2023年08月30日
レクサス新型「RX350h」ついに発表! 燃費が意外!
あわせて2024年モデルへと進化、初年度モデルで多くのユーザーから要望があった Dレンジ時のアンビエントライトが暗い問題が解決となりました。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39554943.html
(*トヨタグローバルニュースルーム 「LEXUS、「RX」に2.5Lハイブリッドシステム搭載の「RX350h」を日本国内に追加導入するとともに、一部改良を実施」より)
新設定の「RX350h」でまず気になるのはなんといっても燃費。
NXと同じパワートレーンを搭載しますが、駆動用バッテリーは「NX」がリチウムイオン電池に対し、RX350hでは、バイポーラ型のニッケル水素電池を使用しているところが大きな違いしょうか。
公表されているWLTCモード燃費の数値を比較すると次の通り。
なんと、 「郊外モード」においては、「NX」と「RX」の差がありません 。
参考に一番下にNXとRXの車両重量を掲載していますが、約180kg〜190kgも「RX」の方が重いにも関わらず燃費が変わらないのは凄い!
しかし、「市街地走行」ではそれなりに燃費の差(2km/L程度)がつくようです。
それにしても、WLTCモードの郊外燃費でリッター20kmを超えるとは・・・!
通勤でほどほどの交通量があるバイパス等をメインに使用される方は、かなり経済的かもしれません。
その他、改良内容はニューリリースの通りで、納車待ちがまだ多数いらっしゃる(特にRX500h/RX350)ため、改良内容は最小限となっています。
先進装備には、納期を短縮するための「レスオプション」が加わっており、特に「ITS Connect」に関しては 居住地域によっては必要性を感じることは少ないため、レスオプションは嬉しいかもしれません。(浮いた金額で、「輻射ヒーター」を付けることができますし)
なお、多くのユーザーから要望がされたと思われる 「アンビエントライト」が減光しすぎる点 に関しては、ついに改善されましたが、「OTA」によるアップデートについて触れていないので、新型NXと同様、すでに納車済の車両(2023年モデル)には不適用のようですね。ほんとはこういうのをOTA対応されるのを皆さん臨んでいると思うのですが・・・
それにしても、フロントドアポケットの照明は点灯しているかどうかわからないほど減光処理されていたので、果たしてどうなったか楽しみです。
一方、ディーラーオプションでも若干の違いが出ています。
待望のホイールロックボルト(&ハブボルトセット)が登場!
発売は「2023年9月」となっていますが、レクサスLCや他車種では「すでに発売されているのでは」、との噂もあります。
このあたりは近日中に確認することといたします。
また、「RX500h ”F SPORT Performance"」のメーカーオプションホイール(110,000円)が、ディーラーオプションとして登場。
価格は「399,300円」。さらにここから交換工賃も2.5万円前後はかかるので、結構コスト高です。
しかももともと設定されていた、DOPアルミホイール(タイプB)よりも0.5kg重いのでどれだけの方が選択されるかは未知数です。
ニュースリリースには記載されていませんが、ステアリングフィール、乗り心地の進化など、目に見えない部分のファインチューニングはきっと行われているでしょうが、今回の新型RX(2024年モデル)の改良内容はとてもシンプルで実質的な年次改良は来年度に持ち越し、というイメージですね。
なお、新型「RXシリーズ」は「NX」と比べても納車済の台数はかなり少ないので、2024年モデルがどれぐらい進化しているかを比較・体感するのは難しそうですが、新設定された「RX350h」の市場での評判も楽しみですし、そしてオーダー再開が待たれる「RX500h」と「RX350」の早期オーダー再開を祈念したいと思います。
2023年07月20日
レクサス新型「RX350h」ついに受注開始、価格に驚き?
自動車の生産も以前よりは安定してきたようで、超長期間の納車待ちで受注していなかったクルマが受注再開をするなど動きが見られるようです。
レクサスでも、しばらく受注がストップしていた人気SUVモデル「RX」において2024年モデルとして新規に設定される ハイブリッドモデル「RX350h」 の受注が進んでいるようで、当方のもとにもご契約いただいた方からの情報を頂いております。
(北米レクサス公式サイト https://www.lexus.com/models/RX-hybrid より)
これまでは一部のオーナーに優先して案内が行われていたようですが、つい先日(6月29日頃)からは大々的に受注をしている販売店が多いようです(いわゆる「デイリーオーダー」)。新規に追加設定される「RX350h」以外にも受注を再開しているモデルがあるようですので、新型RX(特に「RX350h」)が気になる方についてはぜひお近くのレクサスディーラーへお急ぎください。
では「RX350h」に関し、いちばん気になるのはその価格です。
<予想価格一覧> (正式発表は7月下旬の模様)
既報通り、日本市場においては 「RX350h」に関しては、当面ラグジュアリー仕様の"version.L"のみ となっているようです。
価格設定も従来のレクサス車からはちょっと想像を超える(?)価格設定となっており、この価格を見て「契約を断念した」、という方の声も聞こえてきています。従来「RX」はコストパフォーマンスに優れるのも人気であった一因であると思いますが、通常のハイブリッドモデルでコミコミ「800万円〜850万円」と考えると、昨今の資源高・物価高を考慮しても、高い印象を受けますね。
なお、販売店の受注枠にもよりますが、現時点では、新設定される「RX350h」に関してはおおむね「年内納車」が可能となっているようです(おおむね4か月前後の納期?)。
なお、「RX350h AWD」については、価格差が「約151万円」とRX350h FFモデルに比べ「約11万円」大きくなっていますが、これは標準装備が充実しているからと考えられます。
※いただきました情報により記事内容を修正しております。
・ドライブレコーダー(録画機能付) 42,900円
・ITS Connect 27,500円
・NAVI-AI-AVS 110,000円
<価格考察〜対NX>
ガソリンモデルである「RX350”F SPORT”」と「NX350"F SPORT"」とでは、 約98万円の価格差 があり、これは「RX」と「NX」の車格差を考えると妥当であり、もう少しRXの価格設定が高くても良いぐらいと思います。
(個人的には100万〜110万円ぐらいの価格差かな、と思っています)
しかし、今回満を持して登場するハイブリッドモデルである「RX350h"version.L"」においては、 「NX350h"version.L"」との価格差が「約140万円(FF)〜150万円(AWD)」まで拡大 しており、これは相当なインパクトがあります。
<価格考察〜対RX450h+>
従来は「PHEVモデル」と「HEVモデル」の価格差は100万円を超えるのが定番だったかと思いますが。 今回の「RX450h+」と「RX350h」では価格差が約76万円まで縮小 しています。
東京都のように、国からの補助金に加え、地方自治体からも補助金が出てかつ「自動車税」も免税(もしくは低減)がある場合は、プラグインハイブリッドモデルの「RX450h+」との実質的な価格差がほとんどなくなりますので、振動の少なさやモーターパワーの力強さなどを考えると「RX450h+」を検討される方も増えるのではと思います。
逆に言えば、それだけ「RX350h"version.L"(AWD)」の価格が割高に見えてしまう、ということになります。
新型「RX350h」は間違いなく、「走行性能、燃費、静粛性、居住性」を備えるモデルで売れ筋となるのは間違いないと思いますが、これだけ価格が高くなると、「RX350」(ガソリンモデル)もしくは車格がアップした「NX」、その他のブランドの競合車に移行するユーザーの方も増えるのではないかと思います。
2023年06月11日
新型レクサス「RX500h」、増産により順番が回ってきましたが・・・
人気のSUV、レクサスNXでは、納車までに1年超〜1年半という方が多い中、新型RXは実質的に1月発売として7か月待ちで納車とは結構早い印象です。
レクサス「RX500h」に関しては、増産されたこともあるようですが、どうやら全国的にキャンセルが結構出ているようで(特に新規枠オーナー枠)、昨今の中古車市場暴落(元に戻っただけとも言います)による転売益目的の方がキャンセルしているのも理由のようです。
もともとの価格が結構高いというのも理由かもしれませんね。
ただし、7月生産、8月納車枠については、以下のメーカーオプションが選択不可でした。
・マークレビンソンプレミアムサラウンドシステム
・デジタルキー
当初は、「マークレビンソン」と「オレンジキャリパーが 」が不足しているとのことでしたが、現在はキャリパーは問題なく、「デジタルキー」が選択不可になっているとのことでした。
ただ、デジタルキーに関しては便利ではあるものの、スマートキーの機能をすべて網羅しているわけではないことと、「NX」でちょっと不可解な話(不具合?)も聞きますので、33,000円を支払う価値があるのかは微妙なところですね。
そんなこんなでまったく予想していなかった「RX500h」ですが、今回は「パス」しました。
といっても、完全にキャンセルではなく、また次のタイミングでお声をかけてもらうようにしました。
その理由は・・・
1)4月に引っ越しして住環境が変わったこと
→仕事で車を使う機会が増えたのでより大型の「RX」サイズが適しているかまだ不安のため。
2)当初予想と異なりRX500hの燃費があまり期待できない (ほとんどEV走行ができない)
→納車された方のレビューを見ると、HEVというよりガソリンモデルに近い印象です。
「RX450h+」や2024年モデルとして新設定が期待できるHEVモデルの「RX350h」の方が自分に合っている感じがします。
アクセルオフでEVモードになかなか入らないのもちょっと想定外でしたね・・・
3)2023年「秋」にも年次改良がおこなわれる可能性が高い
→「RX350h」の追加設定に加え、初期モデルの不満点の改善や、内装のカラーバリエーションや仕様にも変更の可能性があります。
個人的には、今の内装カラーはあまり好みではないのもあります。(インテリアで黒以外の部分がもう少し増えればいいのですが・・・また、ホワイト系が”F SPORT”にないのはやはり残念)
4)実は違う車をすでに1台契約してしまった
→まさか「RX500h」がこんな早く回ってくるとは・・・
というわけで、2024年モデルの「RX」の仕様が分かり次第検討したいなぁと思います。
自分には「NX」サイズがちょうど良いなぁと感じますので、もう少し「NX」と楽しみたいという思いの方が強いですね。(それだけ良い車ということですね!)
2023年04月27日
レクサス新型「RX」(RX500h)助手席同乗レポート!
初のRX500h試乗が、「ワン速タクシー」で光栄です!
【YouTube】クルマ買う系チャンネル「ワンソクTube
レクサス【RX500h納車!】内装・装備など辛口言いたい放題!! NXや新型クラウンと比較! あの人とコラボトーク! | LEXUS RX500h F SPORT Performance 2023
RX500hに関しては、「500」のネーミングが示すように「LS500」や「LC500h」の"マルチステージハイブリッド"との違いが気になっていました。
試乗の機会があればぜひ乗ってみたいとところですが、まずは「助手席」でのちょっとしたレポートとなります。
■EVモードになかなかならない
"マルチステージハイブリッド"との最大の違いはここにあります。
とにかくEVモード走行になかなかならないので、"マルチステージハイブリッド"の弱点ともいえる「静と動」の切り替えによるエンジンの振動やノイズといった煩雑さが低減されているのが特徴です。
しかし、逆にいえば、LC500hに比べてもすぐにエンジンがかかりますので、時速50km〜65km/hぐらいの間で、こまかくアクセルペダルを調整して、EVモード走行をするという、レクサス/トヨタの「THS2」ハイブリッド車得意の走行が難しくなっているようです。
EVモード走行が難しいということで、短距離走行では、WLTCモード燃費を達成することはかなり難しそうです。
今回同乗した範囲では、ハイブリッド車というより、「ガソリン車」というイメージですが、時速80km-100km/hの巡航でどれぐらい燃費が伸びるか楽しみです。現段階では"マルチステージハイブリッド"には燃費の面では及ばないことが想定されます。ここはダイレクト感を得たのとトレードオフの関係でしょう。
■初速が力強く、踏むと速い
アクセルペダルを踏み込んだ際のエンジンサウンドはスピーカーからの調律(アクティブサウンドコントロール)が行われているようですが野太いサウンドと、加速感は、先代RX450hを遥かにしのぎ、ネーミングの「500」には納得させられます。
とはいえエンジンサウンド自体は、「官能的なサウンド」ではないので、力強さは感じますが、音質は好みが分かれそうです。
初速の体感では「LS500h/LC500h」よりも速く、力強く感じられますが、高速度領域の100km/h以上の加速がどうかもぜひ体感してみたいです。
"マルチステージハイブリッド"では、走行シチュエーションや電池残量により、異様にモーターアシストが良い場合とそうでない場合があり、5年乗ってる今でも「なかなか不思議な制御をするなぁ・・・」と感じていいますが、「RX500h」はどのシチュエーションでもアクセルの踏み込み量に応じてしっかりとしたパワーを生み出す印象です。
■サスペンションは少しハード
一般道〜首都高のみの体感では、乗り心地は全体的に良いですが、サスペンションが道路に応じて4輪がそれぞっれ細やかに制御する「上質」という程でもないので、それなりにコツコツ感や衝撃は伝わってきます。RXの性格を考えると、たとえ「RX500h ”F SPORT Performance" を名乗ったとしてもLシリーズに備わるような「コンフォートモード」の設定がぜひ欲しいところです。
幸い、物理スイッチが廃止されていますので、「OTA」で追加するのはそれほど難しくないと思います。
(画面を見ても1つスペースが空いていますし・・・)
RXの性格を考えると、もう少し優しい乗り心地のモードを追加するか、ノーマルモードをもう少しコンフォート寄りにシフトしたほうが良いのではと感じました。
■インテリアの質感は高い
ダッシュボードの素材、ドアトリムのレザーの質感や、天井/ピラー/バイザーの素材など、NXよりも上質なものが使用されており、細かな部分の品質はさすが「RX」というところです。センターコンソールパネルも上質で文句の付け所がありません。
ただし、新型「NX」も上質さや質感は向上しているので、デザインが似ていることもあり、価格さほどの差はないようにも思います。
ただ、内装重視派の当方からすると、上記の「ルーフ/バイザー/ピラー」の素材という、カタログではまったく触れられていない部分にコストをかけているかどうかという部分は所有満足度の向上に寄与しますし、明らかな「車格」があることを感じさせられます。
このことは、「後席アウタードアハンドルLED」や「後席ドアカーテシランプ」という部分にも感じるところです。
■アンビエントライトはやはり暗い
新型「NX」では2022年6月頃の生産分から、アンビエントライトが「減光しない」仕様に改善されていますが、新型RXに関しては初期納車モデルということもあり、「Dレンジ」では減光することもあり、走行中はほとんど照明を感じることはありませんでした。
「RX500h」は前席のドアポケットLEDが備わっていますが、こちらも手を当てないと点灯していることが確認できないぐらいでしたので、ちょっともったいない感じです。華美にする必要はありまえんが、せっかく設定画面で照度調節ができるのですから、もう少し走行時は明るく(減光しない)仕様にしてほしいですね。
なお、新型NX(2023年モデル)を見てしまうと、ドアトリムの大部分がブラックなのは少々地味に感じてしまいます。
ファブリック部分を「レッド」などシートカラーに変更するような仕様もぜひ検討してほしいと感じます。
しかし、「RX500h」の本当の良さは「ステアリング」を握って走行しないと全くわかりませんよね。
大口径の6ピストンブレーキキャリパーやブレーキローター、後輪操舵(DRS)など魅力的な装備を備えるRXですが、ハイブリッドモデルというよりはガソリン車っぽい感じなのは賛否わかれそうにも思います。
従来のレクサス「RX450h」オーナーの方が「RX450h+」を選択するのか「RX500h」を選択するのか・・・?
