2016年07月20日
GS/GSF ボデーカラー「マーキュリーグレーマイカ」消滅!
マーキュリーグレーマイカは2011年の年次改良により、レクサスIS等を皮切りに採用されたカラーで、従来のダークグレーマイカの代替として登場したモデル。
その後、エントリーモデルからラグジュアリーモデル・スポーツモデルなど幅広く全車種に設定されるなど、「あまり街なかでは見かけないが通好みのカラー」となっています。
画像や動画を見る限り、北米市場などでは人気があるカラーのようですね。
そして2017年モデルからの代替カラーがなんと、「ダークグレーマイカ(1G0)」!
以前からレクサスオーナーの方ならご存知の、2011年以前まで採用されていたカラーです。
というわけで、今まで例のない”過去のボディカラー”の復活です。
これはいったいなにが原因なのでしょうか?
特に「GSF」オーナーさんにとってはわずか1年足らずのカラーとなってしまいました。
まさかドアミラーのグレーカラーとボディカラーの色が違いすぎてクレームになったとか?(違)
なお、レクサスの「ダークブレー系」のカラー変遷は以下のとおり。
・ダークグレーマイカ(1E0) 2005年レクサスGS350/430で採用(トヨタブランドと共有カラー)
・ダークグレーマイカ(1G0) 2005年レクサスIS250/350から採用 (以降、レクサス専用カラー)
・セーブルマイカメタリック(4T5) 2006年レクサスLS460から採用
・マーキュリーグレーマイカ(1H9)2011年レクサスIS250/350等の年次改良から順次採用
なお、このほかレクサスLS600hで2007年から採用されていた人気カラー、「ブラックオパールマイカ」も消滅する模様。(HS250hも同様と思われます) 実質的に「ハイブリッド専用カラー」の終焉といえます。
ハイブリッドモデルが日常的になる中、あえて専用カラーを設ける必要はなくなったということでしょうか?
確かに初期LS600hではブラックと並んで非常によく見かける人気カラーでしたが、近年は見かける頻度が減ってきていたように思います。
さてさてLEXUS ISでの新ボディカラーは果たしてあるのか?
そして2017年発売予定とされる「LC」「LS」での新色の有無についても気になるところですね!
2015年08月08日
LEXUS 2015年 今買える ボディーカラー 一覧!
*2015年発売のLX,RXGSFおよび年次改良のNX,CT,IS,HSまでは反映済。(GS,LS,RCは未反映)
以下、おおまかなカラー順。カラーコードのあとの車種は設定車種。
LS・GS・LX・RC
2006年、フラッグシップモデル「LS460」の発売とともに登場した、定番のホワイトパール。
トヨタカラーであった「ホワイトパールCS」(062)から白味を強くし、ピンク・ブルーのパール粒子がとても美しく、もっとも人気のあるカラーのひとつであったが、2012年にF SPORT/F専用カラー「ホワイトノーヴァGF」登場以降は人気が分散化していた。2015年の年次改良で「ソニッククォーツ」に徐々にバトンタッチされる模様。
■ホワイトノーヴァガラスフレーク(078)
LS・GS・IS・CT・RX・NX・RC・RCF・GSF
2012年のレクサスLSのビッグマイナーチェンジ、IS250/350Cなどから順次採用されたF SPORT/F専用カラー。
細かい粒子のガラスフレークが散りばめられており、遠目からはソリッドのホワイトにも見えるなどすっきりとしたホワイトでスポーティな印象が強く、人気が高い。
■ソニッククォーツ(085)
NX・IS・HS・CT
2014年のNX発売と同時に設定されたカラー。
当初はNX専用カラーのような印象だったが、2015年の年次改良で「ホワイトパールCS」を受け継ぎ順次採用が進んでいる、新世代のホワイト。F SPORT/F以外のモデルに設定される。
■レッドマイカクリスタルシャイン(3R1)
LS・IS・HS・CT・RX・GSF
レクサスでは最年長のカラー。2005年8月のレクサス開業時にGSで設定され、9月発売のISでも採用。それ以降採用が続くカラー。なお、2015年発売の新型RXでは「ガーネットレッドマイカ」が廃止され、レッドマイカを採用することが確定。2015年秋発売の「GSF」でも採用することから、「クリムゾンクリスタルシャインGF」の廃止の可能性が濃厚。レッドマイカは、引き続きレクサスの定番カラーとして君臨する模様。
■マダーレッド(3T2)
CT・IS
レクサスでは珍しいソリッドカラー。2014年1月のCT200hのマイナーチェンジ(スピンドルグリル採用)で設定されたほか、2015年のISでも設定された。欧州車を彷彿とさせる明るいレッドでスポーティモデルに採用されると考えられる。
■クリムゾンクリスタルシャインガラスフレーク(3S8)
GS
2012年にフルモデルチェンジした2代目GSで登場した、かなりレアなカラー。
残念ながら他車種に採用されないまま、2015年の2代目GSのマイナーチェンジで廃止される可能性が高い。
■ラディアントレッドコントラストレイヤリング〈3T5〉
RC・RCF
