LCを購入された方の多くの方はカタログも試乗車もない段階でそのデザインやコンセプトに惚れて購入していらっしゃると思いますが、ほとんどの方はまだ納車されていないにも関わらず、様々なレポートが登場している状況に不安な方も多いのではないでしょうか？
・・・といいつつ、直近の各メディアのレポートです。
▼辛口ジャーナリストもうなる「レクサスLC500」の実力（forbs）
https://forbesjapan.com/articles/detail/16525?cx_art=trending
▼「500」の車名が意味するところ （webCG）
http://www.webcg.net/articles/-/36515
▼【動画】レクサス LC500h 試乗インプレッション 車両紹介編（gazoo）
https://gazoo.com/car/tv/Pages/movie_170608.aspx
上記以外の過去のレポートも含め、デザイン面を除き、総合的に「絶賛」のレポートはほとんどありませんね。
大抵のレポート記事は、「追いつくことまでは来た」または「同じフィールドに立った」ことは評価しつつ、最後の味付けはまだまだライバルや、このクラスのベンチマークとするクルマにはかなわない、という論調です。
ただ一方で初代LS（セルシオ）以降、初めてレクサス車で注目すべきクルマと評する記事も複数あり、新プラットフォームとボディ構造そのものに手が入った影響が大きいように思います。
当方もLC500、LC500hをそれぞれ複数日・数時間ドライブをしてみましたが、LC500のエンジンオン時のマフラーバルブが開いて聞こえる排気サウンドや１０速ATのダウンシフトブリッピングなどワクワクする部分がありますが、全般的には安心して乗れる、乗り心地がよく快適なクルマという印象が強いです。
乗った瞬間に他のライバル車に比べ圧倒的な違いを感じることは少なく、それが物足りなさと感じる方が多いのだと思いますが、それがもうこのブランドの「味」なのだと思います。（特にLC500hに関しては、短時間の一般道の試乗レベルではマルチステージハイブリッドの違いについてもほとんど感じることが出来ませんね。）あとは試乗車が多すぎることや試乗の敷居が低すぎるのも要因かも・・・？
また、上記レポートにもありましたが、このクルマをスポーツカーとして捉えるか、ラグジュアリーなクーペとして捉えるかでずいぶん評価が異なると思います。
カーグラTVでは松任谷氏から、「ポルシェと比較したい」旨のコメントがありましたが、実際のところ、比べたとしてもポルシェオーナーでLCに乗り換えされる方はかあんり少ないのではないでしょうか。そもそもジャンルが違うということのほかにも、絶対的な細部の仕上がりやブランド力の違いというところが大きいのだと思いますが、欧州車嗜好の強い方でも比較したいと感じるレベルまでようやくたどり着いたという点では素直に喜ぶべきなのかもしれません。
また、LCの発売以降、いわゆるスーパーカーオーナーが販売店に結構来店されているようです、限定発売のLFAを除けば、それは今までのレクサス車ではなかったこと。
しかし、一方で実際契約まで至るケースはかなり少ないようで、（価格も違いますが）自身のクルマの良さや違いを感じて去られる方がかなり多いそうです。
そういう意味では、「F」モデル以外で、他のブランドオーナーが興味を持つクルマに仕上がっているのは異論のないところと思います。また、LCは居住性や積載性、快適装備をある程度犠牲にして成り立っていますが、それらも両立して登場すると思われる新型LSについての期待は高まるばかりです。
余談ですが、試乗レポートの中で、「リモートタッチ」の使い勝手を指摘するジャーナリストが意外に多いですが、それはちょっと疑問に感じます。
当方も一通りライバルといわれる車のマルチメディア・デバイスを操作していますが、操作性や処理速度・ナビ・オーディオの使い勝手を総合的に踏まえると、レクサスのリモートタッチ（タッチパッド）はライバルと比べても遜色ないどころが、上位の仕上がりであり、結局のところ、評価者がどのブランドのクルマのデバイスに慣れているかどうかの問題であるように思います。