現時点では"version.L"か”F SPORT”かという選択肢になっていますが、やはり各パワートレーンそれぞれに"version.L"と”F SPORT”が存在して、それぞれ複数のグレードから選択できる、という仕様にしてほしいと感じます。
2023年02月12日
新型レクサス「RX」ついに納車始まる! 社外フロアマット等も登場!
さて、新型レクサス「RX」に関しては少量ながら生産が進んでいるようで、本日、 野生の「RX」を公道で目撃 いたしました。
ナンバーやドライバーの様子をみても、試乗車や広報車ではなく一般オーナーのようでしたので、速くも納車が始まったのだ・・・と思いました。
新型レクサスRXは、NXとはフロントバンパーやグリルが異なるため、「大きなNX」という感じはしませんでした。
ところで、新型「RX」のアウトドアバージョン、そして驚きの「RZ450e」ではなく、 「RZ600e」 が、東京・日比谷の「LEXUS METS…」に展示されていますので、東京オートサロンでじっくり見れなかった方はぜひ要チェックです!
どちらも貴重な展示なので、レクサスSUVファンにはたまりませんね。
▼RZ SPORT CONCEPT & RX OUTDOOR CONCEPT
さて、新型「RX」に関してはまだほとんどカスタマイズパーツがありませんが、フロアマットに関してはすでにラインナップされているようです。
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十分なクオリティを持つ「C2000」シリーズ。複数のカラーがあるのも嬉しいです。
レクサス純正のフロアマットは、前モデルにあった意匠性の高いマットがなくなったので、価格ほどのクオリティの差はないかと思います。
(純正だったら、もう少し内装カラーにあわせたマットを作成してほしいものです・・・)
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鮮やかなインテリアにすることもできますし、この価格であれば、車検時に新品にリニューアルしても良いですね。
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マットの他では、特徴的なリヤのエンブレムの「スモーク加工版」が速くも登場しています。
L E X U S 文字エンブレムのスモーク化はホワイトボディにも似合うと思いますから、個性的なカスタマイズですね。
新型「NX」で装着されていらっしゃる方も見かけますね。
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ところで、新型「RX」でも設定されているディーラーオプションの「バックドアオープンニングガード」を注文してみました。
果たしてレクサス「NX」に装着できるのか、人柱です(笑) 結果は近々レポートさせていただきます。
そうそう、レクサス「NX」オーナーの方は、 LEXUS 開発時公式ブログ(TEAM LEXUS BLOG)も要チェックです。
最新回(1/19更新)では、説明書にもしっかり記載されていない 「ACCカスタマイズ」 に関する内容にも言及されていますので納車済のオーナーさまも要チェックです!
2022年12月21日
新型レクサス「RX350」プチ試乗!〜一般販売枠の抽選雑感
現時点では「NX350h」と「NX250」で早期化されているイメージで、年明けは各販売店では「納車ラッシュ」という状況のようですね。
さて、新型レクサス「RX」は大方「一般販売枠」での抽選が終了。残すはメーカーでの「抽選販売枠(500台)」を残すのみ、でしょうか。
続々試乗されていらっしゃる方が増えているようです。当方も「RX350”F SPORT”」の試乗をしてまいりましたので簡単なレポートを。
まず乗ってすぐに感じたのはNXを更に上回る優れた「静粛性」。
直4ターボエンジンサウンドも、遠くから聞こえるのと、こもり音が消えているのも印象的です。
信号待ちなどアイドリング時にステアリングやフロアが微振動しますが、それほど不快感はありません。
なお、現在は寒い季節なので、信号待ちの途中でアイドリングストップが「強制解除」されるケースが多く、その際の振動は大きめでこれはなかなか改善が難しそうです。
「RX350」に搭載されているトランスミッションはNX350と同じ「8速AT」ですが、「NX350」同様しっかり変速感があるので、ハイブリッドの「NX350h」ではほとんど必要性を感じない「パドルシフト」を積極的に使用したくなります。
ただ、町中の法定速度内の走行では5速ぐらいしか入りませんね。
ボディサイズは明らかにNXより大柄なのに「もっさり」としか感じがなく、ここ最近のレクサス車に共通する、「走る、止まる、曲がる」に雑味を感じません(薄味ともいえるが、それがもはや「味」かと)、重量増で不安だった動力性能も街乗りでは全く問題なく、「RX350」はエントリーモデルという感じがしません。ちょい乗り程度であれば、燃費もハイブリッドモデルとさほど変わりませんし、年間の走行距離がそれほど多くなかったり、都市部のように「ストップ&ゴー」がメインのエリアであれば、無理に高価なハイブリッドモデルを選択しなくても十分という印象です。
なお、「ドライブモードセレクト」の変更はわかってはいたものの、実際運転中にはやりにくかったです。
特に「RX350」や「RX500h」といったパフォーマンス寄りのクルマを選択される方は、ドライブセレクトモードの使用頻度も高いのではと思いますが、(体格やドライビングポジションにも依りますが)そもそもモニタにしっかりと手が届きにくく、タッチ時に「前傾姿勢」になりがちなので、運転中の操作は危険です。 画面の「右側」にタッチポイントがあればまだいいのですが 、画面の「左〜中央」にあるので、当方としては操作しづらかったですね。
「右」ステアリングスイッチに割り当ててもいいのですが、一度「ページ切替」をしないと選択できないのが面倒です。(エンジン始動時にリセットされてしまうので、メモリー機能でもあればいいのですが・・・)
また、「音声認識機能」の認識率を上げて、音声切り替えを可能にするとか、使用頻度の少ないステアリングスイッチ「左」に割り当て可能とするなど、「OTA」機能によるアップデートが欲しいと切実に感じました。
なお、展示車では確認できなかった、ルームミラー下「LED」ですが、ヘッドライドオン時に点灯するようで、しっかり確認できました。
夜間に、センターコンソール前部やシフトノブ周辺をほんのり照らしますのでこれはいいですね!おそらく新型「NX」のデジタルインナーミラー装着車にも流用できるのではないでしょうか?
なお、アンビエントライトは、 市販版でも「Pレンジ」以外では「減光」 することが確定です。
ただ、写真のように、「Pレンジ」でドアオープンの状態では、照度MAXの状態では、十分な明るさです。
標準では、照度は「中央」(50%)に設定されているので、暗いと感じる方は「100%」に設定すると良いと思います。
直接光源が見えない仕様なので、輸入車勢のアンビエントライトと比べると明るさは数段落ちますが、これが「行灯」をイメージとするレクサスならではのひかえめな「おもてなし」と考えてよいでしょう。
あとは、 「減光の有無」を設定できれば良い と感じます。
短時間の試乗でしたが、「RX350」の素性の高さをうかがい知る事ができて、基本性能に関しては「何ら不満がない」状態でしたので、さらなるパフォーマンス寄りの「RX500h」が楽しみになりました。
さて、みなさんのコメントやSNSでのつぶやきを見る限り、新型「RX」販売店枠(一般販売枠)の抽選結果については、予想通り、かなりの不満の声が溢れていますね。「抽選方式」では、圧倒的に「落選」される方が多いので、どうしてもこうなってしまいますね・・・
頂いたコメントや、肌感覚では、各パワートレーンとも、 当選倍率は「10倍」を超えているという印象 ですから、多くの方の不満を残すことになってしまっています。特に「RX450h+」の当選者は本当に少数ですね。
通常モデルにもかかわらず、(実質的に)ほとんどの販売店が「抽選販売」にしたことによる様々な影響は、今後販売店とメーカーサイドでも検証が行われるものと思いますが、現状では「当選報告」をされた方が、比較的納得感のある方(YouTuber等のインフルエンサー)が多いように受け止められているようで、「忖度」を疑う意見も見られます。
ちなみに、当方は当選しておりませんのでお含みおきください(笑)
メーカー公式や、某大規模販売会社のようにパワートレーンごとの当選台数をオープンにした上で、 第3者立ち会いのもと、本部で厳正な「抽選」を実施し、実際にクルマを販売するディーラーには当選者のみ報告し、ディーラーの意見は一切反映させない 、という方式は公平ではあるものの、それはそれで 抽選から外れた「有力取引先」や「重要顧客」など、ロイヤリティーの高い層への不満が高まる ことになりますから、限定モデルではない、一般販売モデルにおいて、完全ある公平な抽選を行うのは大変むずかしいのではとも思います。
今回の場合は、準備期間が短かったということもあり、多くの店舗(ディーラー)で、「抽選」がおこなわれたようですが、もともと「一般販売枠」の販売方法は販売店に委ねられているわけですから、抽選枠以外のごく少数の「特別枠」があった可能性はゼロではないかもしれません。
今回の「RX」の販売方法はレクサス車の市販車としては初のケースでしょうから、実験的な意味合いもあったものと思います。その結果として、 「抽選」の「具体的な方法や基準」が明らかになっていないケースが多い のは、今後同様な販売方式を行う場合に改善すべき点と思います。
今は多くの方がwebやSNSを活用する時代ですから、さまざまな情報が入手できる、ということもありますから・・・
ただ、当ブログでもコメントいただきましたが、「今回が初LEXUS」という方や、「プレミアムブランドでないクルマからの代替」という方でも新型「RX」への当選報告をいただいておりますので、 多くの店舗では忖度なく、等しく、公平に抽選されているのではないでしょうか 。
なお、著名な方の当選はおおむね「RX500h」に集中していることから、当選確率をウォッチしつつ、その販売店でもっとも当選確率が高いパワートレーン(一般的には「RX500h」が最も当選確率が高い)に応募し、結果、当選した、ということと思います。
ところで、一部の店舗では「当選・落選」という形式ではなく「商談順番」を決める抽選を実施している店舗もあるようで、このケースの場合は、新型「NX」と同様、順番が後ろの方になる方は、2023年モデルでの購入ができず、「2024年モデルでの商談」となる可能性も高く、結局「NX」のときと販売方法はほとんど変わらないことになりますね。ただ、こちらのほうが「順番が予め分かる」ということで、「落選」というよりは納得感があるのかもしれません。
とはいいつつも、今後も同様の「抽選販売」が続くようであれば、レクサス販売店の一般枠について、以下のように人気のマンション・住宅販売でよく採用されているように、 優遇倍率を付けて、「公開抽選」するのであれば多くの方の不満は解消するのでは ないかと思います。(条件はあくまで「例」)
抽選にかかる時間・コストなどは発生しますが、資産価値がある程度見込まれる、コミコミ1000万円級のクルマということを考えるとこのようなことも検討いただくと良いのかな・・・と感じました。
<優遇倍率の一例> (重複加算あり)
・現行RXオーナーは優遇倍率+1倍
・レクサスオーナー歴5年以上は優遇倍率+1倍
・レクサスオーナー歴10年以上は優遇倍率+2倍
・レクサス車契約台数累計3台以上は優遇倍率+1倍
・レクサス者契約台数累計5台以上は優遇倍率+2倍
・支払方法が提携ローン、残価設定の場合は優遇倍率+2倍
・ディーラーでの下取りありの場合は優遇倍率+1倍
・新型NXを契約・保有していない場合は 優遇倍率+1倍
さて、新型「NX」が比較的早い段階でサイレント改良が行われているように、新型「RX」に関しても、早い段階で「RX350h」の追加や仕様変更が行われる可能性もありますので、今回惜しくも「一般販売枠」の抽選に漏れた方は、今後の増産(追加販売案内)に期待し、幸いにも今回当選された方にしっかりとインプレッション、そして販売店やメーカーにフィードバックいただき、それまでの間に新マルチメディアシステムの改善や不具合改善などが進み、「新型RX」が熟成されることを祈念するばかりです。
2022年12月19日
新型レクサス「RX」T-SITE 「モーニングクルーズ」!レクサス開発陣も参戦!
前日のワールドカップサッカー中継(ブラジル×クロアチア戦)を見てからの参加だったので、起床がしんどかったですが、新型「NX」は幾多ものセーフティシステムでサポートしてくれますので、なんの不安もなく、無事に午前7:15分頃到着できました。
会場には、すでに「新型RX」(RX450h+、RX500h)を始めとして、歴代レクサス車(日本では「ハリアー」として販売していたRXも含む)が勢揃いしていました。
RX450h+はボディカラーは「ディープブルーマイカ」
内装色はついに見れた「ソリスホワイト」!これが実に良かったです!
ドアトリム上部のファブリックと、オフホワイトのレザー、そしてダークセピアのレザー巻アームレストと、そして下部ドアトリムはブラックという、パーツごとに色合いが異なる、まさにレクサスという内装で、参加メンバーの方からも「これはいいね!」という声が聞こえていました。
確かに若干汚れは目立つかも知れませんが、ルーフの色も明るいですし、室内が広く見える効果もあります。
”F SPORT”モデルと異なり、"version.L"系はシートの「肩口」、「サイド部分」とスエード部分の面積が広いので素材の違いが楽しめるのもいいですね。
「ソリスホワイト」のインテリアカラーの開放感は魅力的ですね〜
リヤシート。
ブラックの内装もそうでしたが、スエード部分とセミアニリン本革の部分の色の違いが「ツートンカラー」のように見えるのも美しいと思います。
ただし、マークレビンソンオーディオ非装着車の場合は、リヤドアトリム上部のファブリック部分に、「スピーカーグリル」が鎮座するので、ここの質感はもう少し気を使ってほしかったところです・・・
この部分が「e-ラッチ」やパワーウィンドウスイッチ加飾のような金属調塗装であれば、かなりいい感じあったのですが・・・
とはいえ、全体的な質感はさすが「RX」で、レクサス「NX」では不満に感じていたドアトリムの質感などは満足度が高いです。
相変わらず、ドア開閉時のアームレスト部分の質感もとても良いですし。
もう1台の「RX500h」はなんと、TRDのフルエアロパーツ付きと貴重なものでした。
TRDのかっこいい鍛造ホイールも装備しており、魅力的な1台でした。控えめに言ってもかっこいいです(笑)
今回のRXはブラック比率が高そうですね〜
「スピンドルボディ」もブラック系なので違和感はありません。
しかし、TRDの21インチ鍛造ホイールはとてもスポーティでカッコいいです。これを到着した特別仕様車があるといいなぁ・・・
このボディカラーとホイールなら、キャリパーは「ブラック」のままでもマッチしますね。
され、午前8時頃になりますと、いよいよレクサス開発陣の登場です!
