記憶にございません　小佐野賢治

ウルトラマンジード　第2話「怪獣を斬る少女」
ハルヲたちは避難所で生活していたが、エリが火を放ったことを理由に追い出されてしまう。「気味悪いでしょ？念じるだけで火が出るなんて。追い出すのに苦労したよ」とあからさまに嫌悪する避難民たち。エリを追っていたのが鳥羽ライハ。刀剣を持ち歩き何かを探している。怪獣災害から「もう6年か」。ワイドショーでは早速スカルゴモラとジードの戦いをクライシスインパクトに結び付けて報道していた。リクは不快に感じフュージョンライトしないと言い出す。事実ネットの記事はジードとベリアルを同一視して脅威を感じている人の割合を75％と示していた。そんな中ハルヲから電話が掛って来るが様子がおかしい。またエリが火を放ってしまう。アイスクリームが溶けたのもそのせいだった。そこに三面怪人ダダが現れ、ミクロ化器銃でエリを捕える。エリを追っていたライハはダダと遭遇。さらにハルヲを心配して現地を訪れていたリクとペガが偶然巻き込まれるが、そのおかげでエリは助け出される。ダダはエリに宿っていたリトルスターを奪おうとしていた。しかし人間体から分離できるのは宿主がウルトラマンに祈った時だけである。リトルスターを狙っていた別の男・伏井出ケイはダダを倒すとゴモラとレッドキングの怪獣カプセルをフュージョンライズさせてスカルゴモラに変身する。スカルゴモラの正体は伏井出ケイだった。ライハはリクにリトルスターを追って怪獣が現れると言う。ライハの目的はいつも肌身離さず持っている刀剣で怪獣を斬ること。引いているリクを見て「訂正する。怪獣が人間に戻ったところを斬る」「怪獣が人間に戻る？」そこにスカルゴモラが出現。「あれは･･･6年前と同じ！」。明らかにエリを狙っていた。リクとライハはエリをハルヲたちの許に届ける。リクも避難するつもりだったが足が止まる。「それは君の意志だ。君はベリアルの子。でも君は君だ」とペガに諭されるとウルトラマンジードにフュージョンライズする。その瞬間をライハは目撃してしまう。激闘を繰り広げるスカルゴモラとジード。しかしスカルゴモラはジードとの戦いよりもエリを狙う。ジードに祈りを捧げるエリ。ジードはレッキングバーストでスカルゴモラを粉砕する。するとリトルスターはエリの身体から分離しウルトラマンカプセルとしてジードの新しい力になる。ライハは自分が見たことは誰にも話さないと約束するが、リクから情報交換と引き換えに秘密基地へ招待される。リクによって管理システムはレム、秘密基地は星雲荘と名付けられライハも同居することになる。後日、リクはハルヲからお気に入りの作家の新刊を購入するよう頼まれる。帰り道、偶然その作家とすれ違いサインをゲットする。作家は伏井出ケイだった。つ・づ・く

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