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子猫に「掛け湯」をしてみたら…完全に脱力してる

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前日に拾ったという子猫を、お湯で洗ってみたところ……。

完全に身を委ねる様子をご覧ください。




ラッコのように体を伸ばしたまま、身を委ねています。

珍しいお風呂好きの猫だったようですね。




湿疹は洗う?洗わない?アメリカアレルギー学会の見解は?

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湿疹は洗った方がいい?洗わない方がいい?

「お風呂につかるとヒリヒリする」「主治医の先生から、せっけんを使わないようにといわれた」という訴えを、外来で初診の患者さんから聞くことが多いです。皮膚を診ると、浸出液が出て(じゅくじゅくしている状態)、ばい菌が繁殖し、二次感染を起こしています。しかしこちら、本当に「洗わない方がいい」のでしょうか?

アメリカのアレルギー学会の見解は?

先日、アメリカのアレルギー学会(American academiy of Asthma and Immunology)に参加してきました。特に、興味が湧いた演題は「難治性アトピー性皮膚炎の治療法」でした。

アトピーがなかなか治らない主な原因としては、以下があげられます。
1.ステロイド剤のランクが合っていない(弱いステロイドで効いていない)
2.二次感染を起こしている(洗っていない)
3.皮膚のバリアが阻害されている

今年のアトピー性皮膚炎のトピックは、皮膚のバリア機能、保湿力に関しての研究でした。アメリカのRochestor 大学というところで、吉田先生という日本人が研究されています。その研究によると、黄色ぶどう状球菌という、ばい菌が出すTSLPという炎症物質が皮膚のバリアを破壊し、Th2反応という悪いアレルギー反応を促進してしまうということがわかってきているそうです。

つまり、先に述べた通り、湿疹があるのに洗わないと、ばい菌が繁殖し、湿疹を悪くします。そして、悲しいことに、アトピー性皮膚炎の両親をもつ子供はアレルギーを起こしやすい免疫状態(Th2反応)になりやすいそうです。

そこで、面白い研究なのですが、なんと「Bleach bath(ハイター風呂)」で、バリア機能も復活するという研究もされているようで、ビックリしました。この療法なら自宅でもしやすいですよね。今後の大規模研究の結果が待たれるところです。





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