メディアでも同じもの、レクサスインターナショナル デザイン部長の「須賀厚一」氏と、デザイン担当の「平井望美」氏、そして新型RXチーフエンジニアの「大野貴明」氏が登場、新型レクサスRX開発についての思いを来場者に語りかけていただきました。
多くのレクサスオーナーが熱心に開発陣の話に傾聴していました。こういう機会はなかなか無いですからね〜
ハリアーを含め、すべての「RX」を乗り継がれていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
新型「RX」の開発には相当なプレッシャーがかかったとのお話、そしてメディアでも語られている「スピンドルグリルをぶっ壊せ」事件はデザイン変革の大きなきっかけになったそうです。
レクサス「RX」以外にも多くのレクサスオーナーが来場されていました。
係員の方の誘導によりおおまかに車種別に駐車されており、新型ISが意外に多かったのが印象。
反面、「GS」や「HS」、「CT」といった現在販売終了となった車種は少なく、ちょっと偏りがあった印象です。
驚いたのが、国内限定60台の「LC500 Convertible”Stractural Blue"」が2台もいらっしゃったことです。
うーん、うらやましい、、、本当に格好良かったです。ホワイトインテリア好きな当方としてはたまらない仕上げです。
新型NXは思ったよりも台数が少なめ・・・
まだまだ納車待ちの方も多いですから、現在急ピッチで進む国内向け生産の拡大に期待です!
レクサス開発陣の方も積極的に来場者とコミュニケーションを取っていただき、イベントの最後は皆さんで記念撮影もあり、あっという間の2時間少々の健全な「モーニングクルーズ」でした!自宅に帰宅しても、まだ午前10時〜11時というのが早朝イベントの魅力でもありますね。
イベント終了後、多少時間があったので、大野チーフエンジニアや開発陣の方には新型「RX」に関する今後の要望等(皆さんから頂いたコメント等での要望も含め)厚かましくも、数々お話させていただきました。
当方としてはまだ新型RXには「未試乗」でしたので静的質感を中心に、以下の気になる点について言及させていただきました。
・RX450h+への”F SPORT”の設定を
・RX500hへの「助手席シートポジシヨンメモリ」、「クッション長可変シート調整」の追加
・アンビエントライトの「減光処理」の廃止または「減光有無設定」の追加
・ドライブモードセレクトスイッチのステアリングスイッチの割当の改善
・「ヘーゼル」など人気のタンカラー設定の追加
・”F SPORT”への「ホワイト系」内装の追加
・インテリアパネルの種類、”F SPORT”へのアルミ系パネル以外の追加 など
販売現場からは相変わらず「売るクルマがない」という悲痛な声が聞こえてきますし、新型「RX」は大多数の方が欲しくても買えず「落選」(たまは長期の納期待ち)となっている現状で、モチベーションダウンしている方も多いと聞きます。
しかし、開発陣の方も一日も早く「RX」を始めとする人気レクサス車種を我々ユーザーに届けることができるよう、活動されていらっしゃるとのことでしたので、今後の「RX350h」の設定やグレード、内外装カラーの拡充など、今後の改良にも期待したいですね!
*開発陣の方の写真は掲載許可をいただいております。
早朝の清々しい空気と気持ちの良い天気、そして車好きの方が集まり、10数年ぶりのレクサスオーナーさまとの出会いや、普段ブログやwitter等でやり取りさせていただいている方との交流など、オンラインでは得られない楽しみも多かったです。
このような場を企画いただきました、代官山「T-SITE」およびトヨタ自動車/レクサス関係者の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
2022年12月11日
レクサス新型「RX」一般枠の抽選は大方終了、そしてレクサス「NX」増産が進んでいるのか?
多くのレクサス販売店では11月末でレクサス新型「RX」の「一般販売分(オーナー枠を含む)」の抽選を締め切っているようで、当選発表待ちと言う方も多いのではないでしょうか?
全国的に見ても、PHEVモデル「RX450h+」は生産台数の少なさも影響し、競争倍率がとても高いようです。
そして、コストパフォーマンスに優れるガソリンモデル「RX350」(”F SPORT”、"version.L")の人気も高く、こちらも10倍以上の倍率がついていることが多いようですね。そして、意外にも「RX500h」”F SPORT Performance" が一番倍率が低く、結果的に当選確率が高かったようです。(東京エリアでは「5倍程度」と最も当選確率が高かったようです)
SNS上では「当選報告」も結構見られますが、 圧倒的に落選者が多いのは言うまでもありません ので、顧客に対するフォロー体制が本当に求められると思います。
新型RXは「限定モデル」でもありませんし、今後の販売方法も示されていませんので、「落選者」からすると不安や不信感で大変残念な気持ちで一杯であることは想像に難くありません。(販売会社に販売方法を委ねている以上、「公平な抽選」であってもどこかで「忖度が働いているだろう」と思ってしまうのはしょうがないことかと思います)
さて、幸運にも当選された方は、続々と販売店でご契約された方もいらっしゃるようで、いくつかもコメントや情報をいただいておりますが、本当に待ち遠しいですよね!また、各販売店では「試乗車」の配備が始まっているようで多くの販売店では12月中旬ごろまでは試乗車の配備が進むのではないでしょうか。
新型「NX」でも、試乗車の配備が始まると「NX450h+」の評判(静粛性の高さ、モーターパワーの力強さ)が一気に高まったように記憶していますが、レクサス「RX」ではどうでしょうか?
海外でのモータージャーナリストによると 「RX450h+」押しの方と「RX500h」押しの方で評価が別れていたようですし 、その後のチューニングや日本市場向けセッテイングでどう変わっているのか、試乗が楽しみです!
さて、「RX」と並ぶレクサスの主力車種に成長した「NX」は新モデル発売以来、深刻な納期待ちが続きますが、 11月に入ってから「納期確定連絡」をいただくことが増えております 。
今週末に「ご契約・納車一覧」を更新させていただきますが、納車日が「前倒し」となるケースも出てきているようで、もともと噂されていた「日本向け割当」を増やしているのは本当のようです。これは大変嬉しい!
▼産業新聞(web)
https://www.japanmetal.com/news-t20221125123055.html
86万台とされる国内向けバックオーダーの解消に向け、輸出向け生産を国内向けに振り向けることについて言及
▼【全社緊急課題】長納期をトヨタ労使が徹底議論
心のどこかで「そうはいっても部品が来ないから」という気持ちがなかったかというところは一人ひとりが胸に手を当てて考えてやるべきことに全力で取り組んでいくことが重要です という発言が上記動画のラスト周辺にありますが、そういった気持ちで生産に携わっていただいているのは、我々ユーザーには嬉しいですね!
新車発売から1年経過しても未だ納車にならない方もいらっしゃる現状は今しばらく続きますが、解消に向け着実に動いているのではないでしょうか。そして、「NX350h」の納車が進めば、2022年6月から停止されている 「NX」自体のオーダーが再開される可能性 も・・・
そうしないと「RX」で最も販売数が期待できる「RX350h」の追加発表もできませんし・・・
さて、カー雑誌ではこぞって、 レクサスの新型車「TX」 について取り上げているのも気になるところです。
新型レクサス「RX」には3列シート車(ロングボディ)は計画されていないようですから、3列シート車は「TX」(またはLX)ということで日本導入の際はハイブリッドモデル「TX500h」の導入が期待されるのではとの観測です。
なお、海外ではすでに商標登録済であり「TX」の発売は確実ですが、現時点では日本国内での商標登録は確認できないので、少なくともここ半年以内に発表されることはないと考えております。
「TX」が発売されるころには「そういえば、新車購入時に抽選というときがあったよね」と言えるようになっていればいいのですが、続報に期待です!
▼Amazon ニューモデルマガジンX 2023年1月号
ところでレクサス 「RZ」(RX450e)の発売の話 はどうなったんでしょうか?
各地で「RX」を上回るプロモーション活動は行われているのですが・・・
「RX」の抽選結果次第では「RZ」とお考えの方 もいらっしゃると思いますので、「熱が冷めにくい」12月〜1月のうちに発表しないと、レクサスに愛想をつかしてしまう顧客が増加しないか気がかりです・・・
私的にはエクステリアデザイン・およびルトラスエードを多用したシートやセンターコンソール周りなどのインテリアは好みです(ドアトリムの「のっぺり感」はもう少しなんとかしてほしいと思いますが・・・)。
なお、トヨタ「bZ4X」の価格設定が高すぎとの声が多かったようで、契約当初の「申込金」が「77万円」から半額の「38万5000円」に引き下げされましたので、「RZ」も高すぎる価格設定は勘弁してほしいですね。
(リースではなく、一括払いで「RX450h+"version.L"」と同価格帯であれば十分魅力的と考えます)
2022年12月03日
新型レクサス「RX」説明書で発見、いくつかの新機能!
新型レクサス「NX」以降、ご契約者様以外でも「説明書」が閲覧できるようになったの大変うれしいことですね。
今回は、 カタログでははっきりと記載されていない、レクサス新型「RX」の機能 についてざっと取り上げてみたいと思います。
新型RXの説明書は以下から閲覧・ダウンロード可能です。
https://manual.lexus.jp/rx/
では、当方がざっと見て「これは!」と思ったものを紹介させていただきます。
大変入手が困難な「RX」ですが、こういったあまりPRされない、目に見えない内容はなかなか興味深いですよね。
■ハブボルトにゴム製の「Oリング」追加
bZ4Xやクラウンクロスオーバーの発売遅延の要因となった「ハブボルト」。
原因解明の上、対策が施され、新型「RX」の説明書ではなんと冒頭に「ゴム製のOリング」が追加されていることが判明しています。
冒頭に記載されているということは重要度が高い、ということかと思います。
(※新型RX説明書[PDF版]より)
なお、bZ4Xやクラウンクロスオーバーのディーラーオプションカタログでは当初記載されていた、 「セキュリティ付きのロックボルト」(マックガード製)がカタログから消失しています 。同様に、新型「RX」においても記載されていません。
おそらく、現時点では「Oリング」対応のホイールロックボルトの開発が間に合わなかったものと推測されます。(流石に後日追加されるでしょう)
単にゴム製の「Oリング」が追加されているだけのようにも思いますが・・・
レクサスのホイールは意匠性も向上していますし、特にディーラーオプションの鍛造ホイールは高価ですからセキュリティ対策のためにも「Oリング対応」のぜひロックボルトは早々にラインナップしてほしいですね。
以下の写真は、レクサス「IS」のものです。(NXやISでは引き続き設定があるようですが・・・これは「Oリング」がついてないんですかね?)
(※ レクサスIS ディーラーオプションカタログ P9より)
(※新型RX説明書[PDF版]より)
■リヤフォグランプの位置(寒冷地仕様)
RXの駆動方式は大部分が「AWD」ですので寒冷地仕様を選択される方も多いと思います。
リヤフォグランプの位置は画像では「P」です。 (NXとは異なり、テールランプの一番内側)
左右ちゃんと点灯しますが、後続車両には眩しいかもしれませんので、普段の点灯は避けるべきです。
なお、「後退灯(バックランプ)」の位置はリヤフォグの隣の「O」の場所です。
(※新型RX説明書[PDF版]より)
■ワンタッチウィンカー
新型レクサス「NX」と同様、ワンタッチウィンカーが装備されています(5回)
なお、販売店により回数変更が可能と思われます。(3回への短縮や7回への増加など)
私的には「5回」がちょうどよいと思っています。高速道路などでの車線変更の際は操作が迅速に行えるので、大変便利です。
(※新型RX説明書[PDF版]より)
■ワイパーの「ダイレクトスプレー」機能
レクサスのLシリーズのみに搭載されている、 ワイパーブレードからウォッシャー液が噴出する「ダイレクトスプレー機能」 がRXに搭載されているようです。
窓ガラスにウォッシャー液が直接飛び散らないので、ワイパー払拭範囲外や、屋根、フロントドアガラスが汚れないので大変便利です。
この点は「NX」と差別化してきましたね。(NXの数少ない不満点はウォッシャー液が屋根やフロントドアガラスに飛び散るんですよね・・・)
(※新型RX説明書[PDF版]より)
ただし、それと引き換えに、ワイパーがボンネット上部に格納されるようになりましたので、 手動でワイパーを立てるには、所定の操作が必要 となりますので、事前に操作方法を説明書でチェックしておきましょう!
(※新型RX説明書[PDF版]より)
■ヒーター機能付きレーダー専用カバー(寒冷地仕様)
(※新型RX説明書[PDF版]より)
RXからは採用の ヒーター付きエンブレム 。
ミリ波レーダーは積雪で使えなくなることがありますが、「熱線」で雪を溶かす機能が「 寒冷地仕様」に備わりました 。作動は自動とのことですので、降雪地域の方はかなり嬉しい装備ではないでしょうか?
■「測距タイプ」のスマートキーは電池交換方法が異なる
RXから採用の新セキュリティシステムのひとつ「測距タイプ」のスマートキーについては、 電池交換の際のカバーが新しくなっている ことが判明。
なお、電池も 大容量の「CR2450」タイプを使用 しており、従来型の「CR2032」とは大きさも厚みも異なります。「測距タイプ」のスマートキーは電池消耗も激しいのでしょうね。電池交換の際のカバーの取外しが簡単になったのは嬉しいです。
(※新型RX説明書[PDF版]より)
■顔認証システム
「マイセッティング」で、ドライバーを認識する方法として「Bluetooth」、「デジタルキー」、「スマートキー」など様々な方法がありますが、新型RXでは、「顔認証システム」も導入されています。ドライバーモニター用のカメラを使用し認識するようですね。
「顔認証システム」が最優先されるので、たとえば、スマホを持っていなくても、かつ主に家族が使用するスマートキーでドアを開けたときでも、「顔認証」が行われれば、最後に自分が乗車したときの設定に変更してくれるのはかなり便利と言えます。あとは、精度がどれぐらいなのか、楽しみですね。
(※新型RX説明書[PDF版]より)
■シフト照明の新設定
レクサスNXでは設定されていなかった、 シフトレバーを照らす「シフト照明」 があることが判明。
どうやら、ドアミラー真下にあるようです。これは嬉しいですね!
なお、「ドアトリム照明」ですが、 フロントのみ「ドアポケット内部」にも設定されます (※RX350”F SPORT”には非装備)
(※新型RX説明書[PDF版]より)
他にもあるかもしれませんので、時間あるときに熟読してみると面白いですよね!
2022年11月27日
新型レクサス「RX」ついに実車見てきました!さすがの迫力!
今回は早速実車を見る機会を得ましたので、短時間でありますが、気になる点をざっとチェックしてまいりました!
前回の「機能詳細編」ブログと合わせてご覧いただければと思います。
▼新型レクサス「RX」ついに発表!「機能詳細カタログ」でチェックしてみよう!
http://www.namaxchang.com/article/493633730.html
今回はグラファイトブラックガラスフレークの「RX350”F SPORT”」と初ご対面!
