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木曜中山〜第34回ホープフルS(G?T)/金曜大井〜第63回東京大賞典(G1)

もともと2歳(旧年齢表記では3歳)戦は「朝日杯3歳S(勝ち馬はナリタブライアン、グラスワンダーら)」、「阪神3歳S(ビワハイジ、メジロドーベルら)」、そして阪神3歳牝馬Sの前身として行われてきた「阪神3歳S(テンポイント、サッカーボーイら)」が同じような時期に行われてきた経緯がある。

ちょっと思い出すだけでも五指に余る名馬を輩出してきたこれらのレースが、マイル戦だからという理由だけで卑下される理由は皆無。とはいえ、やはり皐月賞と同じ距離・コースで行われる2000m戦のホープフルステークが新設G?Tとして新たに加わる意味は大きい。

かつては、早い時期から厳しいレースをすると馬の成長を止めてしまう、将来故障しやすくなってしまうなどの理由から、関係者の間では2歳G?Tに力を注ぐ傾向には少々乏しかった。しかし時代は流れ、早熟性豊富なアメリカ産繁殖馬が牡牝とも多数輸入されたこともあって、また、世界的に見て「短距離志向、スピード志向(時に早熟志向とも解釈される)」が顕著になっていることも加わり、2歳戦が従来以上に重視されるのはごく自然の流れだろう。

私は競走馬のオーナーではないのですべてを理解しているわけではないが、今の時代、カネの力にモノを言わせて高い馬を買って・・・という時代ではなくなった。そういう世相を反映した背景もある。バブル期にくらべ、馬産も馬主運営も大きく様変わりした。将来性を重視して、一銭にもならない「夢」とともに半年も競馬に参加しないで満足できる時代では、今はもうない。

有馬記念のあとにG?Tってどうだ?の声には納得しつつも、重賞でさえなかったホープフルSの時代から将来が嘱望される馬たちを輩出してきたこのレースのG?T昇格には、個人的には大賛成である。

2歳とはいってももう1週間もすればみな3歳馬・・・プレ京成杯というよりは、プレ皐月賞のイメージで予想できるメリットは大きい。年が明けてすぐの京成杯との力関係をはかる楽しみも増え、クラシックを展望したい陣営にとって選択肢が増えるメリットも大きい。将来への期待が大きい(主に)牡馬の新設G?Tに、気持ちを新たにチャレンジしたい。

前走は取りこぼした感もあるタイムフライヤー(父ハーツクライ)、有馬記念の勢いそのままの武騎手で池江厩舎のジャンダルム(父キトゥンズジョイ)、将来性なら最右翼のモーリス全弟ルーカス(父スクリーンヒーロー)あたりが上位人気を形成しそうだが・・・

◎ リュヌルージュ(13秒台が一度もなく坂のある阪神のラストを11.8でまとめた点を評価)
○ ウォーターパルフェ(当初◎だったがジョッキーがトリッキーな中山内回りに不慣れな分○)
▲ ステイフーリッシュ(確かめなくてもわかるステイゴールド産駒の典型、スンナリ成長するとは思わないが秘める能力は相当か)
△ タイムフライヤー(前走は早く抜けすぎた感、力的に勝ち馬と遜色なし)
△ ルーカス(兄の同時期にくらべればはるかに優秀でスケールも上、しかし兄同様完成は先)
△ フラットレー(前走泥馬場は度外視、見直す手)
△ ジャンダルム(粗削りながら素質秘める、内をさばければ首位も)
△ サンリヴァル(コース経験大、期待のルーラーシップ産駒)


さて、今年は東京大賞典にも注目しているが、個人的には馬券云々よりも、とにかくインカンテーション(父シニスターミニスター)を応援する構えで揺るがない。おそらく人気もないだろうし、有馬で本命にしたブレスジャーニーと同じく三浦騎手ということで、なんとなくイヤな予感はするが、とにかくインカンテーションにがんばってもらいたいと願う。

先日ファンディーナの腸骨骨折のニュースに胆を冷やしたが、インカンテーションも同じ腸骨骨折から復活、いよいよ充実期を迎えた感もある。3歳夏のレパードSを勝ったときには、まったくダート馬の体つきではないのに、この馬は成長したらどれだけ強くなるんだろうと、そんなふうに考えていた。

