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無敵鋼人ダイターン3　第35話「この愛の果てに」
松崎健一の脚本に外れが無い。第9話の後日譚。コマンダー・マリアと逃走したまま行方不明になっているコマンダー・フランケン。その後任の風紀委員に就いているのが自称十三代目石川五右衛門ことコマンダー・ジライヤ（声：猪熊滋悟郎・柔道八段）。ジライヤはフランケンとマリアの行動が許せない。そこで忍者ソルジャーたちを率いて二人の潜伏先と思われるシン・ザ・シティで調査を開始。ミイラ取りがミイラにならないようコロスからジライヤのお目付け役に選ばれたのが直属の部下であるコマンダー・スミカ。コロスはメガノイドの統率の乱れを杞憂していた。事実まともなコマンダーはほとんどいなかったのですが。ジライヤは片っ端から美女をさらうが、いずれもマリアではなかった。一方、万丈は美女神隠し事件を調査、ソルジャーの仕業と判明する。あまりにも美女をさらいすぎたためどうするのか忍者ソルジャー（声：諸星あたる）から突っ込まれるジライヤ。そこへスミカが現れ、何者かに監視カメラで写されていると忠告する。そんなこんなで万丈はシン・ザ・シティのあちこちにトラップ（巨大などんぐりやゴキブリホイホイなど）を仕掛け、ジライヤたちを翻弄させる。さらにギャリソンに至急あるメカを作るよう依頼。そんなこんなで街中を舞台に万丈とジライヤたちの忍術合戦が展開。ジライヤは万丈にとどめを刺されそうになるが、寸でのところでスミカに助け出される。ジライヤは何が何でも万丈を倒そうとする。しかしそれは風紀委員の仕事ではない。スミカはジライヤに「自分には予備のユニットがある」と言って自らのパワーユニットを与える。二人は互いの気持ちに気づく。しかしパワーユニットを失ったスミカはその場に倒れ込んでしまう。予備のユニットはコロスさえ持っていなかった。そんなこんなでジライヤはメガボーグになった巨大化、ダイターン3と対決。ここでも忍術合戦。メカ蝦蟇に乗ったジライヤに対し、万丈はギャリソンに作らせたメカ大蛇で応戦。しかし八本なければならない首が三本しかなかった。「ギャリソン困るな～」。そのため簡単にやられてしまう。さらにサンアタックも効かない。ところがたまたまその場にいた蛇に顔面蒼白。ダイターン3に指先でつまんだ蛇を突き付けられ慌てて逃げまくるジライヤ。恐怖のあまりメガボーグが解除、等身大の姿に戻ってしまう。そんなこんなで倒れているスミカを見つける。自分に嘘をついてまでパワーユニットを与えてくれたスミカに「万丈を倒して出世すればスミカと対等に付き合えると思っていた」と本心を打ち明ける。さらにメガノイドになった理由はスミカの傍にいたかったからだと告白する。万丈は二人にパワーユニットを与える。ダイターン3は元々メガノイドの試作用メカだったので同じパワーユニットが搭載されていた。「大人ってわかんないや！」と憤慨するトッポに「その点は私も同感ですな」と答えるギャリソン。ジライヤとスミカを見守る万丈。お・わ・り

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