予定通りネーミングも「NX300/NX300h」となりNAエンジンモデルかターボモデルかがわかりづらくなりました。
NXは2014年7月の発売から3年少々を経過してのマイナーチェンジで、価格的には上級の「IS」のマイナーチェンジでは見送られた数々の装備を備え、商品力を強化しています。
NXのマイナーチェンジ情報に関しては、「ワンダー速報」さん で精力的に情報がアップされており、プレカタログの内容も明らかになっていますのでぜひご覧になってください。
http://drumsyos.blog.fc2.com/blog-entry-1658.html
改良内容は上記サイトやプレカタログで説明されていますが、当方で注目したのは、今回の「NX300/NX300h」、そして8月下旬にマイナーチェンジする「CT200h」、10月発売の新型「LS500/LS500h」での内装カラーの変更点です。
レクサスでは、開業以来、いわゆる第一世代では、内装色は「黒」「ベージュ」「グレー」が定番であり、「レッド」系の内装(シート)カラーはスポーティモデルの「ISF」や非日常感溢れたオープンカーの「ISC」といった一部のモデルを除き設定がありませんでした。
そして、2代目の新型レクサスISで「FSPORT」の内装に「ダークローズ」が設定され、その美しいカラーはスポーツカー定番のレッドのシートとはまた一味違った上品さで人気となり、「FSPORTといえばダークローズ」をチョイスされる方も増え、定番のカラーとなりました。
しかし、2017年夏。
8月下旬に2回目のマイナーチェンジを迎える「CT200h」のFSPORTでは、ダークローズが消滅!そして、10月に発売予定の新型LSにおいてもダークローズの設定はありません。
そして、今回プレカタログで公開された、9月マイナーチェンジ予定の新型NX・・・こちらもFスポーツではダークローズの設定はありません。
つまり、ダークローズは本年3月発売の「LC」の設定を最後に終焉することとなった模様です。
(NXでは他のグレードにダークローズが残っていますが)
代わりに F SPORT専用カラーとしてラインナップされたのは、「フレアレッド」。
これは、2014年の「RCF」で採用された輝度が高いレッドシート。その後、「GSF」でも採用され、いわゆるハイパフォーマンスな「Fモデル」専用シートカラーとしてラインナップされてきました。
そのほか、「ホワイト」もラインナップ。
こちらも、もともとISFやISC、RCFで採用されるなど、欧州車も含め、スポーティなクルマの内装としてラインナップされる傾向がありましたが、近年は国産車でもコンパクトクラスからSUVまで幅広い車種でホワイト系シートの採用が増え、レクサスでも2015年発売の新型「RX」のFSPORTで採用されていました。
まとめますと、F SPORT系の内装カラーは今後次のようになるようです。
■内装色・・・「フレアレッド」、「ホワイト」、「ブラック(ホワイトグレーパーフォレーション付)」
■インテリパネル・・・シルバー系パネル or 本アルミ(名栗調仕上げ/シルバー)
今回の内装カラー変更は、既存のF SPORT車オーナーさまにとっても気になるところかと思います。
自分のクルマの内装カラーがスポーツグレードにおいてフルモデルチェンジ前に消滅してしまうということですので・・・
そして、「フレアレッド」、「ホワイト」がFSPORT用のカラーとなったことにより、「Fモデル」の内装がどうなるか、ということです。
やはり、Fモデルの内装は特別感があるものであってほしいので次回のRCF/GSFの改良では、新たな内装カラーを期待したいところです。
レクサスLCに関しては納期が長期化していることと、発売間もないこともあり、しばらく内装カラー変更はないと思われますが、2020年頃のマイナーチェンジの際には「ダークローズ」内装色は消滅する可能性はあるかもしれません。
また、そのほか、新型LCで好評の内装色「オーカー」が、早速今夏マイナーチェンジする「CT200h」や「NX」で採用になったのもトピックと思います。
オーカーは「LC専用色」または「クーペ専用色」というイメージがあったのですが、早速他車種に採用されることが少々残念な気がするのは私だけではないのではないでしょうか?(しかも、あまり選ぶ人がいなそうな予感・・・)
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