2013年07月22日
中京フフフ、ラララ、ガッハッハ・・・フラガラッハ高笑い!〜第61回中京記念(G?V)
昨年と同じ勝ち馬ではあったが、今年は1秒7も速い時計で復活を遂げたフラガラッハが、まさに「フフフ、ガッハッハ!」と高笑いという中京記念だった。
先行馬がいなかったから、時計的には正直もう少しかかるのではないかと読んでいたのだが、それにしてもやはりこのフラガラッハ、時計云々の細かいことは別として、やはりこの中京競馬場だけは走りが全然違う。
何と言うか、中京だけなら普通にG?Uクラスの能力を発揮するからこの馬はすごい。
昨年に比べて今年は馬場がかなり速かったからレコードにはならなかったが、しかし今開催の最終週でこの時計はまさに破格、当然「現在の中京だから」という条件つきになってしまうが、この馬はハンデ戦でもハンデが軽くならない理由がよく理解できた気がする。
昨年もそう心に決めていたのだが、多少ハンデが重くなったとしても、「来年もまた・・・」という気が今はしている。
2着ミッキードリームは、正直言って非常に気になる存在だったものの、やや付け焼刃的にオセアニアボスを本命にまつり上げてしまったために触れることができなかったのだが、まさかここまで人気を下げるとは思わず、そして追い切りの動きが非常によく、身体が絞れて馬のつくりもベストに近い状態だった。
太宰騎手が思いきって、オセアニアボスのようにインを回ってくればチャンスもあると考えており、しかし馬群の外目を追走して、これではダメか・・・と思ったが、ラストはしぶとくリルダヴァルとの叩きあいを制していた。
この馬も、別定の朝日チャレンジカップを56kgで勝っているのだから、このメンバーで57kgはそれほど斤量が不利というわけではなかったはず——このあたりが人気の盲点になっていたか。
3着リルダヴァルは・・・まあこの馬に関しては、ほんとうにいつものこと、「あと一歩」がどうしても足りない。
最強世代の中でもトップランクの支持を受けた時期もあったが、しかしこの馬は身体的にもそれほど目立つようなものもなく、血統的にそれほど成長を見込める系統ではないだけに、まあこんな感じかなぁ・・・という気がする。
リルダヴァルももう6歳かぁ・・・何かひとつ重賞を勝たせてあげたい気もするなぁ・・・
4着ドナウブルーに関しては、私が考えていた以上にがんばっていたが、見せ場があったかというとそうでもない内容で、やはり坂を登り切ってから伸びがなくなってしまっていた。
斤量的にもさすがにドナウブルーにはかわいそうな斤量だった。
期待したオセアニアボス(13着)は、一瞬でも見せ場を作ってくれたからこれはこれでよかった。
ただ、欲を言えば、「ずっとインが開きっぱなし」ではなく、勝負どころで「インがパッと開く」という展開が望ましかったが・・・しかしこればかりはもう仕方がない。
ミッキードリームと、そしてもう1頭気になっていたのがフレールジャックだった。
こちらは追い切りの内容が好調時とはまったく異なる内容で、馬券的には切って正解だったが、それにしても最後はあまりにもかわいそうだった。
藤岡康太騎手は必死に馬を止めようとしていたが、フレールジャックは痛い脚をひきずりながらもどうしても止まろうとはせず、診断は最悪の結果となってしまった。
しかしあれは藤岡騎手を責めることはできない。
それと、このところ増え続けているこうした悲しい競走馬の現実を目にして、「命がけで走っている馬に金を賭ける人間の気が知れない」という意見も多く聞かれるようになっている。
もちろん考え方は人それぞれだから、私のように「命がけで走る馬に金を賭ける人間」からすれば、そういう意見の人と競馬に関する何かを互いに理解し合うのは所詮無理なことなのだと思う。
私から言わせてもらえば、「競走馬が命がけで走るからこそ大切な金を賭けることができる」のである。
だから、とてもではないが相互理解など生まないのだ。
ということで、ちょっとご報告しておくと、ミッキードリームの馬券を買い加えたおかげで、かなりいい小遣いができ、ありがたいことであると思う。
フラガラッハやミッキードリーム、リルダヴァルはもちろんであるが、フレールジャックや他のお馬さんたちにも感謝である。
