一人でできた。　ジーコ

ウルトラマンジード　第12話「僕の名前」
暴走するペダニウムゼットン。街を破壊しまくる。自分の攻撃で吹っ飛び、動作が停止する。リクは星雲荘に届いた手紙の差出人の許へ向かう。差出人はリクと同じ朝倉。自転車で向かっていると老人に呼び止められる。「君が探しているのは私だよ」。老人は3ヶ月前に胸に光が宿って以来、感覚が鋭くなり、あらゆるものが見えるようになったという。地下の秘密基地、ユカに潜んでいるペガ、銀河の果てからベッドの下に隠しているエッチな本まで。さらにはリクがウルトラマンだということも見抜いていた。大病を患っており、あと数ヶ月しか命が無い。「だからどうしても君と話がしたかった」。老人の名前は朝倉錘。19年前、町長を務めていた。天文台に置き去りにされた赤ん坊に名前をつけて戸籍登録した。そのまま引き取るつもりだったが、妻が事故で死んだため一人で養育することを断念した。2人は最新のゲームをしていたが、ぺダニウムゼットンが再起動。リクは朝倉をリヤカーに乗せて避難する。「悪いねー。お礼になんでもお望みのものを見通してあげよう。知りたいことある？」。リクは父親がどこにいるか訊ねる。「うん、この宇宙の少し外れた所にいるねえ。君の知り合いがそのすぐ近くまで接近しているよ。二万年早いぜ。なんて言ってるよ」。朝倉の言ったとおりウルトラマンゼロ（とレイト）はベリアルの本拠地を目指していた。そんなこんなで朝倉はリクにもうじき父親と会うとまで予告する。戦ってリクが負けてしまえば世界は終わる。瓦礫の破片に吹き飛ばされるリクと朝倉。朝倉はリクの名前の由来を話す。「この大地にしっかりと足をつけて立つ。そしてどんな困難な状態にあっても絶対に再び立ち上がる。そういう思いを込めて･･･」。リクに早く逃げるよう勧めるがリクは逃げようとしない。「死んだらお終いなんだよ！」「分かってるよ！だから置いて行けないんじゃないか！」「リク！頼む！生きてくれ！」。そう願った瞬間、朝倉からリトルスターが分離し、リクのポケットの中へ。ウルトラの父のウルトラカプセルになる。リクは唯一残っていたウルトラマンゼロのウルトラカプセルと、ウルトラの父のウルトラカプセルを装填、ウルトラマンジード・マグニフィセントに変身する。ペダニウムゼットンと激突。すっかり頭がおかしくなった伏井出ケイは悪態をつきまくった挙句、ジードの攻撃で粉々に爆発する。その頃、ゼロ（とレイト）はベリアルが潜んでいると思われる空間の出入り口を塞いで地球に戻る。その後、ウルトラカプセルは一晩中かけて回収された。だらだら過ごすリクとペガをライハは剣を使って一喝するが「動じてない！？」。「いつものやり取り落ち着くなあ」「実家のような安心感だねえ」。そして朝倉の許を訪れ、お菓子を食べながらゲームに興じる。朝倉の能力は失ったが、元気でいる間は家を訪ねることにした。一方、ボロボロになった伏井出ケイはベリアルに今は眠れと言われる。体内に宿った悪魔を育てるために。つ・づ・く

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