2015年夏現在、クーペモデル専用カラー。メーカーオプション価格が15万円(税抜)と高価だが中塗りに高輝度シルバーを使用し、角度により陰影がくっきりとあらわれ、その質感は素晴らしい。
■エクシードブルーメタリック〈8U1〉
NX・CT
2007年のISF発売と同時に専用色として登場したカラー。後にスポーティモデルに採用が拡大したが、「ヒートブルーコントラストレイヤリング」が採用された車種にはエクシードブルーが廃止される模様。
■ヒートブルーコントラストレイヤリング〈8X1〉
IS・RC・RCF・GSF
2014年のRC・RCFで初設定。15万円(税抜)のメーカーオプション。従来より塗装工程が多く、シルバーの中塗りが追加されていることで、エクシードブルーよりもさらに深みのある美しさを実現。2015年の年次改良でISのF SPORTにも設定が拡大。
■ラピスラズリマイカ〈8V3〉
GS・HS
いわゆるダークブルー系のカラーで、2009年の年次改良・マイナーチェンジでGS・LSに採用。
「ダークブルーマイカカラークリアー」の後継として登場。2015年現在では設定車種がGSとHSのみとなっており、同じく濃紺系のディープブルーマイカにバトンタッチするものと思われます。
■ディープブルーマイカ〈8X5〉
CT・RX・NX・LX
2015年初夏のNXを皮切りに順次設定が開始された新色。レクサスではあまり定着しない、濃紺系の新色で、ラピスラズリマイカの後継と思われるカラー。
■メテオブルーマイカメタリック〈8W3〉
GS
2012年発売の第2代目GSで採用された、グリーンっぽいブルー。独特な美しさがあるが、採用車種が拡大せず。NX発売時に設定されたが、2015年にスパークリングメテオメタリックにバトンタッチする形で廃止。2015年のレクサスGSのマイナーチェンジとともに廃止される可能性が濃厚。
■スパークリングメテオメタリック〈8X9〉
NX
2015年NXで登場したカラー。従来のメテオブルーマイカを置き換える形で登場。濃紺以外の青の設定は久々なので、人気の定着に期待したいところです。
■スリークエクリュメタリック〈4U7〉
LS・RX・LX
高品質なベージュカラー。ラージ系の車種を中心に採用。新型RXでも継続採用されています。
■ファイアーアゲートマイカメタリック〈4V3〉
LS・GS・HS・CT
2011年、CT200hの発売に伴い設定された、宝石のメノウの中でも希少種のファイアーアゲートをイメージした、大人のカラー。あまり見かけないが、地味に他車種に採用されている。なお、同時設定された「フレアイエローマイカメタリック」(5B1)はCT専用カラーであったが、残念ながら2015年夏に廃止された。
■アンバークリスタルシャイン〈4X2〉
RX・NX
2015年NXで初採用。ファイアーアゲートマイカの後継といて登場したカラー。日本では希少色となることが予想されますが、SUV系には合いそうです。セダン系のファイアーアゲートと使い分けがされている模様。
■プラチナムシルバーメタリック〈1J4〉
IS・HS・CT・RX・NX・RC
2012年、スピンドルグリル採用のビッグマイナーRXにて初採用、以降同年からシルバーマイカメタリックの後継として主にエントリー・ミドルクラスのモデルを中心に採用が進んでいる。
■ソニックシルバー〈1J2〉
LS・GS・RCF・GSF
2012年、第2世代目のスピンドルグリル初採用のGSで設定。
アルミ片の粒子がめだたないほどのキメの細かく美しい塗装であり、金属感がうまく表現されているカラーで、ラグジュアリークラス&スポーツクラスの車種に設定されている。
■ソニックチタニウム〈1J7〉
LS・GS・IS・HS・RX・NX・LX・RC・GSF
2013年、レクサスISで初採用。以降、レクサスの定番カラー成長。ただし、スポーツ系には採用されないケースが多い。「オートカラーアウォード2014」のグランプリに輝いた陰影の美しいチランルックのカラー。
内装色茶色系の「トパーズブラウン」との組み合わせが人気。
■ムーンライトオパールクリスタルシャイン〈1H0〉
HS
2009年、HS250h発売時に専用カラーとして設定。シルバーベースにオパールをイメージした独特の美しいカラーが魅力。天候によりかなり色合いが変わる不思議なカラー。当初、ハイブリッド専用色のようなイメージであったが、採用が拡大されることはなく、HS専用カラーとなっている。
■マーキュリーグレーマイカ〈1H9〉
LS・GS・IS・HS・CT・NX・LX・RC・RCF・GSF
2011年、レクサス夏の年次改良から一斉採用。
地味ながらほとんどのレクサス車に採用されている定番カラー。レクサス開業当時の定番カラー、ダークグレーマイカメタリックの後継カラーの位置づけで、紫色系が強まっている。日本ではあまり見かけないが欧米等では人気がある模様。「F」モデルでも採用されている。
なお、2015年発売の新型RXでは採用されない模様。
■ブラック〈212〉
LS・GS・IS・HS・CT・RX・NX・LX・RC・RCF
2006年レクサスLSの発売とともに登場、ブラック(202)の後継として登場。赤みの入ったソリッドのブラックでとても高級感のあるカラー。
全車種に採用されているが、2015年発売予定のGSFでは不採用となるなど、そろそろカラー変更か?
