2023年04月28日
新型レクサス「NX」2023年モデル!カタログの変更点詳細をマニアックにチェック!
2023年3月2日から受注再開したレクサス新型「NX」(2023年モデル)は3月2日から詳細なカタログと新ディーラーオプションも公開されました。
*3月の改良ですが、公式には”MY24”(2024年モデル)とのことです。
今回は、 「機能詳細カタログ」の変更点をマニアックにチェック
果たして需要がどこまであるかはわかりませんが、こういうのは大手メディアさんでは絶対にやらないと思うので・・・
https://lexus.jp/models/nx/pdf/nx_catalog.pdf
■P1 プラグインハイブリッドシステム
なんとニュースリリースには記載されていませんが、WLTCモード燃費が 従来よりわずかですが悪化 しています。
これはどうやら 車両重量が一律「10kg」増加 していることによる影響であると考えられます。
メンバープレース装着による影響でしょうか?(カタログ上は、「NX450h」だけ10kg増加してます。カタログ上は10kg単位なので「端数」の問題で数値上の影響を受けたのか?それともNX450h+はさらなるボディ剛性パーツが付加されて他モデルより重くなったのか?)
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P2 EV航続可能距離
前述のとおり、重量増によるものか、EV後続距離が「88km → 87km 」へ1km低下しています。
やはりEVは、重量増加による後続可能距離への影響が大きいようですね。(「乗車人員」、「荷物積載量」によっても変動要素が大きそうですが)
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P5 PHEV 充電プランの料金変更
昨今のエネルギー高騰を受け、2023年4月から充電プランの大幅な価格変更(値上げ)が実施されています。基本料金が月額220円アップしているのに加え、1分あたりの 充電価格が「3倍」 となっています!
普通充電でこれだけ高価だと、もはやPHEVを選択する必要はないのでは?と思うぐらいの高騰です。自宅充電できない方は他社の充電サービスを利用したほうが良いのでは・・・BEVはレクサスが主導していく、ということであれば、 ぜひ魅力的な専用プランの提示をして欲しい ところですね。
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P8 NX350 WLTCモード燃費変更
市街地走行など日常使用領域においてレスポンス改善などを行った結果、市街地モード燃費が「9.1km/L→ 8.7km/L 」郊外モード燃費が「12.3km/L→ 11.6km/L 」、高速道路モード燃費が「14.2km/L→13.8km/L」とカタログ上の燃費が悪化しています(約0.4km/L〜0.7km/L)
結果として、WLTC総合モード燃費は「12.2km/L→ 11.7km/L 」と約0.5km/L低下しています。
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P13 空力性能(図の変更)
空力性能の図ですが、リヤバンパーのサイドベゼル(エアアウトレット)から 空気が抜けなくなって います。(従来モデルでは、小さな穴が空いているようです)ただし、空力対策は従来どおり変わらず対策されているようです。
<追記>
フロントラジエター周りの剛性アップやリヤメンバプレース追加に伴い、リヤサイドベゼルのエアアウトレットを塞いで操舵安定性の向上のためバランスを取った、という改善の模様
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P16(他多数) ドアトリムカラー変更
2023年モデルの特徴ともいえる 「カラードドアトリム」 がカタログ各ページに反映されています。
特にe-ラッチの機能を解説したこのページでは変更されたことが良くわかりますね。
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P31 プリクラッシュセーフティシステム<低速度加速抑制>
ほとんど「間違い探し」レベルの変更ですが、 「壁」に対しても、加速抑制を行うことが可能 となっています。(パーキングサポートブレーキで本来は衝突を抑制する前の段階から「加速」を制御する、というイメージですかね?)より機能が向上したのは間違いないです。
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P39[新規追加]PDA「4. 信号交差点に対する右左折時減速支援」
信号の右左折時に自動減速する機能が 付加されましたが、その機能を図式解説しています。かなり有用ですよね。
特に、カーブを曲がる際に、十分に減速せず、「曲がりながらブレーキを強くかける癖のある方」などはかなりきれいにコーナリングできるようになるのではと思います。
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P44 ITSコネクト
路側装置の設置エリアについて、新規に 「広島県」 が追加されています。(2023年3月現在)
また、動作イメージの図がより詳細になり効果がわかりやすくなっています。しかし、対応エリアは全然増えませんね〜・・・
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P51 コネクティッドナビ
なんと、2022年モデルにあった 以下の記載が消滅 しています。
これは、G-Link契約期間中であれば、 3年経過後も無償で地図更新ができるようになった という「改善」と考えて良いのでしょうか?こちらに関しては詳細な解説がないため続報を待ちたいところです。(2022年モデルのユーザーへの遡及適用はされるのでしょうか?)