当方は軽井沢や神戸の実車展示を見ておりませんので、今回が新型RXとは初の対面となるわけですが、まずは「NX」より一回り大きいボディに圧倒されます。
フロントグリル上部も「ブラック」なので、従来のレクサス車のイメージと変わりません。
ただし、グリルのフレームが消失しており、「スピンドルボティ」へ進化しているのは賛否分かれるところでしょう。
ホワイト系ボディカラーは、グリル上部の処理はやはり「違和感」が否めず、気になります。
私も過去所有のクルマはすべてホワイト系ですので、仮に「RX」を購入するのであれば最後まで悩みそうです。
少なくとも実車をみてこの部分について、「おお!かっこいい!!」という印象はありませんでした。
”F SPORT” 目玉の大型フロントブレーキキャリパー!
LCやLS(F SPORT)と同形状の6ピストン対向キャリパは見栄えが良いですね〜
ローターサイズはカタログ上は小さく感じましたが、実車を見ると違和感ありませんでした。
リヤホイール。
ブレーキキャリパはフロントとの落差があるごく一般的な型押しタイプですが、しっかりオレンジ塗装されていました。
空気圧センサー部分や、バルブキャップは「ブラック」が採用されていました。
NXも2023年モデルから、ブラック系のホイールの場合は、ブラックになるんでしょうか?
展示車は”F SPORT”で、カラーは「ダークローズ」でした。
インテリアパネルは新型「NX」と同様の「ダークスピンアルミ」ですが、センターコンソールパネルの広大な面積に採用されていることもあり。、上質感を感じさせます。ドリンクホルダー周りの処理(サテンメッキ+クリアブラック)もいいですね!
展示車には新装備の「輻射ヒーター」が装備されていました。
なお、注意点としては「RX350”F SPORT”の場合は、 助手席前グローブボックスの素材は「樹脂仕上げ」 となります。
"version.L"系や「RX500h」の場合は「革巻き」となります。昔(レクサスISクラスでも)はレクサス全車革巻きだったんですけどね・・・
これは今後登場する「RX350h」でも同様の取り扱いと思います。なお、 ドアポケットの素材も同様の処理です。
助手席ドアトリムについては、”F SPORT”の場合は「シートポジションメモリスイッチ」がありません。(その代わり「小物入れ」があります)
なお、「RX500h」でも助手席のシートポジションメモリがないのは残念です・・・
発表当時から気になっていた、ドアトリム上部の素材を手触りで確認しましたが、毛足が短く繊細な 「ウルトラスエード」ではなく、上質な「ファブリック」でした。 (写真でも拡大すると、若干毛羽立っているのが分かると思います)
また、 「RX350 ”F SPORT”」では、フロントドア「ポケット」のイルミネーションも不採用 です。謎の差別化ですが、これも残念です・・・
なお、イルミネーションの照度は「NX」と同様、明るくはなく、照度最大でも控えめですので、輸入車勢のように昼間でも視認できるものではありませんでした。ここは(LEDの寿命にもつながる点なので)将来的な改善に期待というところでしょうか。
助手席前ダッシュボード上のイルミも上質です。
なお、 「D」レンジなどではしっかり「減光」 します。ここはレクサスブランド間で今後仕様を統一するか、「減光する/しない」を、設定画面から変更するようにしてほしいですね。実車を見た感じですと、減光状態ではせっかくのイルミが穏やかすぎて、物足りません。
新型NXでは2022年6月頃の生産分から減光しない仕様になっているようですから、 RXではそれが反映されていないのはちょっと不思議 です。
インテリアの質感はさすが車格に見合ったもので、ドアトリム、センターコンソールアームレスト、ニーパッド、メインシートなど体に触れる部分の質感は高く、「NX」との違いを感じさせられます。特に、「e-ラッチ」周辺の毎回ドアを開閉する部分の手触りや質感はいいクルマに乗っている感覚が得られます。
ドアを閉めた際の静粛性・気密性もすばらしいですね。
「RX350」では、「おくだけ充電」はメーカーオプションです。(今度登場する「RX350h」も同様と思われる)
レスの場合は、ご覧のとおりかなり広大な(深い)物置となるので、有線充電派の方はわざわざ追加費用を支払装備しなくても良いかもしれません。なお、ちゃんと照明はあります。
センターアームレスト下の収納は大変シンプル(笑)
照明はかなり控えめなので、明るいLEDに換装することをおすすめします(カメラだと結構明るく見えますが、実際はかなり暗いです)
リヤ側をチェックしていきましょう。
リヤドアトリムの質感は文句なしですが、(もともと)ドアポケットの照明はありませんでした。
なお、ドアポケット自体は結構容量があるのでさすがラージクラス!
RXクラスの車格であれば、リアドアポケットの照明はついていて当たり前なので、ここは改善してほしいところです。
簡単に増設できるかと思いますのでDIY派の方はぜひチャレンジしてみてください。
また、後席「足下照明」もありませんが、これもそろそろレクサスの上位車種であれば装備してほしいところですよね。
さて、もう1台は"version.L"系をチェック。
助手席のシートポジションメモリは、"version.L"系ではしっかり備わります。
見た目は結構シンプルです。スイッチボタンの区切り部分に加飾が欲しかったところですね。
ドアトリムの素材は"version.L"系でも「ウルトラスエード」と思っていたのですが、カタログ上にはその表記がありませんでした。
実車を見たところ、 やはりウルトラスエードではないようです 。
写真で見て分かる通り、毛足が長く、毛先がうねうねしていますよね。(ウルトラスエードやアルカンターラでは触ってもこういうふうにはなりません)
先入観がなければ全く遜色ない手触りとクオリティ ですので気にしなくても良いと思います。
(普段、LCやLSでアルカンターラやウルトラスエードの手触りになれている方は気になるかもしれません)
要望として、経年劣化に備えてこの部分だけ(ドアトリムのファブリック部分)交換できるような仕様になっていれば良いのですが・・・
ドアトリムのアンビエントイルミネーション。
「間接照明」そのものであり、結構控えめな印象です。でもとてもきれいにインストールされているのはさすがです。
正直なところ、海外動画や広報資料画像のイメージのように、もう少し明るいと思ってました・・・
なお、運転席の右前にもさりげないアンビエントイルミネーションが・・・これは嬉しい!
"version.L"の前席シート。
セミアニリン本革のため、大変柔らかく、座った状態でもとても快適です。
なお、サイド部分ですが、こちらもウルトラスエードではなく、ファブリックでしょう(シート部分のファブリックはもともと毛足が短いので、言われないと気づかないレベル)
助手席サイドのシートポジションスイッチも"version.L"系の優れた装備ですよね。
"version.L"の本杢目ステアリング(アッシュ[オープンフィニッシュ/墨ブラック])
レクサス「RX」以上の車格になると備わる本杢目ステアリングはやはり"version.L"の特権という印象です。
(私的には、NXやISでも"version.L"は本杢目ステアリングで良いのではと思うんですけどねぇ・・・)
ラゲージ。
ラゲージ左右には荷室内を照らすLEDが設置されているのですが、NXのようなむき出しのLEDではなく、しっかり乳白色のカバーされた大型のLEDが設置されていました。これは嬉しいですね。NXのものも十分な視認性がありましたが、RXは更に明るいです。
ラゲージドア。
こちらも「NX」ではトリム内に穴が空いており、後ろからLEDで照らす型式でしたが、しっかりと乳白色のLEDライトが埋め込まれていて車格感を感じさせます。こういうところは共用してくるかと思ったのですが、嬉しい方向に「差別化」していますね。
なお、キーは プレミアムタイプではありませんでした。(UX、ES、NXと同じ)
なお、新機能のセキュリティ対策である、「測距対応」かどうかは見た目ではわからなそうです。
NXと異なり、なかなか順調に展示車・試乗車が流通しているようですが、販売店での「一般販売」は予約受け付け期間が短い(各販売会社により異なります)ということもありますので、気になる方は 「購入条件」を十分確認したうえで、販売店に訪問される のがよろしいかと思います。
※既存レクサスオーナー枠でも 「(レクサス車の)下取り必須」、「現金購入不可」という販売条件を設けているケースがあります ので事前確認が必要です。
2022年11月23日
新型レクサス「RX」ついに実車見てきました!さすがの迫力!
今回は早速実車を見る機会を得ましたので、短時間でありますが、気になる点をざっとチェックしてまいりました!
前回の「機能詳細編」ブログと合わせてご覧いただければと思います。
▼新型レクサス「RX」ついに発表!「機能詳細カタログ」でチェックしてみよう!
http://www.namaxchang.com/article/493633730.html
今回はグラファイトブラックガラスフレークの「RX350”F SPORT”」と初ご対面!
当方は軽井沢や神戸の実車展示を見ておりませんので、今回が新型RXとは初の対面となるわけですが、まずは「NX」より一回り大きいボディに圧倒されます。
フロントグリル上部も「ブラック」なので、従来のレクサス車のイメージと変わりません。
ただし、グリルのフレームが消失しており、「スピンドルボティ」へ進化しているのは賛否分かれるところでしょう。
ホワイト系ボディカラーは、グリル上部の処理はやはり「違和感」が否めず、気になります。
私も過去所有のクルマはすべてホワイト系ですので、仮に「RX」を購入するのであれば最後まで悩みそうです。
少なくとも実車をみてこの部分について、「おお!かっこいい!!」という印象はありませんでした。
”F SPORT” 目玉の大型フロントブレーキキャリパー!
LCやLS(F SPORT)と同形状の6ピストン対向キャリパは見栄えが良いですね〜
ローターサイズはカタログ上は小さく感じましたが、実車を見ると違和感ありませんでした。
リヤホイール。
ブレーキキャリパはフロントとの落差があるごく一般的な型押しタイプですが、しっかりオレンジ塗装されていました。
空気圧センサー部分や、バルブキャップは「ブラック」が採用されていました。
NXも2023年モデルから、ブラック系のホイールの場合は、ブラックになるんでしょうか?
展示車は”F SPORT”で、カラーは「ダークローズ」でした。
インテリアパネルは新型「NX」と同様の「ダークスピンアルミ」ですが、センターコンソールパネルの広大な面積に採用されていることもあり。、上質感を感じさせます。ドリンクホルダー周りの処理(サテンメッキ+クリアブラック)もいいですね!
展示車には新装備の「輻射ヒーター」が装備されていました。
なお、注意点としては「RX350”F SPORT”の場合は、 助手席前グローブボックスの素材は「樹脂仕上げ」 となります。
"version.L"系や「RX500h」の場合は「革巻き」となります。昔(レクサスISクラスでも)はレクサス全車革巻きだったんですけどね・・・
これは今後登場する「RX350h」でも同様の取り扱いと思います。なお、 ドアポケットの素材も同様の処理です。
助手席ドアトリムについては、”F SPORT”の場合は「シートポジションメモリスイッチ」がありません。(その代わり「小物入れ」があります)
なお、「RX500h」でも助手席のシートポジションメモリがないのは残念です・・・
発表当時から気になっていた、ドアトリム上部の素材を手触りで確認しましたが、毛足が短く繊細な 「ウルトラスエード」ではなく、上質な「ファブリック」でした。 (写真でも拡大すると、若干毛羽立っているのが分かると思います)
また、 「RX350 ”F SPORT”」では、フロントドア「ポケット」のイルミネーションも不採用 です。謎の差別化ですが、これも残念です・・・
なお、イルミネーションの照度は「NX」と同様、明るくはなく、照度最大でも控えめですので、輸入車勢のように昼間でも視認できるものではありませんでした。ここは(LEDの寿命にもつながる点なので)将来的な改善に期待というところでしょうか。
助手席前ダッシュボード上のイルミも上質です。
なお、 「D」レンジなどではしっかり「減光」 します。ここはレクサスブランド間で今後仕様を統一するか、「減光する/しない」を、設定画面から変更するようにしてほしいですね。実車を見た感じですと、減光状態ではせっかくのイルミが穏やかすぎて、物足りません。
新型NXでは2022年6月頃の生産分から減光しない仕様になっているようですから、 RXではそれが反映されていないのはちょっと不思議 です。
インテリアの質感はさすが車格に見合ったもので、ドアトリム、センターコンソールアームレスト、ニーパッド、メインシートなど体に触れる部分の質感は高く、「NX」との違いを感じさせられます。特に、「e-ラッチ」周辺の毎回ドアを開閉する部分の手触りや質感はいいクルマに乗っている感覚が得られます。
ドアを閉めた際の静粛性・気密性もすばらしいですね。
「RX350」では、「おくだけ充電」はメーカーオプションです。(今度登場する「RX350h」も同様と思われる)
レスの場合は、ご覧のとおりかなり広大な(深い)物置となるので、有線充電派の方はわざわざ追加費用を支払装備しなくても良いかもしれません。なお、ちゃんと照明はあります。
センターアームレスト下の収納は大変シンプル(笑)
照明はかなり控えめなので、明るいLEDに換装することをおすすめします(カメラだと結構明るく見えますが、実際はかなり暗いです)
リヤ側をチェックしていきましょう。
リヤドアトリムの質感は文句なしですが、(もともと)ドアポケットの照明はありませんでした。
なお、ドアポケット自体は結構容量があるのでさすがラージクラス!
RXクラスの車格であれば、リアドアポケットの照明はついていて当たり前なので、ここは改善してほしいところです。
簡単に増設できるかと思いますのでDIY派の方はぜひチャレンジしてみてください。
また、後席「足下照明」もありませんが、これもそろそろレクサスの上位車種であれば装備してほしいところですよね。
さて、もう1台は"version.L"系をチェック。
助手席のシートポジションメモリは、"version.L"系ではしっかり備わります。
見た目は結構シンプルです。スイッチボタンの区切り部分に加飾が欲しかったところですね。
ドアトリムの素材は"version.L"系でも「ウルトラスエード」と思っていたのですが、カタログ上にはその表記がありませんでした。
実車を見たところ、 やはりウルトラスエードではないようです 。
写真で見て分かる通り、毛足が長く、毛先がうねうねしていますよね。(ウルトラスエードやアルカンターラでは触ってもこういうふうにはなりません)
先入観がなければ全く遜色ない手触りとクオリティ ですので気にしなくても良いと思います。
(普段、LCやLSでアルカンターラやウルトラスエードの手触りになれている方は気になるかもしれません)
要望として、経年劣化に備えてこの部分だけ(ドアトリムのファブリック部分)交換できるような仕様になっていれば良いのですが・・・
ドアトリムのアンビエントイルミネーション。
「間接照明」そのものであり、結構控えめな印象です。でもとてもきれいにインストールされているのはさすがです。
正直なところ、海外動画や広報資料画像のイメージのように、もう少し明るいと思ってました・・・
なお、運転席の右前にもさりげないアンビエントイルミネーションが・・・これは嬉しい!
