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2012/11/21
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カテゴリ: エッセイ
秋(67)




  • 177a.JPG



 ふと、寒い庭に出てガーデン・チェアに座って空を見上げた。夕方の曇り空だから何時もよりも薄暗い。こんな晩秋の庭で何を好んで空を見上げるのか。それには理由があった。青年時代に京都で、丁度今頃の時刻に巨大なUFOを目撃した経験があったからだ。再度観てみたいという気が時々起きるのである。もう40年以上も昔の事だった。その頃は今と違ってUFOを目撃したと言う様な事を話せば馬鹿か相当軽薄な人間に思われる時代だった。だから目撃直後の興奮覚めやまらない内に一緒に暮らしていた妹に話をすると「UFO?アホか、何を寝ボケている」と一笑されてしまって現実社会を味わったのだった。肉親でさえ信じてくれないのだから他人に話せば馬鹿にされるのが落ちだと思い知らされたのだ。だから決して他人には口外出来ないと数年は黙っていた。




小説「猫と女と」(23)



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 鈴の様な音で目が覚めた。部屋は未だ薄暗かった。ココがベッドから降りてカーペットで首を後足で掻いて首輪のベルが鳴っているのだった。その赤いベルはクリスマスツリーの小さな飾り用で黒革の首輪と共に白いココの身体とコントラストしてよく似合っている。アルミ製だけに軽く音色も微かで五月蝿くも無い。ココも気に入っている様で自分の存在を示すのにわざと鳴らす事もある。首を掻くのは蚤が居る証拠と毎月の様に蚤取りの薬液を首筋に掛けてやっているが、実際は蚤なぞ既に居ずその行為が癖になっているだけの事かも知れない。蚤避けの薬液は一カ月効くと効能書にはあるものの効き目がよく分からないまま使っている。多分、革製の首輪の内側が蒸れるのだろう。首輪式の蚤取りというのがあって使った事がある。それだと二カ月は持つらしい。しかし、革の首輪と蚤取りの首輪が二重になって首の周りが嵩張り、更にベルが付いているからココには煩雑で可哀想に想え止めてしまった。



 照明を点け時計を見ると五時だった。ココを飼いだしてから早起きになって五時には起こされる。腹が減ったココは私を餌番と想っているらしく催促するのだ。階下に降りてトイレに行くと締め切っていないドアを爪でこじ開けてココも入って来る。用足しが終えるまで足元を行ったり来たりする。次に台所に行って先ず水をコップに一杯飲む。これが朝の日課に成っている。ココは今か今かと相変わらず足元に絡みつく。水を飲み終え、棚から缶を取り出しスプーン一杯分の乾燥食材を皿に入れて与える。待ってましたと餌に頭を突っ込んで食べ始めたココは、やっと目的を達成し満足そうにガツガツ音を立てて食べ続ける。書斎に入った私は椅子に座って大阪の事務所に出掛ける前に仕事の段取りをしなければならない。毎日、夕方には所員から電話で報告を受けているが、毎朝チェックをしないと予定の半分も進んでない時がある。気を抜いている訳では無いだろうが仕事が遅いのだ。



 若い所員は彼らなりに頑張ってくれているのだろうが、私の若い頃に比べれば半分も消化出来ずに仕事をした気で居る。それを毎日の様に叱咤激励して使うのだが、彼等も慣れっ子になって私の言う事に程良い返事をするが聞き流している様だ。最近の若者は・・・と言う程、私も歳をとったものだ。それなのに孫の様な子が生まれるというので大騒ぎしている。平和と言うべきか、変わって居るとでも言うべきか私にも自分が分からなくなって来る。昨夜の事を想い返すと自分が滑稽に想えて来る。女二人に振り廻されている。振り廻されても不満も言わず雰囲気に酔って居るのでは無いか。しかし、麻薬のような舞子のセックスは忘れられない。女の身体にはそろそろ飽きたが舞子の身体には飽きない。歳の差の衰えは女自身が悟っている。だからこそ舞子にその座を譲ろうとしている。舞子は妊娠してもセックスを求めるだろうか。私は求めるだろう。



 舞子の身体を気遣い女が代わりをするかも知れない。それに引き換え妻はもう老婆に近い。セックスなぞもう十年以上も無い。たまには冗談でこそ手を握る事もあるが、直ぐに手を払われてしまう。夫婦をもう二十五年もやっているとお互い空気の様な存在になってしまった。まさか私に隠し子が出来るなぞ信じられないだろう。そう言えば女がかつて言っていた。「私なんか別れる前から二十年以上も関係がないのヨ」話半分にしても離婚して十年ほどに成るから二十年以上も無かった事になる。私との事が焼け没杭に火を点けた様だ。だからこそ女は水を得た魚のように活き活きとし、今では線香花火の様に燃え尽き最後の火花を出す瞬間なのだろう。その間に舞子が女として成長した。猫を貰って早八年になろうとしている。ココも中年猫に成った。総てが歳をとる訳だ。世代交代が当然だ。私の周りが変わって行き私だけが若い積もりで居る。その内、私もくたばるだろう。



 未だ何も起こらない内から杞憂したところで何もならず、産まれ出る子供の事を考えると未だくたばってなるものかと思い直し、台所へ行った。食卓に昨夜の内に妻が用意してくれている朝食のトースト・サンドイッチをオーブン・トースターに入れ、コーヒーを沸かし始めた。コーヒーは若い頃、散々飲み比べた結果これと決めた苦い目のマンデリンだ。その香ばしい香りが漂い始めるとサンドイッチも程良い噛みごたえのあるこんがりとした狐色になっている。それを皿に乗せ食卓でコーヒーメーカーのポッドからマグカップに注ぎ砂糖一杯とミルクを入れる。ブラックで飲むのは残りを帰宅した時に温め直した時だ。事務所でもブラックを飲むから一日に五杯は飲むだろう。それでようやく日常生活のリズムに成るのだ。晩酌は晩飯と同じで米はめったに食べない。酒が米の代わりだ。舞子との夕食でもワインと料理が晩飯だ。



 事務所に着くと所員がパソコンに向かってキャド図面を描いていた。昨日の定例会議でゼネコン側が示した実施案が気に入らず、メールで事務所にそれを送らせ、所員に再考させてあった分だ。多分、昨日の内に一つや二つのディテール案が出来ている筈だ。それをプリント・アウトさせ私がチェックしオーケーを出せば現場は動く事になる。所員が示した案は意匠的には面白いものの施工が難しいものだった。現場経験が少ない所員は図面上だけの世界でしか分からないのだ。構造上の事なら構造担当が計算通りにディテールを作成する。構造のディテールは意匠の内側に隠れる部位だから形的に問題は無いが、意匠面でのディテールは仕上げ面だけに顔になる。外から観て分かる部位のデザインは全体のバランスと合うべきで施工が実際に可能なものにしなくては意味が無い。そこが建築家の腕の見せどころと成る。数回修正させ、やっとオーケーを出せた。(12月上旬へつづく)












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最終更新日  2012/11/22 08:29:47 AM
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