「車載ナビの地図データは新車登録日から3年間は自動で更新されます。4年目以降は有料の全地図更新を購入いただくことで地図更新できます。」
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P53 ドライブレコーダー(新規追加)
待望のメーカー標準ドライブレコーダー機能は1ページを割いて詳細に解説されています。
常時録画時間は100分 ですので、「旅の記録」を残すにはやはり従来型の外付けドラレコが有効でしょう。
しかし配線がスッキリするのと、ナビ上で再生できるのはとても便利ですよね。
この純正メーカーオプションドラレコがあれば、外付けドラレコは「フロントのみ」のものでも十分ではないかと思います。
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P57 後席シートヒーター
NX350”標準”とNX250”標準”においても 後席シートヒーター が装着可能に。(運転席・助手席ベンチレーション機能が同時装着)
”標準”グレードの選択率は極めて低いのが現状のようですが、この設定により”標準”グレードの選択率が増えるかもしれませんね。
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P60 小物入れ
2023年モデルでは原則 「別体型ディスクプレイヤー」が消滅 しています。
代わりに「 ドライブレコーダー」機能を装着した場合の、小物入れやUSBポートがどうなるか謎に包まれていました が、結論としては「ドライブレコーダー」を装着した場合は、USBポートはトレイの下に格納され、スッキリします。(一方、常にUSBポートへのアクセスは若干低下)
常時USBポートへ外部機器(USBメモリや、ottcast/MILEL等のandoroidデバイス)を装着している方は、新仕様の方がいいですね。
そして、 小物入れはかなり大型化 します。残念ながら「照明」はなさそうです。
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P61 ドライブスタートコントロール
新規に 以下の表記が追加 されています。(これが2022年モデルに備わっていたかは不明)
反面、全速で高速バック走行ができなくなりますが・・・(笑)
後退時、必要以上にアクセル を踏み込んで速度が上がりすぎるのを防ぐために、エンジン/ハイブリッドシステム出力を抑えます。
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P63 ”F SPORT”
「ブラックルーフレール」 (MOP) の画像がもともとなく不親切(?)でしたが、今回追加されたのはよかったです。
■P68 インテリアカラー
2023年モデル改良のメインと言える、インテリアカラー配色変更が一覧でわかりやすくなっています。
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P77 主要諸元
一見変化がないように見えますが、前述のとおり、 「NX450h+」と「NX350」において、燃費(WLTCモード)等の数値が変更 されています。「NX450h+」は車両重量も変更されています(+10kg)
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
■P80〜81 メーカーオプション変更
既報通り以下の変更が反映されています。 ”標準”グレードのオプション制限が緩和 されたのは嬉しいですね。
▲ 別体型ディスクプレイヤーの廃止
▲ 先進ADASセット標準化による廃止
○ ドライブレコーダー機能の新設定(42,900円)
○ ランフラットタイヤレスの新設定(▲22,000円)
△ NX350h一部グレードでの寒冷地仕様価格変更
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
○”標準”グレードでステアリングヒーターの新設定(11,000円)
○”標準”グレードで前後席シートヒーター/前席ベンチレーション機能の新設定(66,000円)
(出典:「NX2023年モデル 機能詳細カタログ)
本当に些細な変更箇所は省いていますが、 ニュースリリースや説明書に書いてないような部分についても変更点が多数ある のが興味深いですね。
商品力は確実に向上しているのは間違いないですから、他のモデル(特に「RX」)もぜひこのNXのような細かなアップデートをしていってほしいものです。
次回は「ディーラーオプション」についてもチェックしてみます。
2023年04月27日
レクサス新型「RX」(RX500h)助手席同乗レポート!
