平成29年度 2級建築施工管理技術検定
実地試験 解答・解説
平成 29年 11月 12日(日)
問題3
なお、工程表は工事着手時点のものであり、予定出来高曲線を破線で表示している。
また、出来高表は3月末時点のものを示しているが、建具工事のうち外部アルミニウム製建具の出来高及び総工事金額の月別出来高は、記載していない。
[ 工事概要 ]
用 途:住 宅
構造・規模:木造在来軸組工法 2階建て 延べ面積 100 m 2
基 礎:ベタ基礎
仕 上 げ:屋根は、住宅屋根用化粧スレート張り
外壁は、塗装窯業系サイディングボード張り
内装は、壁天井ともせっこうボード下地クロス仕上げ
床はフローリング仕上げ
用 途:住 宅
構造・規模:木造在来軸組工法 2階建て 延べ面積 100 m 2
基 礎:ベタ基礎
仕 上 げ:屋根は、住宅屋根用化粧スレート張り
外壁は、塗装窯業系サイディングボード張り
内装は、壁天井ともせっこうボード下地クロス仕上げ
床はフローリング仕上げ
工 程 表
1.工程表の仮設工事の Aに該当する作業名を記述しなさい。
解答
外部足場設置
[ 解説 ]
?@ Aは、工程表より仮設工事。
?A 4月に外部足場解体がある。
?B 2月から建方が始まる。
以上のことから、Aは外部足場設置
と考えられる。
2.建具工事における外部アルミニウム建具の取付け作業の工程は、未記入となっている。適当な工程となるように、取付け作業の 開始日を月次と旬日で定めて、記入しなさい。
ただし、 解答の旬日は、上旬、中旬、下旬とする。
解答
2月中旬
[ 解説 ]
外部アルミニウム建具の取付けは、
?@屋根葺き完成後
?A外壁サイディング工事前
となるので、2月中旬の作業開始が妥当である。
3. 出来高表から、総工事金額に対する3月末までの 完成出来高の累計をパーセントで記入しなさい。
解答
66%
[ 解説 ]
3月までの工事実績は、予定金額より△80万円(木工事△30、内装・雑工事△50)。全体工事2000万円において占める割合は、
80/2000 × 100 = 4%
3月末までの予定出来高は、予定出来高曲線により 70%であるので、4%遅れていることになる。
したがって出来高は、
70 – 4 = 66%
となる。
なお、外部アルミニウム建具は、出来高表100%の内訳には入っていない。
3月末までの出来高表は下記のようになる
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