ちょこっとだけ買った函館2歳ステークスのほうも、2〜3着が逆だったら大的中だったんだけどなぁ・・・
先行馬がいなかったから、時計的には正直もう少しかかるのではないかと読んでいたのだが、それにしてもやはりこのフラガラッハ、時計云々の細かいことは別として、やはりこの中京競馬場だけは走りが全然違う。
何と言うか、中京だけなら普通にG?Uクラスの能力を発揮するからこの馬はすごい。
昨年に比べて今年は馬場がかなり速かったからレコードにはならなかったが、しかし今開催の最終週でこの時計はまさに破格、当然「現在の中京だから」という条件つきになってしまうが、この馬はハンデ戦でもハンデが軽くならない理由がよく理解できた気がする。
昨年もそう心に決めていたのだが、多少ハンデが重くなったとしても、「来年もまた・・・」という気が今はしている。
2着ミッキードリームは、正直言って非常に気になる存在だったものの、やや付け焼刃的にオセアニアボスを本命にまつり上げてしまったために触れることができなかったのだが、まさかここまで人気を下げるとは思わず、そして追い切りの動きが非常によく、身体が絞れて馬のつくりもベストに近い状態だった。
太宰騎手が思いきって、オセアニアボスのようにインを回ってくればチャンスもあると考えており、しかし馬群の外目を追走して、これではダメか・・・と思ったが、ラストはしぶとくリルダヴァルとの叩きあいを制していた。
この馬も、別定の朝日チャレンジカップを56kgで勝っているのだから、このメンバーで57kgはそれほど斤量が不利というわけではなかったはず——このあたりが人気の盲点になっていたか。
3着リルダヴァルは・・・まあこの馬に関しては、ほんとうにいつものこと、「あと一歩」がどうしても足りない。
最強世代の中でもトップランクの支持を受けた時期もあったが、しかしこの馬は身体的にもそれほど目立つようなものもなく、血統的にそれほど成長を見込める系統ではないだけに、まあこんな感じかなぁ・・・という気がする。
リルダヴァルももう6歳かぁ・・・何かひとつ重賞を勝たせてあげたい気もするなぁ・・・
4着ドナウブルーに関しては、私が考えていた以上にがんばっていたが、見せ場があったかというとそうでもない内容で、やはり坂を登り切ってから伸びがなくなってしまっていた。
斤量的にもさすがにドナウブルーにはかわいそうな斤量だった。
期待したオセアニアボス(13着)は、一瞬でも見せ場を作ってくれたからこれはこれでよかった。
ただ、欲を言えば、「ずっとインが開きっぱなし」ではなく、勝負どころで「インがパッと開く」という展開が望ましかったが・・・しかしこればかりはもう仕方がない。
ミッキードリームと、そしてもう1頭気になっていたのがフレールジャックだった。
こちらは追い切りの内容が好調時とはまったく異なる内容で、馬券的には切って正解だったが、それにしても最後はあまりにもかわいそうだった。
藤岡康太騎手は必死に馬を止めようとしていたが、フレールジャックは痛い脚をひきずりながらもどうしても止まろうとはせず、診断は最悪の結果となってしまった。
しかしあれは藤岡騎手を責めることはできない。
それと、このところ増え続けているこうした悲しい競走馬の現実を目にして、「命がけで走っている馬に金を賭ける人間の気が知れない」という意見も多く聞かれるようになっている。
もちろん考え方は人それぞれだから、私のように「命がけで走る馬に金を賭ける人間」からすれば、そういう意見の人と競馬に関する何かを互いに理解し合うのは所詮無理なことなのだと思う。
私から言わせてもらえば、「競走馬が命がけで走るからこそ大切な金を賭けることができる」のである。
だから、とてもではないが相互理解など生まないのだ。
ということで、ちょっとご報告しておくと、ミッキードリームの馬券を買い加えたおかげで、かなりいい小遣いができ、ありがたいことであると思う。
フラガラッハやミッキードリーム、リルダヴァルはもちろんであるが、フレールジャックや他のお馬さんたちにも感謝である。
ちょこっとだけ買った函館2歳ステークスのほうも、2〜3着が逆だったら大的中だったんだけどなぁ・・・