初のRX500h試乗が、「ワン速タクシー」で光栄です!
【YouTube】クルマ買う系チャンネル「ワンソクTube
レクサス【RX500h納車!】内装・装備など辛口言いたい放題!! NXや新型クラウンと比較! あの人とコラボトーク! | LEXUS RX500h F SPORT Performance 2023
RX500hに関しては、「500」のネーミングが示すように「LS500」や「LC500h」の"マルチステージハイブリッド"との違いが気になっていました。
試乗の機会があればぜひ乗ってみたいとところですが、まずは「助手席」でのちょっとしたレポートとなります。
■EVモードになかなかならない
"マルチステージハイブリッド"との最大の違いはここにあります。
とにかくEVモード走行になかなかならないので、"マルチステージハイブリッド"の弱点ともいえる「静と動」の切り替えによるエンジンの振動やノイズといった煩雑さが低減されているのが特徴です。
しかし、逆にいえば、LC500hに比べてもすぐにエンジンがかかりますので、時速50km〜65km/hぐらいの間で、こまかくアクセルペダルを調整して、EVモード走行をするという、レクサス/トヨタの「THS2」ハイブリッド車得意の走行が難しくなっているようです。
EVモード走行が難しいということで、短距離走行では、WLTCモード燃費を達成することはかなり難しそうです。
今回同乗した範囲では、ハイブリッド車というより、「ガソリン車」というイメージですが、時速80km-100km/hの巡航でどれぐらい燃費が伸びるか楽しみです。現段階では"マルチステージハイブリッド"には燃費の面では及ばないことが想定されます。ここはダイレクト感を得たのとトレードオフの関係でしょう。
■初速が力強く、踏むと速い
アクセルペダルを踏み込んだ際のエンジンサウンドはスピーカーからの調律(アクティブサウンドコントロール)が行われているようですが野太いサウンドと、加速感は、先代RX450hを遥かにしのぎ、ネーミングの「500」には納得させられます。
とはいえエンジンサウンド自体は、「官能的なサウンド」ではないので、力強さは感じますが、音質は好みが分かれそうです。
初速の体感では「LS500h/LC500h」よりも速く、力強く感じられますが、高速度領域の100km/h以上の加速がどうかもぜひ体感してみたいです。
"マルチステージハイブリッド"では、走行シチュエーションや電池残量により、異様にモーターアシストが良い場合とそうでない場合があり、5年乗ってる今でも「なかなか不思議な制御をするなぁ・・・」と感じていいますが、「RX500h」はどのシチュエーションでもアクセルの踏み込み量に応じてしっかりとしたパワーを生み出す印象です。
■サスペンションは少しハード
一般道〜首都高のみの体感では、乗り心地は全体的に良いですが、サスペンションが道路に応じて4輪がそれぞっれ細やかに制御する「上質」という程でもないので、それなりにコツコツ感や衝撃は伝わってきます。RXの性格を考えると、たとえ「RX500h ”F SPORT Performance" を名乗ったとしてもLシリーズに備わるような「コンフォートモード」の設定がぜひ欲しいところです。
幸い、物理スイッチが廃止されていますので、「OTA」で追加するのはそれほど難しくないと思います。
(画面を見ても1つスペースが空いていますし・・・)
RXの性格を考えると、もう少し優しい乗り心地のモードを追加するか、ノーマルモードをもう少しコンフォート寄りにシフトしたほうが良いのではと感じました。
■インテリアの質感は高い
ダッシュボードの素材、ドアトリムのレザーの質感や、天井/ピラー/バイザーの素材など、NXよりも上質なものが使用されており、細かな部分の品質はさすが「RX」というところです。センターコンソールパネルも上質で文句の付け所がありません。
ただし、新型「NX」も上質さや質感は向上しているので、デザインが似ていることもあり、価格さほどの差はないようにも思います。