"version.L"の前席シート。
セミアニリン本革のため、大変柔らかく、座った状態でもとても快適です。
なお、サイド部分ですが、こちらもウルトラスエードではなく、ファブリックでしょう(シート部分のファブリックはもともと毛足が短いので、言われないと気づかないレベル)
助手席サイドのシートポジションスイッチも"version.L"系の優れた装備ですよね。
"version.L"の本杢目ステアリング(アッシュ[オープンフィニッシュ/墨ブラック])
レクサス「RX」以上の車格になると備わる本杢目ステアリングはやはり"version.L"の特権という印象です。
(私的には、NXやISでも"version.L"は本杢目ステアリングで良いのではと思うんですけどねぇ・・・)
ラゲージ。
ラゲージ左右には荷室内を照らすLEDが設置されているのですが、NXのようなむき出しのLEDではなく、しっかり乳白色のカバーされた大型のLEDが設置されていました。これは嬉しいですね。NXのものも十分な視認性がありましたが、RXは更に明るいです。
ラゲージドア。
こちらも「NX」ではトリム内に穴が空いており、後ろからLEDで照らす型式でしたが、しっかりと乳白色のLEDライトが埋め込まれていて車格感を感じさせます。こういうところは共用してくるかと思ったのですが、嬉しい方向に「差別化」していますね。
なお、キーは プレミアムタイプではありませんでした。(UX、ES、NXと同じ)
なお、新機能のセキュリティ対策である、「測距対応」かどうかは見た目ではわからなそうです。
NXと異なり、なかなか順調に展示車・試乗車が流通しているようですが、販売店での「一般販売」は予約受け付け期間が短い(各販売会社により異なります)ということもありますので、気になる方は 「購入条件」を十分確認したうえで、販売店に訪問される のがよろしいかと思います。
※既存レクサスオーナー枠でも 「(レクサス車の)下取り必須」、「現金購入不可」という販売条件を設けているケースがあります ので事前確認が必要です。
2022年11月20日
新型レクサス「RX」ついに発表!「機能詳細カタログ」でチェックしてみよう!
一部の販売店ではなんとか「実車展示」が間に合ったようですが、多くの店舗では、展示車・試乗車はもうしばらく(といってもそれほど長くない)待つ必要があるようです。週末に配備される店舗にはお客さまが殺到しそうですね・・・
(※トヨタグローバルニュースルーム https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37367329.html より)
以前から噂通り、レクサスとしては初となる販売方法を採用し、「抽選販売枠」と「一般販売枠」に分かれていることが大きな話題となっています。
■「抽選販売枠」・・・レクサスと取引がない方が対象で、所定の条件を満たす必要がある(フルオプション、割賦契約・リースなど)
■「一般販売枠」・・・各レクサス販売会社(またはディーラー)による販売枠で、それぞれの販売会社により販売条件が異なる。
<抽選販売枠の条件>
(※レクサス公式サイト https://lexus.jp/models/rx/features/specialoffer/ より)
ここでややこしいのが、「一般販売枠」の中に 「レクサスオーナー枠」と「新規オーナー枠」 があり、それぞれ購入条件が異なるということでしょう。また、販売会社により販売条件が異なるので注意が必要です。
推測するに、 「レクサスオーナー枠」であっても「現金購入不可」や「下取り車必須」という販売形態を採用する販売会社もあるものと思います 。抽選参加の場合は、規約をしっかり確認するなど、のちのちのトラブルとならないよう注意が必要でしょう。
「一般販売枠」でもとんでもない多くの方の申込みがあると思われますので、結局「一般販売枠」ものすごい倍率になるのは必死です。
(SNS上では、すでに「数十倍だ」との声も・・・)
とはいえ、「NX」のような「いつ納車になるかわからない」という状態で、延々にご契約者さまを待たせるわけにもいきませんので、購入にあたり一定の制限や販売台数の上限を設けるのはやむをえないのでしょうね。
日本市場においては月間でわずか「700台」が目標台数のようで、相当少ない数ですが、レクサスの世界シェアの割合に占める日本のプライオリティの低さからするとやむを得ないのでしょうね・・・
さて、まずは価格について。
当ブログでも事前に価格予想をしておりますが、その結果も含めあらためて一覧化してみました。
(なお、当方の失念により、「RX350 AWD "version.L"」が漏れておりましたので今回追記しております)
おおむね良い線はいっていたと思うのですが、フラッグシップの 「RX500h」については20万円も差があった のは読みきれませんでした・・・
今回は”F SPORT”であっても「3眼フルLEDヘッドライト」や「ブレードスキャン式AHS」が標準装備というのはトピックスです(このせいで価格が上乗せされているとも言えますが)
個人的には「クラウン・クロスオーバー”RS”」に比べると、「RX500h」はちょっと高価な印象があります。(とはいえ、実質的にこれが仮に「920万円」などより高価でもほぼ売れ行きには影響が無いのでしょうね)
価格については、「 RX350」の”標準”や「RX350h」(2.5LHEVモデル)についても公開されるかと思っていたのですが、これが未公表だったのも予想外 でした。もっとも、レクサス「NX」との価格帯がかぶらないようにする、という意味ではまだ「非公開」のほうが良いという判断なのかもしれませんね。
さて、まずは公式サイトで公開された、デジタルカタログ( 「機能詳細カタログ」 )でポイントをチェックしていきたいと思います。
以下、特に断りのない限り 「 機能詳細カタログ 」のページ番号と画像でコメントさせていただいております。
ニュースリリースでは詳細がわからないことも結構多く、なかなか読み応えがあります!
■「RX500h」専用MOPホイール 【P23】
NXのように、もう少し安価なオプション価格かと思いきや、なんと「110,000円」(10%税込み)の追加価格・・・これは迷いますね〜
鍛造ホイールでもないのに追加価格が10万円超はなかなか悩ましいところです。標準ホイールに比べ「軽量化」されているのであれば価値はありそうですが・・・
■後席分割可倒式シート(電動リクライニング&電動格納/ベンチレーション機能付) 【P30】
新型NXでは見送られた「 電動リクライニング」機能と「ベンチレーション機能」が備わ るのは嬉しいところ。
「RX500h」でも標準装備というのは驚いた方も多いのではないでしょうか?従来ですと"version.L"系には標準ですが、”F SPORT”系にはオプションもしくは装備不可、というのが一般的かと思いますので。
なお、画像では、リヤドアトリムの照明が結構目立ちますね!(実車でもこれぐらい明るいといいのですが・・・)
■インテリアイルミパッケージ は「注意点」あり! 【P31】
NXよりも範囲の広いアンビエントイルミネーション(インテリアイルミパッケージ)ですが、 注意点として「RX350」の”F SPORT”では、フロントのドアポケットにはイルミが装着されません。 この点は要注意です!(おそらく配線は来ているのて、装着すれば点灯するのではと思いますが・・・)
なお、未発表ですが「RX350」の”標準”グレードも同様と思われます(もしくは「インテリアイルミパッケージ」が非装着の可能性)
■レーダークルーズコントロールに「音声認識機能」対応 【P37】
意外な装備として、 「音声認識」による設定車速と車間設定を変更できる機能 がついたそうです。
ただ、現状の(NXの)あのショボすぎる、ほとんど役に立たない音声認識能力で、果たしてストレスなく認識できるのでしょうか・・・正直これは疑問ですが、「OTA」でどんどん認識率が高くなることをぜひ期待します!
■ ドライバーモニター機能 【P41】
第4世代LEXUS初装備となる、ドライバーモニター機能。かつてレクサス「GS」などにもついていた機能ですが、大幅に機能アップして登場です。特に、 「ドライバー異常時対応システム」と連動して、早期警報を行う のはありがたいですね。
あとは、「誤認識」によるエラー表示が煩くなければよいのですが・・・
■ 渋滞時支援のアドバンストドライブを標準装備! 【P46】
海外仕様ではオプション装着のアドバンストドライブ(渋滞時支援)が標準装備というのは大きなトピックスです。
上記の「ドライバーモニター機能」と連動して支援してくれるものですから、かなり期待ができそうです。
■ あおり対策?「周辺車両接近時サポート(録画機能・通報提案機能) 【P50】
なにげに新機能!後方車両が非常に接近した際に、 自動的にドライブレコーダーに証拠を録画し、ヘルプネット経由で通報できる という凄い機能がついています。これには驚きです!(もちろん使いたくはないですけどね・・・)
今後のレクサス車には標準装備されるとすると、大きな安心材料になりますね。
■ 2次被害拡大防止!「セカンダリーコリジョンブレーキ」(停車中後突対応) 【P52】
こちらも新機能!走行中に、不幸にも 追突されそうになった場合に、自動的にブレーキを作動させ、自車速度を減速させ、2次衝突被害の回避・軽減を行う という機能。特に、渋滞の後部で、ノロノロ走行をしているときなどに効果がありそうです。
これは(めったに体験できないと思いますが)万一の際に安心できる機能と思いますので、今後のレクサス車にはぜひ標準装備してほしいですね。
■ 「ITSコネクト」が多くのグレードで標準装備! 【P57】
普及を促進しようとしているのかよくわからない「ITSコネクト」ですが、新型RXでは、 多くのグレードで標準装備 となっています。
採用車種が増えれば増えるほど効果があるシステムですから、いっそのこと全車標準装備でも良いのでしょうが、なんといっても採用されている都道府県が一部(9県)しかないのがネックです・・・
しかし、"version.L"系とRX500hに標準装備というのは素晴らしいですね。
■輻射(ふくしゃ)ヒーターは全車オプション! 【P64】
BEV系車種で採用が進むわずか1分で温みを感じさせる「輻射ヒーター」がRXで 全車メーカーオプション(22,000円)で新設定 。寒冷地ユーザーには特に役立ちそうです。
デザインも極力目立たなくなっているため、積極的に装備したいですね。助手席のパートナーの足元(膝前)を温めるのに大変効果がありそうです。
■ ドライブモードセレクトは改悪か? 【P65】
物理的なモード切替スイッチがついに廃止されたのは大変残念です。(ステアリングスイッチにも設定可の模様)
また、海外市場と同様、F SPORT系であっても、 「SPORT S+」モードが廃止されている のも残念なところです。もっとも、使用していた方はそれほど多くないと思いますが・・・
ちなみに、「コンフォートモード」の設定もないようです。ここは「Lシリーズ」との差別化でしょうか?
■ 「おくだけ充電(Qi)」 上位車種には標準装備! 【P65】
ワイヤレス充電規格「Qi」に対応した置くだけ充電はレクサス車では「メーカーオプション」が一般的ですが、新型RXでは上位車種に標準装備しています。
とはいえ、大容量のスマートフォンの充電には相当時間がかかるので、結局有線接続するケースも多いのですが、標準装備は嬉しいですね!
■ 「1500Wコンセント」上位車種には標準装備! 【P66】
RX450h+とRX500hの価格が高いのは「標準装備」が多いことも理由の一つのようで、一般的にはメーカーオプションとして設定される「 アクセサリーコンセント(AC100V/1500W)が標準装備 されています。しかも、センターコンソールとラゲージルーム内の2箇所ということでかなり便利です。
■ リレーアタック防止?「電子キー測距システム」搭載! 【P71】
噂となっていた、 「新セキュリティシステム」 が新型RXに搭載されます。
少し前に猛威を奮った、「リレーアタック」を防止するため(と思われる) 電子キーとの距離を測定しながら、ドア解錠とエンジンスタートを制限するとシステムが搭載されています。(なお、薄型のカードキーを選択した場合は、この「測距システム」は非対応のキーになるようです)
こんどのトヨタ車/レクサス車の標準機能になるかはわかりませんが、順次対応しそうですね。
これにより、スマートキーを電波が遮断される「ポーチ」や「金属缶」に入れる手間や、その都度「節電モード」に変更する手間が省けそうです。
なお、「デジタルキー」は引き続きメーカーオプション。価格も「33,000円」なので、トヨタブランドの2倍するのは不思議です・・・
■ ついに「ドライブレコーダー(前後方)」標準装備! 【P74】
待望の ドライブレコーダー機能が上位車種に標準装備 、「RX350」にメーカーオプション。
配線露出や社外品の取り付けが不要なのはとても嬉しいですし、14インチディスプレイで画像が確認できるという点も見栄えも変わらず理想的なスタイルです。(データはスマートフォンやUSBメモリに転送可能)
ただ、記録画質は「HD画質」と思われるため、ハイエンドドライブレコーダーのように「4K」相当の記録はできませんし、 常時録画可能時間はおおむね「100分」 ということで、市販の大容量メモリーカードを使用する場合に比べかなり短いので、「風景録画」や「旅の記録」としての副次的な利用には適さないとに注意が必要ですね。
■ "F SPORT”のブレーキローターは現実的なサイズに 【P77】
驚きのフロントに「6ピストンの対向キャリパー」を備える”F SPORT”グレードですが、海外市場でのスペック表ではブレーキローターサイズが「400mm」と紹介されており「レクサスLCやLS”F SPORT”」という高出力車種と並ぶサイズでいかにも「ハイスペック感」がありましたが、新型RXにおいてのローターサイズは 「337mm」と一気にサイズダウンしました (おおむね新型「IS」と同サイズ)・・・
なお、日本市場のみと思われる「オレンジブレーキキャリパー」の設定があるのは嬉しい限りです!
■インテリアカラーには人気の「ヘーゼル」なし! 【P83】
新型「NX」"version.L"系で大人気の 「ヘーゼル」がなんと新型「RX」では存在しません。
ヘーゼルについては”標準”グレード専用カラーの模様ですが、これはなんとも残念・・・今後の年次改良での拡大を期待したいものです。
”F SPORT”の内装色も2色なのは寂しい限りですが、これは海外市場でも同じなのでやむ無しですね。
■オーナメントパネルは3種類 【P84】
”標準”グレードが見送られたことにより、 「ブラックヘリンボーンパターンフィルム」が姿を消しました・・・
F SPORT系のパネルが、新型NXと同様の「ダークスピンアルミ」なのはちょっとつまらないと思います(私だけ?)
それほど質感高いわけでもないですし、金属感もあまり感じられませんし・・・
■実はウルトラスエードは”F SPORT”のみだった? 【P88】
これには驚いたのですが、"version.L"のシートの表記は 「セミアニリン本革」のみで、ウルトラスエードの表記がありません 。
また、「一部ファブリックを使用しています」の文言があるため、 ウルトラスエードを使用しているのは”F SPORT”のみ ということが判明・・・
見た目はわかりませんが、「手触り」が違うんでしょうね〜(触れば分かる)
当然、"version.L"はウルトラスエードを使用していると思っていたのですが、”F SPORT”の価格が全体的に高めなのはそういった違いがあるのかもしれませんね。(ドアトリムはどうなんでしょう・・・ウルトラスエードではないのかな?)
