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さよならディープインパクト

史上6頭目の三冠馬ディープインパクトがなくなった。みなさんもすでにご存じかとは思う。
17歳だったという。まだまだこれからなのに・・・という思いと同時に、もうそんなになっていたのか、との思いもある。

ディープインパクトの戦績や種牡馬成績をいまさら振り返る必要もないとは思う。ただ、ディープインパクトといえば、おそらく種牡馬になってからもなお、日本で最もファンの多い馬だったのではないか、という印象がある。

ということは、私など真っ先に「アンチ・ディープインパクト」を宣言する立場だった。それに、種付け中止のニュースを耳にして以来、正直こういうことになってしまうのではないかという不吉な予感(その根拠は、やはりあまりにも過酷すぎる環境だった、ということ)もあったから、今日の訃報にも正直それほど驚かなかった。

確かに驚きはしなかった。ただ、半ば予感していながら、たいへんなショックではあった。ファンでもないのに、そしてこれでもかというほどイヤな予感も確かにあったにもかかわらず、ひどいショックを受けたのだ。

競馬という少々特殊な世界でなくても、こういうことはそうしょっちゅう起こるものではない。PL学園野球部が廃部になって以来の、立ち直るまでにちょっと時間がかかりそう・・・というくらいの衝撃だった。

いまさらながらにして、これがディープインパクトのすごさなんだと再確認させられた。今はまだいい。しかし3年経ち、4年が経ったとき、「父ディープインパクト」という名刺代わりの印字が施された競走馬の姿を目にしなくなったとき、ほんとうの寂しさが、きっとこみあげてくるのだろう。それを思うと、今から憂うつである。

改めて、ディープインパクトととは、そういう馬だったのだと思う。
さよなら、ディープインパクト。

日曜中京〜第67回トヨタ賞中京記念(G?V)

荒れるハンデ戦の中京記念も、七夕賞や函館記念同様、すっかりこの時期の風物詩的なレースになってきた。
なぜ風物なのかというと、ハンデ戦でとにかく荒れること。この時期に特有の荒れ方をする中京記念、風物だろうとなかろうと、大好きなレースである。

土曜中京の芝は重馬場(天候はくもり)。で、時計はどうなの?と思ってみてみたら、最終レースの芝のマイル戦の1分33秒4(古馬1勝条件)という、例年の中京重馬場という感じではない、なかなか優秀な時計であるように感じた。

しかしレースを見てみると、これは勝ち馬と2着馬のレベルが相当高かったため。しかも勝ち馬は49lgという禁漁の恩恵があった(それを帳消しにするくらいコーナリングがヘタクソだったが)。

そう考えると、例年よりもちょい速い馬場という程度で、夏の中京最終週らしいタフな馬場で、今年も行われそう。まあこの時期だから、多少の晴れ間は覗くかもしれないが、良くて稍重程度だろう。

コスモイグナーツ(父エイシンフラッシュ)にくらべれば、ツーエムマイスター(父メイショウボーラー)のほうが、行けば速い。このメンバーなら行かない手はない。ツーエムマイスターのペースだと、前は速い。

ただし、先行勢を見る集団は比較的決め手で勝負したいタイプが多いだけに、そんなに前を追いかけないはず。平均ペースというイメージで問題ないだろう。例年外差しが利く馬場。今年も外差しが利いている。しかしインがダメというわけではなかった。少なくとも土曜のレースを見る限りでは。

先入観から内が嫌われるようならあえて・・・

◎ グランドボヌール(中京コース4戦3勝、1F長いが成長力あるリローンチの系統)
○ レインボーフラッグ(中京得意、道悪得意=中京記念の適性高い)
▲ ミエノサクシード(成長感じる)
△ ロードクエスト(突然走るし条件は合う)
△ プリモシーン(デキ絶好だがハンデ微妙)
△ ヴェネト(中京・左回りは崩れなし、高齢ディープ産駒は穴開ける)
△ クリノガウディ(現状マイルがベスト、ハンデ魅力)
△ カテドラル(ここはチャンス大だが53?sは決して有利ではない)

人気のグルーヴィット(父ロードカナロア)は、距離が長い気がするなぁ・・・

日曜函館〜第55回農林水産省賞典函館記念(G?V)

七夕賞に続いてハンデのG?V戦。夏競馬真っ盛りという感じで、個人的にはとても好きなレース。
いくつかポイントがある。洋芝函館だから当然時計がひとつの重要なファクターになる。そして枠順、ハンデ、展開・・・まあこのあたりまでは誰もが加味しつつ、馬券検討することになる。

意外と忘れられているのが、高齢馬も嫌う必要がない、という点。2000年以降、函館記念だけ走るエリモハリアーを加えても、5歳馬以上の馬たちの活躍が目立つ。6歳、7歳(エリモハリアーを含む)も複数の勝ち馬が出ている。8歳馬も勝った記録がある。