ただ、内装重視派の当方からすると、上記の「ルーフ/バイザー/ピラー」の素材という、カタログではまったく触れられていない部分にコストをかけているかどうかという部分は所有満足度の向上に寄与しますし、明らかな「車格」があることを感じさせられます。
このことは、「後席アウタードアハンドルLED」や「後席ドアカーテシランプ」という部分にも感じるところです。
■アンビエントライトはやはり暗い
新型「NX」では2022年6月頃の生産分から、アンビエントライトが「減光しない」仕様に改善されていますが、新型RXに関しては初期納車モデルということもあり、「Dレンジ」では減光することもあり、走行中はほとんど照明を感じることはありませんでした。
「RX500h」は前席のドアポケットLEDが備わっていますが、こちらも手を当てないと点灯していることが確認できないぐらいでしたので、ちょっともったいない感じです。華美にする必要はありまえんが、せっかく設定画面で照度調節ができるのですから、もう少し走行時は明るく(減光しない)仕様にしてほしいですね。
なお、新型NX(2023年モデル)を見てしまうと、ドアトリムの大部分がブラックなのは少々地味に感じてしまいます。
ファブリック部分を「レッド」などシートカラーに変更するような仕様もぜひ検討してほしいと感じます。
しかし、「RX500h」の本当の良さは「ステアリング」を握って走行しないと全くわかりませんよね。
大口径の6ピストンブレーキキャリパーやブレーキローター、後輪操舵(DRS)など魅力的な装備を備えるRXですが、ハイブリッドモデルというよりはガソリン車っぽい感じなのは賛否わかれそうにも思います。
従来のレクサス「RX450h」オーナーの方が「RX450h+」を選択するのか「RX500h」を選択するのか・・・?
現時点では"version.L"か”F SPORT”かという選択肢になっていますが、やはり各パワートレーンそれぞれに"version.L"と”F SPORT”が存在して、それぞれ複数のグレードから選択できる、という仕様にしてほしいと感じます。
2023年04月22日
レクサスファン必見!通称:レクサスマンション(ザ・パークハビオ渋谷クロス)レポート!
なんといってもレクサスディーラーの上にマンションが建設されている事自体が珍しいですし、その外装のデザインもまさに新世代レクサスディーラーと同様の仕上げであり、まさにレクサスファン歓喜のレジデンスになっていると思います。
ただ、 本物件は「賃貸」専用物件であり、分譲マンションでないこと には注意が必要です。
首都高3号渋谷線(および国道246号)を見下ろすシチュエーションはクルマ好きにはたまりません!
このたび、著名なクルマ買う系YouTuber「ワンソク」(ドラヨス)さんがお部屋を内覧されるとのことで、同行させていただきました!
https://www.youtube.com/@wansokutube
ちょうどこの日、レクサス新型「RX」(RX500h)が納車されたばかりで、納車後いきなりレクサスマンションへ!
早速動画レポートがあがっているのでお時間のある方はぜひ視聴を!今後、ワンソク不動産シリーズの展開もあるようです!
▼【レクサスマンションが凄すぎた!!】渋谷駅徒歩12分! お家賃はいくら?! 高級賃貸マンション「ザ・パークハビオ渋谷クロス」内見してきました!【ワンソク不動産】
本マンションは、三菱地所が展開する高級賃貸「ザ・パークハビオ」シリーズとして企画されたマンション。
▼ザ・パークハビオ渋谷クロス公式サイト
https://www.mecsumai.com/tphb-shibuya-cross/
場所は、渋谷駅から徒歩11分に位置しているとのことですが、「道玄坂」を通る上り道のため、JRや地下鉄の入り口まではおおむね15分程度は見ておたほうが良いと思います。(駅までの誘惑も多いですし・・・)
マンション入り口はまさにレクサスディーラー!
