レクサス車では、空調機能として、「イオン発生装置」が標準装備されています。
レクサス開業当時からシャープ社のプラズマクラスターが導入されており、途中で高濃度タイプにバージョンアップされつつ、2011年レクサスCTまではプラズマクラスターが使用されていましたが、2012年の新型GSからはナノイーに変更されていますね。
この理由はわかりませんが、プラズマクラスターは定期的にイオン発生装置の交換が必要なので車載用としては向かないという可能性は高いと思っています。(とはいえクルマですと乗っている時間もそれほど長くないので車自体の寿命の方が先かもしれませんが)
除菌効果ならプラズマクラスター、ニオイの除去ならナノイーという説もありますが、こういうのは比較データがないから検証が難しいですね。
私的には、プラズマクラスターはエレベーターやオフィス内、公共施設などいろんなところで採用されていますし、きっと効果があるのだろう(笑)ということで、どちらかといえばナノイーよりプラズマクラスター派です。
さて、レクサス車の中で「RCF」と「GSF」にはイオン発生装置がついていませんので、プラズマクラスターやナノイー発生器を装着されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そして、ちょうど冬のシーズンは静電気が気になるシーズンであります。
レクサス車は「セミアニリン本革シート」や「本革シート」、合成皮革の「L-texシート」の標準化が進んでいますので車両から降りる際に静電気が発生することはそれほど多くないですが、フロアマットの種類や履いている靴によっては静電気は気になりますね。
本ブログには、シャープの車載用プラズマクラスターの型番で訪問される方も結構いらっしゃるようなので、再度調べてみました。
2016年2月の「car watch」の記事で、プラズマクラスターが静電気対策になるというものがありましたので紹介いたします。
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_review/kdnreview/20160204_742095.html
なるほど、車載用のイオン発生器は、ニオイ対策と簡単なチリ・ホコリ対策にと思っていたのですが、静電気対策にもなっていたとは。
ちょっと古いですがこのような記事も
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_review/kdnreview/20100514_366448.html
さて、シャープ社が発売している、車載用プラズマクラスター機器は主に3種類あります。
1つはエアコン送風口にクリップで装着される簡易型。
先月モデルチェンジして、型番は「IG-HC1」。前モデルは「IG-GC1」
変更点は、取り付けするためのクリップとカラーということで、マイナーチェンジ版と言えそうです。
価格はまだ高めで10,500円前後。
前モデルは最安値ゾーンが7000円ぐらいなので、あと3,000円は値下げ余地があるといえそうです。
シャープ IG-HC1-D(マーマレードオレンジ) プラズマクラスターイオン発生機 車載タイプ 【AC_CPN201602】
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2つ目は昨年新発売された、本格的なフィルタを備えた中型タイプ。
昨年発売したものは「IG-GCF15」。こちらも2016年1月にマイナーチェンジし、型番が「IG-HCF15」となりました。2016年モデルで改良されたかな?と思いきやほとんど何も変わっていないようです。
使用レポートはなかなかありませんが、さすがcarwatch、ちゃんとレポートされています。(前モデルですが)
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_review/kdnreview/20150312_692194.html
新モデルも、性能的には前モデルとほぼ変わらないようなので、今買うなら前モデルの方がいいかと思いますが、前モデルは在庫限りで価格も16,000円前後と、それほど新型と大きな差がありません。
新モデルはまだ少し高くて19,500円〜21,000円レンジ。
花粉の季節をすぎる頃には15,000円台になっていると思いますので、それぐらいが狙い目かと思います。なお、前モデルの状況から底値は12,000円前後と思われます。
昨年、「型紙」まで作成して底値と思われる12,000円台で購入予定だったのですが、気がついたら値上がりしてしまったので結局購入できず。
【nightsale】 SHARP/シャープ IG-HCF15-B プラズマクラスターイオン発生機 (ブラック系)
価格: 19,980円
(2016/2/20 23:25時点)
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前モデルは既に在庫があまりないので、amazonが一番安いみたいです。(15,000円台。)
でも一時期の12,000円台を知ってしまうと、なかなか食指が。
SHARP プラズマクラスター搭載 車載用 イオン発生機 IG-GCF15-B 新品価格 |
個人的には、あともう数センチ小さくなってくれれば。カラーもせめてホワイト系やレッド系が欲しいですね。
サイズ的にもRCFのリヤアームレストにぴったりおさまります。
なお、残念ながらRCFやGSFのハイバックスシートでは設置できないので、必然的にリヤのアームレストになります。リヤにあまり人を乗せないのであればアームレスト設置は配線もうまく隠せますのでおすすめです。
3つめは一番人気が高いと思われる、定番のカップホルダー型。こちらは、フルモデルチェンジを果たし、外観や性能も大幅に変更されています。(今回の目玉!)
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20160105_737505.html
静音化と低消費電力化は凄いですね。
私はこれの3年ほど前のモデルを前車A7の時から現在のRCFでも使用していますが、その効果には満足しています。約4年使用していますが、まだユニット交換のランプは点灯していません。
不満点といえば、夜間の路面状態がよい状況や信号待ちなどで静かなときにはリヤから微かな動作音が聞こえてくるので、さらに静音化されればと思っていましたが、今回のモデルではそれが実現されそうです。
標準運転では1.9W/29dBが0.6W/23dBに、弱運転では1.2W/23dBが0.5W/19dBに低下している。
とのことですので、かなりの静かさのようです。
旧型と新型の断面比較が。右側が新型ですが、ファンの位置やプラズマクラスター発生器の場所など、ずいぶんと変わっていますね。またUSBプラグになっているので、最近のレクサス車ではUSBソケットを2つ備える車種も多いので、アクセサリーソケットを使用しなくても直接配線できる点もメリットです。
ただ、相変わらず、「フィルター」の場所はカップホルダーの中に入るのでチリ・ホコリの補足についてはほんとにこれでいいのか疑問ではありますが・・・
価格的には前モデル末期価格で7,000円前後ですので、現在の通販系9,800円前後、大手家電系10,500円前後というのはもう少し安くなる可能性はありますが、フルモデルチェンジして大幅に性能が向上していますので、そろそろ購入してもいいかな、と思われるゾーンに入ってきていると思います。
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ということで、昨年購入予定だったフィルタータイプ「IG-HCF15」は特段進化がないようですので諦め、フルモデルチェンジしたカップホルダー型「IG-HC15」を導入してみようと思います。
(私的には実売価格が9,000円前半ぐらいで決断したいです)
さてさて、レクサスLCや次期LSにはどのような空調システムが導入されるのか?
マルチメディアシステムも刷新されるようですので、空調システムもアップデートされるか?
ただ、現状のシャープの経営状態だとプラズマクラスターの再採用は難しいんでしょうね。
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プラズマクラスターはなんだかんだいって効果がある感じですよね!
久々のモデルチェンジですし、そろそろプラズマクラスター発生器のメンテナンス時期も近いかもしれませんので、そろそろ買い替えどきかな?と思っています。
静音化がされたのは相当インパクトあります!
最新機種で静音化されたのであれば、そろそろ買い換えてもいいかな?と思っていますが、プラズマクラスターがいいのか?ナノイーがいいのか?迷いますね