ニュースリリース当初は、あまり「NX」との差がなく、内外装の質感を高め、後席居住性を高めたぐらいかな・・・と思っていたのですが、地味ながら「新機能」の採用もあり、特にセーフティシステムやセキュリティシステムは新型「NX」やクラウン・クロスオーバーと比べても1歩進んだ感じがあります。
その他、細かな「仕様差」や「ディーラーオプション」などお伝えしたい点はありますので、引き続き「新型RX」についてレポートさせていただきたいと思います。
2022年11月13日
新型レクサス「RX」今一度冷静になって考えてみよう。
レクサス新型「RX」はすでに北米では、「RX/2023年モデル」として具体的な仕様やスペックも明らかにされており、あとは正式なカタログ配布と価格発表を待つだけ。レクサスの主力市場は「北米」とはいえ、日本での正式発表がまだなのは少々残念ですね。
日本とは多少装備やグレードが異なりますが、北米版であればすべてのメーカーオプションが公開されていますので、イメージをつけるには十分です。
( https://www.lexus.com/models/RX より)
▼新型レクサス「RX」北米版「主要装備一覧」vol2!日本仕様も近い?(2022/10/5)
http://www.namaxchang.com/article/492161144.html
ところで、SNS上では 一部販売店で「抽選開始済」「予約済」 という情報もちらほら見かけますが、、おそらくごく一部の「単独店舗」ではないかと予測します。(例:1つの販売会社で1つのディーラー運営のみ、といったケース)
単独店舗であれば、他店舗と歩調を合わせる必要もないでしょうから、メーカーの受注開始時期よりも前に内々に「仮予約」(仮申込)といった名目で販売活動を行っている可能性はあると思います。
メーカーからは「車両販売価格」も伝達されていないようですし、殆どの店舗では、 メーカーからの正式発表日以降に予約受注(または予約抽選?)を受け付けることになりそうですから レクサスとしては日本開業時を除き、初のケースになるものと予想します。
( https://www.lexus.com/models/RX より)
よって、 現時点ではまだ「焦る」必要はないのかな 、と思いますし、販売店には結構な数の問い合わせが来ているということですから、現時点ではSNS上の情報を元に店舗に問い合わせるといったようなことは避けたほうがよいでしょう。(仮に先行して抽選予約をしている店舗がある場合、声がかかっていない時点で望み薄と思われます・・・)
また、販売店で新型「RX」のことを聞いても、よほど人間関係がない限り、得られる情報は以下の範疇かと思います。(リップサービスで+αの情報を聞き出せる可能性はあるが、あくまですべて「予定」の範疇でしょう。)
・記者発表は11月のようだが正式な発表日は未定
・従来のような「先行商談予約」はないようだが詳細は未定
・新規オーナー向け(レクサス車を過去に所有したことが無い方)は、メーカーの方で転売防止も含めた「条件」を決めているようだが、詳細は未定
・既存オーナー向け(現:レクサスディーラーの正規オーナー)の販売方法、購入条件は決まっていない
(台数は「相当に少ない」かつ暗に「抽選では?」と示唆されるケースが多い模様)
・すべての車種が同時に発表されるかわからない
(特に「RX350h<2.5LHEV>」は発売が遅れるのではと示唆されるケースが多い模様
( https://www.lexus.com/models/RX より)
日本におけるレクサス「RX」オーナーはかなりの数がいらっしゃると推測され、もっとも保有台数が多いレクサス車と思いますし、レクサス「RX」はモデル末期であっても「月/1000台」の販売が見込める、レクサスの主力車種で、現行モデルも未だに驚異のリセールバリューを誇る、日本車でも屈指の人気車といって過言ではありません。
仮に「抽選」となった場合 (間違いなく抽選でしょうけど)、 レクサス新型「NX」を上回る初期受注が見込めるでしょうから 、既存オーナー分だけでも最低「10,000台」程度の初期受注は見込めるでしょう。仮に、「IS500(特別仕様車)」と同数の「500台程度」が既存オーナー向けの「初年度の割当台数」となった場合の当選倍率は少なくとも「20倍」程度になるのでは・・・と予測します。(「1000台」であったとしても「10倍」で、「ほとんど当たらない」というという意味ではさほど変わらないと思いますが、流石にここまで台数が少ないことは無いのでは)
ということで、どれだけの数が配備されるかはわかりませんが、 仮に各店舗の営業担当者1人あたり1台+α程度(「20台〜30台」程度?)と仮定して、平均25台、おおよそ180店舗とざっくり見積もると全部で「4500台」ぐらい?と楽観的に考えると悲観するほどの数値ではないのかもしれません
( https://www.lexus.com/models/RX より)
しかし問題なのは、既存オーナーであっても、新規ユーザーに対しても 仮に「抽選」としても多くの方が「落選」することになる と思われますので、 販売店としては、その落選の連絡をするだけでも大変 ですし、それによる「不満」、「不信感」も生まれてくるのは火も見るより明らかです。
また、ユーザー層が、趣味嗜好性の高いスポーツカー、スポーティーカーとは異なる、「ファミリーカー(実用車)」であり、 限定車でもなんでもない、一般的な車ということも考えると、反響はレクサス「IS500」の比ではない と思われます。
旺盛な需要に応えることができないレクサス販売店員からの「悲痛な声」を聞いたオーナーの方も多いと思います。
せっかくの「期待の星」であるレクサス「RX」」が逆に販売店やメーカーに対する信頼やブランドの失墜を招くことにならないか 、2005年夏にレクサス日本開業以来、ずっと数々の浮き沈みや新型車の発売を見てきた当方からすると(勝手ですが)本当に不安でなりません。
レクサス販売店ではほとんどの地域で店舗改装も終わって、まさにレクサスブランドのさらなる飛躍はこれからというところ。
つい先日は(2022年10月1日)富裕層が多く住むことで知られる愛知県千種区に「レクサス覚王山」が開業。
人気のチョコレート専門店(「ショコラトリータカス」)をテナントとして併設したり、レクサスコレクション販売ブースを大きく確保するなどでも話題の大型店舗です。
https://www.facebook.com/LexusKakuozan
東京地区でも居住人口および若きパワーカップルが飛躍的に増加している東京・江東区の湾岸部には「レクサス有明」が2023年春に開業予定とのことですが、果たしてこのような新型車の供給が大幅に不足している状態で、順調な店舗運営・販売ができるのかも気になるところです。
これまでのレクサス車の中で最も多くの需要を集める車となりそうですし、どのような販売方法をとっても混乱を招きそうな新型レクサス「RX」。
今後の日本市場での販売割当台数が少しでも増えることに期待したいのですが、そうでなければ、「販売体制が整うまでは日本での発売を見送る」といったことも必要なのではないかと思います・・・が果たしてどうなるでしょうか?
今後も情報入り次第レポートしてまいりたいと思います。
( https://www.lexus.com/models/RX より)
2022年11月03日
新型レクサス「RX」北米版「主要装備一覧」vol2!日本仕様も近い?
日本市場とはグレード展開が異なりますのでご参考程度ですが、共通する部分も多いと思いますので、グレード選択の参考にはなるかと思います。
「標準」と「Premium」の中間が日本での「標準」、「Luxury」="version.L" と解釈するのが良いかと思います。
また、北米では2023年モデル発売時は PHEVの「RX450h+」の設定はありません。
(LEXUS北米サイト https://www.lexus.com/models/RX500h より。以下の画像も同様)
今回はレクサス北米webサイトから判明した「装備一覧表」を当方で(勝手に)日本仕様に解釈して「主要一覧表」を作成しておりますので、内容は市販版と異なります。また誤りがある箇所もあると思いますのであくまで「ご参考程度」として参照いただければ幸いです。
今後、「ver.3」など、日本仕様を想定してさらにブラッシュアップして行きたいと思います。
<本記事は、投稿日から数日間、記載内容をアップデート予定です>
[エクステリア・パフォーマンス編]
注目は、”F SPORT”のエクスリアの差別化と、豊富なアルミホイールの選択肢です。
既報通り、目玉のDRS(後輪操舵)は「RX500h」の専用装備となっています。
なお、ドライブモードセレクトに従来の「”SPORT S" 、"SPORTS S+"」といった区分けがなくなり、 「SPORT」に統一されたこと に注目です!
▼クリック(タップ)で拡大します
特に「RX500h」はボディ同色のロッカーモール&リヤディフューザーなので、他のモデルとは印象が大きく異なります。
なお、RXのホイールは全般的に「どこかで見たような」ホイールばかりですが、全くの新デザインのホイールは「RX500h」専用のようです。
[セーフティ編]
「ブレードスキャン式AHS」は3眼LEDヘッドライトとともに、メーカーオプションなのが特徴。
日本市場では”F SPORT”、"version.L"には標準装備される可能性が高いのでこれは日本と異なりますね。
新型NXとほぼ同じ水準で、渋滞時の運転支援「アドバンストドライブ」が追加されたぐらいです。
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[視界・機能装備]
「デジタルインナーミラー」は日本市場においては 「前後録画機能」 が搭載されると考えられます。
「ハンズフリーパワーバックドア」がオプションなのは日本市場とは明確に異なるところで、これは需要の問題なのですかね?
反面、 ほぼ全車「ムーンルーフ」は標準装備。 「パノラマガラスルーフ」は重量級のRXですが、多くのグレードで装備可能となっているのは嬉しいところ。レクサス「NX」と同様、ルーフレールとのセットで、F SPORTは「ブラック仕様」になります。
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ホワイト系のボディはやはりボンネット先端部分が気になる印象です・・・
[インテリア編]
話題のスピードメーター表示は全車「7インチ」で確定(NXと同じ)
インテリアの素材、ドアトリムの素材が細かく別れていることに注目です。特に 「セミアニリン本革」をトリム素材に使うのはすごい ですね(普通は雨対策で耐久性のある合皮の「L-tex」が一般的)
▼クリック(タップ)で拡大します
「NX」では、マークレビンソン装着車の納期遅延が著しいので、新型RXでも要注意です。
[シート]
シートについては、「後席電動リクライニング」と、「後席シートベンチレーション」、「前席10wayパワーシート」が差別化のポイント。
日本市場とはちょっと異なるかもしれませんね。
▼クリック(タップ)で拡大します
レクサス2023年モデルから新採用の「ソリスホワイト」は少しグレーがかったインテリアで、実車を見た販売店員の中でも評判が良いようです。室内が明るく、広く見えますよね。 "version.L"では「ヘーゼル」が存在しないようですから 、あらたな人気カラーになりそうです。
人気の”F SPORT”での内装色は 「ブラック」と「ダークローズ」の2色 と選択肢が少ないのは残念ですが、ウルトラウエードがふんだんに使用されているのでとても質感が高く見えますね。
[快適装備]
新型NXと異なるのは 「後席専用のエアコン(後席独立)」 が装備されているということで、スモッグセンサーやBEVの「bZ4X」や「RZ450e」でも採用予定の 「輻射熱ヒーター」 もコレに含まれるものと思います。
日本では「輻射熱ヒーター」が必要な場面はそれほど多くないようにも思いますのでメーカーオプションの可能性が高いのではと思います。
ナビディスプレイサイズは以前レポートさせていただいたとおり、日本では全車「14インチ」のディスプレイオーディオPlusを採用と考えられます。
▼クリック(タップ)で拡大します
センターコンソール周りの質感の高さは「NX」の上級グレードという印象ですが、機能的には殆ど変わらないようです。
こうやってあらためて見ると、基本的な装備は「NX」とは大きくかわりません。
主に内装の質感や居住性、積載性をさらに高めてラグジュアリー寄りにしたものが「RX」といえますので、前モデルほど「NX」と「RX」の差別化はないように感じます。
・・・とということは、将来的な「RX」の装備強化の可能性の余地は残されていますので、その点では必ずしも初年度モデル(2023年モデル)に拘る必要はないのかもしれませんが、なんといっても「RX」は世界中のレクサスオーナーが待ち望む1台ですので、需要に全く応えることができないほどの供給量にとどまるのは日本のみならず様々な声が出てきそうですね。
・・・さて、前回のブログでは「IS500」の標準車についても極めて「狭き門」であることをご紹介させていただきました。
当方販売店ではすでに契約者数が「納車枠」を超えているとのことでエントリーはいたしませんので、ミニカーで我慢することとします(笑)
以前紹介した 「IS500」京商製 ミニカー ですが、最安値ショップとして定評のある「ジョーシンweb」にて販売開始です!
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2022年10月01日
レクサス新型「RX」欧州で先行発表!新たな仕様も判明!
欧州に関しても一部市場で価格が公開され、web上でも予約が開始されているなど、欧州市場では新型RXの販促活動が先行して行われています。
https://www.lexus.eu/car-models/the-all-new-rx/pre-order/
そんな中、今回欧州市場で、8月29日付で新型「RX」に関するニュースリリースが公開されました。
日本版のニュースリリースにない情報もいくつかありましたので簡単に紹介させていただきたいと思います。
https://www.lexus.eu/discover-lexus/lexus-news/#lexus-news-hero
https://newsroom.lexus.eu/the-all-new-lexus-rx/
■動物由来の本革素材の使用制限
高級車を中心に、動物由来の本革の使用が徐々に縮小(レザーフリー)しているようで、RXでは一部グレード(日本ではおそらく「標準」グレード)で、シート、ステアリング、シフトノブを中心に、動物由来ではない素材(合成皮革?)を中心とした素材に置換されるようです。
( https://newsroom.lexus.eu/the-all-new-lexus-rx/ より。以下同様)
今までは、”標準”、”F SPORT”、"version.L"どのグレードを選択しても、ステアリング、シフトノブのベースとなるのは「本革」でしたが、これが今後は異なるのかもしれませんね。新型RXでは、人工皮革の「ウルトラスエード」を積極的に採用しているのも、「レザーフリー」の第一歩なのでしょう。
■フェードインイルミネーション
ブレードスキャン式AHSを備える3眼フルLEDヘッドライトには、 「フェードインイルミネーション」 を備えているとのこと。
フェードインなので、点灯の際に「パッ!」とつくのではなく、「じんわり」点灯するのでしょうか?レクサスでは今までに無い表現ですので、新型「RX」ならではの演出でしょうか?
■”F SPORT”のシートは「ブラック」と「ダークローズ」の2色
残念ながら、北米と同様、欧州でもF SPORTの内装色は 「ブラック」、「ダークローズ」の2色のみ のようです。
だいたい3色〜4色から選択できるのがレクサスの魅力ではありましたが、2色はちょっと寂しいですね・・・
■軽量化は細かなところまで
新型RXは従来型より 「90kg」もの軽量化 をしたことはすでに明らかになっていましたが、給油口カバーや、RX450h+の給電ポート付近のパーツを スチールから「樹脂製」に置換する などの取り組みも行われているとのこと。軽量化に関しては、かなり徹底してますね。
■AVSは”F SPORT”に加えてラグジュアリークラス("version.L"相当)にも?
これは嬉しいニュースです!
北米では、F SPORTのみの設定 である減衰力可変サスペンション(AVS)ですが、欧州仕様では、日本では"version.L"に相当する 「Luxury」グレードに標準装備されることが明らかに!
ここ最近のモデルでは、”F SPORT”=AVS、それ以外のモデルにはコンベンショナルなダンパーを使用するのが定番となっていましたが、果たして日本市場ではどうなるでしょうか?
■”F SPORT” のブレーキローターは「400mm」と大型!