しかし度重なるケガでそのたびごとに出世を阻まれ、私はインカンテーションとともにずいぶん歯がゆい思いをしてきただけに、ここは全力でインカンテーションを応援したい。

腸骨(骨盤本体を形成する骨)の骨折はそう簡単な骨折ではない。同じくダートで将来を期待された個人的応援馬ストローハットが腸骨骨折でかわいそうなことになってしまった過去がある。インカンテーションにはストローハットの分まで応援の力を注ぎたいと思っている。

これだけ力が入る東京大賞典もそうそうない。今シーズンのラストレース、馬券は時の運だが、今年はなんとか笑って終われたらいいなぁ・・・

日曜中山(11R)〜第62回有馬記念(G?T)

キタサンブラック(父ブラックタイド)がついに引退レースを迎える。前走JCでは落鉄の不運があったが力を見せて3着、中山での経験値を踏まえると、JCでキタサンブラックを差し切ったシュヴァルグラン(父ハーツクライ)よりも高評価を与えるファンが多いはず。

シュヴァルグランの中山コース経験は昨年の有馬記念6着が唯一。2着だったダービー馬レイデオロが出てこないだけに、ここは波乱のニオイがプンプンする。キタサンブラックが飛べばとてつもない馬券になるのかもしれない。有馬記念は本来そういう夢のレースでなければいけない。今年はそういう夢を見ていい組み合わせになった気がする。

キタサンブラックはもちろん、シュヴァルグランやサトノクラウン(父マルジュ)、牝馬のミッキークイーン(父ディープインパクト)あたりはもう同じみの面々。だいたい力関係は知れ渡っている。それならば、これらをまとめて負かす可能性があるとすれば、これらと未対戦の組だろう。

引退を惜しむ声が上がるのはその馬の価値そのもの。だからそういう声を否定できるはずもない。しかしだからこそ未来ある若い馬に今年の有馬記念を託したい気持ちが強い。

キタサンブラックが行くならスロー、大ベテランのカレンミロティック(父ハーツクライ)が行くならスローに近い平均ペースか。いずれにしてもこのメンバーでペースは上がらない。しかし絶対的人気のキタサンブラックが先頭集団を形成し、これを早めに捕まえたいシュヴァルグランはその直後で早めに動くなら、直線は横一線の攻防が期待される。

人気の一角スワーヴリチャード(父ハーツクライ)は、この枠では外々を回らされる。ミルコの腕の見せ所だが、ペースが落ち着いては正直腕の振るいようがない不運な枠だと思う・・・内枠の馬を狙う。

バトルプラン産駒の3歳馬ブレスジャーニーから入る。ブレスジャーニーにとってこれ以上ない絶好の4番枠。三浦騎手に乗り替わりは大幅プラス。いや、大ベテランの柴田善騎手がマイナスなのではなく、あのエイシンフラッシュとのコンビで、急遽の乗り替わりで酷評されながらもあわやのシーンをつくった経験が三浦騎手にはある。

あのとき、三浦騎手自身のみならず、見ている我々ファンも一瞬エイシンフラッシュが勝ったという確信に近いものがあったはず。そのくらい絶妙なタイミングでの追い出しで、勝ったゴールドシップと同じくらい鮮やかな記憶として私の中には残っている。

あの騎乗をもう一度三浦騎手には期待したいし、それが可能な枠と、おそらく展開も向くはずである。問題は、ブレスジャーニーがダービー馬にして天皇賞馬だったエイシンフラッシュ(当時は小差4着)と同じだけのパフォーマンスを見せることができるのか、である。

ご存知のとおり、2歳時にはのちのダービー2着馬スワーヴリチャードを破って(あのレースもブレスジャーニーにとっては気の毒なくらいスムーズではなかった)、一時はクラシックに最も近い立場だった。バトルプラン産駒が嫌われてか、イメージ的には地味だったが、これはしかし将来楽しみだと思われた矢先の骨折は痛恨だった。

そしてなんと、復帰したのがあのドロドロの菊花賞(12着)だったから、正直ブレスジャーニーにとっては大きなダメージが残る菊花賞になってしまったかに思われた。しかし続くチャレンジCでは体重を減らすことなく、道中やや行きたがるところがありながら、今回穴人気しそうなサトノクロニクル(父ハーツクライ)とタイム差なしの3着。

