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2013/03/31
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カテゴリ: エッセイ
春(31)








 ココは犬と同じ様な行動をとる。家の中は勿論、外に出ても自分のテリトリー内に限ってだがボクの後をついて廻るのだ。例えば近所で最後の空き地だった宅地の建築工事が始まって半年近く成って今は屋根まで出来上がった。そんな状態をブラリと観に行くとココも横に一緒に付いて来て同じ様に工事現場を観て居るのだ。工事の進捗状況が分かれば自宅に戻るだけだが、ココも矢張り一緒に戻る。まるで忠実な犬がご主人様の顔色を観て行動するのに似ている。まさか首輪をして散歩する訳にも行かないので自宅の近所で終えるが、もし本当に首輪に紐を結えれば一緒に散歩するかも知れない。庭ではボクのゴルフのピッチングやパター練習をジッと眺めている。退屈すればテラスでゴロリと転がっては時々ボクの方を観る。かつて飼った和猫はこういう行動は取らなかった。ひょっとして洋猫だけの習性かも知れない。しかし、隣家のアメショウ(アメリカン・ショートヘア)は老猫ながら一度もそういう行動は取らず、かつてココが未だ居なかった頃に我が家によく来ていた時も付いて廻る事は無かった。だから「ココは変わった猫だ」というのが我が家全員の評価である。要するに自分も人間だと想っている我の強い猫である事に違いない。




続「猫と女と」(01)




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 蘭が枯れてしまった。十年ばかり育てて来たものだった。葬式の返礼として送られて来たもので、亡くなったのは高校の同窓生だった。同じ中学出身だったが特に仲が良かった訳ではなく同じ音楽クラブに所属していた関係で話をする程度だった。頭が良かった女生徒という印象だけがある。彼女は大学卒業後、一年ほどで高校時代の同級生と結婚したと聞いた。ところが、40代半ばで蜘蛛膜下出血で急死してしまったという連絡を受け、葬式に出掛けたのだった。が、遺映を観てもイメージとは違い違和感しか起きなかった。卒業以来、一度も会っていないのだから当然だった。誰が考えたのか返礼としての鉢植えの花は意外だった。受け取って、枯らさずに育てられるだろうかと想った。たまたま育てやすいシンビジュームだったせいかか数年で数鉢にも増えた。枯れた原因は水のやり過ぎだった。が、毎年花を咲かせていたから水の適量は分かっていた。




 何か他に原因があるだろうと想い返すと、数か月前にホームセンターで蘭の栄養剤アンプルの大売出しがあった。それを夫々の鉢に数本ずつ刺したままにしておいたのを想い出し、成る程と想い当たった。可愛いがり過ぎて栄養過多状態だった訳だ。納得して、ふと蘭が枯れて彼等との付き合いも終ったと直感した。それは友人に対する不誠実な想いではあったが、シンビジュームを観る度に常々そういう想いが頭の片隅にあった。それなら、うじうじと想い悩まず一層の事キッパリと絶交しておけば気が済んだ筈なのに、変な友情意識や義理から年賀状の付き合いを続ける自分に愛想が尽きかけて居た。ところが、数年前に高校の同窓生数人で飲み会をやろうという誘いに喜んで出掛けて行った事があった。温泉宿での泊まりだった。其処へ、亡くなった彼女の夫も出席していた。彼とは気が合わず、嫌な奴が来ていると想った。




 多分、相手も同じ気持ちだったろう。それを肌で感じながら単純に馬が合わないだけの事と割り切ったものの改めて彼の嫌な性格を見せつけられた。それは先年、彼が電鉄会社の取締役を退いた後、何処かの大学の非常勤講師を始めたと言った事だった。私にとって大学教授なら大学の同級生に沢山居たから珍しくも無かった。ところが彼は講義の資料づくりに時間が掛かると半ば嬉しそうに言うのだ。取締役という肩書が自慢だった彼は、未だその意識が抜けきらないのか週に一度の90分程度の講義の為に資料の準備を自分でやらねばならない今の境遇を不服そうに愚痴るのだった。馬鹿か、それが何の自慢になるものかと想った。が、そういう想いとは逆に「短い時間にまとめ上げる講義は案外難しい。一時間の講義だと三日ほどの資料調べは必要だろうな」と私は助け舟の様に言ってやったのだ。




 「そうなんだ。いい加減な事も言えないからな」と彼は我が意を得た様に破顔になった。「聴く方の学生の質にも依るが・・・」と毒づきかけ私は無理に抑え「何処の大学だい?」と訊いた。「大阪の外環状線に在る私立大学さ」と敢えて名前を伏せて彼は口ごもりながら言った。それだけで嗚呼、あの大学かと推測出来、それ以上は訊かなかった。更に訊いて朝鮮系の三流大学の名を言わせれば気を悪くするだろうと想ったのだ。本人は大学で教えて居るという事だけを自慢したかったのだろう。そうは言いつつも二人の子供が独立した今では独り暮らしで、毎晩相手も無くアルコールに浸っているとも吐露する有様だった。それは、亡くなった妻を想い浮かべる彼なりの時間の潰し方だったのかも知れないが、知った処で同情する気にもなれず、今にして想えば矢張り蘭が枯れたのが決別の潮時だった様だ。




 それと時期を同じくして舞子や女との生活にも隙間風が吹きこんだ。蘭が枯れた事が、かつて自分の生活の半分を占めていた彼女らとの生活に水を差した様で、更には妻と息子との生活の煩わしさからも逃れ、独りで生活を始めようと決断するきっかけにもなった。果たして独り身のアパート生活は身軽だった。蘭が枯れる迄は、離婚して舞子と一緒に生活する積もりで居た。が、想いの他妻の強硬な不同意に遭い、ずるずると来て、早いもので子供はもう三歳にも成った。今や事務所に近いアパートからの事務所通勤と週に一度の舞子のマンション通いが淡々とした生活リズムになって、父親らしい事は何もしないながらも子供は日に日に成長するものだと感心させられるのだ。それだけに、そろそろ子供の将来の事を考えねばと自覚するものの、コンペの駅前再開発プロジェクトの完成もあって、新たな仕事に毎日のめり込めていられる。




 尤も煩わしくともいずれ妻や舞子や子供との生活に決着を付けなければならないとは想う。が、今直ぐその解決が出来なくても先延ばしにしていられるのは舞子や女が不満を言わないからだ。曲がりなりにも小さな設計事務所を経営している以上、若い所員の生活の事も考えねばならず、今時の若い連中が何を考えて居るのか分からないと言うのが正直な気持ちながら、給料さえ遅配せずに支払っていればそれだけで経営者として充分という時代の風潮に便乗して居られるのが有難い。それで何とか面目が保って居られるのだ。かつて若者を半分馬鹿にして女にうつつを抜かして来た自分が恥ずかしい気もするが、幸いにも反面教師的な教育効果があったのか事務所を任せられる助手が育ちつつあるのが嬉しく、息子には無い真剣さが彼等から伝わって来る。息子は相変わらず母親の盲愛にドップリと浸って、私には無かった幸せを享受している様だ。(五月につづく)











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最終更新日  2013/04/02 03:27:56 PM
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