21インチホイールと組み合わせられるブレーキローターは「400mm」の大口径で、これはレクサス 「LSのF SPORT」および「LC」と同サイズ! (まったく同じパーツの可能性もあり?)
かなり本格的で、IS500と比べてもかなり大きいものが使用されています。
■RX450h+とRX350hには、新開発のブレーキシステムを搭載
RX 450h+とRX 350hに装備され、ドライバーのブレーキペダルの踏み込みとサスペンションの垂直方向の動きに応じて、 前後のブレーキ力配分を変化させる、新開発のブレーキシステムを搭載 とのこと(ビークルポスチャーコントロール)
これにより、ブレーキ踏み込み時のボディの沈み込みのコントロールなど、乗り心地、車両の姿勢安定性の向上が見込めそうです。
新型RXについてはNXより大きく、重いボディを確実にとめるため、ブレーキシステムにはしっかり手が入っているようです。
■後輪操舵(DRS)は、”RX500h”のみ
新型クラウンクロスオーバーでは、全車「DRS」(Dynamic Rear Steering)を採用していますが、 新型RXに関しては、「RX500h」のみの搭載 とアナウンス。これも北米仕様と同じですので、日本仕様に関しても同様と考えられます。なお、後輪の最大切れ角は「4度」とかなり大きめです。
■トレイルモード搭載!
滑りやすい路面や凸凹道の走行時に車輪のスリップ等を防止するため、タイヤの動きを統合制御する「 トレイルモード」をRXとしては初搭載 !
(新型「NX」ではAWDシステム搭載車にも装着済)
■RX450h+とRX500hのパフォーマンス差は?
北米ではプラグインハイブリッドの「RX450h+」が投入されませんので、「RX450h+」と「RX500h」のパフォーマンスの違いが分かりづらかったですが、欧州仕様では「 RX450h+」は0-100km/h加速タイムが約「6.5秒」、RX500hが約「6.2秒」と発表 。(RX350hは「約7.9秒」、「RX350」(ガソリン)は「約7.6秒」とアナウンス、これらとは明らかな差があります)
■21スピーカーの上級マークレビンソン
「スピーカー数が多い=音質が良い」は必ずしも成立しませんが、クラウン・クロスオーバーの上級グレードが「10スピーカー」、新型NXが「17スピーカー」を備える中、RXでは、より上級の 「21スピーカー」を採用 、北米では「Pure Play」のネーミングが付加され、現行RXマクレビの15スピーカーを大きく超え、ドアトリムにも専用加飾(スピーカー)が加わるなど視覚で楽しむ効果もありそうです。しかし、「納期」には注意でしょうか?
■新構造のパワーシート
「スライド(前後)、リフト(上下)、リクライニング」の位置を同時に調整できる、 レクサス初の新パワーシート調整システム を搭載とのこと。
また、従来の「パワーイージーアクセスシステム」には、乗降がしやすいよう、 シート座面の「自動リフトダウン機能」 を追加とのこと、これはまさに「おもてなし」感がありますね!
なお、レクサスLSには一部のグレードで、シートのサイド部分(土手)の角度を変えたり、エアサスペンションで乗降時に車高を調整する機能がありますが、レクサスRXのシステムは、単純ではありますが、効果がありそうです。
■ドアポケットにもアンビエントライト
レクサス「LS」にはドアポケット周辺を照らすライト(行灯をイメージ)がありましたが、RXでは、 「ドアポケット」 にも、マルチカラーのアンビエントライトを一部グレードで採用との正式アナウンスあり。ドアポケットへのライティングは実用的でもありますし、今後の他車種への展開も期待したいですね。
欧州のニュースリリースで新たに公開された画像でも、特段のサプライズはありませんでしたが、海外市場ではすでにマスメディア・モータージャーナリストを中心とした実車がお披露目、レポートが続々行われております。
新型「RX」に関しての日本仕様の発表も、そう遠くないハズ・・・!予約開始時期・方法は未だに不明ではありますが、これらの情報から、近々なんらかのアナウンスがありそうな気もします・・・発売当初はすべてのパワートレーンは準備されていないかもしれませんが、期待しましょう!
2022年09月04日
新型レクサス「RX」と「NX」主な装備の違いをピックアップ!
「RX」に関しては、マスメディアやモータージャーナリストへの事前お披露目や、先日には九州のサーキット会場(オートポリス)でサプライズ出展されたなど、販売に向けた活動は徐々に行われているようですが、トヨタ「bZ4X」等で生じた「ハブボルト」脱落のリコール問題は未だ解決されていないようで、「クラウンクロスオーバー」もそうですが新型「RX」に関してもその影響を受ける可能性があります。
ハブボルトのリコールに起因する情報は、東洋経済オンラインでも取り上げています。
▼新型クラウンの出ばなをくじいた出荷遅れの正体
https://toyokeizai.net/articles/-/609231
なお、レクサス初のBEV専用車「RZ」(RZ450e)についてもその後の具体的な販売情報(価格・出荷時期・販売方法)が一切出ていないのも不安要素ですね・・・
さて、新型レクサス「RX」に関しては6月1日に公開済の日本版ニュースリリースと、つい先日開示された北米での「プレオーダーガイド」により主要装備やスペックに関しては概ね判明してきましたので、今回は、同ブランド内で比較検討されることも多い レクサス「NX」との装備面での違い をピックアップしてみたいと思います。
従来のレクサス「NX」は車幅が「1850mm以内」でしたので、駐車場の制限で「RX」を断念せざるを得なかった方は多く、ある意味棲み分けができていたように思いますが、新型「NX」では車幅が「1850mm」を超えてきたため、 新型「NX」を検討される方は「RX」と迷われる方が従来以上に多い と思われます。
価格に関しては、例えばプラグインハイブリッドの「NX450h+」とガソリンモデルの「RX350」は価格帯がオーバーラップすると思われますし、100万円〜150万円程度の差であればより上質な「RX」を選択される方も多いと思いますので、ボディサイズの違いはあるものの、「NX」と「RX」で悩む方が今まで以上に増えそうです。
■バイポーラ型ニッケル水素電池の採用
2.5LHEV(RX350h)と2.4LターボHEV(RX500h) には、バイポーラ型ニッケル水素電池を採用。
これにより、NXと比較した場合、特に「RX350h」の加速性能の良さが際立っているように感じます。
(RX350とNX350では、0-60mphタイムに「0.6秒」の差がありますが、 NX350hとRX350hでは「0.2秒」の差に留まり 、これは「電池特性」の違いによるものではないかと推測)
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■後輪操舵(DRS)の設定
「RX」のうち、「RX500h」に関しては、クラウンクロスオーバーと同様、 後輪操舵の「DRS」 を装備。
これにより、特に低速度域ではFR車並みの小回りの良さが期待できます(クラウンクロスオーバーも「5.4m」ですので、同程度を期待したい)
レクサスダイナミックハンドリング(LDH)との違いは技術解説を待ちたいところ。
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■ホイール
「RX」ではほとんどのグレードにて 「21インチアルミホイール」 を装備。全部で6種類も存在するのにも注目!
「NX」では「20インチ」が基本ですから、ワンサイズ異なりますね。
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■足回り
「RX」では、リヤにはダブルウイッシュボーン式から新開発の「マルチリンク式サスペンション」を採用。
なお、現行モデルよりも大幅な軽量化(約60kg)しているとのことで、運動性能の良さにも直結していると考えられます。
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■ブレーキ
「RX」の”F SPORT”には 「6ピストン対向ブレーキキャリパー」 を設定。
ほぼ同じパワートレーンの「クラウンクロスオーバー」には採用されていないので、まさにレクサスRXならではの装備ですね。
問題は、”F SPORT”がどのパワートレーンに採用されるか・・・
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■先進安全装備(Lexus Safety System+)
「RX」では、 「アドバンストドライブ(渋滞時支援機能)」と、「ドライバーモニター」機能が追加 されます。
日本ではメーカーオプションと考えられます。
これは必要ない方も多そうですが、通常より早く警報を出してくれたり、万一の際に備え安心できるかもしれませんが、運転スタイルによっては過剰な装備と感じる方もいらっしゃるでしょう。
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■前席パワーシート
NXは「8way」に対し、「RX」では一部グレード("version.L")では 「10way」 となるようです。
シート座面が前後する「座面のクッション長」が調整できるので快適さが増しますね。
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■ランバーサポート
「RX」では、一部グレードで 「4way」 を採用。「NX」はver.Lのみ4way、その他は他のレクサス車と同様「2way」を採用。
■シート素材
「RX」では、より柔らかく上質に感じる 「セミアニリン本革」 を採用。
■助手席 シートポジションメモリ
「RX」では、 助手席にもシートポジションメモリ が装備される模様
レクサス車でも採用が減っているので、継続採用されたのは嬉しい限りです。
■ルーフ/バイザー/ピラー等の内装素材
「RX」では、手触りの良いファブリック(ベレーザ?)が使用されています。
一方、「NX」では、ザラザラとしてメンテナンス性のよい内装素材が使用されています。汚れを落としやすく、アウトドアユースにも活躍する「NX」と上質感をもつ「RX」との違いと言えますが、こういった部分の違いはコストの違いと言えます。
■本杢目ステアリング
「RX」ではステアリングの一部に「本杢素材」を使用して、ラグジュアリー感をだしています。
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■リヤシート
「RX」では後席にも「ベンチレーション(換気)」機能を追加。
リヤにベンチレーション機能があるのは「LS、LX」などLシリーズのみです。輸入車勢でも採用は少ないですね。
■LEDヘッドライト
NXは一般的なアレイ式のアダプティブハイビームですが、RXは「ブレードスキャン式」のアダプティブハイビームシステムを採用。
現時点ではレクサスでも採用されているのは「ES、LS、LX、RX」のみで、トヨタブランドでは採用がないので、トヨタ/レクサス陣営でもハイエンドのクルマにのみ装備の方針のようですね。
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■後席エアコン
「RX」では後席の 独立温度調整オートエアコン が追加されています。「3-Zone」や「Multi」とも表現されることもありますが、今回のエアコンは単なる送風機能以外の付加機能もあるようです(詳細不明)
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■ オーディオスピーカー
NXは全車10スピーカーですが、RXは 「12スピーカー」 を採用
なお、マークレビンソンオーディオの場合はドアトリムに上質なスピーカーグリルが設置されるなど見栄えの良さもあります。
今回「Pure Play:とネーミングが付いていますので、より音質を高める仕組みが導入されているのでしょうか?
■ウルトラスエードの使用
"version.L"と”F SPORT”には、ドアトリムとシートサイドに、上質な人工皮革、「ウルトラスエード」が使用されています。
従来ウルトラスエードが採用されているのは「LS」や一部の特別仕様車のみですから、特別感がありますよね。
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■ドライブモードセレクトスイッチ
「NX」では物理的なダイヤル式のスイッチがありますが、「RX」では廃止されています。
ただし、ステアリング「右」スイッチに設定できるようなので、これは嬉しいですね!他ブランドでもステアリングスイッチで走行モードを切り替える様式はおなじみですから慣れれば違和感はないでしょう。
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■新意匠のパワーウィンドウスイッチ
「NX」では従来のレクサス車と同様のサテンメッキ加飾入りでしたが、「RX」では デザイン自体が一新され、サテンメッキ部分が拡張 、ボタンも少し大型化しているように感じます。
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■別体型ディスクプレイヤー(CD/DVD)
「NX」ではメーカーオプションにて「CD/DVD」が再生できる「別体型ディスプレイヤー」を装着することができましたが、 「RX」では廃止 されています。
(NXについては2023年モデルからオプション設定が消滅しています)
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■充電専用端子の増加
「RX」では、充電用USB端子を全部で5個備えるなど、「NX」よりも2個増加しています。
デジタルガジェットを多数備える方はありがたいですね。
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■ドリンクホルダー 昇降機能付き
「RX」では前席ドリンクホルダーに関し、現行でも採用されている高さが調整できる「昇降機能」を備えています。深いものを入れる方はいいですね!
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■後席アウタードアハンドルLEDイルミ
「RX」では、リヤ側の外側のドアハンドル下にも足元を照らすLEDランプが備わります。
「NX」では、前席のみでしたので、リヤ席の使用頻度が高いRXでは当然の装備といえますね。
■後席電動リクライニング
「NX」ではボディ剛性確保や振動低減等を目的とし、電動リクライニング機能はありませんでした(倒す、復帰のみ)
「RX」では 電動によるリクライニング も行いますので、上級感がありますね。"version.L"等一部グレードのみと考えられます
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
後席サイドにもスイッチがあるのは嬉しいですね。
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■助手席肩口パワーシートスイッチ
現行「RX」でも装備されていない、 肩口パワーシートスイッチ を採用。"version.L"等一部グレードのみと考えられますが、運転席から助手席のシートの「前後傾」「前後移動」ができるので嬉しい装備ですね。
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
■タッチセンサー式 リヤLED照明
レクサス車でもほとんどのクルマは、リヤ側の照明は物理的なスイッチ式ですが、「RX」は リヤ側のLEDルームランプについてもタッチセンサー式 となっています。
「NX」では物理的なスイッチ式となっています。
■後席ドリンクホルダー、小物入れ
「RX」では 格納式のドリンクホルダーと、小物入れ を備えています。
「NX」では残念ながら一般的なトヨタブランド車とほぼ同様の構造でしたから、この点は不満の方も多かったでしょう。
(※北米レクサスプレスルーム https://pressroom.lexus.com/vehicle/2023-lexus-rx/ より)
■後席リヤドアサンシェード
「RX」では現行モデルと同様、 リヤドアに、手動式の「サンシェード」 が備わります。
やはり「RX」は後席の快適性が重視されていますね。
すきなときに目隠しができるリヤドアサンシェードは高級車ならではの装備という印象があります。
■格納式リヤワイパー
「RX」ではリヤワイパーはスタイリッシュに、上部のルーフスポイラー内に格納されています。
「NX」では一般的な場所に設置されていますので、やはりRXの方がレクサスらしく、洗練されているように感じます。
(※トヨタグローバルニュースルーム「 LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 画像集より)
以上は、ざっと今まで公開されている情報を元にピックアップしてみましたが、まだまだ「NX」との違いはありそうです。
やはり主に 「室内の質感」、「後席居住性の向上」 が中心ですので、「前席中心」であるならば、取り扱いやすいサイズ、そして燃費も良好で、軽快なドライブができる「NX」の優位性もありますので、ニーズにあわせた選択が必要となりますね。
しかしなんといっても「価格」が気になるところです。
対「NX」と同パワートレーンで「200万円」程度の差がある場合は明確な棲み分けができると考えますが、「100万円」程度だと悩ましい選択になるように思います。
スペイン等ではすでに新型レクサスRXの予定価格が公表されていますが、特に フラッグシップの「RX500h」と「RX450h+」の上級グレードに関しては「10万ユーロ超」 と、相当高価に設定されていますので日本市場において、どのような価格設定になるか非常に興味深いところです。
2022年08月28日
新型レクサス「RX」ボディカラーの謎!日本導入カラーはどうなる?
