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新緑の山　紺碧の空　（２）都呂々小学校転勤

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2015年02月21日

　地域創生は事新たに何か興すことを考えることでなく、今を最善にすることである。

　その今だが、昨今、竹の繁茂が問題になっている。
　原因は、山の木が採算にあわない、外材の単価にあわせられない。
　植林もおろそかになり、労働力も若手が流出、老齢化で人手が無くなった事で、竹が繁茂し植林地まで浸蝕、竹製品とて、外国産に単価がおされ、それより、プラスチックなどの材料の変化におされて用が少なくなったことにある。

　竹が繁茂して、山があれるのを憂慮して、政策として伐採に奨励金をだしたが、竹は伐採が植栽という皮肉を生み出し、新しい地下茎からどんどん筍としてはえかわっていく。

　ならば、筍を。でも知れている。竹はへらない。

　竹炭もストックが多くて、効果がもう少しと言うところ。

　対策会議連も、竹、竹と言葉遊びで、事業しても減反には程遠い。

　竹の処理に、真っ向から取り組める案がある。

　土壌が痩せた山、畑に堆肥として、竹の成分を返してあげれば、酸性雨に虐げられた松山も蘇ることであり、一に優しい野菜の栽培も一段とすすもう。

　味と健康によい有機野菜の郷となれば、まず住む人々が、満足する。笑顔がでる。

　しかも、ここには温泉がある。
　有機野菜を食し、清涼な空気で、１カ月湯治したら、アト○ーが治ったとか、○○によいとの風評がでたら、北海道から沖縄から湯治予約が舞い込む。

　其の前に、まず住んでる人たちが、健康で喜ぶ。

　満足、笑顔がでる郷に、憧れた人は行きたくなる。
　来る人は拒まず。
　そこに、もてなしの気運が生まれる。

　土壌が豊かになると採算性が上がれば、堆肥にかける投資もふえる。
　竹伐採に投資が可能になる。
　大型の伐採機稼働もよし、自家の伐採も算等にあえば皆働く。

　前途はあかるい。

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