エントランスは、高級レジデンスにふさわしいもの!大きな扉に期待が高まります。
風除室でセキュリティを解除し中に入ります。
マニアな方は、この風景だけで三菱地所レジデンスの物件とわかるらしいですね・・・
エントランスをくぐると、機械式のタワーパーキングの待合場所と思われるところがありました。
一般的な賃貸住宅では考えられない豪華設備ですね。ここで出庫操作をして、時間になったら外にでてクルマに乗り込むのでしょうね。
当然コンシェルジュデスクあり。(ちょっと狭いですが・・・)
残念ながらレクサスディーラーの運営ではありません(笑)
エレベーターは 細長い13人乗りが2台と、一般的でしょうか(この他、ゴミ回収用EV1台あり)
防犯カメラありですが、意外なことにエレベーターに乗るときのセキュリティ(ICキー等による認証)はなく、自分で行き先をボタンで押さないと行けないタイプでした。
EVルームの奥には「メールボックス」と掲示板があります。
掲示板は超巨大なデジタルサイネージかと思いきや、ちょっとおしゃれなパネルでした
1階〜3階がレクサス渋谷ですので、レジデンスは4階からとなります。
4階は「ゴミステーション」のほか、「共用設備」があります。EVホールが広いのは好印象です。
まずは「シアタールーム」
間接照明付きで、ソファはなく、カーペットが敷いてあり、クッションでお家のようにくつろぐタイプ。エアコンは埋め込み式の「天カセ」でスッキリしています。TVモニタは55インチ程度でしょうか?もう少し大型を期待していましたが・・・
渋谷というエンタメ感ある立地もあるのでしょう、シアタールーム内には「ダーツ」も設置されていました。
メインの共用施設「ラウンジ」です。
レクサスディーラー上階に相応しい広々としたラウンジです。レクサスオーナーラウンジのように、座る場所により家具が異なっているのもおしゃれ。
レクサス浜田山やレクサス若林といった新しめの店舗でも使用されているTekno製のチェアも見かけました。
窓際で首都高を走るクルマのテールランプを見ながらドリンクタイム・・・たまりませんね。
ベンチ風のシートもおしゃれですね!コンセント付きなので、PC作業もできそうです。
キッチンもあったのでちょっとしたパーティルームとしても使えそうです。
電気製品は、バルミューダーとpanasonic製が準備されていました。壁紙も含め、スタイリッシュですよね。
ゲストが来ることを想定して、広々した共用トイレも。あとは自動販売機のコーナーもありました。
廊下は当然、冷暖房完備の「内廊下」仕様でホテルライクです。
通路幅も十分で、一般的な分譲マンションより豪華な仕様となっています。
廊下にも、新世代レクサスディーラーに飾ってあるようなオブジェが(表皮は上質なスエードで手触りも良いです)
お部屋については、ワンソクさんの上記動画が詳しいですので詳細はそちらをチェック!(当方もちょびっと音声出演させていただいております)
▼【レクサスマンションが凄すぎた!!】渋谷駅徒歩12分! お家賃はいくら?! 高級賃貸マンション「ザ・パークハビオ渋谷クロス」内見してきました!【ワンソク不動産】
お部屋に入ると、玄関と廊下が「フラット」なことに驚きます。
どこまでが玄関かわかりません!なお、廊下はグレーな石材で高級感ありますが、冬場はひんやりしますね。
専有部分の居住空間についてですが、当方は高級レジデンスには当然ながら住んだことはないのでまったく詳しくないのですが、一般的な湾岸エリアのタワマンよりは少し劣るかな、という程度で、賃貸物件と考えると十分なクオリティはありました。(いわゆる富裕層が住むような「高級仕様」ではありません)
2LDK・3LDKのお部屋は流石にゆとりのある広さで、そして高級感があります!
ただし、洗面台やガスコンロはちょっと小さめですね。そして残念なのは生ゴミが処理できる「ディスポーザー」がついていないこと。
各階ゴミ出しステーションもついてないので(ゴミは4階にステーションあり)、ゴミ袋を持ったままエレベーターを使用しないといけないのは高級レジデンスとしてはちょっと残念に感じました。
コストの面やメンテナンス性の面もあるのでしょう、エアコンは天井埋め込みの「天カセ」ではなく一般的な製品が。
部屋によっては結構「柱」が目立っていました。
ただし、ピクチャーレールがついていたり、壁紙が単なる白ではなく、おしゃれなタイプが使用されているなど随所にこだわりが。
小さめの部屋(子供部屋や書斎っぽい部屋)には、アクセントクロスが。狭めの部屋でもしっかりエアコンが完備されているのも嬉しいですね。
ある程度の広さがある部屋には「ウォークインクローゼット」が備えてあるのも特徴。
照明も引っ掛けシーリングではなく、「LEDダウンライト」が主流です。
ベランダには「スモーク」調のガラスになっています。
国道246号や首都高沿いの部屋は遮音性の高いサッシを使用しているようで、防音対策もされていました。それにしてもクルマ好きにはたまらない景色です!