北米仕様のプレオーダーガイドから、北米仕様のレクサス「RX」のボディカラーが明らかになりましたが、6月1日に公開されたワールドプレミアでの画像とは実は違いがありました。
(※北米レクサス公式サイト https://www.lexus.com/newRX より)
なお、主要装備一覧は以下に暫定版をまとめております。
▼新型レクサス「RX」北米仕様の「主要装備一覧」をチェックしてみよう!
http://www.namaxchang.com/article/490328153.html
では、具体的にボディカラーがどう違うかをまとめたのが以下の表です。
左から順に「新型RX(北米)」、「新型RX(日本)」、「新型NX(北米)」、「新型NX(日本)」を並べております。
新型RXのみに絞ると以下の通り
ここからわかるのは、「NX」では、北米と日本では設定されたボディカラーはまったく同じでした。
しかし、 「RX」では、北米と日本ではボディカラーが異なる 、ということ。
なお、上記表の「日本」は、2022年6月1日に公開された画像によるものですので、正式発売のものとは異なる可能性があります。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37367329.html
以下は、6月1日の日本でのニュースリリースでは画像があるが、北米では導入されなかったカラーです。
そのため、日本でも採用されない可能性があるかもしれません(これは現時点ではわかりません)
▼ソニッククロム
(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37367329.html 画像集より)
▼ソニックチタニウム
(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37367329.html 画像集より)
▼ヒートブルーコントラストレイヤリング
(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37367329.html 画像集より)
なお、想定外のボディカラーは「ディープブルーマイカ」。
これは、現行「RX」でも採用されているほか、レクサスの上級車種で採用が多いカラーですが、こちらは「北米」、「日本」どちらでも設定されるものと思われます。
▼ディープブルーマイカ
(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37367329.html 画像集より)
そして逆に日本では導入されるか不明なのが、 「マーキュリーグレーマイカ」と「セレスティアルブルーガラスフレーク」 。
こちらは北米では導入が決定していますが、日本ではどうなるでしょうか?
日本でのボディカラー総数は「11色」とアナウンスされていますので、もし「マーキュリーグレーマイカ」と「セレスティアルブルーガラスフレーク」が日本市場でも導入されるとなると、上記のカラーのうち何かが脱落することとなります・・・
(※北米レクサス公式サイト https://www.lexus.com/newRX プレオーダーガイドより)
日本では、新型「NX」や「IS」でも「ソニッククロム」の人気がかなり高いので、ぜひ「ソニッククロム」はラインナップしてほしいですし、2013年以来、人気を誇ってきた「ソニックチタニウム」の動向も気になるところ。
そして”F SPORT”といえば、「ヒートブルーコントラストレイヤリング」ですから、こちらもぜひ当初予定通り日本市場でも導入してほしいものです。
(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37367329.html 画像集より)
2022年08月24日
新型レクサス「RX」北米仕様の「主要装備一覧」をチェックしてみよう!
(※北米レクサス公式サイト https://www.lexus.com/newRX より)
プレオーダーガイドはコチラから確認できます
https://www.lexus.com/content/dam/lexus/documents/brochures/models/2023/MY23-Lexus-RX-PreBrochure.pdf
プレオーダーガイドは、当然英語ですし、日本仕様では少し馴染みのない語句もあるので、 取り急ぎ、日本風の「主要装備一覧表」を作成 してみました。
もちろん、 日本仕様と北米仕様は異なりますし 、装備にも差がありますので、日本導入時に変更はあるかと思いますが、今まで疑問だった点も幾分判明していますので、今後「RX」をご検討される方には参考になると思います。
なお、現時点では、北米仕様においてはプラグインハイブリッドの 「RX450h+」の設定はありません 。
また、日本でも近年人気が高い”F SPORT”においては、ガソリンモデルの「RX350」と「RX500h」のみの設定で、日本市場での主力モデル 「RX350h」(2.5Lハイブリッドモデル)には、”F SPORT”の設定はありません 。
ただし、北米では「NX350h」にも”F SPORT”モデルの設定はありませんので、日本市場では絶対に設定されない、とまでは現時点では判断できません。
(※プレオーダーガイド P2上部より)
以下、新型レクサス「RX」北米仕様の主要装備一覧表(暫定版)です。
なお、北米仕様では、「標準」グレードのほか、「Premium」、「Premium+」、「Luxury」、「F SPORT Handling」の各グレード(パッケージ)に分かれています。日本市場における新型「NX」の例では従来主力だった 「I Package」の廃止 、 「F SPORT」の装備差別化 が行われましたので、おそらく以下の通りと推測します。
(北米)Premium → (日本)”標準”
(北米)Luxury → (日本)"version.L"
(北米)F SPORT → (日本)”F SPORT”
■パフォーマンス系
ニュースリリースでは、6種類ものホイールの存在が話題になりましたが、その具体的な設定も明らかになりました。
なお、新型NXと同様、減衰力可変ダンパー( AVS)は、”F SPORT”専用 となっています。
■セーフティシステム
安全装備系は、レクサスNXに準じますが、「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」が追加されています。
アドバンストパークはガソリンモデルにも設定があるように見えますが、果たして?
■インテリア、シート
レクサスNXとの差が大きいのはやはりインテリア!
インテリアトリムは 「Ltex」「本革」「ウルトラスエード」 の3タイプに分かれています。
またNXにはなかった「セミアニリン本革」は"version.L"系に装備されていると思われます。
また、後席独立エアコンが標準、おそらく"version.L"系と”500h”には、後席電動シートと、後席シートヒーター/ベンチレーション機能がオプション装備。
NXと同様、マルチカラーのアンビエントライトは、標準モデルには装備されない模様です。
また、RXには10wayパワーシートも"version.L"系で装備されるものと思われます。これは”F SPORT”との差別化になりそうです。
■視界、機能装備
なんと、「3眼フルLEDヘッドランプ」は基本オプション装備です。日本では"version.L"系は標準、それ以外はメーカーオプションとなりそうですね。
スピードメーターは正式に「7インチ」と判明。トヨタブランドでは12.3インチの導入が進むようですが、RXでは不採用です。
また、ヘッドアップディスプレイですが、 「ARーHUD」の採用は見送り が確定した模様。
デジタルインナーミラーは基本的にメーカーオプション。
■マルチメディア、デジタル関係
ナビディスプレイはNXと同様、 「9.8インチ」と「14インチ」 で構成。NXと同様、”標準”グレードは9.8インチと思われます。
オーディオに関しては、 全車「12スピーカー」 を備えており、マークレビンソンは「ピュアプレイ」と呼称される21スピーカーを備える上級仕様の模様。
デジタルキーは全車オプション。置くだけ充電も ”標準”グレード以外は装備されるようですが、日本仕様ではどうなるでしょうか?
そしてどうやら 「リヤエンターテイメントシステム」は存在しない ようです。
■エクステリアカラー、インテリアカラー
ボディカラーにおいては、 新色「ソニックカッパー」 を含む、北米では10色、日本では11色とアナウンスされています。
プレオーダーガイドでは「ヒートブルーコントラストレイヤリング」が記載されていませんが、日本市場では存在するようです。
インテリアカラーは日本と北米は共通で6色。 新色「ソリスホワイト」はESの2023年モデルで先行採用。もう1つの「ダークセピア」はしばらくはRX専用カラーとなりそうです。
衝撃なのはNXでは絶大な人気を誇る「 フレアレッド」が廃止 、そして”F SPORT”、は 2色のみ (ブラック、ダークローズ)ということです・・・
インテリアパネルは4種類存在します。日本仕様においては”標準”が「ブラックヘリンボーンパターンフィルム」、"version.L"が「バンブーと墨杢」 ”F SPORT”は「ダークスピンアルミ」、ということになるんでしょうね。
(※プレオーダーガイド P3上部より)
さて、北米仕様が出てきたことで「日本仕様」の存在もかなりイメージできてきましたね!
今後もレクサスRXの情報はキャッチアップしてまいりたいと思います。
※上記情報は適宜アップデート予定です。
2022年04月29日
ついに路上スクープ レクサス新型「RX」!今年発売は確実か?
今回はレクサスの基幹車種の1つ「RX」の公道スクープ動画について
「Oriba Car channel」さんが公開されています!
フロントおよびリヤのデザインから、これは近々発表予定の「RZ(RZ450e」)ではなく、待望の人気車種「レクサス新型RX」と考えて良さそうです。
【YouTube】新型RX? RZ450e? テストカー LEXUS RX2023 testcar ?@ レクサスRX フルモデルチェンジ 2022
動画から明らかになったのは以下の点。
■NXと同様の「絶壁グリル」
■ウィンカーは3眼(4眼?)の下
■シーケンシャルターンシグナル(流れるウィンカー)は廃止
■スピンドルグリルの柄はNXとは異なり車種専用?
■ストップランプ(ブレーキランプ)はNXとは違い大型
■一文字テールは左右ギリギリまで発光
■フロントキャリパーは大型化?(4pot?)
■ホイールはレクサス初(?)のコンケイブ形状
フロント部はNXに似ていますが、ウィンカーとクリアランスランプの配置がNXと異なるので印象が異なって見えます。
ホイール&ブレーキキャリパに関してはNXとはずいぶん違いますね(より上級感がある)
特に、テールランプに関してはUXの意匠も受け継ぎながら、端っこまで広範囲に光るようで、かなり目立ちそうです。
そしてホイールもかっこいい。
さて、今回、公道で新型「RX」と思われるクルマがスクープされたということは、これで 今後半年以内(程度)で発売となることはほぼ確実 と思われます。
レクサスNXの納期がいまだ長期におよび、2021年8月の初期ご契約者さまにも納車されていない状況で、NXより多くの半導体や先進技術を用いると思われる「RX」の生産がどうなるのかは疑問に残るところですが、この時期に公道走行が行われているということは、発表・発売は予定通り2022年内に行われるものと思われます。
動画・画像提供: Oriba Car channel さん
https://www.youtube.com/channel/UCFUpltT6eVjfh6PAq_fylKQ
さて、恒例のレクサス車の納期に関しては、2022年4月1日現在、以下の通り。
レクサスRX(RX300/RX450h)に関しても納期状況が「要問い合わせ」になったことで、フルモデルチェンジに向けた生産台数はかなり限られているものと予想されます。新たな特別仕様車の設定はありませんので、このまま現行モデルは販売終了、新型へとバトンタッチされます。
昨今の状況を踏まえると、新型「RX」に関しても納期は1年〜2年におよぶ可能性もありますので、関心のある方は今後徐々に公開される情報をもとにぜひアンテナを張っていただき早目のご検討・行動をされるのがよろしいかと思います。
https://lexus.jp/news/info/delivery/
2021年10月31日
新型レクサス「RX」ついに”DIRECT4”採用か!
初採用が「新型NX」、「マイナーチェンジ版ES(ES300h)」、電気自動車「LF-Z」または「RZ450e」では・・・?などさまざまな予測がありましたが、なんと 次期新型「RX」 の一部車種に 「DIRECT4」 が採用されそうだ、との話題が、「ニューモデル マガジンX」で記事化されています。
https://mag-x.com
トヨタ/レクサスの報道によれば、「DIRECT4」は内燃機関モデルではなく、「電動車」(HEVやEV)に組み合わせられる4輪駆動制御技術。
ハイブリッド車の場合は、前輪を「エンジン」、後輪を「電動アクセル(E-AXLE)」で動作させることで、さまざまな状況または任意に駆動力を変化させることができるもので、「FF」、「FR」、「AWD」といった駆動方式を統合したものと考えられ、ドライバーの意図する駆動方式で走行できる、相当な走りの愉しみが得られる先進技術といえます。
【YouTube動画】 Electrifying Lexus
さて、 RXへの「DIRECT4」 採用の噂は一部で漏れ伝わってきておりましたが、カーメディアの「ニューモデルマガジンX」(2021年12月号)で取り上げられたことから、採用はほぼ間違いないないと考えて良さそうです。
詳しくは、ニューモデルマガジンXで!
▼マガジンX 2021年12月号(電子書籍)
なお、現時点で日本国内で商標登録されている車名から推測されるラインナップは以下の通り。
車格上、「RX250」はラインナップされず、「RX350」がラインナップの中心と考えられますが、価格面を訴求するため「FF」駆動方式のモデルも投入されると考えられます。注目の「DIRECT4」が搭載される、「RX500h」のパワートレーンは不明ですが果たしてどうなるでしょうか?
なお、「DIRECT4」自体も商標登録済のため、これを主張するため、専用のエンブレムが導入されることも想定されます。
また、あわせて新技術の一つ「 AR-HUD」 こちらも次期レクサスRXで採用が濃厚な装備とされています。
フロントガラスに現実の風景にあわせてヘッドアップディスプレイのアニメーションが動作するもので、リアルなナビゲーションシステムや注意喚起情報を目の前に表示できる先進的な装備ですが、採用されるとなると、日本車初採用となります。
現状の技術では大型の投影装置が必要なことともあり、比較的高額なメーカーオプションとなる可能性が高そうです。
【YouTube】Panasonic’s Innovative Augmented-Reality HUD Could Be in Cars by 2024
AR-HUDについては、「新型NX」の際に投入されるか?と記事投稿していたものですが、「RX」でついに採用される見込みなのは嬉しいところ(チューニングは相当に大変かと思いますが・・・)
なお、サプライヤーはメルセデス・ベンツに納入実績のある「日本精機」社の他、「デンソー」、「Panasonic」社も有力なようで、実際、「AR-HUD」を搭載していると思われるテスト車両も公道で目撃されているという噂も・・・?
新型NXに投入される「Lexus Safety System+3.0」や「e-ラッチシステム」などとあわせて「AR-HUD」が投入されると先進性は更に高まりますし、まさに「レクサスブランド」らしい装備ともいえるでしょう。
▼新型「NX」レクサス&日本車初の先進装備を搭載か?(2021/4/11)
http://www.namaxchang.com/article/480943659.html
なお、新型「RX」の詳細はまだまだ不明ですが、レクサス「NX」では採用されなかった、以下の装備も導入されると予想します。
(なお、ナビゲーションディスプレイに関しては、先日のルネサスエレクトロニクス社のニュースリリースを見る限り、新型「NX」と車載用システムオンチップ「R-Car H3」を搭載する「14インチ」仕様となり、「NX」とは共用することが想定されます)
https://www.renesas.com/jp/ja/about/press-room/renesas-innovative-automotive-chips-drive-next-generation-multimedia-system-toyota-lexus
・助手席シートポジションメモリ
・18way・16way等の多彩なシートポジション
・後席シートベンチレーション
・4席独立空調調整
・セミアニリン本革シート
・ブレードスキャン式アダプティブハイビームシステム
・AR-HUD
・リヤエンタテインメントシステム
新型「RX」に関しては、2022年後半には登場すると思われますので、場合によっては新型レクサス「NX」からの乗り換えも見込まれます。
新型NX、LX、RXと続く新世代レクサスの主力SUVモデルの登場、非常に楽しみですね!