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2013/03/26
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カテゴリ: エッセイ
春(26)




  • 津波 01.jpg



 ボクは海か山か、どちらかを選べと言われれば矢張り海を選ぶだろう。何故なら島国日本では山を選べば海外に行けないからだ。ジョルジュ・シムノン(ベルギーの作家。メグレ警視で有名)は自分のヨットでヨーロッパやアメリカへ単独旅行を何度もしているが、実に羨ましい話である。彼は飛行機であっと言う間に目的地に着く方法なぞナンセンスとばかりに悠々とヨットで小説の構想を練りながら旅行を楽しんだのである。旅は道中も楽しみの内という訳である。だからこそ彼の作品には彼独特の観察力が実に巧みに織り込まれ、文字を読んでいるのを忘れるぐらい場面に感情移入出来るのである。一方、山ではイギリスの登山家エドワード・ウインパーの「アルプス登攀記」も臨場感があって実際に自分がロッククライミングしている気分にさせてくれるが、山はしんどい。青年時代、ボクも日本アルプスに挑んで槍・穂高縦走やキレット(岩場の谷)横断をしたが、若かったから無茶も出来たが、中年以降は山は精々ウォーキングで裏山の明神山や二上山を登った程度である。あんなしんどい目をしてまで山に登るのは嫌で、風景を楽しむのは楽しいが体力が続かないのである。老人になっても楽しめるスポーツはゴルフがあるが、あれも気楽に廻れれば良いが、スコアを気にしながら意地になってハアハアと息せき切ってまで頑張るのはナンセンスと想う。要は何でも自分に合った楽しみ方が在る筈なのである。日本人はどうしても打ち込み過ぎるきらいがあって真剣なのは良いがやり過ぎはいけない。そういう意味で、海に憧れてしまうのだが、矢張り津波は怖い。怖いながらも行きたくなるのは海が人類の起源の場だからなのかも知れない。




小説「猫と女と」(32)




Mni1ni2Mni3Mni4Mni5




 女のマンションに住み始めて一カ月が過ぎた。最初、ホテルに泊まろうかと想ったが時間的に遅かったのでモーテルや連れ込み宿しか無く、独りでは怪しまれるので止した。突然だったにも拘わらず女も舞子も歓迎してくれた。彼女達は自分達が原因で夫婦喧嘩に成ったものと想っていた様だった。が、私が真相を言わないまま時間が経過して行くだけで毎日女のマンションに帰って来る様になると本格的に家を飛び出したと想った様だった。「本当に、家に帰らなくても大丈夫?奥さん心配しているのじゃ無い?」女も舞子も別々に同じ事を訊いた。妻からは携帯に毎日の様に掛かっていたが、女のマンションでは携帯は切っていた。とうとう事務所にやって来て私が本当に怒って居るのを観て「申し訳ない事を言って悪かったワ、許して」と謝った。が半月経っても戻らないと電話は三日に一度となり、やがて週に一度に成って行った。




 「私は絶対に離婚はしませんから、その積もりで居ていて下さい」と妻から留守電にメッセージが入っていた。が、そんな離婚手続きよりも実質の方が意味があった。毎月の給料が振り込まれ無くなって預金が瞬く間に減って行く現実に妻は切実に私の存在の意義を感じ取った様だった。二か月目になって青ざめた顔で妻は息子を連れて事務所にやって来た。所員の手前、話ができないのでビルの一階の喫茶店へ行った。「あの家は、あなたの名義にしますからどうか帰って来て下さい。この子も反省していますから・・・」妻は小声で言った「・・・・」私は黙ったまま只コーヒーを飲んでいた。「何とか言って下さい」催促されて、私は息子の顔を観て重い口を開いた。「君はどう思っている?」「悪かった・・・」「そんな分かり切った事なんか訊いてない。仕事をどうするか訊いているんだ。自分の身の振り方も決められないのか」