あのときも狭くなるところがあり、スムーズなら・・・の内容だった。このタフさは、将来を背負うだけの資格があることを示しているのではないか・・・の期待に、今年の有馬記念は賭けてみたい。

何度も顔を合わせて力関係は明らかといいつつ、実はそうでもない馬が1頭混じっている。ステイゴールド産駒のレインボーラインである。この馬はステイゴールド産駒の典型で、強いんだか弱いんだかまったくつかみどころのない、予想家泣かせの馬だろう。道悪が上手なことは間違いないが、それ以外はコース適正、距離適性など、イマイチよくわからないところがある。

しかし多くのステイゴールド産駒に見られる「長距離適正の高さ」と「中山内回り巧者(ステイ産駒は総じてコーナリングがうまい)」がここで出るなら、キタサンブラックやシュヴァルグランなど強敵に先着できるチャンスはここだろう。ステイゴールド産駒だから過度に期待はしないが、レインボーラインの馬券を買ってワクワクさせてもらいたい。

単穴は、唯一連対を外した中山内回りコース(皐月賞6着)のイメージから、おそらく3番人気に落ち着くと思われる3歳馬スワーヴリチャード。この馬は中山適正が低いわけではなく、府中適正がべらぼうに高いだけ。皐月賞ははじめから「ダービー目標の仕上げ」を公言していた。実際、きっちり身体を絞って仕上げてきたダービーでは2着。

前走AR共和国杯は明らかに仕上げ途上で、さすがに相手は弱かったが完勝。ここで仕上げれば、キタサンブラック以下を封じるだけの力はあると読む。過酷な菊花賞を走らなかった幸運も味方しそうなスワーヴリチャード、相当高いポテンシャルを秘めている気がしてならない。

押さえは大外を追い込むミッキークイーンやおなじみサトノクラウン、こちらは中山適正に正直疑問が残るシュヴァルグランなどは当然だが、もう1回だけ騙されてみたいシャケトラ(父マンハッタンカフェ)は、正直前走の内容からは苦しいとは思うが、ここで結果を出してほしいとあえて願う。

そして、マツリダゴッホのような競馬ができたときの蛯名騎手と6歳馬サクラアンプルール(父キングカメハメハ)は最大の穴馬。この時期の馬場への適性も含め、ぜひ買いたい。

まあこれだけ穴っぽい馬を主力に据えたのだから、当初1円も買わない予定だったキタサンブラックを買ったってバチはあたらないだろう。バチは当たらず、馬券が当たれば文句ないのだが・・・

ということで、今年の有馬記念、非常におもしろいレースになりそう。期待である。

◎ ブレスジャーニー
○ レインボーライン
▲ スワーヴリチャード
△ サクラアンプルール、シュヴァルグラン、ミッキークイーン、シャケトラ、サトノクラウン

土日重賞2鞍

土曜中山〜第3回ターコイズS(G?V)

重賞になる前から荒れるレースとして知られたハンデ戦のターコイズステーク、荒れる原因は、暮れの中山の芝ということもあれば、お世辞にもトップランクとは言えない牝馬のレースであることや、もちろんハンデ戦ということもある。

しかしこれらの不確定要素に加え、中山外回り芝のマイル戦というファクターがこのレースを決定的に波乱含みにさせている要因だろう。昨年の勝ち馬マジックタイム、2着レッツゴードンキで決まったレースは、勝ち馬はG?Tクラスの力があり、2着馬は桜花賞馬であるという事情から平穏な結果だったが、それ以外は多かれ少なかれ枠順が結果に影響を与えている印象がある。

中山外回りのマイル戦は絶対に内枠有利が鉄則。この傾向通りには収まらないから荒れている可能性がある。それならば、どうせ似たり寄ったりの力関係なのだから、その傾向を逆手にとって、内枠の人気薄、外枠に入ったから人気を落とすという評価に甘んじる馬たちを積極的に買いたい。

おそらく抜けた人気になるのがデムーロ弟の55kgラビットラン(父タピット)3歳馬だろう。ここは見事に外枠を引いてくれた。このところ着は目を覆いたくなる成績に終わっているが、戦ってきた相手を考えると逆襲があって驚けない52kgハローユニコーン(父ハーツクライ)を狙う。

