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虫歯治療の落とし穴!「神経を抜く」と5年後に歯を失う恐れも

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仕事に趣味に子育てにと毎日忙しくしているうちに、虫歯の治療を後回しにしていませんか? 神経を取らなければいけないほど虫歯を悪化させてしまうと、大げさな言い方をすれば、その歯は“終わり”になるみたいです。

そこで今回は、富山県小矢部市で歯科クリニックを開業している歯周病専門医、渡辺智良先生に、歯の神経を抜くリスクをうかがってきました。



■神経を抜くと、のちに歯を失う確率が高くなる

“歯の神経を抜く”という言葉は、歯に詳しくない一般の人でもよく耳にするはずです。ただ、渡辺先生によると、“歯の神経を抜く=歯の血管を抜く”作業でもあるそうで、血管を抜くと歯には血流が無くなり、虫歯菌を殺す白血球や栄養素の供給も止まってしまうそうなのです。

歯の根の先に膿が出たり、虫歯が再発したり、歯が真っ二つに割れてしまったりするなどトラブルも続出するようで、結局神経を抜いた歯の“生存率”は5年から30年に縮まってしまうそうなのです。20歳で神経を取れば、最悪の場合25歳で自分の歯を失ってしまう計算になるということです。



■忙しくても後回しにせず定期的に検診に!

歯の健康を守るためには、予防が全てだと渡辺先生は言います。正しい歯磨きの方法を覚え、定期的に歯科医院に検診にいくなど、面倒でも毎日の習慣を変えるしかないそうなのです。

1年に1回は健康診断を受けるように、歯も最低でも1年に1回は歯科医院へいって検診を受けましょう。虫歯の早期発見や治療のみならず、先生に歯磨きの指導などもしてもらえるはずです。



以上、虫歯治療で神経を抜くリスクをご紹介しましたが、いかがでしたか? 現状で虫歯が無いと思っている人でも、何年も前に治療した歯の被せ物のすき間から菌が入って、見えない箇所が大きな虫歯になっている恐れもあるそうです。

見た目で虫歯がある人は、なおさら急いで検診に出向いた方がいいはずです。表面は小さな穴でも、歯の内部が大きく侵されているかもしれません。

「そういえば、1年近く歯医者に行っていないなぁ」

という方は、健康診断のつもりで近所の歯医者さんに足を運んでみてはいかがですか?

仕事で忙しくて行く暇が無いと後回しにしているうちに、神経を抜かなければいけないほど、虫歯が悪化してしまうかもしれません。若くして自分の歯を失わないように、行動を起こしてみてください。





毎日14時間以上コンタクトを使用し失明寸前に

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コンタクトレンズを使用している人は多いと思うが、1日に何時間ぐらい着用してるだろうか? というのも、毎日14時間以上コンタクトを着けていたため失明の危機に瀕していた女性のニュースが、コンタクト使用者の間でシェアされまくっているのである。もしあなたがメガネではなくコンタクト派ならば、ぜひ注意して頂きたい。

・毎日14時間以上コンタクトを使用し失明寸前に!

毎日コンタクトレンズを長時間使用していたため、失明の危機に瀕していたのはイギリス人のファッションデザイナー、エイミー・マックウィリアムスさんだ。現在33歳になる彼女は14歳からコンタクトを使用し始め、今まで何の問題もなかったという。

そんな彼女が目の定期検診に行き、失明寸前であると知らされた時のショックは相当なものだったという。朝7時から夜中近くまで、14時間以上もコンタクトレンズを着用する彼女の目は、徐々に酸欠状態になっていたのである。

・角膜血管新生が原因

長時間コンタクトレンズを着用していると角膜が酸欠状態になり、酸素を供給しようと角膜に血管が侵入してくる「角膜血管新生」が起こる。この症状が進行すると角膜が白濁し、重度になると視覚障害を起こしたり失明する場合もあるのだ。エイミーさんの目は、まさに角膜血管新生に侵されていたのである。

・異常に気づきにくい角膜血管新生

そしてやっかいなことに角膜血管新生が進行していても、肉眼では何ら問題が起きているようには見えない。彼女も何の異常も感じることなく、忙しさにかまけて検診を先延ばしにしていたのである。

・症状改善にはコンタクトの使用を停止

特にソフトコンタクトレンズは、ハードに比べて角膜に酸素の供給がほとんど行き届かず、長時間着用しているとレンズの水分が乾燥し、さらに酸素浸透率が低下してしまうのだ。よって角膜血管新生の症状改善にはコンタクトの使用をやめるか、軽度の場合は高酸素透過性ハードレンズに変えれば症状は改善されるとのこと。エイミーさんもすぐにコンタクトの使用を停止し、メガネを着用するようになったそうだ。

・コンタクト使用で気をつけるべき病気

この他にも、コンタクトを長時間着用することで起こる目の病気として、細菌感染でまぶたが赤く腫れる眼瞼縁炎(がんけんえんえん)にも注意が必要だ。また、洗面所のシンクなどに生息しているアカントアメーバという微生物が、傷ついた角膜に侵入すると角膜炎を起こすため、洗浄液をこまめに変え衛生管理には十分気をつけることが推奨されている。

コンタクトの使用は1日8時間以下が望ましいそうだ。毎日それ以上着用しているという人は、今日からメガネに変えてみてはどうだろうか。また目の検診にも定期的に行くよう心がけたいものである。




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