やはり瞬発力勝負になりにくい芝の影響が大きいだろう。昨年の馬場はさすがに速すぎたが、今年はここ数年の中でも一番時計がかかっている印象・・・再び高齢馬にチャンスがめぐってくるのではないか。

◎ マイネルサージュ(前回54?sは小回り福島で勝利、マイスタイルに先着)
○ ドレッドノータス(前走コンマ3差、イン衝き得意の菱田で狙いは明らかにここ)
▲ マイネルファンロン(とにかく時計かかると浮上、前回距離不足)
△ ステイフーリッシュ(能力最右翼、ハンデだけ)
△ ポポカテペトル(先に行ける強み)
△ ナイトオブナイツ(決め手生きる)
△ レッドローゼス(七夕人気2着馬を前走人気着順で上回る、ただしハンデは懸念材料)
△ ブラックバゴ(脚質的に買いづらいが展開・馬場向く)

問題は、人気必至の58?sエアスピネル、こいつはいつもそうなのだが、取捨に悩むなぁ・・・
押さえたい気持ちは強いが、大外であの気性だけに、今のところ買わない方向で考えている。
最後の最後まで悩むことになりそう。

ということで、波乱必至の函館記念、楽しみである!

日曜福島〜第55回七夕賞(G?V)

日本で一番荒れる重賞ともいわれる七夕賞、福島芝2000mハンデはおなじみのレース。かつては1人気馬が26連敗だかというとんでもねえ波乱傾向が長きにわたって続いたが、昨年も久々にビリ人気馬が優勝し、私もちょっとばかりイイ思いをさせていただいた。ということで、今年もまたそういう「夢を見てもバチが当たらないレース」を楽しみたい。

七夕賞だからって、馬場が整備された現在ではそうそう毎年波乱が起こるものではないだろう・・・そういう声があがれば、確かにそれは納得。しかし現在福島地方は再び雨模様。どうやら明日も良馬場で行われることはないんじゃないの?という予感がある。そして先週は不良馬場で行われ、みな外を回すような競馬になっていただけに、内外ともに芝は早くも荒れてきている可能性大。だからこそ・・・の思いは穴屋として当然。

それならば、うまく立ち回ったときに、函館と並んで最も内外の利害が生じやすい福島コースだけに、道悪を想定して内枠の馬たちを重視したい。馬場悪化の程度にもよるが、重以上に悪化すれば、いや、先週の今週だから重に近い稍重程度でも、アウトライアーズ(父ヴィクトワールピサ、母の父フレンチデピュティ)の大駆けに期待したい。

この馬の好走パターンは決まっている。とにかく上がりがかかることが最低条件。小回りは上手い。だから福島巧者であり、内枠、54kgなら可能性は十分。現在ブービー人気。あとは野中騎手に託したい。

相手は最内枠のエンジニア(父シーザスターズ)、こちらは小回り得意な津村騎手に乗り替わってその手綱さばきに期待。ご存じシーザスターズは、母アーバンシーとともに母子で凱旋門賞を制した。エンジニアのお母さんの系統はアメリカ血統ではあるものの、牝系はロベルト系。ダートでも・・・と思われるような重厚な血統だけに、こちらもタフな馬場になれば浮上は十分ある。

ステイゴールド産駒のクレッシェンドラヴは夏の上り馬のイメージ。母の父サドラーズウェルズならば道悪は上手い可能性が極めて高い。現在人気で内田騎手はとにかく不安しかないが、条件はこの上なく向く。

道悪が上手いという意味では、実績だけでいえば間違いなく大外クリノヤマトノオー(父ジャングルポケット)だろう。前が速そうなだけに、馬場悪化があればチャンス到来か。ここまでは頭候補。

押さえでは、ポンと出てからまれなかったときの57kgマルターズアポジー(父ゴスホークケン)、最近は小回りでもきっちり乗る福永騎手のタニノフランケル(父フランケル)は55kgが魅力。あとはタフな競馬はお手のものという感じの人馬のコンビ、ロードヴァンドール(父ダイワメジャー)と横山典弘、カフェブリッツ(父マンハッタンカフェ)と蛯名正義まで押さえる。

現在人気のロシュフォール(父キングカメハメハ)は、確かに血統的には道悪ドンと来いという感じではあるが、肝心な経験がないこと、そして56kgまでしか経験がなく、近走ほとんど55kgで今回も55kgは決して有利とはいえない。また、走りも見れば見るほど小回りは合わない気がすることから、怖いけど軽視するか、押さえてもギリギリという感じの評価にとどめたい。

射幸心をあおりたてられながら一獲千金を狙いに狙って、今年は昨年以上のデカイのを獲りたい!

◎ アウトライアーズ
○ エンジニア
▲ クリノヤマトノオー
△ クレッシェンドラヴ、マルターズアポジー、タニノフランケル、ロードヴァンドール、カフェブリッツ
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