最内枠を引いた中山マイルで勝ち鞍があるハローユニコーンにとって、多少時計がかかってきている今の中山の芝は合う。馬に逆らわない大ベテランの柴田善ジョッキーは、中山の乗り方は熟知している。可能性はゼロではないはず。

相手は大外に入ったアスカビレン(父ブラックタイド)にした。この馬は重賞クラスの力があるという意味で、今回出走の大半のメンバーより力は安定している。それでも人気薄が予測される背景に、55kgというハンデと何より「大外枠」という圧倒的不利が関係する。

しかし松田騎手とはすでに一番長くコンビを組むだけに、ジョッキーはアスカビレンの良いところも悪いところも知り尽くしている。大混戦だからこそ、勝手知ったる人馬の呼吸が生きるとみる。

ここからはもう実績上位組を買えばよく、2番枠に入ったステイゴールド産駒54kgのワンブレスアウェイと戸崎騎手、当然人気のラビットラン、和田騎手で先に行きそうな54kgエテルナミノル(父エンパイアメーカー)、51kgなら馬券圏内の可能性もある外枠ディープジュエリー(父ディープインパクト)、そして重い馬場で人気がないときだけ走る外枠デンコウアンジュ(父メイショウサムソン)、堅実無二の53kgメイショウサムソン産駒フロンテアクイーンまで押さえたい。

◎ ハローユニコーン
○ アスカビレン
▲ ワンブレスアウェイ
△ ラビットラン、エテルナミノル、ディープジュエリー、デンコウアンジュ、フロンテアクイーン


日曜阪神〜朝日杯FS(G?T)

スローはスローでも前に人気のディープ産駒ダノンプレミアムがいるから、息の長い末脚と距離経験が生きそうなレース。2歳戦は牝馬のほうで力を使い果たしたので牡馬のほうは簡単に。

◎ ヒシコスマー(得体の知れない馬、ステイゴールドの再来か、大敗もあるが一発も、意外性MAX)
○ ステルヴィオ(前走は完成度で見劣り、成長見込める大器、1800の経験値生きる)
▲ ダノンスマッシュ(器用さ抜群で距離は問題なし、オルフェに続きたいカナロア産駒)
△ タワーオブロンドン(たぶんかかる、その分アヤシイが力は足りる)
△ ケイアイノ−ティック(ディープ産駒特有の競馬センス○)
△ ダノンプレミアム(阪神外回り経験値大だが早めにつつかれるとつられて動く川田発動だと坂?)
△ ライトオンキュー(大人っぽい、成長力○、意外性ある人馬は魅力)
△ ダブルシャープ(中央転入で本気度○、1800経験○、札幌2歳はファストアプローチより脚色勝った)


来週は有馬記念ですね・・・という意味で重要な土日の重賞、がんばりましょう!

日曜阪神〜第69回阪神JF(G?T)

明らかに成長が遅い傾向の新種牡馬オルフェーヴル産駒の中にあって、完成度で他を勝ってきた印象がある二ノ宮厩舎のロックディスタウンは異色。牝馬とは思えない迫力ある馬体から繰り出すパワフルな走法が特長。阪神ジュベナイルフィリーズ3連覇をもくろむルメールとのコンビで盤石の態勢が整っている。

これに対し、馬体の面でも気性面でもまだ幼さを残す、同じくオルフェーヴル産駒のラッキーライラック。馬体の迫力やパワーなど、おそらく現時点での総合力ではロックディスタウンに見劣る。鞍上は、あのオルフェーヴルの不可解な大凡走となった天皇賞・春で唯一のG?T勝利を挙げ(勝ち馬はビートブラック)、それ以来のG?T勝ちを目指す石橋脩騎手。

これら人気2頭がこのレースの中心。ロックディスタウンが戦ってきた相手はみな出世街道に乗っているだけに、そして負かした牡馬勢もみな今世代のクラシックの中心勢力になるだけに、ロックディスタウンがここで崩れることはない。ロックディスタウンを負かすことができれば・・・という考え方だからこそ、石橋騎手のラッキーライラックには特に注目したいところ。

