2014年01月11日
低脂肪と低カロリー。ダイエット中に迷ったら、低カロリーを選ぶべし
ダイエットにいい食品を選ぶ時に、ジレンマに陥ってしまうことはないだろうか? 例えば、一方は低脂肪だけどカロリーは高め、もう一方はそれよりカロリーは低いが、脂肪分を比べると多い、というような場合だ。こっちを取ればあちらが立たず。さあ困った。だがそんな時は、迷わずに「低カロリーの方を選ぶべし」と、アメリカの著名な栄養コンサルタント、Lisa Youngはアドバイスする。彼女はニューヨーク大学の准教授でもあり、ニューヨークタイムズ紙やウォール・ストリート・ジャーナル紙で紹介された人気のダイエット本「The Portion Teller Plan」の著者でもある。
どうして低カロリーの方を重視した方がいいか? 言い換えれば、低脂肪であることはそれほど重要でないのか? Lisa Young女史はこう言う。「低脂肪の味気なさを補うために、食品メーカーは、減らした脂肪の分だけ糖分を入れることが多いのです。例えば20オンス(500グラム程度)の低脂肪フローズンヨーグルトは、500カロリーにもなる場合があります。これはダイエットの大敵ですね。減量で大事なのは、結局はカロリー。毎日の摂取カロリーが少なければ痩せます」。
コレステロールを減らしたい、というような場合は別だろうが、一般的に言って、「低脂肪」と表示されていても減量にはあまり意味がないようだ。