 「今、仕事を探している」「ほう、探し続けて何年に成る?これからも探し続けるのか?」「はい」「何年も仕事もせず、試験にも合格せず、良い歳をした若者が親に喰わせてもらうしか能が無いのか。恥ずかしく無いのか?」「アルバイトをしている」「それは自分の小遣い分だろ?お母さんはどうする?やって行ける自信があるのか?」「ありません」「ふん、自信も無いのに親に殴りかかって何を考えている。もっとまともな返事をしないと話に成らない。帰ってくれ」そう言ってから妻の方を見て言った。「金は?預金を持っているのだろ?」「もう残り少ないワ。困っているのヨ」「君の息子が何とかするだろう。そうでないと生活がやって行けないと想うが・・・」「そんな意地悪言わないで助けてヨ」「家を追い出されたんだ。自分の生活が掛かっていて君の事まで面倒見られないヨ」「家を譲ると言ったでしょ」「要らない」「そんな事言わずに・・・」




 押し問答の様な状態が続いた。私は腕時計を見て「来客予定があるから」とレシートを取ってレジの方へ立った。後から妻と息子が続いた。ビルの外へ出て財布から数枚の札を取り出し妻に手渡して言った。「何時でも離婚届に判を押すから送ってくれ。幸いにもリフォームした家は早く売れるから良かったじゃないか。親子二人なら充分喰って行けるだけ有る筈だ」そう言い残してビルのエントランスへ向かった。後でワッと泣き声がしたが振り返らなかった。自業自得だと想った。愚息が母親を見て何とも感じず私だけを恨むならそれも仕方が無いと想った。もう三十近く成った男が泣いている母親を見てオロオロしている図なぞ観たくも無かった。勝手に生きて行くが良い。私は自分の青年時代を振り返って、両親が離婚した際に親父がしょげかえっていたのを想い出していた。それに引き換え母親は高校生だった私を引き取り小さな小料理屋を開いて活き活きしていた。




 「そうだ、ココの事を訊くのを忘れた」と独りごとを言った。多分、妻から餌を貰っているだろう。もう私の事なぞ忘れているかも知れないが、ひょっとして私の居ない寝室の椅子で毎晩眠っているのかも知れない。それとも妻の寝室で寝ているのだろうか。どちらにしろ猫は家に付くというから何処にも行かないだろう。しかし、家を処分するとするならココは何処へ行くのだろう。妻は連れては行かないだろう。愚息は勿論面倒なぞ見る筈も無い。私が面倒を見てやりたいが大人に成った猫は引っ越しは無理だろう。最初、女のマンションから車で仔猫のココを運んだ時は途中で泣き叫んで仕方無かった。唯それだけが気に成る。妻や息子の事よりも気に成る。そういう私は薄情な人間なのだろうか。両親が離婚した為に自分の家庭だけは絶対に離婚なぞしないと心に誓ったものだったのに此のざまだ。人の別れには様々な理由があるが他人には絶対分からない理由もある。




 そろそろ大型プロジェクトの指名発表がある。それが取れるかどうかかで私の人生も変わるだろう。女達と子供との四人の生活も影響を受けるだろう。神様はどちらの女を救うだろう。私は両方の女達を救いたかった。しかし、妻が私に最後通牒を突きつけるとは想わなかった。と言う事は彼女は一人ででも生きて行けるという事だ。それ位の気概があるのだ。だからこそ愚息は彼女を頼ったのだ。私を父親とは認めず単なる金の成る木としか考えなかった。将来、あいつが結婚でもする様になれば初めて父親の気持が分かるだろう。男は自分で人生を切り開いて行かない事には良い女にも巡り会わないものだ。巡り会っても最後通牒を言い渡される場合もある。それを跳ね返すか受取るかは男の気持ち一つだ。其処から更なる次の人生が始まる事もある。私は女と舞子と新しい命とが待つ家庭に新たな人生を見出す積もりだ。(第1部終了・4月からの第2部へつづく)














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最終更新日  2013/03/27 01:07:38 AM
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