それよりは迷走する「ウィンカー」の操作性でも取り上げてほしいなぁ。。。
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コメントありがとうございます。
試乗車の件は、実は思うところがありまして、LCに関しては全体の販売計画台数に関し少し多すぎると思うのです。
いろんな方のSNS等を見ているのですが、「とりあえず乗ってみたけど大したことなかった」、「やっぱりトヨタだね」、「これだったら自分のクルマを○台買うわ」的な感じのチョイ乗りインプレッションが結構見受けられ、必ずしもブランド的にはプラスにはなっていないのではと思った次第です。
L欧州のスポーティーカーやスーパーカーのようなわかりやすい「違い」が少ないため、そのように感じるのもやむを得ませんが、なまじ開発ヒストリーや今までの多方面からの情報を知っているだけに、あまりにも辛辣なインプレが見受けられるのは残念に思っています。
また、これだけ納車が遅れているにも関わらずガソリン・ハイブリッドの試乗車・展示車あわせ各ディーラーに３台程度もおいてあるのはちょっと不思議な感じがします。
振込の件はそのとおりですね。
レクサスカードでも上限は５００万円と思いますので、手数料の負担は販売店にあるとは思いますがもう少し限度額をあげてくれても・・・と思いますが、これはプラチナカードの上のランクのカードを設けない限り難しいかもしれませんね。
> 試乗車が多すぎることや試乗の敷居が低すぎるのも要因かも・・・？
これは、試乗車を減らして、試乗させない方が良いとのことですか？
私はLS600hとRC350、他2台乗っていますが、販売店の敷居は低い方が良いと思っています。
（全身ユニクロ、ハーフパンツ、裸足にサンダルで買いに行きました。）
銀行振込とか面倒ですよね。
一切現金を持ち歩かない生活をしているので、レクサス販売店も1000万円くらい全額クレジット可にしてもらいたいなと。
(1回払いなんだし。)
コメントありがとうございます。
また情報ありがとうございます。
いよいよ旗艦店の高岳店が改装ですか〜 楽しみですね！
最近名古屋エリアに行っていないのでぜひ見てみたいです。
最近、カーグラフィックは結構評価が甘めのような気もしますが、特に新型IS以降はボディにも手を入れているのでライバル車には肉薄しているとのは事実なのだと思います。あとは足回りがもう少し洗練されてくれればいいのですが・・・段差や高速道路でのつなぎ目のいなし方などはまだ欧州車レベルにはおいついていないと感じる部分がLCでも体感できました。
LCやLS、Fモデルはコストがかけられますが、エントリーモデルでもぜひ周りを驚かせる仕上がりにしてほしいですね！その意味では「UX」にかかる期待は大きいですね。
名古屋のレクサス高岳が新世代店舗になるようです。(*´∀｀*)
今回はかなりレクサス贔屓な内容でしたね笑
そうですね、見た目や数字ではいつもワクワクさせてくれるレクサスですが、乗ってみると…は、もう味の域に達していると言った感じでしょうか。
車に求める物が人によって違うのは当たり前として、求める物が見た目と中身と比例しているのが当たり前の世界でしたが、今のレクサスの様に見た目と中身が比例しない、静と動が混ざり合った分野を開拓していっているのかもしれませんね。
よく、現行ISが発売されたときに狼の皮を被った羊と言われてましたが、それが技術力不足から来る物ではなく、敢えてそこを狙ったのかもしれません。
その為には本気を出せばこんなものが作れるんだ！という意味合いでもLFAは必要だったのかも？
ただ、欧州車はそんな3000万近くで売っても赤字になるような金額でなくてもワクワクさせてくれる乗っていて楽しい車を作り、評価されてます。
それはイコールスピードでもなく、小排気量でもワクワクする楽しい車はたくさんあります。
是非、レクサス（トヨタ）にはもっと多くの事を是非、他社より学んで欲しいと思います。
これからのレクサスに期待ですね！