ベランダの床もウッド調であり、スタイリッシュ。
ただし、渋谷側や首都高側は高層建築物が多いので、見晴らしが良いとは言えません。(クルマ好きにはある意味たまりませんが・・・)
代官山・旧山手通り側(代官山・目黒方面)は、ある程度の高さ以上では眺望が抜けますので、部屋も明るく、開放感があります。
トイレは、全戸TOTO社のタンクレストイレ「NJ1」が使用されていました。
タンクレストイレシリーズのうち最もエントリーモデルの「ネオレストDH」の業販モデルのようです。
「NJ1」は賃貸物件では高スペックに入ると思いますが、上級モデル「NJ2」のような「便座自動オープン機能」はありません。
ただ、リモコンはスタイリッシュな「スティックリモコン」ですし、タンクレスなので広々!
そして手洗いは別ということもなので、一般的な分譲ファミリーマンションよりも快適な空間が確保されています。
最上階のお部屋は天井も高く(270cmぐらい?)間接照明もおしゃれ!(お部屋のスイッチ類も上質でした!)
部屋によっては洗面所に「ダブルボウル」仕様!共働きの「パワーカップル」の世帯にはポイント高いですよね。
しかし、建具のスペックは特に高級なものは使用されておらず、基本的にどの部屋も似たような製品が使用されています。
お風呂は部屋のサイズにより大きさが違うようですが、最大でも浴槽サイズは「1317」タイプと思われ、40万円〜60万円台の家賃の部屋でもそれほどスペックに差がないのは残念に感じました。お風呂のスペックは、2LDK・3LDKタイプはもう少し上のクラスでも良いのではと感じました。
最後は駐車場のチェック・・・をしたかったのですが、あいにくまだこちらは非公開といううことで確認できませんでした。
スペック的にはミドルルーフまたはハイルーフで、 「幅2050mm」、重量制限は「2500kg」 とのことですから、国産車であればほとんどの車種が問題なく駐車可能であり特に不満はなさそうです。
とはいえ、レクサス「LX600」や「ランドクルーザー300系(GR-S、ZX)」といった本格的な大型SUV車は入庫不可ですし(重量オーバ)、輸入車の大型SUVもサイズオーバーで入庫NGなのが残念です。重量2700kgのタイプを準備してほしかったところ。
ただし、セキュリティは完璧ですので、とても安心できますね。
<個人的な総評>
○=レクサスディーラーのイメージを受け継ぐ共用施設
○=高級感ある内廊下
○=おしゃれな壁紙
○=高品質感あるベランダ
○=ゆとりあるトイレ
○=安心のタワーパーキング
△=玄関と廊下が一体化
△=首都高を望む眺望(騒音は若干あり)
?=各階ゴミ出しなし(4階に集約)
?=エレベーターのセキュリティなし(防犯カメラはあり)
?=台所にディスポーザーなし
?=お風呂の仕様が家賃に対し低仕様
・・・ということですでに入居も始まっている、レクサス渋谷上層階の「ザ・パークハビオ渋谷クロス」
レクサスディーラーのデザインを内外装に取り入れた、 日本では唯一の存在といえる存在 と思いますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
気になるお家賃ですが、小さめの部屋であればそれほど驚くほど高額ではありません(月/10万円台)。
余裕のある方にとっては、ビジネスの拠点として、セカンドハウスとしても中々良いのではと思いました。
そして、約5年ぶりとなる、「レクサス渋谷」のリニューアルオープンも待ち遠しいところですね!
*本レポートは予め許可を得た上で撮影を行っております。