デビュー戦は、あれ?この馬は薄手のステイヤータイプかな?と思わせるくらい、とても480kgもある大型牝馬には見えなかった。そして走りも、石橋騎手が多少早めに追い出したこともあって、どちらかといえば平凡な走りだった印象が残る。この馬はどこでこんなに走っているのかな?というタイプだった。相手が弱いのかな?とも正直思ったし、石橋騎手の大絶賛のコメントは正直半信半疑だった。

ところが2戦目、6kg増やして出走した府中のアルテミスSでは馬が一変していた。デビュー戦とは見違えるほど馬体の幅を増し、初戦とちがい余裕をもって追い出されてからは弾かれたように伸びた。弾む栗毛の馬体(先頭に立って盛大に空をつかうところも)は父を彷彿とさせる見事なフットワークで、なるほど石橋騎手がデビューであれだけ大絶賛した理由も納得できた。

繰り返すが、おそらく現時点でまともな力関係、そしてマイルという距離適性でいえば、ロックディスタウンが上回ると思う。しかしこのレースは将来が約束されるレースだけに、あえてラッキーライラックの成長力に賭けたいと今は考えている。ということで、おそらく2番人気に落ち着くラッキーライラックを負かす馬は?というスタンスで今年の阪神JFにチャレンジしたい。

オルフェーヴルはファンもそうでない人も大注目の新種牡馬だが、今年のメンバーは同じく新種牡馬で、しかも現時点ではオルフェーヴルに大きく水をあけたかっこうのロードカナロア産駒や、牝馬G?Tといえばもちろんディープインパクト産駒も出走する。そしてこの秋個人的に注目してきたのが、なんと種牡馬としての初重賞タイトルがあの泥だらけの過酷な菊花賞だったルーラーシップ産駒と、例年にくらべてだいぶ小粒ではあるが、2歳女王を決定するにふさわしいレースにはなる。

中心は、そのルーラーシップ産駒リリーノーブルにした。この馬の長所は非常に競馬がうまいところ。お父さんのルーラーシップには失礼だが、とてもルーラーシップの子とは思えないくらい競馬センスに恵まれている。府中に次ぐ大きなカーブを描き、長い直線の阪神外回りコースは最後に待ち構える坂があることも手伝って、前半ペースは上がらない。

それだけに、後方に控えていても早めに追い出せば外を回しても届きやすいコース設定である。世代の中心勢力となる牡馬を力ずくでねじ伏せて勝ち上がったロックディスタウンは大外枠・・・おそらくルメールは横綱相撲をイメージして正攻法で、つまりは大外からまくる競馬を選択するだろう。

ラッキーライラックの石橋騎手は正直戦法が読めないが、ルメールは絶対にソツなく乗ってくるだけに、データ的に外枠が優位でも、内心もう少し内目がよかったとルメールは考えているのではないか。ロックディスタウンが外を回す可能性が高いだけに、ロックとの叩きあいに持ち込みたい石橋ラッキーライラックも意識は外。そういうときに気楽な立場の川田は冷静に内をすくって・・・という目算に賭けたい。

雨がどの程度になるかはわからないが、いちおうこの時期の2歳牝馬だけに、多少馬場の悪化も考慮して、重の鬼だったリーチザクラウン産駒サヤカチャン、重の洋芝でこのサヤカチャンを破った脚はどうやらリーチザクラウン以上の重の鬼だったエルコンドルパサーが出ていそうなハイヒール(父トーセンホマレボシ)、そして地味だがかなり力はありそうなこちらも新種牡馬ノヴェリスト産駒ナディア、難しいことを一切考えずに大外を回せば怖いディープインパクト産駒トーセンブレスまで押さえたい。

ジョワドヴィーヴルに度肝を抜かれたあの阪神JFを少し思い出すから、ジョワの姉である超名牝ブエナビスタ産駒の注目ソシアルクラブ(父キングカメハメハ)は、買うなら勝つか大敗かどちらかという馬券を検討したい。

現状小粒でも、将来性は例年以上に感じられる牝馬たちのレースだけに、大注目である。

◎ リリーノーブル
○ ラッキーライラック
▲ ナディア
△ ロックディスタウン、サヤカチャン、ハイヒール、トーセンブレス、ソシアルクラブ
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