■スターライトブラックガラスフレーク〈217〉
LS・GS・IS・LX・RC
2010年、RX270の追加設定、その後の特別仕様車「ArtWorks」の発売で設定以降、採用車種を拡大。
ブラックよりもお手入れが簡単ということもあり、粒子の細かいガラスフレークがキラキラと輝きかなり人気があるが、2015年から後継色「グラファイトブラックガラスフレーク」にバトンタッチがなされている。
■グラファイトブラックガラスフレーク〈223〉
CT・RX・NX・GSF
2015年、NX・CTなどに追加採用される。スターライトブラックガラスフレークの後継とされ、新世代のブラックとされているが、「スターライトブラックGF」よりガラス粒子量が増加しているようだが、全体的にかなり似ている印象。
■ブラックオパールマイカ〈214〉
LSh・HS
2007年、LS600hの発売と同時に設定。高級感のあるブラックに紫系を強くしたカラーでその後、HS250h等レクサスハイブリッドの定番カラーだったが、2015年時点での設定車種はLShとHSのみとなっており、現在はあまりみかけなくなった印象。
■ラヴァオレンジクリスタルシャイン〈4W7〉
RC・RCF・GSF
2014年のRC/RCFの発売と同時に設定。4層コートであるが、エキストラコストは不要。RC発売前はラヴァオレンジマイカという名称であったが発売時に変更されている。RC系以外では、GSFにも設定され、クーペのみならず、「F」モデルのイメージカラーともされる模様。
あらためて見てみると、白・黒・銀・赤・青というベースカラーがラインナップのほとんどとなっており、以前のような「緑」、「薄青」、「紫」、「ピンク」などの個性的なカラーが途絶えています。
2016年以降発売の車種ではどのようなカラーリングが登場するか、楽しみです。
黄色系・金色系の復活なるでしょうか?
2015年07月16日
レクサス2016年モデル ボディカラーは入れ替え多し?
1)人気カラーと思われた、「スターライトブラックガラスフレーク」(217)」の一部車種での消滅。
かなり人気のあるカラーとおもわれ、街中でもよく見かけるだけに不思議です。
順次、「グラファイトブラックガラスフレーク」(223)に変更される模様。(LX除く)
*2016年モデルのISでは継続採用されました。
まだ実車のグラファイトブラックを見たことがないので、スターライトとどれだけ違うんでしょうか?
2)「ブラック」(212)の一部廃止。
新型GSFでは定番カラーのソリッドのブラックが設定されません。(新型RX、LXでは採用)
ブラック212は、2006年発売のレクサスLSで初設定された定番カラーで、若干赤みが入っている大変美しいブラックですが、果たしてどうなるのでしょうか?
3)「マダーレッド」(3T2)設定車種の拡大
ソリッドのレッドはCT200hのみの採用でしたが、7月23日発表のIS200tで設定。
欧州車ではソリッドのレッドは珍しくありませんが、LEXUSでも、スポーツタイプのモデルを中心に赤色系の採用拡大ということでしょうか。
4)「ヒートブルーコントラストレイヤリング」(8X1)の設定車種拡大
RC系専用カラーでしたが、いよいよIS200t発売を機にIS系にも設定されます。
ISにはもともと「エクシートブルーメタリック」(8U1)の設定があっただけに、「15万円+税」の高価なMOP価格がセダン系のISでどれだけ普及するかも楽しみです。
5)ソニッククォーツ(085)に設定車種拡大
NX専用カラーとしてデビューしたソニッククォーツは、新型RXでも採用となります。
一方、2006年のLEXUS LSから設定されているホワイトパールクリスタルシャイン(077)は未設定。
SUV系にはホワイトパールは未設定となるのでしょうか。(そういえば、「LX」ではどうなんでしょう?)
5)孤高のカラー、「ラディアントレッドコントラストレイヤリング」(3T5)
ラディアントレッドは塗料の問題で納期がかかるカラーとして知られていますが、2016年モデルにおいても引き続きRC系専用カラーとなるようです。個人的にはその美しさも含め、イチオシカラー。今ならこのカラーを選びたいです。
あとはマイナーチェンジ版の「GS」についてはなかなか姿が見えてきません。
スペックや価格も気になりますが、設定カラーがどうなるか。
あまり知られていないと思われますが、GS専用カラー「クリムゾンクリスタルシャインガラスフレーク」(3S8)がどうなるかにも注目です。(メテオブルーマイカ(8W3)は廃止なんでしょうね〜)