかり。しかも気持ちは芸能人のほうへ。代わりに涼と学生時代の友人が活躍する。という面白い設定なのに何かが大きく欠けている。他の作品に予算を持っていかれたのか、セットも恐ろしく貧弱でスカスカな感じ。とある研究所で6人の研究員が消滅する事件が発生。残っていたのは衣類だけ。唯一、山瀬由美子だけが助かった。そこではDNAの研究が続けられ、山瀬由美子は同僚・川野と共同研究を行っていた。ちなみに川野は山瀬由美子に「ほ」の字だね。そんなこんなで山瀬由美子の正体が明らかになる。山瀬由美子の母親はかつて人口生命体の研究を行っていた。その結果、生殖行為をせずに人間を誕生させることに成功する。山瀬由美子はその一人だった。山瀬由美子は優秀な遺伝子を持った他者と同化することで、体と頭脳を強化させ、さらに自分のコピー体を作って自己増殖分する能力を持っていた。消滅した6人の研究員は山瀬由美子と同化させられていたのだ。そして川野も同化させてしまう。しかし川野の意志を受け継いだ山瀬由美子のコピー体によって山瀬由美子は消滅してしまう。このシーンがなかなかグロい。事件は解決し、街を見渡せる公園で祝杯を挙げる涼と友人。しかし街のあちこちに青い光が点滅し始める。それは山瀬由美子が自己増殖する際に放つものと同じ光だった。お・わ・り